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本編 1
8 信頼
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オレを拉致した男達は、乱暴なのは『言葉だけ』だった。
といっても、脚本でもあるのか、オレを『メス奴隷』と呼んだり、ザーメンを飲まされて『ミルクいっぱい、おいしいです』とか『おまんこ気持ちいいです』とか、エロい言葉をたくさん言わされたりしたくらいだ。
押さえつける手は、オレの手首の『火傷の痕』を見て一瞬戸惑いを見せたし、抵抗を止めると枷でベッドに拘束はされたものの殴られることもなかった。
1人目は慣れているのか、本気で喘ぎ声が出たくらい、セックスが上手くて気持ち良かった。ちんぽが太くて長いから、前立腺にがっつり当たるし、奥をノックされるとナカが勝手に蠕動してしまいヤバかった。
2人目は結腸まで届く長さのペニスに啼かされ、涙と涎を垂れ流してしまった。エロいことを言われたり、言わされたりと、言葉でも責められて感じた。
3人目のスキンヘッドの男は一番大柄で、体格どおりに『巨根』という言葉はこれだ、というほどにデカかった。さすがに演技ではなく悲鳴を上げてしまったが、念入りにナカを拡張された末、怪我することなく受け入れることができ、最後は中イキが止まらなくなった。
結局、3回ずつ輪姦され、穴から大量のザーメンが流れ出す様子と、シャワ浣されるシーンまでをカメラに収められた。
腹の中をキレイに洗ってもらった後も気分が昂まりすぎて、最高の快感をくれた3本のちんぽに感謝の気持ちを込めた『お掃除フェラ』をさせてもらった。
カメラが止まっても、1人目の男はまだ勃っていたので、『手伝おうか?』と問うとあっさり断られた。
オレには魅力がないのかと地味に凹んでいると、2人目の男が『アイツには本命がいるから』とフォローしてくれた。
この行為は彼の本意ではないらしく、『薬』で無理矢理勃たせているそうだ。
コイツらの仕事も大変なんだな。
彼らはちゃんと気持ちよくしてくれたから、すっかり好感を抱いてしまった。
カメラを止めた瞬間から、場が柔らかい雰囲気に変わったせいもある。
「すまなかった」
男の1人がオレの服と銀行の封筒を渡して来た。
「あぁ、『慣れてる』から大丈夫」
オレの言葉を聞いて、スキンヘッドの大男は痛ましい顔をした。
手首の火傷の痕で察したのだろう。
「……車で家まで送っていく。服を着てくれ」
この男達なら『事情』を話しても大丈夫そうだ、と思った。
服の隠しポケットに依頼人の息子の写真を入れていたオレは、男達にそれを見てもらった。
心当たりがあるのか3人は目を見合わせている。
オレが探偵であること、探し人の捜索と保護が目的であると彼らに告げると、
「お前の荷物が『なんとなく嘘っぽい』と思ってたよ」
とスキンヘッドの男が言った。
なんと、スマホの発信履歴とメールボックスが『キレイすぎて不自然』らしい。
…しかし顔認証でスマホの中身が他人にも簡単に見れてしまうのはどうなのかと思った。
詳しくは教えてくれなかったが、身分証が偽造なのも『すぐにわかった』そうだ。
「……そいつ。厄介な状況で捕まってるな」
1人目の男と2人目の男が詳しく話してくれた。
やはり『社員』として『住み込み条件の雇用契約』を交わしているだろうということだ。
『社員』とは名ばかりで、実際は『奴隷』なのだという。
今回のオレみたいに、『拉致されて一度だけの撮影で、金を渡されて解放される』パターンとは異なり、『契約を盾にして解放してもらえない』だろうという。
また厄介なのは、保護対象は来週開催される『クソイベント』というものに参加させられる予定だということだ。
『それ』に出されると、心身が壊れそうなほど酷い目に遭わされるらしい。
その契約書類を盗み出すか、証拠として写真に納めつつ、無効とするため破棄する必要がありそうだ。
書類はこの会社の社長が、備品倉庫の奥にある金庫にしまっているそうだ。
できれば彼が『奴隷』として働かされていた証拠も手に入るといい。
彼らによると、この会社には膨大な動画データが保存されているサーバがあるらしい。
過去のものはオフラインらしいが、最近のものであればオンラインで管理されているらしく、外部からのアクセスも可能だそうだ。
書類の件と、サーバへのアクセスは外にいるシンに任せることにした。
最善はシンがすぐに動いて、なるべく早く保護対象を助け出せることが理想だ。
だが救出を完了するまでの間は『身代わりになる』必要があり、最悪『イベント』とやらにも自分が出ることになるかもしれない。
「なぜここまで教えてくれるんですか?」
彼らの親切が本当に信用できるものか確かめたかった。
1人目の男は、オレの手首にある火傷の痕を指差すと、自身が着ているシャツの背中を捲った。
そこには痛々しい痣や傷が、古いものから新しいものまで数えきれないほどあった。
「オレ達も契約に縛られている。ソイツを助けるついでに……この会社を潰してほしい」
オレは彼らを信用すると決めた。
なにより、『暴力』ではなく、『快感』をくれる相手は信じられる。
先ほど渡された銀行の封筒を彼らに返し、『オレを探しに来た人間がいたらその男に協力してほしい』と頼んだ。
オレの持ち物は彼らに預けた。
それをシンに渡してもらえは、話は早いはずだ。
といっても、脚本でもあるのか、オレを『メス奴隷』と呼んだり、ザーメンを飲まされて『ミルクいっぱい、おいしいです』とか『おまんこ気持ちいいです』とか、エロい言葉をたくさん言わされたりしたくらいだ。
押さえつける手は、オレの手首の『火傷の痕』を見て一瞬戸惑いを見せたし、抵抗を止めると枷でベッドに拘束はされたものの殴られることもなかった。
1人目は慣れているのか、本気で喘ぎ声が出たくらい、セックスが上手くて気持ち良かった。ちんぽが太くて長いから、前立腺にがっつり当たるし、奥をノックされるとナカが勝手に蠕動してしまいヤバかった。
2人目は結腸まで届く長さのペニスに啼かされ、涙と涎を垂れ流してしまった。エロいことを言われたり、言わされたりと、言葉でも責められて感じた。
3人目のスキンヘッドの男は一番大柄で、体格どおりに『巨根』という言葉はこれだ、というほどにデカかった。さすがに演技ではなく悲鳴を上げてしまったが、念入りにナカを拡張された末、怪我することなく受け入れることができ、最後は中イキが止まらなくなった。
結局、3回ずつ輪姦され、穴から大量のザーメンが流れ出す様子と、シャワ浣されるシーンまでをカメラに収められた。
腹の中をキレイに洗ってもらった後も気分が昂まりすぎて、最高の快感をくれた3本のちんぽに感謝の気持ちを込めた『お掃除フェラ』をさせてもらった。
カメラが止まっても、1人目の男はまだ勃っていたので、『手伝おうか?』と問うとあっさり断られた。
オレには魅力がないのかと地味に凹んでいると、2人目の男が『アイツには本命がいるから』とフォローしてくれた。
この行為は彼の本意ではないらしく、『薬』で無理矢理勃たせているそうだ。
コイツらの仕事も大変なんだな。
彼らはちゃんと気持ちよくしてくれたから、すっかり好感を抱いてしまった。
カメラを止めた瞬間から、場が柔らかい雰囲気に変わったせいもある。
「すまなかった」
男の1人がオレの服と銀行の封筒を渡して来た。
「あぁ、『慣れてる』から大丈夫」
オレの言葉を聞いて、スキンヘッドの大男は痛ましい顔をした。
手首の火傷の痕で察したのだろう。
「……車で家まで送っていく。服を着てくれ」
この男達なら『事情』を話しても大丈夫そうだ、と思った。
服の隠しポケットに依頼人の息子の写真を入れていたオレは、男達にそれを見てもらった。
心当たりがあるのか3人は目を見合わせている。
オレが探偵であること、探し人の捜索と保護が目的であると彼らに告げると、
「お前の荷物が『なんとなく嘘っぽい』と思ってたよ」
とスキンヘッドの男が言った。
なんと、スマホの発信履歴とメールボックスが『キレイすぎて不自然』らしい。
…しかし顔認証でスマホの中身が他人にも簡単に見れてしまうのはどうなのかと思った。
詳しくは教えてくれなかったが、身分証が偽造なのも『すぐにわかった』そうだ。
「……そいつ。厄介な状況で捕まってるな」
1人目の男と2人目の男が詳しく話してくれた。
やはり『社員』として『住み込み条件の雇用契約』を交わしているだろうということだ。
『社員』とは名ばかりで、実際は『奴隷』なのだという。
今回のオレみたいに、『拉致されて一度だけの撮影で、金を渡されて解放される』パターンとは異なり、『契約を盾にして解放してもらえない』だろうという。
また厄介なのは、保護対象は来週開催される『クソイベント』というものに参加させられる予定だということだ。
『それ』に出されると、心身が壊れそうなほど酷い目に遭わされるらしい。
その契約書類を盗み出すか、証拠として写真に納めつつ、無効とするため破棄する必要がありそうだ。
書類はこの会社の社長が、備品倉庫の奥にある金庫にしまっているそうだ。
できれば彼が『奴隷』として働かされていた証拠も手に入るといい。
彼らによると、この会社には膨大な動画データが保存されているサーバがあるらしい。
過去のものはオフラインらしいが、最近のものであればオンラインで管理されているらしく、外部からのアクセスも可能だそうだ。
書類の件と、サーバへのアクセスは外にいるシンに任せることにした。
最善はシンがすぐに動いて、なるべく早く保護対象を助け出せることが理想だ。
だが救出を完了するまでの間は『身代わりになる』必要があり、最悪『イベント』とやらにも自分が出ることになるかもしれない。
「なぜここまで教えてくれるんですか?」
彼らの親切が本当に信用できるものか確かめたかった。
1人目の男は、オレの手首にある火傷の痕を指差すと、自身が着ているシャツの背中を捲った。
そこには痛々しい痣や傷が、古いものから新しいものまで数えきれないほどあった。
「オレ達も契約に縛られている。ソイツを助けるついでに……この会社を潰してほしい」
オレは彼らを信用すると決めた。
なにより、『暴力』ではなく、『快感』をくれる相手は信じられる。
先ほど渡された銀行の封筒を彼らに返し、『オレを探しに来た人間がいたらその男に協力してほしい』と頼んだ。
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