26 / 58
第二十五話 アカン、逃げるでおっちゃん!
しおりを挟む
俺たちは三度、祭壇の前に立った。
俺は虫のオブジェを祭壇の上に置いた。
「…何も起こらん…のか?」
注意深く周囲を見回した後、最後に後ろを振り返ると、ミスズが地面に蹲っていた。
「ミスズさん?」
爆発か何かが起こることを予測して,姿勢を低くしているのかと思っていたが、呼んでも起き上がらない。どうやら違うようだ。
「今度はミスズさんか! 苦しいのか?」
「…おっちゃん…なんか変や…」
ミスズの傍らに膝を衝いて、背中を撫でる。
「気分が悪いのか? 吐くか?」
「ちゃう…ちゃうけど、…道が分かるようになったみたいや」
「…えっ?」
間抜けな声を出してしまったが、それ以外の反応ができなかった。
「さっきそこに触ったとたん、ここの洞窟の道、こっから上の地図が見えてきたんや」
「なんだそれ、凄いじゃないか!」
「けど、ダブって見えてまうから、変な感じやねん」
「あー…」
その気持ち悪い感じは理解できるが、どうすることもできない。
俺は周囲に気を配りながら、ミスズの背中を撫でた。
「…前にテレビで見たことがあるが、景色が逆さまに見えるメガネをかけると、最初は頭が混乱して気持ち悪くなるが、人間の脳はすぐに慣れてしまって平気になるらしいぞ」
「ほんで? …どういうことなん?」
俯いたまま、苦しそうに答えを返す。
「多分ミスズさんの場合、景色と地図の両方が見えるという状態は変わらないが、慣れると見たい方だけがくっきり見えて、もう片方は気にならなくなるとか、そういう状態になるんじゃないか?」
「あ、あぁ…そゆことか…」
ミスズは苦しそうに言うと、勢いよく立って叫んだ。
「なったで!」
「はやっ!」
「はぁー、こんな風になるんか。ホンマにホンマや、両方見えてるけど全然邪魔にならんわ」
「若いからか? 驚きの慣れスピードだ…って言うか、なんでそんなことになったんだ?」
とは言ったものの、答えは分かる。
もちろん、ミスズが神に選ばれた勇者だからだ。
でなければ、同じ異世界人でありながら、なんの取り得もない俺という存在の理由が分からない。
「そんなん分かるかいな。けど、便利なもんは使わせてもらうで」
「それには依存はない」
俺は言葉を切って頷き、後を続けた。
「…そうだな。差し当たり、ここが何階まであるか分かるか?」
「六階までやな。三階と四階は広くなってて、上のほうは山の形に合わせてだんだん狭くなってるから、六階は一部屋しかないで」
虚空を見上げ、手で壷のような形を表しながら、ミスズは答えた。
恐らく彼女には、立体映像みたいなものが見えているのだろう。
「凄い。無敵の能力じゃないか!」
「あとな、なんか光ってるとこが幾つかあるんやけど、なんやろ?」
「何色に光ってるんだ?」
「黄色やな」
「赤は止まれ、青は進め。黄色は注意か? 幸せが来るかも知れんが」
「なんで黄色が幸せやのん? 黄色言うたらニセモンの色やろ?」
「えぇ? 黄色は幸せだろう? どうして黄色が偽物の色なんだ?」
「……」
「……」
話が通じなさすぎるので、俺たちは顔を見合わせて、互いに頸をかしげて無口になった。
「…じゃあ実際行ってみよう」
「おっちゃん、ちょい待ち!」
「おっとっと。…どうした?」
「近道やけどバケモンが居る道と、遠回りやけど安全な道。どっちがエエ?」
「そんなことも分かるのか?」
「通路の上に居るヤツはわかるけど、床から出てくるヤツは分からん。残念やけどウナボリは分からんてことやね。あー、分かったで。あの黄色いの、罠みたいや」
「そんなことまで!」
「けど分かりやすいヤツだけやから、あんまし役立たんかも知れん」
「いやいや、そんなことないだろう?」
大概のことでは驚かないつもりだったが、これは完全にやりすぎだ。
ミスズが神様に愛されているのは分かるが、こんなに簡単にしてしまったら、ゲームならクソゲー扱いされるんじゃないだろうか?
「けど六階な、上がる階段とかないし、天井もめっちゃ厚いねん。行ったら上がり方分かるんやろか?」
「二階みたいに赤い石では破れんか?」
「この床抜くほど赤い石使うたら、洞窟全体が崩れるかも知れんで?」
「それはやめとこう。飯の種を潰してしまったら、流石に互助会に恨まれるからな。…そもそも、五階まで行けるかどうかも分からん」
「今のウチらじゃ難しいやろかなぁ?」
そう言った後、ミスズは慌てて付け加えた。
「…けど、他のやつの手助けは要らんで?」
「分かってるよ。俺とミスズさんは、ずっとふたりだ」
「んはは。さぁ元気よく、行ってみよう!」
そう言ってミスズは、俺の脇に手を突っ込んで無理やり腕を組み、洞窟の奥を指差した。
「その奥、なんかおるで」
ミスズの警告を受けて眼を凝らすと、前方で何かがキラキラと明滅していることに気がついた。手を伸ばし、赤い石を向ける。
よく見るとそれ自体が光っているのではなく、赤い石の光を反射しているのだということが分かった。それはツヤツヤした歪な形状で、律動を繰り返しているため、光を反射する場所が逐一変化しており、明滅しているように見えるのだった。
初めて見るモノなので、ウナボリにも警戒しながら近づくと、五メートルほど前で、そいつは蠢いていた。
ネバネバしたアメーバのような、半透明のバケモノである。
「ミスズさん、アレはなんだい?」
「んん?」
訝りながら俺の脇から顔を出して、前方を確認したミスズが血相を変えて叫んだ。
「アカン、逃げるでおっちゃん! アイツはイキタスってヤツや!」
言うが早いか、ミスズは今来た方向に走り出す。
「イキタス?」
チョーダに興味津々なミスズが“あかん”と言って逃げ出すバケモノ。
しかも彼女はコイツと直接遭遇していないはずなのに、その危険性を知っているらしいのだ。今度は俺が興味津々になってしまう。
しかし、ここはミスズに従って逃げることにする。
「おっちゃん何してん! はよ逃げんと…!」
ミスズが振り返って強く手招きし、再び走り出した。
「なんであんなヤツが、こんな初級洞窟におんねん…!」
すぐに追いつくと、ミスズはぶつぶつ呟いていた。
「あかんって、どうあかんのだ?」
「アイツは石以外、大概のモンは溶かしてまうんや。草も鉄も布も、もちろん人間もや!」
ということは、剣で斬りかかったら剣が溶けるというわけか。そもそも不定形生物に物理攻撃は意味ないのか。
「魔法は効かないのか?」
「効くけどアカン。爆発させてオツリ貰ろたら、そっから溶かされてまうし、焼いたら毒ガス出しよんねん!」
毒ガスを出されたら、洞窟内では逃げ場がなくなる。
確かにヤバイ。
なお、オツリというのは飛沫のことと判断した。
「焼いても細切れにしてもダメなのか…とんでもないな」
「せやから近づかんのが一番なんや!」
何が恐ろしいって、全然強そうに見えないのに、実は糞ヤバいっていうのが恐ろしい。
強いやつは警戒色とか、めちゃくちゃ光るとか、義務として強そうに見える工夫をして欲しいものだ。
「ひゃあしんど。こんくらい逃げたらエエやろ。アイツらめっちゃトロ臭いさかい、すぐに逃げたら大丈夫って互助会で話しとった」
荒い息を吐きながらミスズ。
なるほど、やはり聞いた話というわけか。
「あそこから先の通路が探索できないが、命あっての物種か。遠くからなら倒せそうな気がするのだが、攻撃が通じないのではなぁ」
「けど、シブキ飛ばして来ることもあるんやて…って、おっちゃんソレ、どないしてん?」
ミスズが指差す方を見ると、手にしていた片手剣の中ほどが溶けて、剣先がぐにゃりと垂れ下がっていた。
「うわ!」
「おっちゃん、ウチが逃げぇ言うたときに逃げんかったやろ? ぼけーっとしよるからそんなことになんねん!」
どうやら逃げるのを躊躇しているうちに、イキタスのシブキとやらを食らってしまっていたようだ。
それにしても、安物とは言え、鉄製の剣がこれほど無残に溶かされるとは。
生身の場所に食らったら、ひとたまりもないだろう。
「けどな、片手剣はもう一本持って来ているし、安物だし…」
「あんっ?」
ミスズがドスの効いた声とともに顎をしゃくる。
「…ううむ、すまん。申し訳ない」
俺がペコリと頭を下げた勢いで、剣の先端が千切れて落ちた。
…たまたまそこに居たチョーダの上に。
「あっ!」
「うおっ?」
俺は虫のオブジェを祭壇の上に置いた。
「…何も起こらん…のか?」
注意深く周囲を見回した後、最後に後ろを振り返ると、ミスズが地面に蹲っていた。
「ミスズさん?」
爆発か何かが起こることを予測して,姿勢を低くしているのかと思っていたが、呼んでも起き上がらない。どうやら違うようだ。
「今度はミスズさんか! 苦しいのか?」
「…おっちゃん…なんか変や…」
ミスズの傍らに膝を衝いて、背中を撫でる。
「気分が悪いのか? 吐くか?」
「ちゃう…ちゃうけど、…道が分かるようになったみたいや」
「…えっ?」
間抜けな声を出してしまったが、それ以外の反応ができなかった。
「さっきそこに触ったとたん、ここの洞窟の道、こっから上の地図が見えてきたんや」
「なんだそれ、凄いじゃないか!」
「けど、ダブって見えてまうから、変な感じやねん」
「あー…」
その気持ち悪い感じは理解できるが、どうすることもできない。
俺は周囲に気を配りながら、ミスズの背中を撫でた。
「…前にテレビで見たことがあるが、景色が逆さまに見えるメガネをかけると、最初は頭が混乱して気持ち悪くなるが、人間の脳はすぐに慣れてしまって平気になるらしいぞ」
「ほんで? …どういうことなん?」
俯いたまま、苦しそうに答えを返す。
「多分ミスズさんの場合、景色と地図の両方が見えるという状態は変わらないが、慣れると見たい方だけがくっきり見えて、もう片方は気にならなくなるとか、そういう状態になるんじゃないか?」
「あ、あぁ…そゆことか…」
ミスズは苦しそうに言うと、勢いよく立って叫んだ。
「なったで!」
「はやっ!」
「はぁー、こんな風になるんか。ホンマにホンマや、両方見えてるけど全然邪魔にならんわ」
「若いからか? 驚きの慣れスピードだ…って言うか、なんでそんなことになったんだ?」
とは言ったものの、答えは分かる。
もちろん、ミスズが神に選ばれた勇者だからだ。
でなければ、同じ異世界人でありながら、なんの取り得もない俺という存在の理由が分からない。
「そんなん分かるかいな。けど、便利なもんは使わせてもらうで」
「それには依存はない」
俺は言葉を切って頷き、後を続けた。
「…そうだな。差し当たり、ここが何階まであるか分かるか?」
「六階までやな。三階と四階は広くなってて、上のほうは山の形に合わせてだんだん狭くなってるから、六階は一部屋しかないで」
虚空を見上げ、手で壷のような形を表しながら、ミスズは答えた。
恐らく彼女には、立体映像みたいなものが見えているのだろう。
「凄い。無敵の能力じゃないか!」
「あとな、なんか光ってるとこが幾つかあるんやけど、なんやろ?」
「何色に光ってるんだ?」
「黄色やな」
「赤は止まれ、青は進め。黄色は注意か? 幸せが来るかも知れんが」
「なんで黄色が幸せやのん? 黄色言うたらニセモンの色やろ?」
「えぇ? 黄色は幸せだろう? どうして黄色が偽物の色なんだ?」
「……」
「……」
話が通じなさすぎるので、俺たちは顔を見合わせて、互いに頸をかしげて無口になった。
「…じゃあ実際行ってみよう」
「おっちゃん、ちょい待ち!」
「おっとっと。…どうした?」
「近道やけどバケモンが居る道と、遠回りやけど安全な道。どっちがエエ?」
「そんなことも分かるのか?」
「通路の上に居るヤツはわかるけど、床から出てくるヤツは分からん。残念やけどウナボリは分からんてことやね。あー、分かったで。あの黄色いの、罠みたいや」
「そんなことまで!」
「けど分かりやすいヤツだけやから、あんまし役立たんかも知れん」
「いやいや、そんなことないだろう?」
大概のことでは驚かないつもりだったが、これは完全にやりすぎだ。
ミスズが神様に愛されているのは分かるが、こんなに簡単にしてしまったら、ゲームならクソゲー扱いされるんじゃないだろうか?
「けど六階な、上がる階段とかないし、天井もめっちゃ厚いねん。行ったら上がり方分かるんやろか?」
「二階みたいに赤い石では破れんか?」
「この床抜くほど赤い石使うたら、洞窟全体が崩れるかも知れんで?」
「それはやめとこう。飯の種を潰してしまったら、流石に互助会に恨まれるからな。…そもそも、五階まで行けるかどうかも分からん」
「今のウチらじゃ難しいやろかなぁ?」
そう言った後、ミスズは慌てて付け加えた。
「…けど、他のやつの手助けは要らんで?」
「分かってるよ。俺とミスズさんは、ずっとふたりだ」
「んはは。さぁ元気よく、行ってみよう!」
そう言ってミスズは、俺の脇に手を突っ込んで無理やり腕を組み、洞窟の奥を指差した。
「その奥、なんかおるで」
ミスズの警告を受けて眼を凝らすと、前方で何かがキラキラと明滅していることに気がついた。手を伸ばし、赤い石を向ける。
よく見るとそれ自体が光っているのではなく、赤い石の光を反射しているのだということが分かった。それはツヤツヤした歪な形状で、律動を繰り返しているため、光を反射する場所が逐一変化しており、明滅しているように見えるのだった。
初めて見るモノなので、ウナボリにも警戒しながら近づくと、五メートルほど前で、そいつは蠢いていた。
ネバネバしたアメーバのような、半透明のバケモノである。
「ミスズさん、アレはなんだい?」
「んん?」
訝りながら俺の脇から顔を出して、前方を確認したミスズが血相を変えて叫んだ。
「アカン、逃げるでおっちゃん! アイツはイキタスってヤツや!」
言うが早いか、ミスズは今来た方向に走り出す。
「イキタス?」
チョーダに興味津々なミスズが“あかん”と言って逃げ出すバケモノ。
しかも彼女はコイツと直接遭遇していないはずなのに、その危険性を知っているらしいのだ。今度は俺が興味津々になってしまう。
しかし、ここはミスズに従って逃げることにする。
「おっちゃん何してん! はよ逃げんと…!」
ミスズが振り返って強く手招きし、再び走り出した。
「なんであんなヤツが、こんな初級洞窟におんねん…!」
すぐに追いつくと、ミスズはぶつぶつ呟いていた。
「あかんって、どうあかんのだ?」
「アイツは石以外、大概のモンは溶かしてまうんや。草も鉄も布も、もちろん人間もや!」
ということは、剣で斬りかかったら剣が溶けるというわけか。そもそも不定形生物に物理攻撃は意味ないのか。
「魔法は効かないのか?」
「効くけどアカン。爆発させてオツリ貰ろたら、そっから溶かされてまうし、焼いたら毒ガス出しよんねん!」
毒ガスを出されたら、洞窟内では逃げ場がなくなる。
確かにヤバイ。
なお、オツリというのは飛沫のことと判断した。
「焼いても細切れにしてもダメなのか…とんでもないな」
「せやから近づかんのが一番なんや!」
何が恐ろしいって、全然強そうに見えないのに、実は糞ヤバいっていうのが恐ろしい。
強いやつは警戒色とか、めちゃくちゃ光るとか、義務として強そうに見える工夫をして欲しいものだ。
「ひゃあしんど。こんくらい逃げたらエエやろ。アイツらめっちゃトロ臭いさかい、すぐに逃げたら大丈夫って互助会で話しとった」
荒い息を吐きながらミスズ。
なるほど、やはり聞いた話というわけか。
「あそこから先の通路が探索できないが、命あっての物種か。遠くからなら倒せそうな気がするのだが、攻撃が通じないのではなぁ」
「けど、シブキ飛ばして来ることもあるんやて…って、おっちゃんソレ、どないしてん?」
ミスズが指差す方を見ると、手にしていた片手剣の中ほどが溶けて、剣先がぐにゃりと垂れ下がっていた。
「うわ!」
「おっちゃん、ウチが逃げぇ言うたときに逃げんかったやろ? ぼけーっとしよるからそんなことになんねん!」
どうやら逃げるのを躊躇しているうちに、イキタスのシブキとやらを食らってしまっていたようだ。
それにしても、安物とは言え、鉄製の剣がこれほど無残に溶かされるとは。
生身の場所に食らったら、ひとたまりもないだろう。
「けどな、片手剣はもう一本持って来ているし、安物だし…」
「あんっ?」
ミスズがドスの効いた声とともに顎をしゃくる。
「…ううむ、すまん。申し訳ない」
俺がペコリと頭を下げた勢いで、剣の先端が千切れて落ちた。
…たまたまそこに居たチョーダの上に。
「あっ!」
「うおっ?」
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる