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『キィキィ』
その時、甲高い音が四方から聞こえ、オレより頭ひとつ小さな生き物たちに囲まれてしまった。
オレは『魔王』という設定だからか、人骨を積み上げて作ったような『立派な椅子』に案内され、ゴブリンたちに嬲られる親友の姿を座って鑑賞することになった。
先ほど薄汚い男に指示された通り、『脚を組んで、肘掛けに頬杖をつき、なるべく偉そうに座る』。
お化け屋敷が苦手なはずなのに、『魔王』の姿を演じているせいか、不思議と暗闇も化け物も怖くない。
夏弥は何かに夢中になっている時に話しかけられるのを嫌うから、助けを求められるまで声をかけないことにした。
彼が着せられている服は、服というより薄布だ。
身体に巻き付けた薄布を、腰に巻かれた帯で纏めてあるようだ。
横から見ると伏せているせいで薄布はたわみ、彼の乳首が見えていた。
風呂やプールで見慣れていたはずの『それ』は今、周りを囲むゴブリンたちにコリコリ舐められ、ぐにぐに弄り回されたせいで、真っ赤に腫れてドロドロに濡れている。
オレの視界を妨げないよう、うまく囲み嬲り続けているため、初めて見る親友の痴態にオレの下半身が反応してしまう。
5体のゴブリンたちには個性があり、頭の形、太り具合、傷、腰布の破け方や汚れ、聳り立つちんぽの形や色など、全てが違う。
指が増やされたのか、夏弥の尻が逃げようとすると、別のゴブリンがその腰を掴み固定してしまう。
ヌチュヌチュという音が絶え間なく響いている。
役者の腱鞘炎が心配になるほど、汚い緑色をした3本の指が内壁を擦るようにずっと出し入れされているのだ。
時折、唾液のような粘液で濡れた長い舌が、尻の谷間に擦りつけられることで、ナカに潤いを足しているようだ。
ゴブリンたちの動きはさらにエスカレートしていく。
「……っや、やめ…」
逃げ出そうとする身体をガチャガチャ鳴る枷が邪魔し、夏弥に付けられた鈴のアクセサリーがリンリンと音を立てる。
ぬぽんと指が引き抜かれた親友の尻の穴に、ゴブリンちんぽの亀頭部分が押し当てられていた。大きな瘤のようなソレは無数の凹凸に覆われていて悍ましい。
「夏弥!」
思わず声を出してしまうと、
夏弥が蕩けた顔でこちらを見た。
「グルヌストゥ様?」
この姿のせいだと分かっていても、オレではない男の名前を呼ばれたことにモヤモヤして気分が悪い。
イヤな気持ちになったオレは、何もせず、亀頭が夏弥にめり込んでいくところを見ていることにした。
「ぐっ、ぁあ!!!」
夏弥の穴は拡げられ、ゴブリンの汚い色のちんぽを飲み込まされていく。
卑猥な棍棒のような形をして、病気の皮膚のようにツブツブボコボコした気持ち悪いものが、肛門のシワを引き伸ばして侵入っていく。
「やだっ、無理だ!!」
言葉とは裏腹に、指に拓かれた夏弥の尻は化け物を従順に受け入れていく。
ついには全てが収まった。
『『『『『キキキキキッ』』』』』と嗤うようにゴブリン達が蠢く。
ヌチュズチュと化け物のピストンが始まった。
犬の交尾のようなポーズで、親友が悍ましい生き物に後ろから犯されている。
「あっ、やっ、やだっ、あっ、」
穿ち続けられるうちに気持ちよくなってきたのか、夏弥の口から甘い声が漏れ始める。
ズコズコと身体が大きく揺さぶられるなか、別のゴブリンが夏弥の前に来た。
腰布を捲ると、指で夏弥の口を開かせる。
(まさか)
悍ましい形のモノが、親友の唇に押し付けられ、
「がっ……、~~~!!!」
後頭部を掴まれて頭を無理矢理ゴブリンの股間に引き寄せられた。
「ぅえ”っ」
嘔吐いているのを無視するように、頭をガクガクと揺さぶられ、化け物に喉奥を犯され始めた。
後ろを犯している化け物は、射精しているかのように夏弥の腰を引き寄せたままグッグッと精液を奥へ送り込むポーズをする。
着ぐるみにすぎないはずなのに、ズルリとちんぽが引き抜かれた時、ドローッとした白濁液が夏弥の穴から糸を引いて滴った。
そのゴブリンが場所を空けると、すぐに次のゴブリンが夏弥に襲い掛かる。
「っ……、あがっ」
さっきのより『大きい』みたいだ。
ツラいのか鎖がガチャガチャ鳴るくらい足をバタつかせるが、逃れようとする尻を何度も引き戻されている。足の指はギュッと丸まり、尻は懲りずに逃げを打つ。
犯されたままの口からは苦しそうな音が漏れるばかりだ。
呼吸が制限されているせいか弱々しくなった抵抗は無視され、尻の穴は新しいちんぽをグボリと飲み込まされていく。
その衝撃で、夏弥の足がピンと伸びる。
苦しそうにまた尻が暴れるが違うゴブリンによって押さえつけられてしまう。
別のゴブリンは、夏弥の身体を舐め回すように、テラテラした舌をなすりつけている。ツブツブに乳首を擦られると弱いのか、逃れたがるように身体を捻ろうとしては引き戻されている。
また別のゴブリン達は、気持ち悪いちんぽを身体中に擦り付け始めた。
夏弥の目から涙がぼろぼろと零れだした。
オレは思わず椅子から立ち上がっていた。
泣く親友のそばに寄り、彼の口をズコズコと犯しているゴブリンを追い払う。
「……オレの名前を呼べよ」
ツラそうで、可哀想な親友の姿に
ーーーオレは興奮していた。
(あぁ、この感情か)
あんな本を楽しめるこの友人が理解できなかった。
だが、この感情は、この疼きは。
オレのちんぽがズボンを押し上げていく。
その時、甲高い音が四方から聞こえ、オレより頭ひとつ小さな生き物たちに囲まれてしまった。
オレは『魔王』という設定だからか、人骨を積み上げて作ったような『立派な椅子』に案内され、ゴブリンたちに嬲られる親友の姿を座って鑑賞することになった。
先ほど薄汚い男に指示された通り、『脚を組んで、肘掛けに頬杖をつき、なるべく偉そうに座る』。
お化け屋敷が苦手なはずなのに、『魔王』の姿を演じているせいか、不思議と暗闇も化け物も怖くない。
夏弥は何かに夢中になっている時に話しかけられるのを嫌うから、助けを求められるまで声をかけないことにした。
彼が着せられている服は、服というより薄布だ。
身体に巻き付けた薄布を、腰に巻かれた帯で纏めてあるようだ。
横から見ると伏せているせいで薄布はたわみ、彼の乳首が見えていた。
風呂やプールで見慣れていたはずの『それ』は今、周りを囲むゴブリンたちにコリコリ舐められ、ぐにぐに弄り回されたせいで、真っ赤に腫れてドロドロに濡れている。
オレの視界を妨げないよう、うまく囲み嬲り続けているため、初めて見る親友の痴態にオレの下半身が反応してしまう。
5体のゴブリンたちには個性があり、頭の形、太り具合、傷、腰布の破け方や汚れ、聳り立つちんぽの形や色など、全てが違う。
指が増やされたのか、夏弥の尻が逃げようとすると、別のゴブリンがその腰を掴み固定してしまう。
ヌチュヌチュという音が絶え間なく響いている。
役者の腱鞘炎が心配になるほど、汚い緑色をした3本の指が内壁を擦るようにずっと出し入れされているのだ。
時折、唾液のような粘液で濡れた長い舌が、尻の谷間に擦りつけられることで、ナカに潤いを足しているようだ。
ゴブリンたちの動きはさらにエスカレートしていく。
「……っや、やめ…」
逃げ出そうとする身体をガチャガチャ鳴る枷が邪魔し、夏弥に付けられた鈴のアクセサリーがリンリンと音を立てる。
ぬぽんと指が引き抜かれた親友の尻の穴に、ゴブリンちんぽの亀頭部分が押し当てられていた。大きな瘤のようなソレは無数の凹凸に覆われていて悍ましい。
「夏弥!」
思わず声を出してしまうと、
夏弥が蕩けた顔でこちらを見た。
「グルヌストゥ様?」
この姿のせいだと分かっていても、オレではない男の名前を呼ばれたことにモヤモヤして気分が悪い。
イヤな気持ちになったオレは、何もせず、亀頭が夏弥にめり込んでいくところを見ていることにした。
「ぐっ、ぁあ!!!」
夏弥の穴は拡げられ、ゴブリンの汚い色のちんぽを飲み込まされていく。
卑猥な棍棒のような形をして、病気の皮膚のようにツブツブボコボコした気持ち悪いものが、肛門のシワを引き伸ばして侵入っていく。
「やだっ、無理だ!!」
言葉とは裏腹に、指に拓かれた夏弥の尻は化け物を従順に受け入れていく。
ついには全てが収まった。
『『『『『キキキキキッ』』』』』と嗤うようにゴブリン達が蠢く。
ヌチュズチュと化け物のピストンが始まった。
犬の交尾のようなポーズで、親友が悍ましい生き物に後ろから犯されている。
「あっ、やっ、やだっ、あっ、」
穿ち続けられるうちに気持ちよくなってきたのか、夏弥の口から甘い声が漏れ始める。
ズコズコと身体が大きく揺さぶられるなか、別のゴブリンが夏弥の前に来た。
腰布を捲ると、指で夏弥の口を開かせる。
(まさか)
悍ましい形のモノが、親友の唇に押し付けられ、
「がっ……、~~~!!!」
後頭部を掴まれて頭を無理矢理ゴブリンの股間に引き寄せられた。
「ぅえ”っ」
嘔吐いているのを無視するように、頭をガクガクと揺さぶられ、化け物に喉奥を犯され始めた。
後ろを犯している化け物は、射精しているかのように夏弥の腰を引き寄せたままグッグッと精液を奥へ送り込むポーズをする。
着ぐるみにすぎないはずなのに、ズルリとちんぽが引き抜かれた時、ドローッとした白濁液が夏弥の穴から糸を引いて滴った。
そのゴブリンが場所を空けると、すぐに次のゴブリンが夏弥に襲い掛かる。
「っ……、あがっ」
さっきのより『大きい』みたいだ。
ツラいのか鎖がガチャガチャ鳴るくらい足をバタつかせるが、逃れようとする尻を何度も引き戻されている。足の指はギュッと丸まり、尻は懲りずに逃げを打つ。
犯されたままの口からは苦しそうな音が漏れるばかりだ。
呼吸が制限されているせいか弱々しくなった抵抗は無視され、尻の穴は新しいちんぽをグボリと飲み込まされていく。
その衝撃で、夏弥の足がピンと伸びる。
苦しそうにまた尻が暴れるが違うゴブリンによって押さえつけられてしまう。
別のゴブリンは、夏弥の身体を舐め回すように、テラテラした舌をなすりつけている。ツブツブに乳首を擦られると弱いのか、逃れたがるように身体を捻ろうとしては引き戻されている。
また別のゴブリン達は、気持ち悪いちんぽを身体中に擦り付け始めた。
夏弥の目から涙がぼろぼろと零れだした。
オレは思わず椅子から立ち上がっていた。
泣く親友のそばに寄り、彼の口をズコズコと犯しているゴブリンを追い払う。
「……オレの名前を呼べよ」
ツラそうで、可哀想な親友の姿に
ーーーオレは興奮していた。
(あぁ、この感情か)
あんな本を楽しめるこの友人が理解できなかった。
だが、この感情は、この疼きは。
オレのちんぽがズボンを押し上げていく。
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