25 / 62
奈々という存在
話す
しおりを挟む
なんだかその顔が見たことある気がした…見たことないはずなのに…
心優「今度は考え事…?」
心優は私の顔を覗き込む
考え事なんて吹き飛ぶぐらいに心優が可愛い…
心美「お前…心優のやること、なすこと全部フィルターがかかんのか…気持ちわりぃぞ…」
心美からの突然の悪口
心優「ははは…何それ…?ボクがそんなに可愛いの?ハハ…」
心優が優しく笑っている
これはこれで可愛いけどまんべんの笑みってやつ見てみたい
どうやったらそんな笑い方してくれるかな?
どんな風に笑うんだろ?
想像しただけでにやけが止まらない…
そしたら心美のやつ
心美「おい…またキショさがましたぞ…」
とか言ってくんの‼︎
私「なんでそんな酷いこと言うの⁉︎」
って言ってやったら
心美「いや…きもいからだろ」
って返してくる…
心美、普通に酷い
私「いや理由になってないし…」
と声漏らした
今まで黙ってた心優が不思議そうにこっちを見て言った
心優「二人とも、何言ってるの?そもそも奈々は元からそう言う顔なんじゃない?」
割と酷い。元からきもいってことじゃん⁉︎シンプル悪口!
心優がこんな事言うなんて…
そしたら不思議なことに今日会った可愛らしい男の人のことを思い出した
なんか知ってるかな~って思って聞いてみた___
私「あっ‼︎そうそう、今日さ女の子みたいな___」
私はいい切らなかった
だって___
心優「‼︎」
心優が目を見開いている
何にそんなにびっくりしているのだろう?
心優「僕…どうして…奈…___」
心優が何か、ぶつぶつと呟いている
私「ちょっ!大丈夫⁉︎」
私は慌てている
___心優が壊れてしまったみたいで怖いから
だから心優を抱きしめようとした
そうしたら
心優「触れ…ないで…」
ごちょっと言った
私「心優…?」
とりあえず、心配だった
心優「触れるな…」
心優は拳を握り、もう片方の手で私を振り払った
私「ちょっ‼︎大丈夫⁈」
こんな事、普段の心優はしない…
心優?「触れるな‼︎触れるな‼︎触れるな‼︎触れるな‼︎___‼︎」
心優は目を見開いて言った…怒ってしまった…
心美「心優‼︎___いや…___いいから落ち着け‼︎どうした?」
心美が心優をなだめる
心優?「どうして…君達は…‼︎こんな事…ッ‼︎」
心優は泣きそうな目だった
私は言った
私「心優?大丈夫だよ‼︎だって私たちがついてるもん」
なんだか何が言いたくなったから
心優「ッ!」
心優は驚きと敵意で目を見開いた
そして
心優「黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎何も知らないくせにッ‼︎何が大丈夫だ‼︎」
大きな声で心優が怒鳴る
心美「もう…何も喋るな…余計な事を言うな…‼︎」
心美が悲しそうな顔でそう言い放った
私「…‼︎」
私…二人の事…キズツケチャッタノ…?
私「うう…う…ッ…ごめん…ごめん心優…」
無意識に泣いていた…止まらない…
心優…?「どうして君が泣くのさ…どう…して…」
心優が泣きそうになりながら言ったの…
私も悲しくなったんだ…
だって心優は私を救ってくれた人だから
心優…?「でもね…
___僕は君が大好きで大嫌いだよ」
あっ…ああ…ああああ…
壊れちゃう…。せっかく直したのに…___
___???
また暗くて…怖いとこ
あの人がいるところ
??????『…』
その人は黙って私をみている
??????『貴方は___本当は何を望んでるの?』
私が…___
どう言うこと?
??????『私は知っているわ、そして貴方が1番分っているはず。どうして自分に嘘をつくの?』
??????『まだわからないの?私は貴方。貴方は私…私は私、貴方は貴方…
___すでに気づいているはずよ。全て貴方が望んだ事。そしてその先に本当の強さがある事。全て貴方は知っているはずよ‼︎』
ここは彼女の独壇場___
私は見ているだけ
??????『まだ思い出せない?あの人のこと』
何言ってるの⁉︎はっきり、もっとはっきり言ってよ‼︎
心優「今度は考え事…?」
心優は私の顔を覗き込む
考え事なんて吹き飛ぶぐらいに心優が可愛い…
心美「お前…心優のやること、なすこと全部フィルターがかかんのか…気持ちわりぃぞ…」
心美からの突然の悪口
心優「ははは…何それ…?ボクがそんなに可愛いの?ハハ…」
心優が優しく笑っている
これはこれで可愛いけどまんべんの笑みってやつ見てみたい
どうやったらそんな笑い方してくれるかな?
どんな風に笑うんだろ?
想像しただけでにやけが止まらない…
そしたら心美のやつ
心美「おい…またキショさがましたぞ…」
とか言ってくんの‼︎
私「なんでそんな酷いこと言うの⁉︎」
って言ってやったら
心美「いや…きもいからだろ」
って返してくる…
心美、普通に酷い
私「いや理由になってないし…」
と声漏らした
今まで黙ってた心優が不思議そうにこっちを見て言った
心優「二人とも、何言ってるの?そもそも奈々は元からそう言う顔なんじゃない?」
割と酷い。元からきもいってことじゃん⁉︎シンプル悪口!
心優がこんな事言うなんて…
そしたら不思議なことに今日会った可愛らしい男の人のことを思い出した
なんか知ってるかな~って思って聞いてみた___
私「あっ‼︎そうそう、今日さ女の子みたいな___」
私はいい切らなかった
だって___
心優「‼︎」
心優が目を見開いている
何にそんなにびっくりしているのだろう?
心優「僕…どうして…奈…___」
心優が何か、ぶつぶつと呟いている
私「ちょっ!大丈夫⁉︎」
私は慌てている
___心優が壊れてしまったみたいで怖いから
だから心優を抱きしめようとした
そうしたら
心優「触れ…ないで…」
ごちょっと言った
私「心優…?」
とりあえず、心配だった
心優「触れるな…」
心優は拳を握り、もう片方の手で私を振り払った
私「ちょっ‼︎大丈夫⁈」
こんな事、普段の心優はしない…
心優?「触れるな‼︎触れるな‼︎触れるな‼︎触れるな‼︎___‼︎」
心優は目を見開いて言った…怒ってしまった…
心美「心優‼︎___いや…___いいから落ち着け‼︎どうした?」
心美が心優をなだめる
心優?「どうして…君達は…‼︎こんな事…ッ‼︎」
心優は泣きそうな目だった
私は言った
私「心優?大丈夫だよ‼︎だって私たちがついてるもん」
なんだか何が言いたくなったから
心優「ッ!」
心優は驚きと敵意で目を見開いた
そして
心優「黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎何も知らないくせにッ‼︎何が大丈夫だ‼︎」
大きな声で心優が怒鳴る
心美「もう…何も喋るな…余計な事を言うな…‼︎」
心美が悲しそうな顔でそう言い放った
私「…‼︎」
私…二人の事…キズツケチャッタノ…?
私「うう…う…ッ…ごめん…ごめん心優…」
無意識に泣いていた…止まらない…
心優…?「どうして君が泣くのさ…どう…して…」
心優が泣きそうになりながら言ったの…
私も悲しくなったんだ…
だって心優は私を救ってくれた人だから
心優…?「でもね…
___僕は君が大好きで大嫌いだよ」
あっ…ああ…ああああ…
壊れちゃう…。せっかく直したのに…___
___???
また暗くて…怖いとこ
あの人がいるところ
??????『…』
その人は黙って私をみている
??????『貴方は___本当は何を望んでるの?』
私が…___
どう言うこと?
??????『私は知っているわ、そして貴方が1番分っているはず。どうして自分に嘘をつくの?』
??????『まだわからないの?私は貴方。貴方は私…私は私、貴方は貴方…
___すでに気づいているはずよ。全て貴方が望んだ事。そしてその先に本当の強さがある事。全て貴方は知っているはずよ‼︎』
ここは彼女の独壇場___
私は見ているだけ
??????『まだ思い出せない?あの人のこと』
何言ってるの⁉︎はっきり、もっとはっきり言ってよ‼︎
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】愛も信頼も壊れて消えた
miniko
恋愛
「悪女だって噂はどうやら本当だったようね」
王女殿下は私の婚約者の腕にベッタリと絡み付き、嘲笑を浮かべながら私を貶めた。
無表情で吊り目がちな私は、子供の頃から他人に誤解される事が多かった。
だからと言って、悪女呼ばわりされる筋合いなどないのだが・・・。
婚約者は私を庇う事も、王女殿下を振り払うこともせず、困った様な顔をしている。
私は彼の事が好きだった。
優しい人だと思っていた。
だけど───。
彼の態度を見ている内に、私の心の奥で何か大切な物が音を立てて壊れた気がした。
※感想欄はネタバレ配慮しておりません。ご注意下さい。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
お飾り王妃の死後~王の後悔~
ましゅぺちーの
恋愛
ウィルベルト王国の王レオンと王妃フランチェスカは白い結婚である。
王が愛するのは愛妾であるフレイアただ一人。
ウィルベルト王国では周知の事実だった。
しかしある日王妃フランチェスカが自ら命を絶ってしまう。
最後に王宛てに残された手紙を読み王は後悔に苛まれる。
小説家になろう様にも投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる