AIと十字館の恐怖

八木山

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客間

実験室

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浴槽にいた少女から逃げようと、一心不乱にドアを開ける主人公。
無意識の中で安全地帯を求めていたのか、気付けば今まで入っていなかった部屋のドアの先にいた。

「なんだよ、これ・・・」

部屋の真ん中には鉄格子が備わっており、まるで監獄のようになっていた。
鍵があれば開くのだろうが、薄暗い牢屋の隅からはリビングと同様に死臭が漂っている。

部屋の手前側の床には、鉄でできた箱がいくつも無残にもひしゃげていた。
足をへし折られた鉄製の長机には、ディスプレイやデスクトップPCの残骸が転がっている。
そして中心には、強化ガラスのような透明な素材でできた棺が置かれていた。



相当な力で内側から破られたらしく、先ほどの少女を彷彿とさせる桃色の液体が僅かに残っている。
無残なスクラップたちに伸びたケーブルやチューブを見るに、この装置が中心部だったのだろう。

・・・まるで闇の実験室だ。
この牢獄か、あるいは棺に化け物を閉じ込めていたのではないか?


▼主人公は以下の行動を選択することができます

1.床に積み上げられた壊れた機械を調べる
2.壊れた長机を調べる
3.棺を調べる
4.檻を調べる
5.部屋を移動する

▼選択
選択肢1:床に積み上げられた壊れた機械を調べる

新しい部屋で探索を続けるための行動を選択します。
壊れた機械やディスプレイ、PCの残骸が興味深い情報を提供してくれるかもしれません。
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