9 / 33
【ヤクソ・ウュフデクサン-要するに第九話-】バイト魔法少女VSヘッドハンティングミミズ☆彡【ヴァーレアンプナイネン・ルク-桃色の章-02-】
しおりを挟む
スーパーでお安く見切り品を手に入れて今日もホクホクです!
さあ、愛しの我が家へ帰りましょう!
でも、なんか辺りが騒がしいですね。なんでしょうか?
もしや怪人さんでも出たんでしょうか?
でも、ぬいぐるみさんからの連絡は来てないようですし、私は家に帰りましょう。
あの怪人さん達、なんだかんだで人命にかかわることはしてこないので、少しくらいほっておいても平気ですしね。
よくよく考えると、そんな怪人さん達を容赦なく成敗している私達の方が罪深い気もしますが、これもお仕事なのでしかないですね!
って、スマホに連絡が来てしまいましたか。
あら、あらあら、どうも複数の怪人さん達が現れているようですね。
この近くにも一体いるようです。やっぱり騒がしかったのか怪人さんの仕業ですかね?
まあ、お仕事なので仕方ないですが、成敗するしかないですね。
でも、私一人で大丈夫でしょうか?
少し不安ですね。
でもでも、複数現れているってことは、皆を待ってる時間もないですよね?
ん? もう一件通知が来てますね。
青色ちゃんからですね、あー、青色ちゃんはもう倒したみたいですね。
じゃあ、私もサクッとやるしかないですね。
まずは変身する場所を探さなければならないですね。
一度スーパーに戻ってトイレをお借りしましょう。
いやー、便利ですね。今はお買い物して手荷物たくさんなんですが、変身すると手荷物も全部どっかに消えちゃうんですよね。
ちゃんと変身を解くと戻って来るので安心で便利ですね。
ささっとトイレの個室に入って、
「ヴァーレアンプナイネン・タイカムオトス!!」
変身完了っと!
さあ、現場に向かわないと。
と、トイレの個室を出たところで、トイレに入ってきたおばさんと遭遇です。
「あっ、どもー」
と、軽く挨拶して横を通り過ぎます。
おばさんは驚いた顔でじっと私のことを見ているけど、大丈夫!
今はかわいい魔法少女の姿!
今の私は三十六歳の主婦じゃないのですよ!
と、自分を元気づけます!
うーん、でも、この反応をみると正体が世間に知られちゃうのは怖いですね。
魔法少女になった私の姿はこんなにも愛くるしいですが。
十歳ちょっとくらいの年齢ですよね、私が若い時もここまでかわいくはなかったですよ。
で、現場はどこでしょうか。
スマホで場所を確認してっと。
えーと、そこそこ近くの遊歩道ですね。
魔法少女の足ならすぐですよ!
で、遊歩道で見つけた怪人にげんなりです。
だってミミズですよ、ミミズ。
気持ち悪いですよ。
この毒電波遮断教団の怪人さん、基本虫の怪人さんなのですが、そのフォルムが虫のまま人間大にまでおっきくなっているだけなんですよね。
要は人間大のミミズなんですよ、気持ち悪いんです。
その上で人間の服を着ているんですよね、不思議です。
あと頭にアルミホイルを巻いた戦闘員さんも結構いますね。
とりあえず魔法少女なので名乗らないといけませんね。
「魔法少女ピンクちゃん! 登場です!」
私の名前、長くて覚えられてないんですよね、ヴァーなんとかなんですが。
私と黄色ちゃんだけなんか長いんですよ。
「クーネクネクネクネ! わぁたくし毒電波遮断怪人・ミミジューマと申しますぅ。現れましたぁな、魔法少女…… ピンクちゃん? そんな名前なのぉ?」
と、ミミズに意外そうに聞き返されます。
なんか心外ですね。
「本当はもっとちゃんとした名前があるんですが、私は覚えてませんので! ピンクちゃんでいいですよ!」
ローズピンクともついているし、ピンクちゃんなのは間違いないですもんね。
「そ、そうなのぉ? まあ、ここで会ったが百年目ぇ、恨みはないがぁ倒させてもらいますよぉ、クーネクネクネクネ!」
そう言ってミミズさんはクネクネします。
「うぇ、気持ち悪いですね。私も恨みはないですが、お金のために成敗させていただきます!」
人間大のミミズ、思ったよりダメです。気持ち悪いです。
表面もネチョネチョしてますし、それが普通にしゃべるのがさらに気持ち悪さを加速してます。
正直、直視してると吐いちゃいそうです。
「お金ぇ?」
と、ミミズさんが、表情はないんですが、なんか驚いている感じですね。
まあ確かにバイトで魔法少女なんて物珍しいですからね。
いえ、魔法少女自体が珍しいんですけども。
「バイトですので」
「え? バイトぉ? バイトなんですかぁ?」
「はい、そうですよ」
と、正直に教えてあげます。
就業規則に怪人に教えてはダメとは書かれていなかったので多分大丈夫のはずです。
「なら、より好待遇でお迎えすると言ったぁらぁ?」
え、好待遇ですか? そう言われると考えちゃいますね。
私、ただのバイトですし。
ただちょっと、いや、かなり不安が残りますよね。
「うーん、虫さんばっかりの職場はちょっと…… 戦闘員さんもなんか気味悪いですし。それに私にも世間体というものがありまして、悪の秘密組織に属するのはやっぱり考えちゃいますね」
バイトとはいえ、一緒に働く人は選びたいですよね。
こちらはみんなかわいい子ばかっかりの職場ですが、あちらは虫ばっかりですし、流石に遠慮したいです。
「そ、そうかぁ、クーネクネクネクネ! いくらもらってるか知らないけど倍額出すと言ったらぁ?」
「ば…… 倍額ですか? うーん、でもこれ以上高いお給料をもらったら、更に怪しいバイトだと怪しまれちゃいますし」
パパさんにエッチなバイトと勘繰られても嫌ですし、今以上に頂くのは逆に避けたほうがいいですよね。
今も怪しいバイトと思われているようですし、早めにぬいぐるみさんに相談しておいたほうがいいですね。
倍額で誘われたと言えば、ぬいぐるみさんも嫌とは言わないでしょうし。
うん、ミミズさんを成敗したら、連絡しておきましょう。
「なら、三倍! 三倍出しぃますよぉ?」
「さ…… 三倍…… 三倍…… い、いえ、いくらお金を積まれようとも当初のバイト先を裏切るような真似は……」
さ、三倍!? 時給三十万越えですか!?
それはバイトと言っていい物なんでしょうか?
でも、もらいすぎて逆に税金を多く払わなくてはならない奴になっちゃうのでは?
でもでも、それは現時点でも、そうなんですか?
世間的には出どころ不明のお金な気もします。税理士さんに相談しないとけなくないですか?
相談したところで、出どころ不明のお金なのでより厄介なことになっちゃいますかね?
そのあたりもぬいぐるみさんに聞いておかないとダメですね?
「ヘッドハンティングというやつですよぉ、よくある話ですよぉ? クーネクネクネクネ!」
ヘッドハンティング! なんか聞いたことありますし、かっこいい響きですね。
にしても三倍…… ですか……
「ちょ、ちょっと考える時間を頂いても?」
これは長考に値する問題です。
時給三十万とかよくわからない、もはや想像できない領域です。
三時間半働いたら一日で百万円超えちゃいますよ?
これは短期のバイトだけでも考えて見るべきなんでしょうか?
「え、ええ、いいですともぉ! クーネクネクネクネ!」
クネクネ踊るミミズを前に私は迷ってしまいます。
さあ、愛しの我が家へ帰りましょう!
でも、なんか辺りが騒がしいですね。なんでしょうか?
もしや怪人さんでも出たんでしょうか?
でも、ぬいぐるみさんからの連絡は来てないようですし、私は家に帰りましょう。
あの怪人さん達、なんだかんだで人命にかかわることはしてこないので、少しくらいほっておいても平気ですしね。
よくよく考えると、そんな怪人さん達を容赦なく成敗している私達の方が罪深い気もしますが、これもお仕事なのでしかないですね!
って、スマホに連絡が来てしまいましたか。
あら、あらあら、どうも複数の怪人さん達が現れているようですね。
この近くにも一体いるようです。やっぱり騒がしかったのか怪人さんの仕業ですかね?
まあ、お仕事なので仕方ないですが、成敗するしかないですね。
でも、私一人で大丈夫でしょうか?
少し不安ですね。
でもでも、複数現れているってことは、皆を待ってる時間もないですよね?
ん? もう一件通知が来てますね。
青色ちゃんからですね、あー、青色ちゃんはもう倒したみたいですね。
じゃあ、私もサクッとやるしかないですね。
まずは変身する場所を探さなければならないですね。
一度スーパーに戻ってトイレをお借りしましょう。
いやー、便利ですね。今はお買い物して手荷物たくさんなんですが、変身すると手荷物も全部どっかに消えちゃうんですよね。
ちゃんと変身を解くと戻って来るので安心で便利ですね。
ささっとトイレの個室に入って、
「ヴァーレアンプナイネン・タイカムオトス!!」
変身完了っと!
さあ、現場に向かわないと。
と、トイレの個室を出たところで、トイレに入ってきたおばさんと遭遇です。
「あっ、どもー」
と、軽く挨拶して横を通り過ぎます。
おばさんは驚いた顔でじっと私のことを見ているけど、大丈夫!
今はかわいい魔法少女の姿!
今の私は三十六歳の主婦じゃないのですよ!
と、自分を元気づけます!
うーん、でも、この反応をみると正体が世間に知られちゃうのは怖いですね。
魔法少女になった私の姿はこんなにも愛くるしいですが。
十歳ちょっとくらいの年齢ですよね、私が若い時もここまでかわいくはなかったですよ。
で、現場はどこでしょうか。
スマホで場所を確認してっと。
えーと、そこそこ近くの遊歩道ですね。
魔法少女の足ならすぐですよ!
で、遊歩道で見つけた怪人にげんなりです。
だってミミズですよ、ミミズ。
気持ち悪いですよ。
この毒電波遮断教団の怪人さん、基本虫の怪人さんなのですが、そのフォルムが虫のまま人間大にまでおっきくなっているだけなんですよね。
要は人間大のミミズなんですよ、気持ち悪いんです。
その上で人間の服を着ているんですよね、不思議です。
あと頭にアルミホイルを巻いた戦闘員さんも結構いますね。
とりあえず魔法少女なので名乗らないといけませんね。
「魔法少女ピンクちゃん! 登場です!」
私の名前、長くて覚えられてないんですよね、ヴァーなんとかなんですが。
私と黄色ちゃんだけなんか長いんですよ。
「クーネクネクネクネ! わぁたくし毒電波遮断怪人・ミミジューマと申しますぅ。現れましたぁな、魔法少女…… ピンクちゃん? そんな名前なのぉ?」
と、ミミズに意外そうに聞き返されます。
なんか心外ですね。
「本当はもっとちゃんとした名前があるんですが、私は覚えてませんので! ピンクちゃんでいいですよ!」
ローズピンクともついているし、ピンクちゃんなのは間違いないですもんね。
「そ、そうなのぉ? まあ、ここで会ったが百年目ぇ、恨みはないがぁ倒させてもらいますよぉ、クーネクネクネクネ!」
そう言ってミミズさんはクネクネします。
「うぇ、気持ち悪いですね。私も恨みはないですが、お金のために成敗させていただきます!」
人間大のミミズ、思ったよりダメです。気持ち悪いです。
表面もネチョネチョしてますし、それが普通にしゃべるのがさらに気持ち悪さを加速してます。
正直、直視してると吐いちゃいそうです。
「お金ぇ?」
と、ミミズさんが、表情はないんですが、なんか驚いている感じですね。
まあ確かにバイトで魔法少女なんて物珍しいですからね。
いえ、魔法少女自体が珍しいんですけども。
「バイトですので」
「え? バイトぉ? バイトなんですかぁ?」
「はい、そうですよ」
と、正直に教えてあげます。
就業規則に怪人に教えてはダメとは書かれていなかったので多分大丈夫のはずです。
「なら、より好待遇でお迎えすると言ったぁらぁ?」
え、好待遇ですか? そう言われると考えちゃいますね。
私、ただのバイトですし。
ただちょっと、いや、かなり不安が残りますよね。
「うーん、虫さんばっかりの職場はちょっと…… 戦闘員さんもなんか気味悪いですし。それに私にも世間体というものがありまして、悪の秘密組織に属するのはやっぱり考えちゃいますね」
バイトとはいえ、一緒に働く人は選びたいですよね。
こちらはみんなかわいい子ばかっかりの職場ですが、あちらは虫ばっかりですし、流石に遠慮したいです。
「そ、そうかぁ、クーネクネクネクネ! いくらもらってるか知らないけど倍額出すと言ったらぁ?」
「ば…… 倍額ですか? うーん、でもこれ以上高いお給料をもらったら、更に怪しいバイトだと怪しまれちゃいますし」
パパさんにエッチなバイトと勘繰られても嫌ですし、今以上に頂くのは逆に避けたほうがいいですよね。
今も怪しいバイトと思われているようですし、早めにぬいぐるみさんに相談しておいたほうがいいですね。
倍額で誘われたと言えば、ぬいぐるみさんも嫌とは言わないでしょうし。
うん、ミミズさんを成敗したら、連絡しておきましょう。
「なら、三倍! 三倍出しぃますよぉ?」
「さ…… 三倍…… 三倍…… い、いえ、いくらお金を積まれようとも当初のバイト先を裏切るような真似は……」
さ、三倍!? 時給三十万越えですか!?
それはバイトと言っていい物なんでしょうか?
でも、もらいすぎて逆に税金を多く払わなくてはならない奴になっちゃうのでは?
でもでも、それは現時点でも、そうなんですか?
世間的には出どころ不明のお金な気もします。税理士さんに相談しないとけなくないですか?
相談したところで、出どころ不明のお金なのでより厄介なことになっちゃいますかね?
そのあたりもぬいぐるみさんに聞いておかないとダメですね?
「ヘッドハンティングというやつですよぉ、よくある話ですよぉ? クーネクネクネクネ!」
ヘッドハンティング! なんか聞いたことありますし、かっこいい響きですね。
にしても三倍…… ですか……
「ちょ、ちょっと考える時間を頂いても?」
これは長考に値する問題です。
時給三十万とかよくわからない、もはや想像できない領域です。
三時間半働いたら一日で百万円超えちゃいますよ?
これは短期のバイトだけでも考えて見るべきなんでしょうか?
「え、ええ、いいですともぉ! クーネクネクネクネ!」
クネクネ踊るミミズを前に私は迷ってしまいます。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる