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となると、残りはナカガミの本棚か。
「・・・俺たちの部屋の本は、すべて同じなのか?」
それは、誰に向けるでもなく、無意識にアカイタの口から出た一言だった。
タナミチは、続きを促す。
「ナカガミやあんたの部屋にも本がある。仮に違う本が紛れ込んでいるなら、それは何か意味があるかもしれない」
「私は反対!」
アサクラは大げさに手を挙げて言うのだった。
「そんなことよりアルベンのカードキーを探すべきだと思う。1から4番のカードで開かなかったんだから、0番のカードじゃないと開かないんだよ、きっと。っていうか、それがナカガミさんの部屋にあることがわかった犯人は、それを狙って襲ったのかも」
【犯人】と言いながら、アサクラはアカイタをちらりと見た。
「ねぇ、タナミチもそうしない?」
「勝手にしろ」
アカイタは立ち上がり、タナミチの寝ていた部屋へと入ろうとする。
「俺はタナミチ、お前の本棚を調べさせてもらう。やる気があるならお前はナカガミの本棚を調べろ」
さて、どうしたものか。
「・・・俺たちの部屋の本は、すべて同じなのか?」
それは、誰に向けるでもなく、無意識にアカイタの口から出た一言だった。
タナミチは、続きを促す。
「ナカガミやあんたの部屋にも本がある。仮に違う本が紛れ込んでいるなら、それは何か意味があるかもしれない」
「私は反対!」
アサクラは大げさに手を挙げて言うのだった。
「そんなことよりアルベンのカードキーを探すべきだと思う。1から4番のカードで開かなかったんだから、0番のカードじゃないと開かないんだよ、きっと。っていうか、それがナカガミさんの部屋にあることがわかった犯人は、それを狙って襲ったのかも」
【犯人】と言いながら、アサクラはアカイタをちらりと見た。
「ねぇ、タナミチもそうしない?」
「勝手にしろ」
アカイタは立ち上がり、タナミチの寝ていた部屋へと入ろうとする。
「俺はタナミチ、お前の本棚を調べさせてもらう。やる気があるならお前はナカガミの本棚を調べろ」
さて、どうしたものか。
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