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「たす…けて…、とう…まぁ…」
やっとコイツは『オレの名前』を呼んだ。
オレは夏弥に纏わりついているゴブリン達を力任せに引き剥がした。
「あぁっ!!」
急に大きなちんぽを引き抜かれた穴は、ぽっかりと口を開き、イヤらしく濡れてヒクヒクと痙攣している。
「とうまぁ……、いれてぇ…」
目の前の色っぽい尻がゆらゆら揺れる。
「とうまが…ほしぃよぅ…」
穴が、ここに『食べさせて』とパクパクしている。
オレの衣装は複雑で、下半身を寛げるのに苦労する。
ようやく取り出したちんぽをヒクつく穴に押し付ける。それだけでも気持ちいいのだが、
ズチュッ!!!
「あ”ぁ~~~!!!」
次の瞬間には全てを一気に押し込んでいた。
ナカが搾り取るようにキュウキュウと蠕動する。
ーーーあぁ、気持ちいい。
先ほどまで化け物に擦られ、なぞの粘液を出されていたせいで、アツアツトロトロになっている夏弥のナカ。
挿れただけで、ハクハクと蠢く肉襞に溶かされてしまいそうだ。
オレの腰は勝手に動き出した。
…ゴムを着けていないことに気付いたが、ロッカーに預けた荷物の中だ。もちろん今さら止めることなど出来ない。
ふと思い出し、『ネットで予習した場所』を狙い穿ってみる。夏弥のソコは、ふっくりと膨れて分かりやすい。
「あっ、あぁっ、そこっ、とうまのっ…ちんぽっ、きもちぃ…っ」
甘えるような声に煽られ、反応が返されるのが嬉しくて、ついその部分をヌチヌチ亀頭で引っかけてしまう。
こんな親友の姿を初めて見た。
腰を振るオレのちんぽを迎えに来るみたいに、夏弥の腰も揺れている。
「とーま、うわがき…して。ばけもの…ちんぽに……よごされた…ナカ…ごしごし…して、なかに…だしてぇ」
夏弥は振り返り、とろりと蕩けた目がこちらを見ていた。
パチュン、パチュン、パチュン、と
しばらく打ちつけた後、
グッグッと夏弥の腰を引き寄せて、
ビュルルルルル、ビュー、ビュー、
勢いよくナカに出した。
噴射された刺激に感じているのか、丸くて白い綺麗な尻はブルブル震え、健気にオレを飲み込んだナカはキュウキュウ締め付けながらビクビク痙攣している。タマを挟んでくれている尻たぶも柔らかくて気持ちいい。
やや遅れて夏弥もイッたようで、足元の落ち葉がドロリと濡れて光っている。
ずっとナカにいたい気持ちを抑え、ズルズルとゆっくりと引き抜いていく。
「っあ!」
オレのが途中で引っかかった瞬間、夏弥から発せられた甘やかな声。また勃ってしまいそうだ。
「ぐすっ…、っ…」
夏弥の声で我に返る。
気がつくと、周りからゴブリン達が消えていた。
夏弥は泣いていた。
「ゴブリンなんかに汚される前に、斗真に挿れてもらえばよかった…。初めては斗真がよかった…」
震える彼が、可愛くて仕方ない。
オレは夏弥の前に回ると、彼の顔を上げさせ目を合わせる。
「大丈夫だ。アレは本物じゃない。大丈夫。初めてはオレとだよ」
気がつくと、彼に口付けていた。
親友のはずの、夏弥と。
「グルヌストゥ様とキスしちゃった……」
へへっと幸せそうに笑っている。
懲りず、無自覚にオレを煽ってくる夏弥。
その背後へ黙って戻ると、予告なく怒りのままに彼の尻へ自身を沈め、声が枯れて出なくなるほど啼かせ続けた。
夏弥の手足を拘束していたゴツい枷にカギは無く、グッと開くように力を入れると簡単に外すことができた。
あの部屋には他に、“ゴブリンキングの寝床”、滝壺をイメージしたシャワーとプール、“ゴブリンが雌を捕らえておくための檻”などがあり、夏弥曰く『作品のイメージ通りに細かくこだわってリアルに作られている』らしい。
オレが苛めすぎたせいでフラフラになった夏弥だが、『絶対に全部見る』というので、お詫びに抱き上げて運んで回った。
後で届いた動画データには、その部屋全てを『満喫した』オレ達の姿が記録されていた。
ちなみに『お土産の玩具』は、夏弥が囲まれた5体のゴブリンの股間から生えていた『ちんぽディルド』だった…。
親友は『宝物にする!』と大喜びで持ち帰ってきた。
何故かオレの部屋で、床に5本の気持ち悪いちんぽを並べるように立て、ニコニコ嬉しそうに笑っている。
その姿には少し引いた……。
◇
半年後、夏弥から激しく興奮したメッセージが届いた。
『先生の作品にオレたちが出てる!!!』と。
歓喜の表情をした顔文字の数がすごい。
その本には、ナーヤという踊り子の青年と、トーマという半人半魔の青年が登場するらしい。
『オレたちが出てる』と夏弥が興奮していたように、『ナーヤ』は夏弥が、『トーマ』は斗真…つまりオレがモデルなのだろう。
おおまかには、ゴブリンに捕らえられ陵辱されたナーヤを、人からも魔族からも嫌われている青年トーマが助け出し、嫁にして2人で暮らす、という話だ。
しかも、トーマはグルヌストゥに似ている、という設定らしい。
ナーヤが魔王グルヌストゥを慕っていたり、トーマがそれに嫉妬したりと、あの日のオレ達の姿が垣間見えるようだ……。
夏弥たちの世界では、『たぬまんこ先生、初のBL!!』と大きな騒ぎになったらしい。
何度見てもひどいペンネームだ。
作者の本名は『田沼さん』なんだろうか?
夏弥から聞いた話によると、ホテルで会ったオタクっぽい薄汚れた服の男が作者本人だったそうだ。
ちなみに、彼の指示で青く塗られたオレの身体だが、完全な元の色に戻るまで約一週間かかった。
せっかくの夏休みなのに出かけることができず、身体が怠いと寝込んだ夏弥と一緒に家で過ごすことになった。
車のカギを返しに行くと、兄に青い皮膚を見られて爆笑された。
「斗真!また付き合ってくれる?」
ワクワクした顔で1通のメールを見せてきた彼に、オレはつい頷いていた。
それは例の作者から届いた、新しくできたというコンセプトルームへの招待状だった。
やっとコイツは『オレの名前』を呼んだ。
オレは夏弥に纏わりついているゴブリン達を力任せに引き剥がした。
「あぁっ!!」
急に大きなちんぽを引き抜かれた穴は、ぽっかりと口を開き、イヤらしく濡れてヒクヒクと痙攣している。
「とうまぁ……、いれてぇ…」
目の前の色っぽい尻がゆらゆら揺れる。
「とうまが…ほしぃよぅ…」
穴が、ここに『食べさせて』とパクパクしている。
オレの衣装は複雑で、下半身を寛げるのに苦労する。
ようやく取り出したちんぽをヒクつく穴に押し付ける。それだけでも気持ちいいのだが、
ズチュッ!!!
「あ”ぁ~~~!!!」
次の瞬間には全てを一気に押し込んでいた。
ナカが搾り取るようにキュウキュウと蠕動する。
ーーーあぁ、気持ちいい。
先ほどまで化け物に擦られ、なぞの粘液を出されていたせいで、アツアツトロトロになっている夏弥のナカ。
挿れただけで、ハクハクと蠢く肉襞に溶かされてしまいそうだ。
オレの腰は勝手に動き出した。
…ゴムを着けていないことに気付いたが、ロッカーに預けた荷物の中だ。もちろん今さら止めることなど出来ない。
ふと思い出し、『ネットで予習した場所』を狙い穿ってみる。夏弥のソコは、ふっくりと膨れて分かりやすい。
「あっ、あぁっ、そこっ、とうまのっ…ちんぽっ、きもちぃ…っ」
甘えるような声に煽られ、反応が返されるのが嬉しくて、ついその部分をヌチヌチ亀頭で引っかけてしまう。
こんな親友の姿を初めて見た。
腰を振るオレのちんぽを迎えに来るみたいに、夏弥の腰も揺れている。
「とーま、うわがき…して。ばけもの…ちんぽに……よごされた…ナカ…ごしごし…して、なかに…だしてぇ」
夏弥は振り返り、とろりと蕩けた目がこちらを見ていた。
パチュン、パチュン、パチュン、と
しばらく打ちつけた後、
グッグッと夏弥の腰を引き寄せて、
ビュルルルルル、ビュー、ビュー、
勢いよくナカに出した。
噴射された刺激に感じているのか、丸くて白い綺麗な尻はブルブル震え、健気にオレを飲み込んだナカはキュウキュウ締め付けながらビクビク痙攣している。タマを挟んでくれている尻たぶも柔らかくて気持ちいい。
やや遅れて夏弥もイッたようで、足元の落ち葉がドロリと濡れて光っている。
ずっとナカにいたい気持ちを抑え、ズルズルとゆっくりと引き抜いていく。
「っあ!」
オレのが途中で引っかかった瞬間、夏弥から発せられた甘やかな声。また勃ってしまいそうだ。
「ぐすっ…、っ…」
夏弥の声で我に返る。
気がつくと、周りからゴブリン達が消えていた。
夏弥は泣いていた。
「ゴブリンなんかに汚される前に、斗真に挿れてもらえばよかった…。初めては斗真がよかった…」
震える彼が、可愛くて仕方ない。
オレは夏弥の前に回ると、彼の顔を上げさせ目を合わせる。
「大丈夫だ。アレは本物じゃない。大丈夫。初めてはオレとだよ」
気がつくと、彼に口付けていた。
親友のはずの、夏弥と。
「グルヌストゥ様とキスしちゃった……」
へへっと幸せそうに笑っている。
懲りず、無自覚にオレを煽ってくる夏弥。
その背後へ黙って戻ると、予告なく怒りのままに彼の尻へ自身を沈め、声が枯れて出なくなるほど啼かせ続けた。
夏弥の手足を拘束していたゴツい枷にカギは無く、グッと開くように力を入れると簡単に外すことができた。
あの部屋には他に、“ゴブリンキングの寝床”、滝壺をイメージしたシャワーとプール、“ゴブリンが雌を捕らえておくための檻”などがあり、夏弥曰く『作品のイメージ通りに細かくこだわってリアルに作られている』らしい。
オレが苛めすぎたせいでフラフラになった夏弥だが、『絶対に全部見る』というので、お詫びに抱き上げて運んで回った。
後で届いた動画データには、その部屋全てを『満喫した』オレ達の姿が記録されていた。
ちなみに『お土産の玩具』は、夏弥が囲まれた5体のゴブリンの股間から生えていた『ちんぽディルド』だった…。
親友は『宝物にする!』と大喜びで持ち帰ってきた。
何故かオレの部屋で、床に5本の気持ち悪いちんぽを並べるように立て、ニコニコ嬉しそうに笑っている。
その姿には少し引いた……。
◇
半年後、夏弥から激しく興奮したメッセージが届いた。
『先生の作品にオレたちが出てる!!!』と。
歓喜の表情をした顔文字の数がすごい。
その本には、ナーヤという踊り子の青年と、トーマという半人半魔の青年が登場するらしい。
『オレたちが出てる』と夏弥が興奮していたように、『ナーヤ』は夏弥が、『トーマ』は斗真…つまりオレがモデルなのだろう。
おおまかには、ゴブリンに捕らえられ陵辱されたナーヤを、人からも魔族からも嫌われている青年トーマが助け出し、嫁にして2人で暮らす、という話だ。
しかも、トーマはグルヌストゥに似ている、という設定らしい。
ナーヤが魔王グルヌストゥを慕っていたり、トーマがそれに嫉妬したりと、あの日のオレ達の姿が垣間見えるようだ……。
夏弥たちの世界では、『たぬまんこ先生、初のBL!!』と大きな騒ぎになったらしい。
何度見てもひどいペンネームだ。
作者の本名は『田沼さん』なんだろうか?
夏弥から聞いた話によると、ホテルで会ったオタクっぽい薄汚れた服の男が作者本人だったそうだ。
ちなみに、彼の指示で青く塗られたオレの身体だが、完全な元の色に戻るまで約一週間かかった。
せっかくの夏休みなのに出かけることができず、身体が怠いと寝込んだ夏弥と一緒に家で過ごすことになった。
車のカギを返しに行くと、兄に青い皮膚を見られて爆笑された。
「斗真!また付き合ってくれる?」
ワクワクした顔で1通のメールを見せてきた彼に、オレはつい頷いていた。
それは例の作者から届いた、新しくできたというコンセプトルームへの招待状だった。
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