名も無い忌子

蜘優桜

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響く夜空に美しき心を

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けど___
この時間はいつまで続くんだろう…?

___約1時間後

 一同「ご馳走様でした‼︎」

 心優「お風呂入ろー」

 水葉「そうね、みんなで入る?」

 心愛「え~、いやよ…。ワタシは心優と心美の3人で入りたいわ」

 オレ(心美)「なっ!なんでだよ!…なんでオレまで」

 心愛「いいじゃん、入りましょうよ」

 オレ「はぁ…。しゃぁねぇな…」

 心愛「やった!」

 奈一「えー、みんなで入らないの?」

 心優「…うん。仕方ない、今日は我慢」

心優が奈一に言い聞かせる

 水葉「じゃあお風呂入るペアと順番、決めましょう」

 奈一「じゃあ私、響と入る‼︎」

 響「ちょっ!あんた何言ってんの⁉︎ほ、本気⁈」

 奈一「本気に決まってんじゃん!一緒に入ろうよッ!」

また、なもひびだ
仲良いな…、アイツら

 水葉「じゃあ、私は…」

 皐月「わたひとだね!…あ」

 響「わたひとって何?」

 心愛「わたがいっぱいついてるんじゃない?あっははは!」

 奈一「綿飴がいっぱいついてるのかも」

 オレ「なんだよ、それ…!コワ!キモ!」

 心優「じゃあコワキモだね、いいじゃんコワカワとかキモカワみたいで」

 響「何もよくない!コワキモは怖いしキモいなのよ…。ただの悪口じゃない!」

 心優「そうかなぁ?」

 響「そうよ!」

 オレ「お前ら本題忘れてねぇか?」

 一同「あ…」

コイツら大丈夫なんだろうか…?

 水葉「入る順番よね。1番に入りたい人いるかしら?」

 奈一「はーい!1番に入りたいでーす!」

 響「あっちょっとなに言ってんの?」

 皐月「じゃあ、なもひびペアが最初で、こここ3人衆がそのあと、水月ペアが最後。でいいよね?水葉ちゃん」

 水葉「いいわよ。奈一が言った時からそのつもりだったし」

 響「何、こここ3人衆」

 私(奈一)「じゃあお風呂入ってきまーす!」


___脱衣所

 響「ちょっと!どこ触ってんのよ!」

 私「ごめんごめん。それにしてもいい体してんね!む~!」

 響「どこ見て言ってんの⁉︎あと体触りながらそんなんゆうな~‼︎」


___数分後

 心愛「おかりー」

 響「えはどこに…」

 奈一「ただいまー」

 心美「じゃ、次はオレらだな」

 心優「…」

心優は何も言わずに頷いた

 心愛「じゃ、いってくるね」

心愛たちは脱衣所に向かった

 心愛「あはは!くすぐったいってば!」

 心美「はは、じゃあもっとくすぐってやるよ」

 心優「じゃあ、私も」

 心愛・心美・心優「あはは‼︎」

あっち楽しそうだな
仲間に入りたい…

___数分後

 心愛・心美・心優「ただいま/ただいま/ま」

 3人以外のみんな「おかえり」

 水葉「じゃあ、あとは寝るだけだけど…」

 皐月「何か話しながら寝ない?」

 奈一「いーねいーね🎵」

 水葉「じゃあ布団を引いてくるまりながら話しましょうか」


___布団、引き終わり

 オレ(心美)「何、話すんだよ」

 水葉「なんでもいいじゃない」

 奈一「ね、恋バナしよーよ!楽しそうでしょ?」

 響「恋話こいばなってったって何話せばいいの…?」

 奈一「好きな人とかいないの?ほら前に言ってたさ、幼なじみとか」

 響「恋愛感情はないよ」

 奈一「でももっと聞きたいな、幼なじみの話」

 響「い、いいけど…」

 奈一「ねー、名前は?教えてよ!いろんな事‼︎」

 響「名前は…暁黒夜鴉あきぐろよらよ。綺麗だと思わない?」

 心優「すごく綺麗な名前だね」

 響「うふふ、そうでしょ。他に聞きたい事はある?」

 奈一「その幼なじみの性格とか、好きなものとかのかとか」

 響「っ」

 オレ「響?」

 
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