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港区映画館殺人事件
いーや、劇場型殺人犯、杵間映造の犯行だァ!
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2022年、11月18日。東京都は有楽町。
チケットも買わずに厳しい顔で往来するスーツの男たちで、映画館のフロントはにぎわっていた。
そのうちの一人が、ガラス張りの建物から眼下を見下ろす。
本来なら映画の感想を言い合うカップルが行き交う、クジラとゴリラを掛け合わせたような怪獣の人形。
今やその前には黄色と黒の立ち入り禁止のテープが結界のように張り巡らされ、不釣り合いな紺色の作業服を着た連中だけが陰陽師のごとくしきりに出入りしている。
「タケルさん、ちょっと」
警視庁丸の内警察署勤務の高木健巡査部長は、声の主の方を振り返る。
髪を短く刈り揃えた筋肉質な若い男は、両手に握った棒状の揚げ菓子の片方をこちらに差し出している。
高木がジャケットの前ボタンを閉め直しチュロスを受け取ると、若い男はお手製の「ヴォン」という効果音を付け足した。
「いや、ライトセーバーの効果音」
よく見ると、ジャケットの内側に着こんでいたのは劇場で公開されているSF大作のTシャツだ。
ショーゴのやつ、どれだけ浮かれてるんだ?
高木はまだ若い後輩がモノホンの死体に日和るどころか、現場を楽しんでいることに眉をしかめる。
「マジ楽しみだったからなー!殺人現場!隠れ容疑者とか俺予習してきたから」
「いや、ディズニーランドのはしゃぎ方」
何が指摘されたのか分かってないらしい。
「はぁ」と、ショーゴは顔で気の抜けた返事を返した。
高木は窓ガラスにもたれかかりながら、チュロスに噛みつく。
「お前、殺人事件はテーマパークじゃないんだぞ」
「でも、こういう事件を解決したくて刑事になったんすけどね」
そう言いながら肩をすくめるショーゴに、高木は要件を促した。
面白くない、というような顔でショーゴは返す。
「監視カメラに被害者らしき女性が映っていました。確認をお願いします」
事件は平日昼間の有楽町の商業施設で起きた。
被害者は、建物の目と鼻の先にある怪獣の人形の目の間で、急に呼吸困難を起こして倒れたという。
酷く苦しむその姿を見た付近の通行人によって救急車が呼ばれたが、既に脈はなくすぐに死亡が確認されたという。
当初何ら事件性はないと思われたが、身分を検めるべく彼女のハンドバッグをひっくり返したところ、とあるものが見つかったというのだ。
「それがこれです。ワンツースリー」
(いや、ベストハウスの前フリ)
映画館の管理室で、ショーゴは改めてスマホの画像を高木に見せた。
黒いハガキ大のカードの写真。
そこに印刷された、「退屈な映画は人をも殺す」という明朝体の白い文字。
「いや、諺にありがちな文法だな、おい」
高木は言いながらも、その真意を掴みかねていた。
好奇心が猫をも殺すとは言ったものだが、人間を殺すのは退屈ときたか。
「だから、何者かによる殺人の可能性があるって話だったな」
「ええ、自分も詳しくはわかりませんが、野葛などから作られる神経毒じゃないかと病院から連絡が」
機械を操作しながらショーゴは答える。
どうやら、監視カメラの映像を流す準備ができたらしい。
「では、VTRスタート」
「いや、放送事故の言い間違え」
被害者の女性は、この日が公開初日となるホラー映画の、一番最初の上映枠のチケットを事前購入していた。
上映から数分前に機械にスマホをかざしてチケットを受け取り、トイレへと向かう。
チケットは「ストリームVSキャッチー」だ。
高木はどちらのキャラの名前も知っているが、見たことはなかった。
大方、「エイリアンVSプレデター」のようなものを作りたかったのだろう。
被害者はトイレから戻ると次にポップコーンとドリンクのラージセットを注文。
機械から出てくるドリンクと氷は店員によって流れるようにフタを閉められ、ポップコーンと一緒にトレイに並べられた。
ショーゴはリモコンを操作し、映像を止める。
「被害者はカップの飲み残しをシアターから持ち帰っており、倒れた現場に落ちていました。そこから、先ほどの毒が見つかっています」
「にしては、何かが入れられた様子はない」
「ええ、なので参ってます。どこで入ったのかわからないので」ショーゴは肩をすくめる。
「ちなみに彼女はポップコーンの味はレッドチペッパーとチェダーチーズを半分ずつ注文していました」
「いや、シャカチキのシーズニング」
映後、被害者の女性はトレイとゴミを処理すると、ドリンクのカップを手に持ち映画館を後にした。
カメラに残っている映像はここまでだった。
高木は思いついたいくつかの可能性を、さっそくショーゴにぶつける。
「中身が入れ替わっていた、と言うことはないか。上映中のシアターは暗い。カップごと入れ替えても気付かないだろ」
「ええと、まず、現場に落ちていたカップの中身はドクターペッパーでした」
(いや、飲む杏仁豆腐)は、流石に言うまいと口をつぐむ高木。
「店のレジの履歴からも、被害者が注文したもので間違いありません」
「なら、被害者が購入するところを見ていた人間が、シアターで入れ替えるために種類を合わせたとしたら?」
「参考になるかわかりませんが、被害者はシアターの真ん中に席を取り、両側3席には誰も座っていなかったと確認できています。上映中に席を立った人間も証言を見る限り一人もいませんでした」
なら隣の被害者の席のカップを自分のものと入れ替えた、と言うことは考えにくい。
眉間に皺の寄った高木に、ショーゴは「ね、とんでもない事件でしょ?」と言いたげな、どこか上気した顔を向けた。
「これは、ホラー映画の呪いってことになるんでしょうか」
「呪いなわけがない。毒を飲んだのは事実なんだから」
ショーゴは自分のスマホの画面を見せる。
最近、イタリアのお菓子みたいな名前からアルファベット一文字に名称が変わったSNSアプリだ。
「そうも言ってられないですよ。一部のSNSですでに呪いだと騒がれてます」
「なんだそれ。大真面目にデマを流している奴がいるってことか?」
「ええ、被害者の見ていたホラー映画の幽霊に呪われるシーンと酷似しているそうです」
(・・・ばかばかしい)
高木はこの手のオカルトを全く信じない。
人が死ぬのは呪いでも神の怒りでもない、それ相応の科学的根拠のもとに死ぬのだ。
差し出されたスマホをスクロールしていくと、一つのアカウントが目に留まる。
杵間映造@映画評論系配信者
その顔を出していないアカウントは一般人と比べてフォロワーが若干多い。
どうやら配信サイトで、音声読み上げツールを使った最新映画の評論動画を投稿しているようだ。
「なあ、このアカウント、知ってるか?」
ショーゴもそれを目にしてすぐさま「あ」と声を漏らす。
それは、そのアカウントの投稿と、末尾についていたハッシュタグだった。
***
明日公開の「ストリームVSキャッチー」は
悪い意味で見るだけで人が死ぬクソ映画筆頭候補
#退屈な映画は人をも●す
2022/11/17
***
「タケルさん、これもしかして・・・」ショーゴは神妙な顔でこちらを見る。「パクリですか?」
・・・こいつ本当にこの仕事に憧れてたんだよな?
だとしたら致命的な勘の悪さだ。まるで向いてない。
事件より前にこの映画とキーワードを使っているってことは、このアカウントの主は事件のことを知っていた、そう考えるのが刑事ってものなのだ。
「いや、これは劇場型殺人犯、杵間映造、ってトコだろうな」
「『劇場型殺人犯』・・・さっそくアカウントの特定に動きます!」
しかしショーゴの努力もむなしく、このアカウントはすぐに凍結され、その主に警察はたどり着けなかった。
そしてこの事件は高木が言ったように、文字通りの「劇場型殺人犯」による犯行とされ、いつしか「劇場型連続殺人犯」として、杵間の名前は全国に轟くことになるのである。
チケットも買わずに厳しい顔で往来するスーツの男たちで、映画館のフロントはにぎわっていた。
そのうちの一人が、ガラス張りの建物から眼下を見下ろす。
本来なら映画の感想を言い合うカップルが行き交う、クジラとゴリラを掛け合わせたような怪獣の人形。
今やその前には黄色と黒の立ち入り禁止のテープが結界のように張り巡らされ、不釣り合いな紺色の作業服を着た連中だけが陰陽師のごとくしきりに出入りしている。
「タケルさん、ちょっと」
警視庁丸の内警察署勤務の高木健巡査部長は、声の主の方を振り返る。
髪を短く刈り揃えた筋肉質な若い男は、両手に握った棒状の揚げ菓子の片方をこちらに差し出している。
高木がジャケットの前ボタンを閉め直しチュロスを受け取ると、若い男はお手製の「ヴォン」という効果音を付け足した。
「いや、ライトセーバーの効果音」
よく見ると、ジャケットの内側に着こんでいたのは劇場で公開されているSF大作のTシャツだ。
ショーゴのやつ、どれだけ浮かれてるんだ?
高木はまだ若い後輩がモノホンの死体に日和るどころか、現場を楽しんでいることに眉をしかめる。
「マジ楽しみだったからなー!殺人現場!隠れ容疑者とか俺予習してきたから」
「いや、ディズニーランドのはしゃぎ方」
何が指摘されたのか分かってないらしい。
「はぁ」と、ショーゴは顔で気の抜けた返事を返した。
高木は窓ガラスにもたれかかりながら、チュロスに噛みつく。
「お前、殺人事件はテーマパークじゃないんだぞ」
「でも、こういう事件を解決したくて刑事になったんすけどね」
そう言いながら肩をすくめるショーゴに、高木は要件を促した。
面白くない、というような顔でショーゴは返す。
「監視カメラに被害者らしき女性が映っていました。確認をお願いします」
事件は平日昼間の有楽町の商業施設で起きた。
被害者は、建物の目と鼻の先にある怪獣の人形の目の間で、急に呼吸困難を起こして倒れたという。
酷く苦しむその姿を見た付近の通行人によって救急車が呼ばれたが、既に脈はなくすぐに死亡が確認されたという。
当初何ら事件性はないと思われたが、身分を検めるべく彼女のハンドバッグをひっくり返したところ、とあるものが見つかったというのだ。
「それがこれです。ワンツースリー」
(いや、ベストハウスの前フリ)
映画館の管理室で、ショーゴは改めてスマホの画像を高木に見せた。
黒いハガキ大のカードの写真。
そこに印刷された、「退屈な映画は人をも殺す」という明朝体の白い文字。
「いや、諺にありがちな文法だな、おい」
高木は言いながらも、その真意を掴みかねていた。
好奇心が猫をも殺すとは言ったものだが、人間を殺すのは退屈ときたか。
「だから、何者かによる殺人の可能性があるって話だったな」
「ええ、自分も詳しくはわかりませんが、野葛などから作られる神経毒じゃないかと病院から連絡が」
機械を操作しながらショーゴは答える。
どうやら、監視カメラの映像を流す準備ができたらしい。
「では、VTRスタート」
「いや、放送事故の言い間違え」
被害者の女性は、この日が公開初日となるホラー映画の、一番最初の上映枠のチケットを事前購入していた。
上映から数分前に機械にスマホをかざしてチケットを受け取り、トイレへと向かう。
チケットは「ストリームVSキャッチー」だ。
高木はどちらのキャラの名前も知っているが、見たことはなかった。
大方、「エイリアンVSプレデター」のようなものを作りたかったのだろう。
被害者はトイレから戻ると次にポップコーンとドリンクのラージセットを注文。
機械から出てくるドリンクと氷は店員によって流れるようにフタを閉められ、ポップコーンと一緒にトレイに並べられた。
ショーゴはリモコンを操作し、映像を止める。
「被害者はカップの飲み残しをシアターから持ち帰っており、倒れた現場に落ちていました。そこから、先ほどの毒が見つかっています」
「にしては、何かが入れられた様子はない」
「ええ、なので参ってます。どこで入ったのかわからないので」ショーゴは肩をすくめる。
「ちなみに彼女はポップコーンの味はレッドチペッパーとチェダーチーズを半分ずつ注文していました」
「いや、シャカチキのシーズニング」
映後、被害者の女性はトレイとゴミを処理すると、ドリンクのカップを手に持ち映画館を後にした。
カメラに残っている映像はここまでだった。
高木は思いついたいくつかの可能性を、さっそくショーゴにぶつける。
「中身が入れ替わっていた、と言うことはないか。上映中のシアターは暗い。カップごと入れ替えても気付かないだろ」
「ええと、まず、現場に落ちていたカップの中身はドクターペッパーでした」
(いや、飲む杏仁豆腐)は、流石に言うまいと口をつぐむ高木。
「店のレジの履歴からも、被害者が注文したもので間違いありません」
「なら、被害者が購入するところを見ていた人間が、シアターで入れ替えるために種類を合わせたとしたら?」
「参考になるかわかりませんが、被害者はシアターの真ん中に席を取り、両側3席には誰も座っていなかったと確認できています。上映中に席を立った人間も証言を見る限り一人もいませんでした」
なら隣の被害者の席のカップを自分のものと入れ替えた、と言うことは考えにくい。
眉間に皺の寄った高木に、ショーゴは「ね、とんでもない事件でしょ?」と言いたげな、どこか上気した顔を向けた。
「これは、ホラー映画の呪いってことになるんでしょうか」
「呪いなわけがない。毒を飲んだのは事実なんだから」
ショーゴは自分のスマホの画面を見せる。
最近、イタリアのお菓子みたいな名前からアルファベット一文字に名称が変わったSNSアプリだ。
「そうも言ってられないですよ。一部のSNSですでに呪いだと騒がれてます」
「なんだそれ。大真面目にデマを流している奴がいるってことか?」
「ええ、被害者の見ていたホラー映画の幽霊に呪われるシーンと酷似しているそうです」
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高木はこの手のオカルトを全く信じない。
人が死ぬのは呪いでも神の怒りでもない、それ相応の科学的根拠のもとに死ぬのだ。
差し出されたスマホをスクロールしていくと、一つのアカウントが目に留まる。
杵間映造@映画評論系配信者
その顔を出していないアカウントは一般人と比べてフォロワーが若干多い。
どうやら配信サイトで、音声読み上げツールを使った最新映画の評論動画を投稿しているようだ。
「なあ、このアカウント、知ってるか?」
ショーゴもそれを目にしてすぐさま「あ」と声を漏らす。
それは、そのアカウントの投稿と、末尾についていたハッシュタグだった。
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明日公開の「ストリームVSキャッチー」は
悪い意味で見るだけで人が死ぬクソ映画筆頭候補
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「タケルさん、これもしかして・・・」ショーゴは神妙な顔でこちらを見る。「パクリですか?」
・・・こいつ本当にこの仕事に憧れてたんだよな?
だとしたら致命的な勘の悪さだ。まるで向いてない。
事件より前にこの映画とキーワードを使っているってことは、このアカウントの主は事件のことを知っていた、そう考えるのが刑事ってものなのだ。
「いや、これは劇場型殺人犯、杵間映造、ってトコだろうな」
「『劇場型殺人犯』・・・さっそくアカウントの特定に動きます!」
しかしショーゴの努力もむなしく、このアカウントはすぐに凍結され、その主に警察はたどり着けなかった。
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