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本編 1
9 先輩
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「『オレの家畜』がずいぶん美人になったなぁ」
オレの手首に付けられた『火傷の痕』に、男が舌を這わせてくる。
周りはニヤついた男達に囲まれている。
正式に協力者となってくれた男達は、シンに接触できたそうだ。
彼は『スポンサー』としてこの会社に出入りを始めたらしい。
スポンサーというのは、エロ動画や『生配信』に課金したり、有料イベントに参加したりする客のことで、課金額が高額になると、『奴隷』を一晩買える、『クソイベント』に参加できる、といった特典があるそうだ。
一体いくら課金したのやら。
または、顧客データを改竄したのだろうか。
…ヤツならできそうな気がする。
協力者はシンに、会社のサーバへのアクセス方法を教えてくれたという。
もしもの時のために、以前から架空の社員のアカウントを用意していたらしい。
これで証拠動画のデータ入手と契約書の処分は目処が立った。
それが完了するまでの間、保護対象を守るため、オレが『身代わり』になる必要がある。
……だから今、
『オレの手首を舐めているコイツ』の所にいる。
ーーー依頼人の息子を『奴隷』にしていたのは、オレの高校時代の先輩だったのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高校に入学したオレは、知り合った先輩の熱烈な勧誘を受けて、バスケ部のマネージャーを引き受けることになってしまった。
最近は女子のマネージャーより、男子の方が気が楽で体力があっていい、ということだった。
女子マネの3年生が優しく仕事を教えてくれるから、断りづらくなってしまったのもある。
ーーーそれを受けたのが、間違いだった。
オレを勧誘した工藤先輩は、3年生だった。
部活動最後の年、受験も控えているからストレスが溜まっていたのだろう。
オレはこの先輩が卒業するまでの1年間、
『肉便器』と呼ばれることになった。
「先輩!…やっ、やだっ!…やめてください!!! いやだぁぁ…」
最初は先輩からのレイプ。
ーーー先輩は『お前のことが好きだ』と言った。
『好きだから受け止めてほしい』と。
オレは痛くて怖くて『先輩が望む反応』を返せなかった。
『気持ちいい』と言わないオレに怒った先輩は、バスケ部3年生のうち12人に輪姦させた。オレはただの『穴』だった。オナホのようなものだ。
ーーー先輩達は身長が高いからか、ちんぽがデカくて毎日苦しめられた。『気持ちいいって言えよ』と奥を突かれる。全員が2回イクまで苦痛は続く。
女子マネの先輩は知っていたはずだ。
だけど、見ないフリをされた。
大学への推薦を受けるため、『強豪校バスケ部のマネージャーをしていた』という実績がどうしても欲しかったみたいだ。
そのうち、ただ犯すだけに飽きたらしく、行為は陰湿になっていった。
『家畜の焼印』だと言ってタバコを手首に押し付けられる。
ーーー『痛い? これは“SM”といって、2人の愛を証明するのに必要な儀式なんだ』と先輩はオレに言う。
部活の顧問に怪我を見せて相談すると、『生徒の喫煙が明らかになるのは困る』と言って、オレに『黙っているように』と言った。
バスケットボールを磨く間『ボールが全部綺麗になるまで輪姦す』と後ろから犯される。オレの涙や涎、彼らの精液で汚れるせいで一晩中続けられた。濡れない『穴』にローションを使われるようになったのは、オレのためじゃない。自分達が気持ちよくなるためだった。
ーーー『オレを愛してるだろ?耐えられるよな?』と囁いた先輩の顔が思い出せない。
縄跳びのロープで手首を縛られ、ローションで満たされた腹の中に中出しされたままピンポン球を詰め込まれる。
最後の球が穴から顔を出すくらいギチギチに詰め込まれ、出せないようにテーピング用のテープをクロスするように貼られて出口を塞がれた。そのまま翌日の朝練の時間までカギをかけた体育倉庫に放置される。
真っ暗なホコリ臭い部屋で一人、腹の痛みと圧迫された膀胱のツラさに耐えた。
親には『合宿』と嘘のメッセージを送られたせいで誰も探しに来てくれなかった。
…いや、そんなものなくても、誰も探しになんて来なかっただろう。
心細くて、寂しくて、涙がこぼれ落ちた。
朝になりそのピンポン球を『産卵しろ』と、見られている前で出させられる。一晩中我慢していたおしっこを漏らしてしまうと『クセェ』と何度も蹴られ、掃除させられた。
ーーー自分がだんだんわからなくなっていった。
先輩は『試合に勝つために、選手達のケアは
マネージャーとして必要な行為』だと言う。
体育館の床をモップがけしていると、手から奪い取られ引き倒される。
仕方なく床に這い手で雑巾がけしていると、後ろからズボンと下着を下ろされ、晒された尻の穴に『モップの柄』をズボズボされる。
ーーー他の部員がスマホをこちらに向けて笑っているのが見える。誰も助けてくれない。
棒を突き込まれるあまりの痛みに逃げようと前進すると、ズボッと引き抜かれ、空いた穴にちんぽを挿入される。脚を持ち上げ逆さにされて、そのまま雑巾がけで歩かれて『モップ代わり』にされる。
ちんぽを引き抜かれる時に床に溢してしまった男達の精液は『舌で掃除しろ』と舐めさせられた。
ーーーオレは先輩を『愛して』いて、先輩を試合で勝たせるには『ストレスを処理』し、『SMという儀式』で愛を伝えなければならない。
部活中だけでなく、昼休みに呼び出され、昼飯だと言って『精液クリームパン』を食べさせられる。
ーーー先輩は外面がいいし、全国レベルの選手だったから、『アイツがいないと勝てない』と彼が言うと先生は信じた。
オレはマネージャーを辞めさせてもらえない。
オレの手首に付けられた『火傷の痕』に、男が舌を這わせてくる。
周りはニヤついた男達に囲まれている。
正式に協力者となってくれた男達は、シンに接触できたそうだ。
彼は『スポンサー』としてこの会社に出入りを始めたらしい。
スポンサーというのは、エロ動画や『生配信』に課金したり、有料イベントに参加したりする客のことで、課金額が高額になると、『奴隷』を一晩買える、『クソイベント』に参加できる、といった特典があるそうだ。
一体いくら課金したのやら。
または、顧客データを改竄したのだろうか。
…ヤツならできそうな気がする。
協力者はシンに、会社のサーバへのアクセス方法を教えてくれたという。
もしもの時のために、以前から架空の社員のアカウントを用意していたらしい。
これで証拠動画のデータ入手と契約書の処分は目処が立った。
それが完了するまでの間、保護対象を守るため、オレが『身代わり』になる必要がある。
……だから今、
『オレの手首を舐めているコイツ』の所にいる。
ーーー依頼人の息子を『奴隷』にしていたのは、オレの高校時代の先輩だったのだ。
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高校に入学したオレは、知り合った先輩の熱烈な勧誘を受けて、バスケ部のマネージャーを引き受けることになってしまった。
最近は女子のマネージャーより、男子の方が気が楽で体力があっていい、ということだった。
女子マネの3年生が優しく仕事を教えてくれるから、断りづらくなってしまったのもある。
ーーーそれを受けたのが、間違いだった。
オレを勧誘した工藤先輩は、3年生だった。
部活動最後の年、受験も控えているからストレスが溜まっていたのだろう。
オレはこの先輩が卒業するまでの1年間、
『肉便器』と呼ばれることになった。
「先輩!…やっ、やだっ!…やめてください!!! いやだぁぁ…」
最初は先輩からのレイプ。
ーーー先輩は『お前のことが好きだ』と言った。
『好きだから受け止めてほしい』と。
オレは痛くて怖くて『先輩が望む反応』を返せなかった。
『気持ちいい』と言わないオレに怒った先輩は、バスケ部3年生のうち12人に輪姦させた。オレはただの『穴』だった。オナホのようなものだ。
ーーー先輩達は身長が高いからか、ちんぽがデカくて毎日苦しめられた。『気持ちいいって言えよ』と奥を突かれる。全員が2回イクまで苦痛は続く。
女子マネの先輩は知っていたはずだ。
だけど、見ないフリをされた。
大学への推薦を受けるため、『強豪校バスケ部のマネージャーをしていた』という実績がどうしても欲しかったみたいだ。
そのうち、ただ犯すだけに飽きたらしく、行為は陰湿になっていった。
『家畜の焼印』だと言ってタバコを手首に押し付けられる。
ーーー『痛い? これは“SM”といって、2人の愛を証明するのに必要な儀式なんだ』と先輩はオレに言う。
部活の顧問に怪我を見せて相談すると、『生徒の喫煙が明らかになるのは困る』と言って、オレに『黙っているように』と言った。
バスケットボールを磨く間『ボールが全部綺麗になるまで輪姦す』と後ろから犯される。オレの涙や涎、彼らの精液で汚れるせいで一晩中続けられた。濡れない『穴』にローションを使われるようになったのは、オレのためじゃない。自分達が気持ちよくなるためだった。
ーーー『オレを愛してるだろ?耐えられるよな?』と囁いた先輩の顔が思い出せない。
縄跳びのロープで手首を縛られ、ローションで満たされた腹の中に中出しされたままピンポン球を詰め込まれる。
最後の球が穴から顔を出すくらいギチギチに詰め込まれ、出せないようにテーピング用のテープをクロスするように貼られて出口を塞がれた。そのまま翌日の朝練の時間までカギをかけた体育倉庫に放置される。
真っ暗なホコリ臭い部屋で一人、腹の痛みと圧迫された膀胱のツラさに耐えた。
親には『合宿』と嘘のメッセージを送られたせいで誰も探しに来てくれなかった。
…いや、そんなものなくても、誰も探しになんて来なかっただろう。
心細くて、寂しくて、涙がこぼれ落ちた。
朝になりそのピンポン球を『産卵しろ』と、見られている前で出させられる。一晩中我慢していたおしっこを漏らしてしまうと『クセェ』と何度も蹴られ、掃除させられた。
ーーー自分がだんだんわからなくなっていった。
先輩は『試合に勝つために、選手達のケアは
マネージャーとして必要な行為』だと言う。
体育館の床をモップがけしていると、手から奪い取られ引き倒される。
仕方なく床に這い手で雑巾がけしていると、後ろからズボンと下着を下ろされ、晒された尻の穴に『モップの柄』をズボズボされる。
ーーー他の部員がスマホをこちらに向けて笑っているのが見える。誰も助けてくれない。
棒を突き込まれるあまりの痛みに逃げようと前進すると、ズボッと引き抜かれ、空いた穴にちんぽを挿入される。脚を持ち上げ逆さにされて、そのまま雑巾がけで歩かれて『モップ代わり』にされる。
ちんぽを引き抜かれる時に床に溢してしまった男達の精液は『舌で掃除しろ』と舐めさせられた。
ーーーオレは先輩を『愛して』いて、先輩を試合で勝たせるには『ストレスを処理』し、『SMという儀式』で愛を伝えなければならない。
部活中だけでなく、昼休みに呼び出され、昼飯だと言って『精液クリームパン』を食べさせられる。
ーーー先輩は外面がいいし、全国レベルの選手だったから、『アイツがいないと勝てない』と彼が言うと先生は信じた。
オレはマネージャーを辞めさせてもらえない。
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