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時に立ち向かう竜と未来を知る屠所の羊
【Proceedings.54】時に立ち向かう竜と未来を知る屠所の羊.05
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「いざ、尋常に!」
「勝負!」
天辰葵自身の感覚では、今回の相手、未来望はそれほど強くは感じない。
だが、これはデュエルだ。
ただ本人が強いからといって勝てるものでもない。
重要なのは手に持つ神刀。そして、自身に宿る神刀だ。
恐らく未来望もその身に宿る神刀の力が強いタイプなのだろう。
また、天辰葵は自身に宿る神刀を未だに知らない。
その神刀の能力も、もちろんわからない。
この手に持つ月下万象も聞いた話では、完全無欠の力を持つと言うのだが、その能力も天辰葵にはよくわからない。
振れば風が吹くわけでもないし、服を溶かす涎を垂れ流すわけでもない。
ましてや、幻影を作り相手を惑わすことが出来るわけでもない。
それでも天辰葵からすれば、月下万象は癖もなく、よくできた名刀の一振りといった感じだし、何より愛する月子から召喚された刀だ。
月下万象を手に手出来るだけで天辰葵にとっては力が湧いてくると言うものだ。
天辰葵にはそれだけで十二分過ぎる刀だ。
ただ、相手の持つ幻影観力と言う刀は非常に厄介だ。
前回戦った酉水ひらりとの戦いでも、天辰葵も苦戦させられている。
それだけに、その特性は大分理解できてもいるが。
天辰葵はとりあえず様子見で斬りかかろうとするのだが、天辰葵が踏み込もうとした、その瞬間に先に未来望が動いた。
その未来望が移動した先が、今から攻めようとした方法では絶妙に攻めずらい位置となっている。
天辰葵はすぐに別の手を考える。
最適の攻め手を即座に選び出し、天辰葵は月下万象を、神刀を強く握る。
そして、お得意の神速で踏みこもうとした瞬間だ。
また、未来望がひらりと風に飛ばされる桜の花びらのように動いた。
移動した先は、今度は天辰葵のギリギリ範囲外だった。
「まるで私の間合いが正確に見えているみたいだね」
天辰葵にはそうにしか思えない行動だった。
自分の間合いが完全に見切られている、確かに未来望の動き方はそんな動きだった。
「そうだね。そう捕らえてもらってもかまわない、かな」
少しだけ警戒を強める天辰葵に、未来望は微笑みながら答える。
天辰葵は少し神速を見せすぎたか、と心の中で反省する。
そこで、別の、まったく別の技を構える。
「犬刺と……」
戌亥巧観が見せた突きを真似て放とうとした瞬間、その間合いからも未来望がスッと居なくなる。
今までこの犬刺突と言う突き技を全力で放ったことは天辰葵はない。
それは突き技故に隙も大きくなる、という理由からというのもある。
だが、未来望は完全に、全力で放った時の突き技の間合い外へと移動したのだ。
それには流石の天辰葵も驚きを隠せない。
こうも正確に安全圏へいかれるとは思ってもみなかった。
「なっ…… これは……」
天辰葵も気づく。
恐らくは、これが未来望自身に宿る神刀の力なのだと。
その一端なのだと。
そして、それは恐らくその全貌は間合いを見切る、という単純なものではない。
何かもっと大きな力の、その一端を使って動いただけなのだと天辰葵には感じ取れる。
「どうしたんだい? 心に希望を満たせて攻めれば、自分には勝てるよ」
そう言って未来望は神刀を逆手に持ち、さらに両手を大きく広げて無防備になり、天辰葵の間合いにづけづけと入り込んで来る。
どっからどう見ても隙だらけだ。
それなのに天辰葵は攻めあぐねている。
彼女の勘が、今攻撃しても絶対に当たらない、いや、攻撃すらする前に逃げられると、そう警告してきている。
「キミは…… 一体何者なんだい?」
天辰葵が男に興味を持つのは非常に稀だ。
それでも、天辰葵でも興味をそそられる何かを、未来望は持っているのだ。
「自分は…… 希望を失ったただの男だよ」
そう言いつつも、未来望は今も無防備に天辰葵に歩み寄ってくる。
無防備だ、隙だらけだ。
今にも神速で踏み込めば、斬り捨てることが出来る。
はずなのに、天辰葵はそれを躊躇する。
恐らく斬り込もうとした瞬間に、また間合い外へと逃げられるのが容易に予想できてしまう。
どうにも攻めにくい。
そう思いつつも、未来望は天辰葵の間合いの内にいるのは事実だ。
攻めることで活路を見出すしかない、と、天辰葵は妙に攻めにくい雰囲気の中でもそう判断せざる得ない。
天辰葵は神速で踏み込む。
本当に刹那の時だ。
天辰葵は見る。
天辰葵が神速で踏み込む寸前に、未来望は既に動いている、いや、動き終わっている。
そのまま踏み込んでも攻撃が当たらない場所にだ。
ならばと、天辰葵は踏み込み神速で移動し終えた瞬間に、再度神速で踏み込もうと未来望の姿を探る。
視界内に未来望の姿を、その気配を探る。
だが、すぐに見つけることができない。
天辰葵は瞬時に踏み込むのをやめ、今度は相手の攻撃に備えるほうに集中する。
当の未来望は空中を華麗に舞うように後方に飛び、既に天辰葵の間合い外から完全に抜け出していた。
ここで再度追撃することも可能だが、その攻撃も絶対に当たらない、そんな気が天辰葵にはしてならない。
その勘が、雰囲気が、天辰葵の手を、攻撃することを鈍らせる。
「これは驚いた。まるで未来予知でもしているみたいだね」
そうでもなければ説明がつかない、そんな避け方を未来望はしているのだ。
天辰葵が攻撃する前に、未来望は絶対当たらない場所へと避け始めているのだから。
「流石だね。それ、正解だよ」
そして、それを未来望自身があっさり肯定する。
未来望なだけに望んだ未来が見えるとでもいうのか、と、天辰葵は心の中で思ったがその言葉を口からは出さずに飲み込んだ。
おやじギャグだからだ。
「なるほどね。未来予知できる神刀ってところかい?」
その答えに、天辰葵も納得するし、しっくりとくる。
「そうだね」
と、未来望はやはり朗らかにほほ笑むだけだ。
「え? ええ? 今の言葉本当ですか? 会長!」
それを聞いた実況席の猫屋茜が驚く。
珍しく天辰葵が攻めあぐねているのは、猫屋茜の目からしても分かったが、その理由に驚く。
「ああ、そうさ。望の中に宿る神刀は未来を見ることが出来る神刀だよ」
と、会長、生徒会執行団の生徒会長である戌亥道明もそれを認める。
それ故に誰も勝てない。
そして、未来を知ってしまった故に未来望は絶望している。
どうあがいても望む未来を掴めないと知った時、人は絶望するものだ。
「す、凄い能力の神刀ですね! 流石は三強の一人ですね! 未来が見えるなら負けなしですね!」
と、猫屋茜は思ったことを興奮しながら口にする。
けれども、戌亥道明はそれを冷ややかな目で見るだけだ。
それがどんなに残酷なことか、それを知る者は少ない。
「そうだよ。だから本気を出した望に誰も勝てないんだよ」
未来望は未来を知っている。
だから、彼の中には希望はない。
また、未来を知っている故に誰も勝つことはできない。
「え? そ、それじゃあ…… えっと今日は望さんは本気なんですか? あれ? でも、負けるって……」
と、猫屋茜は驚いて聞き返すが、その答えは猫屋茜の口から既に語られている。
「どうだろうね、今のところは遊んでいるようだが……」
興味深そうに戌亥道明は円形闘技場、そのステージに視線を送るだけだ。
「どこまで先の未来が見えるんだい?」
今戦っている天辰葵にとって重要なのはそこだ。
ほんの刹那程度の未来を見えるだけであるならば、天辰葵なら対処のしようはある。
だが、それ以上ともなると途端に苦しくなる。
別の手がないわけではないが、それは天辰葵にとっても最終手段のようなものだ。
「どうかな?」
と、未来望はその答えをはぐらかす。
流石にそこまで教える気はないようだ。
「数秒先? 分単位? まさか未来すべてが見えてしまっているとかかい?」
「そのまさかだったら…… どうする?」
そう言って、少し驚いたように未来望は微笑む。
「それは…… でも、キミの言葉を信じるのであれば私の勝ち何でしょう?」
冷や汗を垂らしながら天辰葵は答えるが、そんな言葉を信じるほど天辰葵は単純でもない。
いや、相手が天辰葵好みの女子であるならば、その言葉を容易く信じていたことだろう。
「そうだよ。最終的にキミは勝つよ」
未来望はそう言ってほほ笑む。
普段から笑顔のような顔でただ微笑むだけだ。
「ほんとやりにくい相手だね」
「キミも相当だよ。天辰さん」
━【次回議事録予告-Proceedings.55-】━━━━━━━
未来を知り、希望を失った羊、未来望。
彼は何を望み、何に希望を灯すのか。
運命は蠢動し、その存在意味を主張し、汝に問う。
━次回、時に立ち向かう竜と未来を知る屠所の羊.06━
「勝負!」
天辰葵自身の感覚では、今回の相手、未来望はそれほど強くは感じない。
だが、これはデュエルだ。
ただ本人が強いからといって勝てるものでもない。
重要なのは手に持つ神刀。そして、自身に宿る神刀だ。
恐らく未来望もその身に宿る神刀の力が強いタイプなのだろう。
また、天辰葵は自身に宿る神刀を未だに知らない。
その神刀の能力も、もちろんわからない。
この手に持つ月下万象も聞いた話では、完全無欠の力を持つと言うのだが、その能力も天辰葵にはよくわからない。
振れば風が吹くわけでもないし、服を溶かす涎を垂れ流すわけでもない。
ましてや、幻影を作り相手を惑わすことが出来るわけでもない。
それでも天辰葵からすれば、月下万象は癖もなく、よくできた名刀の一振りといった感じだし、何より愛する月子から召喚された刀だ。
月下万象を手に手出来るだけで天辰葵にとっては力が湧いてくると言うものだ。
天辰葵にはそれだけで十二分過ぎる刀だ。
ただ、相手の持つ幻影観力と言う刀は非常に厄介だ。
前回戦った酉水ひらりとの戦いでも、天辰葵も苦戦させられている。
それだけに、その特性は大分理解できてもいるが。
天辰葵はとりあえず様子見で斬りかかろうとするのだが、天辰葵が踏み込もうとした、その瞬間に先に未来望が動いた。
その未来望が移動した先が、今から攻めようとした方法では絶妙に攻めずらい位置となっている。
天辰葵はすぐに別の手を考える。
最適の攻め手を即座に選び出し、天辰葵は月下万象を、神刀を強く握る。
そして、お得意の神速で踏みこもうとした瞬間だ。
また、未来望がひらりと風に飛ばされる桜の花びらのように動いた。
移動した先は、今度は天辰葵のギリギリ範囲外だった。
「まるで私の間合いが正確に見えているみたいだね」
天辰葵にはそうにしか思えない行動だった。
自分の間合いが完全に見切られている、確かに未来望の動き方はそんな動きだった。
「そうだね。そう捕らえてもらってもかまわない、かな」
少しだけ警戒を強める天辰葵に、未来望は微笑みながら答える。
天辰葵は少し神速を見せすぎたか、と心の中で反省する。
そこで、別の、まったく別の技を構える。
「犬刺と……」
戌亥巧観が見せた突きを真似て放とうとした瞬間、その間合いからも未来望がスッと居なくなる。
今までこの犬刺突と言う突き技を全力で放ったことは天辰葵はない。
それは突き技故に隙も大きくなる、という理由からというのもある。
だが、未来望は完全に、全力で放った時の突き技の間合い外へと移動したのだ。
それには流石の天辰葵も驚きを隠せない。
こうも正確に安全圏へいかれるとは思ってもみなかった。
「なっ…… これは……」
天辰葵も気づく。
恐らくは、これが未来望自身に宿る神刀の力なのだと。
その一端なのだと。
そして、それは恐らくその全貌は間合いを見切る、という単純なものではない。
何かもっと大きな力の、その一端を使って動いただけなのだと天辰葵には感じ取れる。
「どうしたんだい? 心に希望を満たせて攻めれば、自分には勝てるよ」
そう言って未来望は神刀を逆手に持ち、さらに両手を大きく広げて無防備になり、天辰葵の間合いにづけづけと入り込んで来る。
どっからどう見ても隙だらけだ。
それなのに天辰葵は攻めあぐねている。
彼女の勘が、今攻撃しても絶対に当たらない、いや、攻撃すらする前に逃げられると、そう警告してきている。
「キミは…… 一体何者なんだい?」
天辰葵が男に興味を持つのは非常に稀だ。
それでも、天辰葵でも興味をそそられる何かを、未来望は持っているのだ。
「自分は…… 希望を失ったただの男だよ」
そう言いつつも、未来望は今も無防備に天辰葵に歩み寄ってくる。
無防備だ、隙だらけだ。
今にも神速で踏み込めば、斬り捨てることが出来る。
はずなのに、天辰葵はそれを躊躇する。
恐らく斬り込もうとした瞬間に、また間合い外へと逃げられるのが容易に予想できてしまう。
どうにも攻めにくい。
そう思いつつも、未来望は天辰葵の間合いの内にいるのは事実だ。
攻めることで活路を見出すしかない、と、天辰葵は妙に攻めにくい雰囲気の中でもそう判断せざる得ない。
天辰葵は神速で踏み込む。
本当に刹那の時だ。
天辰葵は見る。
天辰葵が神速で踏み込む寸前に、未来望は既に動いている、いや、動き終わっている。
そのまま踏み込んでも攻撃が当たらない場所にだ。
ならばと、天辰葵は踏み込み神速で移動し終えた瞬間に、再度神速で踏み込もうと未来望の姿を探る。
視界内に未来望の姿を、その気配を探る。
だが、すぐに見つけることができない。
天辰葵は瞬時に踏み込むのをやめ、今度は相手の攻撃に備えるほうに集中する。
当の未来望は空中を華麗に舞うように後方に飛び、既に天辰葵の間合い外から完全に抜け出していた。
ここで再度追撃することも可能だが、その攻撃も絶対に当たらない、そんな気が天辰葵にはしてならない。
その勘が、雰囲気が、天辰葵の手を、攻撃することを鈍らせる。
「これは驚いた。まるで未来予知でもしているみたいだね」
そうでもなければ説明がつかない、そんな避け方を未来望はしているのだ。
天辰葵が攻撃する前に、未来望は絶対当たらない場所へと避け始めているのだから。
「流石だね。それ、正解だよ」
そして、それを未来望自身があっさり肯定する。
未来望なだけに望んだ未来が見えるとでもいうのか、と、天辰葵は心の中で思ったがその言葉を口からは出さずに飲み込んだ。
おやじギャグだからだ。
「なるほどね。未来予知できる神刀ってところかい?」
その答えに、天辰葵も納得するし、しっくりとくる。
「そうだね」
と、未来望はやはり朗らかにほほ笑むだけだ。
「え? ええ? 今の言葉本当ですか? 会長!」
それを聞いた実況席の猫屋茜が驚く。
珍しく天辰葵が攻めあぐねているのは、猫屋茜の目からしても分かったが、その理由に驚く。
「ああ、そうさ。望の中に宿る神刀は未来を見ることが出来る神刀だよ」
と、会長、生徒会執行団の生徒会長である戌亥道明もそれを認める。
それ故に誰も勝てない。
そして、未来を知ってしまった故に未来望は絶望している。
どうあがいても望む未来を掴めないと知った時、人は絶望するものだ。
「す、凄い能力の神刀ですね! 流石は三強の一人ですね! 未来が見えるなら負けなしですね!」
と、猫屋茜は思ったことを興奮しながら口にする。
けれども、戌亥道明はそれを冷ややかな目で見るだけだ。
それがどんなに残酷なことか、それを知る者は少ない。
「そうだよ。だから本気を出した望に誰も勝てないんだよ」
未来望は未来を知っている。
だから、彼の中には希望はない。
また、未来を知っている故に誰も勝つことはできない。
「え? そ、それじゃあ…… えっと今日は望さんは本気なんですか? あれ? でも、負けるって……」
と、猫屋茜は驚いて聞き返すが、その答えは猫屋茜の口から既に語られている。
「どうだろうね、今のところは遊んでいるようだが……」
興味深そうに戌亥道明は円形闘技場、そのステージに視線を送るだけだ。
「どこまで先の未来が見えるんだい?」
今戦っている天辰葵にとって重要なのはそこだ。
ほんの刹那程度の未来を見えるだけであるならば、天辰葵なら対処のしようはある。
だが、それ以上ともなると途端に苦しくなる。
別の手がないわけではないが、それは天辰葵にとっても最終手段のようなものだ。
「どうかな?」
と、未来望はその答えをはぐらかす。
流石にそこまで教える気はないようだ。
「数秒先? 分単位? まさか未来すべてが見えてしまっているとかかい?」
「そのまさかだったら…… どうする?」
そう言って、少し驚いたように未来望は微笑む。
「それは…… でも、キミの言葉を信じるのであれば私の勝ち何でしょう?」
冷や汗を垂らしながら天辰葵は答えるが、そんな言葉を信じるほど天辰葵は単純でもない。
いや、相手が天辰葵好みの女子であるならば、その言葉を容易く信じていたことだろう。
「そうだよ。最終的にキミは勝つよ」
未来望はそう言ってほほ笑む。
普段から笑顔のような顔でただ微笑むだけだ。
「ほんとやりにくい相手だね」
「キミも相当だよ。天辰さん」
━【次回議事録予告-Proceedings.55-】━━━━━━━
未来を知り、希望を失った羊、未来望。
彼は何を望み、何に希望を灯すのか。
運命は蠢動し、その存在意味を主張し、汝に問う。
━次回、時に立ち向かう竜と未来を知る屠所の羊.06━
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▼【作品集】
▽【連載中】
学院の魔女の日常的非日常
ミアという少女を中心に物語は徐々に進んでいくお話。
※最初のほうは読み難いかもしれません。
それなりに怖い話。
さっくり読める。
絶対少女議事録
少女と少女が出会い運命が動き出した結果、足を舐めるお話。
▽【完結済み】
一般人ですけどコスプレしてバイト感覚で魔法少女やってます
十一万字程度、三十三話
五人の魔法少女の物語。
最初から最後までコメディ。
四十二歳の冴えない男が、恋をして、愛を知る。
八万字程度、四十一話
田沼という男が恋を知り、そしてやがて愛を知る。
竜狩り奇譚
八万字程度、十六話
見どころは、最後の竜戦。
幼馴染が俺以外の奴と同棲を始めていた
タイトルの通り。
▽【連載中】
学院の魔女の日常的非日常
ミアという少女を中心に物語は徐々に進んでいくお話。
※最初のほうは読み難いかもしれません。
それなりに怖い話。
さっくり読める。
絶対少女議事録
少女と少女が出会い運命が動き出した結果、足を舐めるお話。
▽【完結済み】
一般人ですけどコスプレしてバイト感覚で魔法少女やってます
十一万字程度、三十三話
五人の魔法少女の物語。
最初から最後までコメディ。
四十二歳の冴えない男が、恋をして、愛を知る。
八万字程度、四十一話
田沼という男が恋を知り、そしてやがて愛を知る。
竜狩り奇譚
八万字程度、十六話
見どころは、最後の竜戦。
幼馴染が俺以外の奴と同棲を始めていた
タイトルの通り。
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