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第三十四話 子供だなんて言って、すまなかった
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その後、渋るミスズから青い石を受け取り、燃える男を死なない程度に回復させた。正直、この男が死んでも自業自得だとは思うが、ミスズに人殺しはさせたくない。
「…アレぶっつけてから治したるつもりやったんやで?」
口を尖らせて、不満を漏らすミスズ。
「分かってるよ。よしよし、怖かったな」
頭を撫でると、眼を細めて脇にしがみ付いてきた。
「…凄いな、あんた。子供だなんて言って、すまなかった」
追いついてきた女が、軽く頭を下げて言った。
「…まぁええよ。そんだけウチが可愛いってコトやろしな」
「ふ…」
女は苦笑すると、自己紹介を始めた。
「私はジュリア。ジスレブのサブロゥだ」
『アリア、サブローとはなんだ?』
『狭義には高貴な方に仕える者、広義では剣士です。この方がどちらなのかは分かりません』
こんな所に高貴な方が居るとも思えないから、広義のほうか?
「ウチは…ミスズ、日本の魔法使いや!」
ミスズは親指で自分を指して名乗った後、その指を俺に向けた。
「んで、こっちは…えっと、でっかいおっちゃんや!」
どうやらミスズは、俺の名前を忘れてしまっているようだ。
「ミスズと…」
ジュリアと名乗った女は、ミスズを指差し、その指を俺に向けた。
「デッカイ・オッチャンか。変わった名前だな」
いや、そういうボケはいいから。
『ジュリアさん、面白い方ですね』
『こういうのは面白いとは言わない、“痛い”と言うんだ』
「それは名前ではない。俺の名前は“シオン”だ」
この世界では姓の“ウエクサ”は発音し難いようだから仕方ない。
「そうか、シオン殿か。覚えたぞ」
ジュリアは自分のコメカミを指先で突いた。
「すまない。外国には変わった名前の者が多いと聞いていたのでな」
冗談ではなかったようだ。
「まぁ、ウチは全然オッケーやったけど、ジュリアはんには心配掛けたみたいやし、これやるわ」
言うとミスズは、ジユリアの前に握った手を差し出した。
「…?」
ジュリアが頸をかしげていると、ミスズは猫の手招きのような仕草で、手を出すように促した。理解したジュリアが手を出すと、ミスズの手から青い石が十個ほど転がり出た。
「綺麗な石だが…これは?」
「口に入れてみ? 噛んだらあかんで? トローチみたいに優しゅう舐めるんや」
そう言って、ミスズは自分の舌を指差した。ちなみにジュリアに“トローチ”が通じたかどうかは分からない。
ジュリアは不思議そうに青い石を見ていたが、前触れもなく十個全部を口に放り込んだ。
「…む、むぉ?」
叫ぶと、ジュリアはマーライオンのように口から水を噴き出した。
「こ、こらなんぜよぼぼぼぼぁあぁ!」
「あーあー、全部入れるアホがおるかや!」
「ミスズさん、あれは水を出す青い石か?」
青い石には、回復用のものと、単に水を出すだけのものがある。
「せや。いっぺんにようさん出るんやのうて、ちょこっとずつ出るようにしたぁるから、口に入れとくと砂漠越えに便利やろ?」
砂漠越えが判明したのが今朝だから、風バイクを運転しながら青い石の砂漠越えバージョンを考えたのか。
「それは、凄いな…」
いや、赤い石の火力調節も簡単にやってのけたし、調節したこと自体は凄くない。
凄いのは、自分で応用を考え出したことだ。
「げへごほぐは。えらい眼に遭うたぜよ…」
ジュリアは涙を流しながらひとしきりえづいた。
砂漠での死因は意外と溺死が多いというが、まぁ、これは関係ないか。
「ミスズさんが説明を怠ったようで申し訳ない。あの青い石は、口に入れると少しずつ水が出る魔法石なのだ。だから、口に入れておけば、砂漠越えしても喉が渇かないという便利な物なのだ」
「…なんと、そんな高そうな物だったのか!」
噴き出した青い石は、足元で水溜りを作っている。
思わず拾おうとするジュリアを、ミスズが止めた。
「拾わんとき。こんなもん、高いことあらへん。なんぼでも作ったるから」
そう言ってミスズは、ジュリアの手に山盛りの青い石を出した。
「ツバ付けたら水出るようになってるさかいな。一個ずつ使い?」
そう言ってミスズは、自分の舌を指差した。
これも風バイクの化学繊維スイッチの応用だな。凄いぞ。
「あんたたちは砂漠を越えるのか? なら砂龍には注意しろよ」
俺たちの行先を聞いたジュリアの一言目がこれだ。
砂漠で危険なのは砂龍、というのは統一見解のようだ。
「やはり砂龍は危険な相手なのか?」
「当然だ。ヤツのせいで、ここの砂漠越えはなかなか面倒なんだ」
「あんたたちはどうやっているんだ?」
俺たちのイレギュラーな砂漠越えに応用はできそうにないが、だとしても知っておいて損はないはずだ。
「隊商のやり方なら教えてやれる。まず、荷物は足の裏に毛の生えた駄獣で運ぶ。駄獣は足音が小さいから、砂龍に狙われにくいんだ」
「なるほど」
「そして、離れた場所に鳴り物を付けた鳥を放す。鳥は砂龍に襲われれば飛び立つが、鳴り物が重いせいで長くは飛べん。すぐに砂の上に降りて、砂龍に狙われる。そうやって砂龍を惹きつけてくれている間に、隊商は砂漠を越えるのだ。鳥と鳴り物はその辺りの店で買える」
なるほどな。この街に入ってから、ガチャガチャ聞こえていたのはその鳥の音か。
「ありがとう、勉強になったよ」
予想通り役には立ちそうにないが、言葉通り勉強にはなった。
「それでは、私は隊に戻る」
言葉を切ったジュリアは、手にした皮袋を肩の高さまで上げた。
「無礼な私に、このような貴重な物を授けていただき、まことにかたじけない」
ミスズの石が貴重なのは間違いないが、俺にはありがたみが薄い。世界的には珍しいが、日本にはいくらでも居るタヌキみたいなものだ。
ぺこりと頭を下げると、ジュリアは駆け足で去っていった。
「おもろい姉ちゃんやったなぁ。なんか、また会える気がするわ」
「うーん。それは、どうだろうなあ」
ミスズはダンコフに行って、魔女を倒した後は元の世界に帰るのに、どんな展開になれば再会できると思うのだろう?
黒尽くめ男以降、たいしたトラブルもなくレクバール滞在は終わり、俺たちは翌日の夕焼け前に発った。ふたつの月が照らす紫色の砂漠を、風バイクで進む。月が一個だけのあっちの満月よりかなり明るいので、“砂漠の歩き方”を読むのに問題はない。
「えっと、ロッキビンは、あの星から三十度右に進めば着くらしい」
あの星とは、北の空に一際大きく輝く星だ。こちらにも北極星のような、見かけ上動かない星があるのはありがたい。
大まかな方向しか分からないが、それでも“砂漠の歩き方”は役に立つ。とにかく書かれてある方向に進めば、多少ずれても砂漠は越えられるのだ。
勧めてくれたエーリカに感謝だな。
「ミスズさん、眠くなったら代わるからな」
「ウチは若いさかい大丈夫やって。おっちゃんこそ寝とき」
夜の間休みなく走れば、ほぼ砂漠は越えられるだろう。超えられなければ、残りは風バイクの断熱性能に期待して走り切る!
我ながらいい加減だな。
「じゃあ、ちょっと眠らせてもらう」
「おー、ミスズさんに任しとき」
神の導きがあらんことを。
「…アレぶっつけてから治したるつもりやったんやで?」
口を尖らせて、不満を漏らすミスズ。
「分かってるよ。よしよし、怖かったな」
頭を撫でると、眼を細めて脇にしがみ付いてきた。
「…凄いな、あんた。子供だなんて言って、すまなかった」
追いついてきた女が、軽く頭を下げて言った。
「…まぁええよ。そんだけウチが可愛いってコトやろしな」
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女は苦笑すると、自己紹介を始めた。
「私はジュリア。ジスレブのサブロゥだ」
『アリア、サブローとはなんだ?』
『狭義には高貴な方に仕える者、広義では剣士です。この方がどちらなのかは分かりません』
こんな所に高貴な方が居るとも思えないから、広義のほうか?
「ウチは…ミスズ、日本の魔法使いや!」
ミスズは親指で自分を指して名乗った後、その指を俺に向けた。
「んで、こっちは…えっと、でっかいおっちゃんや!」
どうやらミスズは、俺の名前を忘れてしまっているようだ。
「ミスズと…」
ジュリアと名乗った女は、ミスズを指差し、その指を俺に向けた。
「デッカイ・オッチャンか。変わった名前だな」
いや、そういうボケはいいから。
『ジュリアさん、面白い方ですね』
『こういうのは面白いとは言わない、“痛い”と言うんだ』
「それは名前ではない。俺の名前は“シオン”だ」
この世界では姓の“ウエクサ”は発音し難いようだから仕方ない。
「そうか、シオン殿か。覚えたぞ」
ジュリアは自分のコメカミを指先で突いた。
「すまない。外国には変わった名前の者が多いと聞いていたのでな」
冗談ではなかったようだ。
「まぁ、ウチは全然オッケーやったけど、ジュリアはんには心配掛けたみたいやし、これやるわ」
言うとミスズは、ジユリアの前に握った手を差し出した。
「…?」
ジュリアが頸をかしげていると、ミスズは猫の手招きのような仕草で、手を出すように促した。理解したジュリアが手を出すと、ミスズの手から青い石が十個ほど転がり出た。
「綺麗な石だが…これは?」
「口に入れてみ? 噛んだらあかんで? トローチみたいに優しゅう舐めるんや」
そう言って、ミスズは自分の舌を指差した。ちなみにジュリアに“トローチ”が通じたかどうかは分からない。
ジュリアは不思議そうに青い石を見ていたが、前触れもなく十個全部を口に放り込んだ。
「…む、むぉ?」
叫ぶと、ジュリアはマーライオンのように口から水を噴き出した。
「こ、こらなんぜよぼぼぼぼぁあぁ!」
「あーあー、全部入れるアホがおるかや!」
「ミスズさん、あれは水を出す青い石か?」
青い石には、回復用のものと、単に水を出すだけのものがある。
「せや。いっぺんにようさん出るんやのうて、ちょこっとずつ出るようにしたぁるから、口に入れとくと砂漠越えに便利やろ?」
砂漠越えが判明したのが今朝だから、風バイクを運転しながら青い石の砂漠越えバージョンを考えたのか。
「それは、凄いな…」
いや、赤い石の火力調節も簡単にやってのけたし、調節したこと自体は凄くない。
凄いのは、自分で応用を考え出したことだ。
「げへごほぐは。えらい眼に遭うたぜよ…」
ジュリアは涙を流しながらひとしきりえづいた。
砂漠での死因は意外と溺死が多いというが、まぁ、これは関係ないか。
「ミスズさんが説明を怠ったようで申し訳ない。あの青い石は、口に入れると少しずつ水が出る魔法石なのだ。だから、口に入れておけば、砂漠越えしても喉が渇かないという便利な物なのだ」
「…なんと、そんな高そうな物だったのか!」
噴き出した青い石は、足元で水溜りを作っている。
思わず拾おうとするジュリアを、ミスズが止めた。
「拾わんとき。こんなもん、高いことあらへん。なんぼでも作ったるから」
そう言ってミスズは、ジュリアの手に山盛りの青い石を出した。
「ツバ付けたら水出るようになってるさかいな。一個ずつ使い?」
そう言ってミスズは、自分の舌を指差した。
これも風バイクの化学繊維スイッチの応用だな。凄いぞ。
「あんたたちは砂漠を越えるのか? なら砂龍には注意しろよ」
俺たちの行先を聞いたジュリアの一言目がこれだ。
砂漠で危険なのは砂龍、というのは統一見解のようだ。
「やはり砂龍は危険な相手なのか?」
「当然だ。ヤツのせいで、ここの砂漠越えはなかなか面倒なんだ」
「あんたたちはどうやっているんだ?」
俺たちのイレギュラーな砂漠越えに応用はできそうにないが、だとしても知っておいて損はないはずだ。
「隊商のやり方なら教えてやれる。まず、荷物は足の裏に毛の生えた駄獣で運ぶ。駄獣は足音が小さいから、砂龍に狙われにくいんだ」
「なるほど」
「そして、離れた場所に鳴り物を付けた鳥を放す。鳥は砂龍に襲われれば飛び立つが、鳴り物が重いせいで長くは飛べん。すぐに砂の上に降りて、砂龍に狙われる。そうやって砂龍を惹きつけてくれている間に、隊商は砂漠を越えるのだ。鳥と鳴り物はその辺りの店で買える」
なるほどな。この街に入ってから、ガチャガチャ聞こえていたのはその鳥の音か。
「ありがとう、勉強になったよ」
予想通り役には立ちそうにないが、言葉通り勉強にはなった。
「それでは、私は隊に戻る」
言葉を切ったジュリアは、手にした皮袋を肩の高さまで上げた。
「無礼な私に、このような貴重な物を授けていただき、まことにかたじけない」
ミスズの石が貴重なのは間違いないが、俺にはありがたみが薄い。世界的には珍しいが、日本にはいくらでも居るタヌキみたいなものだ。
ぺこりと頭を下げると、ジュリアは駆け足で去っていった。
「おもろい姉ちゃんやったなぁ。なんか、また会える気がするわ」
「うーん。それは、どうだろうなあ」
ミスズはダンコフに行って、魔女を倒した後は元の世界に帰るのに、どんな展開になれば再会できると思うのだろう?
黒尽くめ男以降、たいしたトラブルもなくレクバール滞在は終わり、俺たちは翌日の夕焼け前に発った。ふたつの月が照らす紫色の砂漠を、風バイクで進む。月が一個だけのあっちの満月よりかなり明るいので、“砂漠の歩き方”を読むのに問題はない。
「えっと、ロッキビンは、あの星から三十度右に進めば着くらしい」
あの星とは、北の空に一際大きく輝く星だ。こちらにも北極星のような、見かけ上動かない星があるのはありがたい。
大まかな方向しか分からないが、それでも“砂漠の歩き方”は役に立つ。とにかく書かれてある方向に進めば、多少ずれても砂漠は越えられるのだ。
勧めてくれたエーリカに感謝だな。
「ミスズさん、眠くなったら代わるからな」
「ウチは若いさかい大丈夫やって。おっちゃんこそ寝とき」
夜の間休みなく走れば、ほぼ砂漠は越えられるだろう。超えられなければ、残りは風バイクの断熱性能に期待して走り切る!
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