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第28話 閑話【頑張れ真理ちゃん!】
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コレは週が変わり、事務所にやって来た日からの真理ちゃんの3日間の奮闘記である。
【1日目】
私は相馬真理。今日から芸能事務所である【スターフェス】で事務受付を担当する。それまで働いていた自動車教習所はちゃんとケジメをつけて退職している。今日はいよいよ初出勤の日だ。
さあ、頑張って素敵な男性を見つけなくちゃ!
私は気合を入れて事務所に向かった。出会いを求めて仕事に来た訳じゃないんだけど、教習所では既婚のオジサンばかりで独身の若い男性が居なかったから…… そんな事を思いながら事務所の扉を開けて先ずは大きな声で挨拶をした。
「おはようございます! 本日よりお世話になります、相馬真理と言います。よろしくお願いします!!」
私の挨拶の後に聞き覚えのある声が返事をしてくれた。
「おはよう、真理ちゃん。大きくなったねぇ。それに美人さんになった。あのタケシの子とは思えないよ。これからよろしくね」
私は声の方を見た。そこに居たのは、
「東郷さん!! えーっ、東郷さんが居る!!」
なんと父が何度かお世話になってる先輩だと言って私が子供の頃から家に何度も来た事のある東郷さんだった。
「ハハハ、そんなに驚いてどうしたんだい? タケシからは聞いてなかったのかな?」
あの馬鹿からは一言も聞いてないです。私は内心でそう思いながら返事をした。
「はい、父からは何も聞いてませんでした。警察を辞められた事だけしか聞いてなかったのでビックリしました」
「そうなんだね。タケシらしいというか…… まあ、俺も先週からだからね。よろしくね。あっ、社長は今日から3日間、東京に行ってるから真理ちゃんの出勤初日から留守にしてスミマセンって言ってたよ」
あ、そうなんだ。それじゃ仕事については東郷さんに聞けばいいのかな? そう思っていたら、奥から男性が1人出てきたので挨拶をする。アラ、私とそんなに年が変わらない人も居るんだ。
「本日より勤務します、相馬真理です。よろしくお願いします」
「あ、おはようございます。香山信吾です。よ、よろしくお願いします」
ちょっと私を見てオドオドしてるけど、大丈夫かな?
「それじゃ真理ちゃん、香山くんから基本的な事を教えてもらってくれるかな? 俺は今ちょっと手が離せないから」
東郷さんが私と香山さんを見てそう言ってきた。その言葉に香山さんが驚いた顔をしているけど、どうしたんだろ?
「香山さん、よろしくお願いします」
私は香山さんに頭を下げた。覚悟を決めたような顔で香山さんも
「あの、それじゃ基本業務について説明しますね」
と言って事務所の中の机の一つを示しながらそう言ってくれた。どうやら示された机が私の机になるみたい。その机に向かおうとしたら、何故か止められてしまった。
「あ、あ、あの。要領が悪くてゴメン。先ずはロッカールームとトイレの場所を言っておいた方がいいよね」
うん、ソレは助かります。私はその言葉にお願いしますと頷いた。初日は香山さんの要領の悪い説明を聞いて、自分なりにまとめる1日になりました。
【2日目】
「はい、ただいま担当の者と変わります」
私は電話を保留にせずに東郷さんに伝えた。
「東郷さん、所轄署の本堂さんという方から電話です」
「ああ、真理ちゃん分かった。コッチにまわしてくれるかな?」
私は東郷さんの机にある電話に回線を回した。そこにまた電話が鳴る。
「はい、スターフェス本部事務所、相馬です」
「おや? いつもはボソボソと言う青年か、オジサンの声なのに今日は女性が出たね。ああ、失礼しました。私はトッキョウギテレビの編集局長をしている笠木と言います。社長か弥生さんはおられるかな?」
私は聞いた所属と役職、名前を素早くメモして東郷さんに見せる。東郷さんは電話をしながら首を横に振ったのでにこやかに聞こえる声で返事をした。
「大変申し訳ございません。社長も弥生も現在は地方に出ておりまして本日はコチラに帰社いたしません。よろしければご用件をお聞きしてお伝えいたします」
「ああ、いやいや、それならいいんだ。携帯の方に連絡してみるよ有難う」
そう言って電話は切れた。私は電話を終えた東郷さんを見る。
「真理ちゃん、さすがだねぇ。俺にメモを見せてくれたのは良い判断だよ。いま電話してきた笠木って奴はウチのランドールの2人と食事させろってウルサイらしくてね。出来れば社長や弥生さんには繋がない方がいいんだ。まあ今日は2人とも出ていて良かったよ」
そうなんだ、やっぱり芸能界ってそんな人も居るんだなって私は東郷さんの話を聞いて思った。2日目は電話対応と香山さんから任された社長と弥生さんの溜めに溜めた領収証の整理を行って業務が終わった。
今日は歓迎会だと言う東郷さんに誘われて香山さんも一緒に居酒屋さんにいった。何故かそこに父も居たのにはウンザリしたけど、執拗に香山さんに絡んでたから頭を叩いて止めさせたの。東郷さんをみると苦笑いしてた。
ハア~、…… 馬鹿な親を持つと仕事よりも疲れるわ……
【3日目】
急遽予定が1日早まって午後に社長が戻ってくることになった。でも私たちの仕事には変わりは無いと東郷さんがいうので私も電話対応と書類整理をしていた。
そして午後になって社長が戻ってきた。奥様である人気女優の弥生さんも一緒だった。
「ああ、相馬さん。出勤初日に居なくて申し訳ない。どうしても僕じゃないと対処できない問題が起こってね。東京に行ってたんだけど、片付いたから戻ってきました。改めてよろしくお願いしますね」
雇って頂いたこの社長さんは本当に腰が低いと思う。名前が父と似てるのが残念だけど、私はこの芸能事務所社長らしくないタカシさんを異性としてではなく理想の上司として好感を持っていた。
「いえ、お仕事ですから。それよりも、こちらこそよろしくお願いします」
私はそう言って頭を下げた。そしたらなんと弥生さんから声をかけられた。
「タケシさんの娘さんなのね。タケシさんが自慢するだけあって本当にいい娘だわ。この事務所をよろしくね」
「はい! 頑張ります」
私は弥生さんからの言葉に嬉しくなって少し張り切って返事をしてしまった。でもうちの父を親しそうに名前で呼んでいるのにはビックリしたけど。
「フフフ、不思議そうね。種明かしをしてあげましょうか? タケシさんと知り合ったのはタケ兄じゃなかった、タケフミさんを通じてよ。それと、貴女の亡なったお母さんとはデビューしたての私にとても良くして頂いて、仲良くして貰ってたの。知らなかった?」
母が女優だったのは知っていたけど、弥生さんとの仲は初耳だった!! コレは家に帰って馬鹿を問い詰めないとと私は思っていた。
「そんな怖い顔しちゃダメよ。お母さん譲りの可愛い顔が台無しよ。ほら、笑ってちょうだい」
弥生さんがそう言うと東郷さんも
「真理ちゃん、そんなに怒らない。真理ちゃんにタケシが言わなかったのは美樹さんがそう望んだからだよ」
そう言って私を諭してくれた。
「はい、分かりました」
私はニッコリ笑ってそう返事をしたけど、心の中で今日は馬鹿の晩御飯はメザシと白米だけにしようと誓っていた。
「フフフ、本当に美樹さんソックリね。笑いながら悪いことを考えてるでしょ?」
どうやら弥生さんにはバレてるみたい……
それにしてもやっぱり弥生さんはタケフミさんをタケ兄って呼ぶぐらい親しいのね。
「さ、アナタ。皆の仕事の邪魔をしたら悪いわ。私はそろそろ行くわね。京都までの切符はあるかしら、香山くん」
「はい、コチラに用意してあります。副社長」
香山さんが弥生さんに封筒に入った切符を手渡した。弥生さんは京都に移動して時代劇の撮影に入るそうだ。でも、副社長って! 私は弥生さんがそうだって聞いてませんよ、香山さん!
私が軽くにらむと香山さんが少し怯えた表情をする。ちょっと傷ついた…… そ、そんなに怖いかしら?
「相馬さん、言ってなかったね、ゴメン。弥生がこの事務所の副社長なんだ。別に公表もしてないけど隠してる訳でも無いんだけどね。聞かれないから言わないだけなんだよ。でも、雇った人には言っておくべきだったね、僕のミスだ」
社長からそう言われると何も言えなくなる。私はいえ、いいんですと返事をして業務に戻った。
香山さん、顔は良いのにオドオドした態度が男性として少しマイナスです。
社長が私の仕事振りを褒めてくれている。元々事務処理能力は高い方だったので領収証の整理やまとめが必要だった書類の3分の1は今日までに終えていたんだけど、物凄く早いと驚いていた。
「いやー、すごいね! 相馬さん。今まで雇っていた事務の人だとこの量を終えるのに1週間はかかってたんだけど…… 良かった。タケフミさんオススメの相馬さんが来てくれて!」
私は内心で喜びの声を上げる。まさかタケフミさんがオススメしてくれてたなんて! テンションが上がってしまった私は、そのまま社長、東郷さん、香山さんと共に連日の歓迎会に繰り出してしまい、父からの鬼電で連絡を入れるのを忘れていた事を思い出したのだった……
報連相を忘れてました、ゴメンなさい……
結果、昨日と同じく父も合流して、参加となりました……
また仕事よりも疲れました……
【1日目】
私は相馬真理。今日から芸能事務所である【スターフェス】で事務受付を担当する。それまで働いていた自動車教習所はちゃんとケジメをつけて退職している。今日はいよいよ初出勤の日だ。
さあ、頑張って素敵な男性を見つけなくちゃ!
私は気合を入れて事務所に向かった。出会いを求めて仕事に来た訳じゃないんだけど、教習所では既婚のオジサンばかりで独身の若い男性が居なかったから…… そんな事を思いながら事務所の扉を開けて先ずは大きな声で挨拶をした。
「おはようございます! 本日よりお世話になります、相馬真理と言います。よろしくお願いします!!」
私の挨拶の後に聞き覚えのある声が返事をしてくれた。
「おはよう、真理ちゃん。大きくなったねぇ。それに美人さんになった。あのタケシの子とは思えないよ。これからよろしくね」
私は声の方を見た。そこに居たのは、
「東郷さん!! えーっ、東郷さんが居る!!」
なんと父が何度かお世話になってる先輩だと言って私が子供の頃から家に何度も来た事のある東郷さんだった。
「ハハハ、そんなに驚いてどうしたんだい? タケシからは聞いてなかったのかな?」
あの馬鹿からは一言も聞いてないです。私は内心でそう思いながら返事をした。
「はい、父からは何も聞いてませんでした。警察を辞められた事だけしか聞いてなかったのでビックリしました」
「そうなんだね。タケシらしいというか…… まあ、俺も先週からだからね。よろしくね。あっ、社長は今日から3日間、東京に行ってるから真理ちゃんの出勤初日から留守にしてスミマセンって言ってたよ」
あ、そうなんだ。それじゃ仕事については東郷さんに聞けばいいのかな? そう思っていたら、奥から男性が1人出てきたので挨拶をする。アラ、私とそんなに年が変わらない人も居るんだ。
「本日より勤務します、相馬真理です。よろしくお願いします」
「あ、おはようございます。香山信吾です。よ、よろしくお願いします」
ちょっと私を見てオドオドしてるけど、大丈夫かな?
「それじゃ真理ちゃん、香山くんから基本的な事を教えてもらってくれるかな? 俺は今ちょっと手が離せないから」
東郷さんが私と香山さんを見てそう言ってきた。その言葉に香山さんが驚いた顔をしているけど、どうしたんだろ?
「香山さん、よろしくお願いします」
私は香山さんに頭を下げた。覚悟を決めたような顔で香山さんも
「あの、それじゃ基本業務について説明しますね」
と言って事務所の中の机の一つを示しながらそう言ってくれた。どうやら示された机が私の机になるみたい。その机に向かおうとしたら、何故か止められてしまった。
「あ、あ、あの。要領が悪くてゴメン。先ずはロッカールームとトイレの場所を言っておいた方がいいよね」
うん、ソレは助かります。私はその言葉にお願いしますと頷いた。初日は香山さんの要領の悪い説明を聞いて、自分なりにまとめる1日になりました。
【2日目】
「はい、ただいま担当の者と変わります」
私は電話を保留にせずに東郷さんに伝えた。
「東郷さん、所轄署の本堂さんという方から電話です」
「ああ、真理ちゃん分かった。コッチにまわしてくれるかな?」
私は東郷さんの机にある電話に回線を回した。そこにまた電話が鳴る。
「はい、スターフェス本部事務所、相馬です」
「おや? いつもはボソボソと言う青年か、オジサンの声なのに今日は女性が出たね。ああ、失礼しました。私はトッキョウギテレビの編集局長をしている笠木と言います。社長か弥生さんはおられるかな?」
私は聞いた所属と役職、名前を素早くメモして東郷さんに見せる。東郷さんは電話をしながら首を横に振ったのでにこやかに聞こえる声で返事をした。
「大変申し訳ございません。社長も弥生も現在は地方に出ておりまして本日はコチラに帰社いたしません。よろしければご用件をお聞きしてお伝えいたします」
「ああ、いやいや、それならいいんだ。携帯の方に連絡してみるよ有難う」
そう言って電話は切れた。私は電話を終えた東郷さんを見る。
「真理ちゃん、さすがだねぇ。俺にメモを見せてくれたのは良い判断だよ。いま電話してきた笠木って奴はウチのランドールの2人と食事させろってウルサイらしくてね。出来れば社長や弥生さんには繋がない方がいいんだ。まあ今日は2人とも出ていて良かったよ」
そうなんだ、やっぱり芸能界ってそんな人も居るんだなって私は東郷さんの話を聞いて思った。2日目は電話対応と香山さんから任された社長と弥生さんの溜めに溜めた領収証の整理を行って業務が終わった。
今日は歓迎会だと言う東郷さんに誘われて香山さんも一緒に居酒屋さんにいった。何故かそこに父も居たのにはウンザリしたけど、執拗に香山さんに絡んでたから頭を叩いて止めさせたの。東郷さんをみると苦笑いしてた。
ハア~、…… 馬鹿な親を持つと仕事よりも疲れるわ……
【3日目】
急遽予定が1日早まって午後に社長が戻ってくることになった。でも私たちの仕事には変わりは無いと東郷さんがいうので私も電話対応と書類整理をしていた。
そして午後になって社長が戻ってきた。奥様である人気女優の弥生さんも一緒だった。
「ああ、相馬さん。出勤初日に居なくて申し訳ない。どうしても僕じゃないと対処できない問題が起こってね。東京に行ってたんだけど、片付いたから戻ってきました。改めてよろしくお願いしますね」
雇って頂いたこの社長さんは本当に腰が低いと思う。名前が父と似てるのが残念だけど、私はこの芸能事務所社長らしくないタカシさんを異性としてではなく理想の上司として好感を持っていた。
「いえ、お仕事ですから。それよりも、こちらこそよろしくお願いします」
私はそう言って頭を下げた。そしたらなんと弥生さんから声をかけられた。
「タケシさんの娘さんなのね。タケシさんが自慢するだけあって本当にいい娘だわ。この事務所をよろしくね」
「はい! 頑張ります」
私は弥生さんからの言葉に嬉しくなって少し張り切って返事をしてしまった。でもうちの父を親しそうに名前で呼んでいるのにはビックリしたけど。
「フフフ、不思議そうね。種明かしをしてあげましょうか? タケシさんと知り合ったのはタケ兄じゃなかった、タケフミさんを通じてよ。それと、貴女の亡なったお母さんとはデビューしたての私にとても良くして頂いて、仲良くして貰ってたの。知らなかった?」
母が女優だったのは知っていたけど、弥生さんとの仲は初耳だった!! コレは家に帰って馬鹿を問い詰めないとと私は思っていた。
「そんな怖い顔しちゃダメよ。お母さん譲りの可愛い顔が台無しよ。ほら、笑ってちょうだい」
弥生さんがそう言うと東郷さんも
「真理ちゃん、そんなに怒らない。真理ちゃんにタケシが言わなかったのは美樹さんがそう望んだからだよ」
そう言って私を諭してくれた。
「はい、分かりました」
私はニッコリ笑ってそう返事をしたけど、心の中で今日は馬鹿の晩御飯はメザシと白米だけにしようと誓っていた。
「フフフ、本当に美樹さんソックリね。笑いながら悪いことを考えてるでしょ?」
どうやら弥生さんにはバレてるみたい……
それにしてもやっぱり弥生さんはタケフミさんをタケ兄って呼ぶぐらい親しいのね。
「さ、アナタ。皆の仕事の邪魔をしたら悪いわ。私はそろそろ行くわね。京都までの切符はあるかしら、香山くん」
「はい、コチラに用意してあります。副社長」
香山さんが弥生さんに封筒に入った切符を手渡した。弥生さんは京都に移動して時代劇の撮影に入るそうだ。でも、副社長って! 私は弥生さんがそうだって聞いてませんよ、香山さん!
私が軽くにらむと香山さんが少し怯えた表情をする。ちょっと傷ついた…… そ、そんなに怖いかしら?
「相馬さん、言ってなかったね、ゴメン。弥生がこの事務所の副社長なんだ。別に公表もしてないけど隠してる訳でも無いんだけどね。聞かれないから言わないだけなんだよ。でも、雇った人には言っておくべきだったね、僕のミスだ」
社長からそう言われると何も言えなくなる。私はいえ、いいんですと返事をして業務に戻った。
香山さん、顔は良いのにオドオドした態度が男性として少しマイナスです。
社長が私の仕事振りを褒めてくれている。元々事務処理能力は高い方だったので領収証の整理やまとめが必要だった書類の3分の1は今日までに終えていたんだけど、物凄く早いと驚いていた。
「いやー、すごいね! 相馬さん。今まで雇っていた事務の人だとこの量を終えるのに1週間はかかってたんだけど…… 良かった。タケフミさんオススメの相馬さんが来てくれて!」
私は内心で喜びの声を上げる。まさかタケフミさんがオススメしてくれてたなんて! テンションが上がってしまった私は、そのまま社長、東郷さん、香山さんと共に連日の歓迎会に繰り出してしまい、父からの鬼電で連絡を入れるのを忘れていた事を思い出したのだった……
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(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
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