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第三十八話 おっちゃん、ウチとデートしたかったんか?
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草原を越えて更に進むと、起伏の激しい地域に出た。当然のように段々畑があり、何となく日本の風景にも似ている。
『ここからダンコフ城まで、一サットというところでしょうか』
「ミスズさん、イマフさんがもうすぐ着くってよ」
「おー、そりゃありがたいわ」
強行軍だったから、若いミスズでも疲れただろう。風バイク初期型には座席がないから、立ちっ放しなのがキツイ。
「今晩はベッドで寝られるはずだからな」
「さぁ、もうひと頑張り、行ってみよう!」
こぶしを突き上げたミスズが、なぜか標準語を口にした。
『あそこです。あの丘の上!』
俺にしか見えないアリアが、風バイクの先頭に立って叫んだ。
風バイクに道は必須ではないが、障害物にぶつからないほうが効率がいいため、結果的に道を走ることになる。
道に沿って山の麓を回りこんでいくと、山の端から丘と、その上に建つ城壁の尖塔が見え始めた。
「ミスズさん、着いたぞ」
「…んお?」
俺の背中にしがみ付いて、いつの間にか立ったまま寝ていたミスズが、変な声で答えた。もうすぐ着くと思ったら、ストンと気が抜けてしまったようだ。器用だな。
ダンコフ城の城下町ルタリアの入り口で、風バイク初期型を解除し、歩いて城砦の中に入る。流石に一国の首都だけあって、人口密度は、ラウヌアとは比べ物にならない。賑わいが地方都市のラウヌアとはケタ違いだ。
そう言えば、魔女に脅かされている割には、陰鬱さのようなものが見受けられない。店では豊富にモノを売っているし、笑顔も多い。
魔女とやらも、意外と局地的な災い程度だったりするのだろうか?
「うえぇ、あの山の上やろ? こっからも結構遠いわ」
ミスズが丘の上の城を見上げて嘆いたが、その気持ちはよく分かる。
車社会じゃないこの世界の道はかなり狭い。城まで真っ直ぐ続く石畳の道は、幅四メートル足らずで、ギリギリ普通の自動車がすれ違いできそうな程度。道の両側には一階が店舗になった三階建ての建物が並び、買い物や食事をする人々で賑わっている。
それでも左右に枝分かれした道よりはずっと広い。城砦の中にすべてを収めようとすると、こんな集約度になってしまうのだろう。
そんなところを風バイクで走るのは無理があるので、急ぐなら壁の外側を回って、城に直接アクセスしたほうがよかったかも知れない。
「なぁおっちゃん、もう夕方やし、城に行くんは明日にした方がようないか?」
『アリア、それでいいか? 急ぎたいかも知れないが…』
『はい、構いません。街の賑わいを見て安心しました。この分ですと、今日明日でどうにかなるという心配はなさそうですね』
実際、被召喚者が隣の国に落っこちて、自分の役目も知らずに出会った同郷の女の子とのんびり探索者やっていて、なんだかんだあって今頃のこのこやってきたという始末なので、明日が今日になったところで今更過ぎる。
「ミスズさん、イマフさんが、明日でもいいってよ」
「ホンマか! そうと決まったら…」
よだれを垂らしそうな顔で、ミスズは周囲の出店を眺めまわした。
「ミスズさん? もうちょっと街を歩いてみないか?」
「お、おぅ? …まぁええけど?」
腑に落ちない感じで歩き出したミスズが、はっと気がついた顔で振り返った。
「あぁ、おっちゃん、ウチとデートしたかったんか?」
「別にそういうつもりではないが、…そういうことにしておこう」
何となく、特に理由もなく、アリアが見ている方向に脚を向ける。
『シオン様、私に街を見せてくださって、ありがとうございます』
『別にそういうつもりではないが』
「おーっちゃんっ」
強引に腕を組んでくるミスズ。
『シオン様…』
そっと寄り添ってくるアリアのビジョン。
本当に、そんなつもりじゃないんだからな?
翌朝、俺たちが城門の前に立つと、揃いの白服を纏った体格のいい男たちが、門の脇から現れた。
『この城の神官です、シオン様。ああ…』
懐かしそうにアリアが言った。この白服がこの国の神官服ということか。
ガタイの良さも含め、少林寺の修行僧とか、比叡山の僧兵のような、戦う僧侶といった雰囲気だ。
「失礼ですが、あなた方は?」
神官服を着た者たちの中で、最も年配らしい男が口を開いた。
「お…」
「ウチらは勇者様一行や!」
機先を制してミスズが名乗りを上げた。
「勇者様、ですと?」
年配の男は、疑問を言葉と顔に表した。それ以外の男たちも、顔を顰めたり失笑したりと、明らかに様子がおかしい。
『おいアリア、これはどういうわけなんだ?』
『申し訳ありませんシオン様。私にもどういうことなのか…』
たったふたりで勇者一行とは、客観的に考えれば怪しいが、これほどあからさまに胡散臭がられるものだろうか?
「…勇者様と申されましても、ねぇ…」
「こらぁ! 下っ端やのうて、お偉いさんを出せや!」
妙に気の短いところがあるミスズが、対応に痺れを切らせて暴れた。
「なにごとだ?」
ミスズの声が聞こえたのか、白髪交じりの総髪で、立派な口ひげを蓄えた男が現れた。
その他大勢と似たようなデザインだが、機能よりも着心地を重視したような、幾分偉そうな服を着ている。
『お父様!』
『なに? あれがお前の父親か。自分の娘を人身御供にした…』
『そのような仰りようは為さらないで下さい…。これは私が申し出たことですし、…何より仕方がなかったのです』
『一言言ってやりたかったんだがな。…分かったよ』
アリアの父親ということは、こいつが大神官か。
「そちらの方々は?」
「勇者一行と名乗っておりますが…」
大神官の問いに、歯切れの悪い答えを返す年配の男。その言葉が終わる前に、俺は名乗りを上げた。
「あなたの娘、アリア・ノストゥに呼ばれて推参した。俺は剣士シオン…」
「と、大魔法使いのミスズ様や!」
「な、なんですと? アリアに?」
ミスズのエヘンプイは諸に滑り、大神官は俺が口にしたアリアの名前のみに食いついた。
「いかにも。あなたの娘は立派に使命を果たした!」
絶句し、放心したようになっていた大神官は、細かく頸を振って立ち直った。
「も、申し遅れましたが、私はアルマンド・ノストゥ。この国で大神官を務めております」
努めて冷静に自己紹介した大神官だったが、すぐに父親の顔を見せた。
「そ、それで、アリアは…?」
「お『言わないで!』れ…!」
“俺の中にいる”と言いかけたところに、アリアが割り込んだ。なぜだか分からないが、いつもとまったく違う切羽詰った口調である。
「…おっちゃん?」
「いや、なんでもない」
訝しげに見上げるミスズに応えた後、大神官に向き直った。
「…アリアは、俺をこちらの世界に呼び込んだ後、どこかに。そう、どこかに消えた。どこかは知らない」
台本のない芝居をやらせないで欲しいが、こんなイモ芝居で騙し遂せただろうか?
「…そうですか。ありがとうございます」
大神官は視線を落とした後、顔を上げて後を続けた。
「あなた方は、アリアがお呼びした勇者に間違いないようです。ですが…」
またか。
この城に来てから、歯切れの悪い言葉は何度も聞いたが、大神官までもがそうなのか。いったいなにがあると言うんだ?
「こちらにいらっしゃったのですか、大神官殿」
涼やかな声と共に、金髪の青年が現れた。純白の服に、銀地に金のエングレービングが入った鎧を纏い、黒い片手剣を腰に挿している。
「まぁた何か出よったで?」
俺が考えていたことを、ミスズが代弁してくれた。
「明日の出陣についてですが…」
『ここからダンコフ城まで、一サットというところでしょうか』
「ミスズさん、イマフさんがもうすぐ着くってよ」
「おー、そりゃありがたいわ」
強行軍だったから、若いミスズでも疲れただろう。風バイク初期型には座席がないから、立ちっ放しなのがキツイ。
「今晩はベッドで寝られるはずだからな」
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『あそこです。あの丘の上!』
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風バイクに道は必須ではないが、障害物にぶつからないほうが効率がいいため、結果的に道を走ることになる。
道に沿って山の麓を回りこんでいくと、山の端から丘と、その上に建つ城壁の尖塔が見え始めた。
「ミスズさん、着いたぞ」
「…んお?」
俺の背中にしがみ付いて、いつの間にか立ったまま寝ていたミスズが、変な声で答えた。もうすぐ着くと思ったら、ストンと気が抜けてしまったようだ。器用だな。
ダンコフ城の城下町ルタリアの入り口で、風バイク初期型を解除し、歩いて城砦の中に入る。流石に一国の首都だけあって、人口密度は、ラウヌアとは比べ物にならない。賑わいが地方都市のラウヌアとはケタ違いだ。
そう言えば、魔女に脅かされている割には、陰鬱さのようなものが見受けられない。店では豊富にモノを売っているし、笑顔も多い。
魔女とやらも、意外と局地的な災い程度だったりするのだろうか?
「うえぇ、あの山の上やろ? こっからも結構遠いわ」
ミスズが丘の上の城を見上げて嘆いたが、その気持ちはよく分かる。
車社会じゃないこの世界の道はかなり狭い。城まで真っ直ぐ続く石畳の道は、幅四メートル足らずで、ギリギリ普通の自動車がすれ違いできそうな程度。道の両側には一階が店舗になった三階建ての建物が並び、買い物や食事をする人々で賑わっている。
それでも左右に枝分かれした道よりはずっと広い。城砦の中にすべてを収めようとすると、こんな集約度になってしまうのだろう。
そんなところを風バイクで走るのは無理があるので、急ぐなら壁の外側を回って、城に直接アクセスしたほうがよかったかも知れない。
「なぁおっちゃん、もう夕方やし、城に行くんは明日にした方がようないか?」
『アリア、それでいいか? 急ぎたいかも知れないが…』
『はい、構いません。街の賑わいを見て安心しました。この分ですと、今日明日でどうにかなるという心配はなさそうですね』
実際、被召喚者が隣の国に落っこちて、自分の役目も知らずに出会った同郷の女の子とのんびり探索者やっていて、なんだかんだあって今頃のこのこやってきたという始末なので、明日が今日になったところで今更過ぎる。
「ミスズさん、イマフさんが、明日でもいいってよ」
「ホンマか! そうと決まったら…」
よだれを垂らしそうな顔で、ミスズは周囲の出店を眺めまわした。
「ミスズさん? もうちょっと街を歩いてみないか?」
「お、おぅ? …まぁええけど?」
腑に落ちない感じで歩き出したミスズが、はっと気がついた顔で振り返った。
「あぁ、おっちゃん、ウチとデートしたかったんか?」
「別にそういうつもりではないが、…そういうことにしておこう」
何となく、特に理由もなく、アリアが見ている方向に脚を向ける。
『シオン様、私に街を見せてくださって、ありがとうございます』
『別にそういうつもりではないが』
「おーっちゃんっ」
強引に腕を組んでくるミスズ。
『シオン様…』
そっと寄り添ってくるアリアのビジョン。
本当に、そんなつもりじゃないんだからな?
翌朝、俺たちが城門の前に立つと、揃いの白服を纏った体格のいい男たちが、門の脇から現れた。
『この城の神官です、シオン様。ああ…』
懐かしそうにアリアが言った。この白服がこの国の神官服ということか。
ガタイの良さも含め、少林寺の修行僧とか、比叡山の僧兵のような、戦う僧侶といった雰囲気だ。
「失礼ですが、あなた方は?」
神官服を着た者たちの中で、最も年配らしい男が口を開いた。
「お…」
「ウチらは勇者様一行や!」
機先を制してミスズが名乗りを上げた。
「勇者様、ですと?」
年配の男は、疑問を言葉と顔に表した。それ以外の男たちも、顔を顰めたり失笑したりと、明らかに様子がおかしい。
『おいアリア、これはどういうわけなんだ?』
『申し訳ありませんシオン様。私にもどういうことなのか…』
たったふたりで勇者一行とは、客観的に考えれば怪しいが、これほどあからさまに胡散臭がられるものだろうか?
「…勇者様と申されましても、ねぇ…」
「こらぁ! 下っ端やのうて、お偉いさんを出せや!」
妙に気の短いところがあるミスズが、対応に痺れを切らせて暴れた。
「なにごとだ?」
ミスズの声が聞こえたのか、白髪交じりの総髪で、立派な口ひげを蓄えた男が現れた。
その他大勢と似たようなデザインだが、機能よりも着心地を重視したような、幾分偉そうな服を着ている。
『お父様!』
『なに? あれがお前の父親か。自分の娘を人身御供にした…』
『そのような仰りようは為さらないで下さい…。これは私が申し出たことですし、…何より仕方がなかったのです』
『一言言ってやりたかったんだがな。…分かったよ』
アリアの父親ということは、こいつが大神官か。
「そちらの方々は?」
「勇者一行と名乗っておりますが…」
大神官の問いに、歯切れの悪い答えを返す年配の男。その言葉が終わる前に、俺は名乗りを上げた。
「あなたの娘、アリア・ノストゥに呼ばれて推参した。俺は剣士シオン…」
「と、大魔法使いのミスズ様や!」
「な、なんですと? アリアに?」
ミスズのエヘンプイは諸に滑り、大神官は俺が口にしたアリアの名前のみに食いついた。
「いかにも。あなたの娘は立派に使命を果たした!」
絶句し、放心したようになっていた大神官は、細かく頸を振って立ち直った。
「も、申し遅れましたが、私はアルマンド・ノストゥ。この国で大神官を務めております」
努めて冷静に自己紹介した大神官だったが、すぐに父親の顔を見せた。
「そ、それで、アリアは…?」
「お『言わないで!』れ…!」
“俺の中にいる”と言いかけたところに、アリアが割り込んだ。なぜだか分からないが、いつもとまったく違う切羽詰った口調である。
「…おっちゃん?」
「いや、なんでもない」
訝しげに見上げるミスズに応えた後、大神官に向き直った。
「…アリアは、俺をこちらの世界に呼び込んだ後、どこかに。そう、どこかに消えた。どこかは知らない」
台本のない芝居をやらせないで欲しいが、こんなイモ芝居で騙し遂せただろうか?
「…そうですか。ありがとうございます」
大神官は視線を落とした後、顔を上げて後を続けた。
「あなた方は、アリアがお呼びした勇者に間違いないようです。ですが…」
またか。
この城に来てから、歯切れの悪い言葉は何度も聞いたが、大神官までもがそうなのか。いったいなにがあると言うんだ?
「こちらにいらっしゃったのですか、大神官殿」
涼やかな声と共に、金髪の青年が現れた。純白の服に、銀地に金のエングレービングが入った鎧を纏い、黒い片手剣を腰に挿している。
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