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33 月明かりの懺悔
しおりを挟む夜の静けさの中、点在する灯りにひっそりと照らされながら廊下に座る黒猫が一匹。
明かりが無ければ闇に紛れてしまうその姿は、どこか寂し気に目の前の扉を見上げている。
かれこれ何分、此処でこうしているだろうか。
いつものように尻尾でドアノブを捻り、一声鳴きながら入室すれば、グレースは快く出迎えてくれるだろう。
しかし、数日前からフィグはそれが出来ずにいた。
当たり障りのない会話は出来る。何食わぬ顔で、いつも通りに。
しかし、いざ覚悟を決めてちゃんと話さなければと部屋の前に来ると尻尾が鉛のように重くなり、思うように動かせない。
そして、そのたびに罪悪感が喉を絞めるのだ。
ああ、グレースの脚もこんな風に重いのだろうか。思うように動かせない苦しみを何故与えてしまったんだ――と。
勿論、グレースの脚とは比べ物にならない事は充分理解している。
グレースと過ごす時間が増えるほど、フィグは一時の感情に支配されてしまった過去の自分に心底腹が立っていた。
グレースの退院が決まってから言い出せない焦りが募り、時間ばかりが過ぎて残すところあと三日。
――許しを請いたいわけじゃない。けれど、謝らなければ。
ぐっと息を呑んで、フィグはドアノブへと尻尾を伸ばす。
しかし、尻尾が届く前にガチャリっと音が鳴り、扉が開いた。
「やっぱり。こんばんは、フィグ」
現れたのは、この部屋の主であるグレースだった。
驚きでまん丸に目を見開くフィグの心の内を察したようで、グレースは優しく笑いかける。
「なんとなく、フィグが居そうな気がしたの。どうぞ」
内心では戸惑いながらも促されるまま室内へ足を踏み入れ、フィグは定位置であるベッドの上に飛び乗る。
部屋の明かりは消えていたが、枕元の明かりと月明かりが室内を照らしていた。
栞が挟まれた本が枕の横に置かれているのを見るに、どうやら読書中だったのだろう。
「今日は満月で月が綺麗でしょう? 明かりをつけてるのが勿体なくて。暗いでしょ、今つけるから」
「いいよ、つけなくて」
フィグは着流しの青年姿に変化し、グレースを止める。
ベッドの縁に胡坐をかいて窓の外を見上げれば、グレースの言うとおり、満月が宵闇を照らしていた。
「グレース」
「ん?」
「ごめん」
フィグの突然の謝罪に、グレースはきょとんっとした顔をして首を傾げる。次いで、何か思い出したように「あ!」と声をあげた。
「時々お見舞いのお菓子をつまみ食いしてたことなら、別に怒ってないわ」
「気づいてたのか!?」
「見るたびに無くなってたから、フィグかなーって」
部屋に置いてあった見舞いの菓子を「ひとつくらいならバレないだろう」と、摘まんでいたのがどうやらバレていたらしい。味をしめて数回繰り返したのがまずかったかと頭を掻いて、はっと我に返る。
「それも悪かったけど、そうじゃなくてだな!」
「?」
再び首を傾げるグレースに、フィグは決まりが悪そうに視線を逸らして俯いた。
此処まできて、逃げることはできない。
唾を呑み、フィグは意を決して口を開く。
「……グレースの脚、俺が悪いんだ。入院を延ばしたくて、半端に加護をかけた」
グレースはどんな顔をしているだろうか。
隣に佇んでいる姿を視界の端に捉えながらも、顔を上げられないままフィグは続ける。
「許して欲しいとは言わない。けど、本当に――!?」
ごめん、と続く筈だった言葉は、頭に乗せられたグレースの手によって優しく遮られた。
その手はそっと、フィグの頭を撫でる。
「知ってたわ」
思いがけない言葉に驚きを隠せず、フィグは勢いよく顔を上げる。
「入院したばかりの頃、ブラム先生が教えてくれた。足が動かなくなった原因と、どうしてフィグがそんな事をしたのかも」
責めるでもなく、怒るでもない。
向けられていたのは、いつも通りの穏やかな笑顔。
「最初は驚いたけど、理由を聞いてそれなら仕方ないかって」
「仕方ないって、おま……普通、腹が立つだろ、怒るだろ。 なんで……!」
「分かるもの。前世で大好きだった人に会いたい気持ち。私だって、こっちで似た人に出会ったら少しでも長く一緒に居たいと思うわ」
穏やかな笑顔に少しだけ差した影に、グレースにも会いたい人間がいるのだとフィグは理解した。
「……グレースにも居るのか? 会いたい奴」
その問いに一瞬驚いたような表情を浮かべたが、すぐに笑顔に戻し「えぇ」と、グレースは頷く。
「前世で若い頃、戦争で離ればなれになってそれっきり。遺骨すら無く、死にました。て伝えられても信じられなくてね。いつか帰ってくるかもって待ってたら、独り身のまま、おばあさんになっちゃってた」
グレースはフィグの隣に座り、覗き込むようにフィグを見つめた。
「フィグの会いたい人、そんなに私に似てる?」
グレースがこれ以上の詮索を拒んでいるように思えて、フィグは問いに答えるべく記憶の中の”彼女”を思い出す。
「……あー、なんというか、匂いが似てる。あと、髪。こっちで黒髪って珍しいだろ? お吉も日本人だから」
いつでも明るく、よく働き、快活に笑う。旦那の利平はそんなお吉に尻に敷かれながらも毎日二人、幸せそうに過ごしていたのをよく覚えている。
「俺が今、変化してる男がお吉の旦那の利平で、餓死寸前だった子猫の俺を二人が救ってくれた。貧乏な長屋暮らしで俺を育てる余裕なんて無かったのに、そのまま生涯面倒をみてくれたんだ」
「優しい人達だったのね」
「優しいって言えば聞こえはいいけど、腹を空かした他所のガキに少ない給金使って飯を食わせるようなお人よしだったよ。おかげで家賃が遅れて、大家にどやされるのなんか日常茶飯事だった」
困ったように話しながらも、ベッドの上に胡坐をかきながら二人の事を語るフィグの表情はとても柔らかい。二人と過ごした前世が本当に大切なものなのだと、普段見せないその表情が物語っていた。
「やっぱり、フィグも前世は日本に住んでいたのね」
「ブラムに聞いてなかったのか?」
「うん。私がフィグの前世での恩人に似ているというのは聞いたけど、どこの生まれかまでは言っていなかったから。以前刀を持っていたのを見て、そうなのかなぁ、とは思っていたんだけど。もしかして、利平さんはお侍さんなのかしら?」
以前、フィグがダイナーとディックに対峙した際、その手には刀が握られていた。
武器として剣という概念は存在するが、日本刀の形をしたものはこちらの世界には存在していない。
今の話やフィグの着流し姿から、モデルとなった利平は侍と呼ばれる人物だったのではないだろうか。
しかし、フィグは首を横に振る。
「いや、利平は商人だよ。刀は前世でよく見たからな。帯刀してる奴なんてそこらじゅうに居たからイメージしやすいんだ」
「なるほど」
「この姿は利平の顔と体を模してるってだけで、髪型も違うしな。昔、利平の姿に完璧に化けたら月代が珍しかったらしくて、ブラムの視線が頭にばっか向くから変えたんだ」
苦々しい顔をしながら右手で自信の頭を撫でるフィグに、グレースは思わず笑みがこぼれた。
前世でテレビや本を見て知識があるグレースでも、本物を目にしたらきっと驚くだろう。知識のないブラムが一目見て、好奇心と物珍しさでいっぱいの視線をフィグに注ぎ続ける姿は想像に容易い。
「笑うなよ。大変だったんだからな」
「ふふっ、ごめんね。でも、残念だわ。利平さんとお吉さんの事もだけど、フィグの前世は私の前世より随分前の時代みたいだから色々と聞いてみたかったのに。あと三日じゃ時間が足りないわ」
「……別に今生の別れじゃないし、また会えるだろ」
あと三日という言葉に寂しさを感じつつも、フィグは悟られないように平気なふりをする。
「有難う、フィグ」
「何だ急に」
「フィグのおかげで、私はリヴェル君とヴェントさんに出会えた」
「……それは、結果論だろ。俺が自分の感情を優先してお前を傷つけたのは変わらない」
「そうね。でも、フィグのした事がどうであれ、おかげでリヴェル君達と出会えた事実は変わらないもの。ただ数日過ごして退院してたら、苦しむリヴェル君にも気付けなかった」
もしも目覚めたあの時、体に異変が無ければ、特例とはいえ数日で退院していただろう。
そうなれば、リヴェルやアーヴェントに出会う事もなく、誘拐されそうになっているリヴェルの隣に自分は居なかった。そしたら今頃、リヴェルはどうなっていたのか。
考えるだけで、背筋に冷たいものが走る。
「感謝を伝えられるのは不本意かもしれないけど、結果良ければ全て良しとも言うでしょう? フィグの謝罪を私は受け入れる。だから、フィグは私からの感謝を甘んじて受けて頂戴」
にっこりと笑うグレースに、フィグは何も言えなくなってしまう。
責められる覚悟をしてきた筈なのに、どうしてこうなってしまうのか。
フィグは諦めの溜息を吐き出して、困ったように笑った。
「……分かったよ。本当、甘いよな。グレースは」
「あら、知らなかった? 私、子供と猫ちゃんをつい甘やかしたくなるほど大好きなのよ」
「知ってる」
悪戯っぽく話すグレースに、フィグも笑顔で返して笑いあう。
「さてと、夜も遅いし明日も早い。寝るぞグレース。ブラムには言ってあるし、俺も今日は此処で寝る」
「あ、私はこの本をもう少し読んでから」
「カーテン閉めまーす」
有無を言わさず、ベッドから降りてカーテンを閉め、枕元の小さな灯りを消す。
そうしなければ、もう少しと言いつつ、一冊読み終わるまでグレースは読書を続けかねない。
しかし、グレースは諦めきれないようで、両手でしっかりと本を握っていた。
「せめて、きりの良い所まで……」
「駄目だっての」
「わっ!?」
フィグは素早くグレースの背中と膝下に腕を回して抱き上げ、そのままベッドに横たえた。
驚きと呆気に取られているグレースからすかさず本を奪い、手早く布団をかける。
「明日、最後の健診だろ。寝不足で受けさせたら俺がブラムに怒られる」
「うぅ、分かりました……」
「よし、良い子」
グレースが諦めたのを確認し、サイドテーブルの引き出しに本をしまうと、フィグは元の猫の姿に戻った。ベッドに飛び乗り、グレースの脇腹あたりにぴったりとくっついて丸くなる。
「おやすみ、フィグ」
「ぶあーお」
おやすみのひと鳴きに密かに感謝を忍ばせて、優しく体を撫でるグレースの手の温もりを感じながら、フィグは静かに瞼を閉じた。
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