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48:嵐の後で
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一か月後、ルーシェはジオと共に『蝶々亭』の2号店――『揚羽亭』にいた。
ユリウスは現在リュオンの手を借りてエマに会いに行っているため、ユリウスが帰ってくるまでジオは暇なのだ。
そこでルーシェはジオをデートに誘った。
たまには街で一緒にご飯を食べない? と。
武器の手入れをしていたジオは二つ返事で頷いた。
ルーシェたちは見回りを兼ねて街を散策し、先日開店したばかりの『揚羽亭』に入った。
昼時の『揚羽亭』は大盛況で、店内には美味しそうな匂いが充満している。
お洒落な制服を着た従業員たちは忙しそうにテーブルの間を歩き回っていた。
「――へえ。真面目に働いてるじゃん」
窓際のテーブルの向かいに座り、豚ヒレ肉の照り焼きを食べていたジオがふと会話を中断して、ルーシェの斜め後ろを見た。
口の中に入っていたトウモロコシのスープを飲み込み、振り返ってみれば、制服を着たパトリシアが料理を運んでいる。
通路を歩いている途中で老夫婦に声をかけられたパトリシアは「少々お待ちください」と断り、他のテーブルに料理を運んでから老夫婦の元に戻った。
胸のポケットから紙片を取り出し、注文を書き、厨房へと戻っていく。
彼女の動きはきびきびしていて、心なしか男爵令嬢だった頃より楽しそうに見えた。
すぐにパトリシアは厨房から出て来た。
ルーシェたちの近くの席がちょうど空いたため、片付けようと思ったのだろう。
通路を歩いていた彼女はルーシェたちに気づいて目を丸くした。
「ルーシェ様、ジオ様! いらっしゃいませ!」
パトリシアは慌てて頭を下げた。
ポニーテイルにした黒髪がばさりと身体の前面に落ちるほど深く。
「よお、久しぶり」
ジオの口調に敵意はなく、友人に対するような気安さがある。
《黒の森》で救出した直後はパトリシアを毛嫌いしていたジオだが、ルーシェに謝り、誠意を態度で示したパトリシアを見て最低だった評価を改めた。
ジオは竹を割ったような性格をしているので、よほどのことがない限り根に持つことはない。
ルーシェがパトリシアを許すと宣言したならつべこべいわずに自分も許す。そう決めたのだろう。
「新店舗の従業員に抜擢されるなんて凄いわね。頑張ってるのね」
ルーシェが微笑むと、パトリシアは照れたような顔をした。
「ルーシェ様のお顔を潰すわけにはいきませんから。命を救ってくださったばかりか、職場まで紹介してくださって、本当に何度お礼を申し上げれば良いか――」
「いやいや、もういいって。お礼も謝罪も聞き飽きたわ」
苦笑して手を振る。
パトリシアには酷い目に遭わされたが、ルーシェは彼女を恨んでいない。
(どこかのクソ野郎と違って、パトリシアは誠心誠意わたしに謝ったし、すっかり心を入れ替えたものね)
自分の行いを猛省したパトリシアはもう二度と人を陥れるような真似はしないだろう。
だから、それでいい。
「……ルーシェ様は本当にお優しい……私の女神です」
陶酔したようにパトリシアは胸の前で手を組んだ。
その顔はほんのり朱に染まっている。
「そうだ、ルーシェ様。奢りますので私とデートしませんか? おとついお給料を頂いたんですよ。是非一緒にお食事でも――」
「仕事中だろ。さっさと働け」
しっしっ、と虫でも払うようにジオが手を振った。
「……そうですね。時間もありませんし、本格的に口説くのはまた次の機会にします!」
「口説くって……」
決然と拳を握るパトリシアを見て、変な汗が出た。
「では!」
パトリシアはぺこっと頭を下げ、空いたテーブルへと向かった。
「……あの子、私が助けてからなんか変なスイッチ入っちゃってない? おかしいな、あんな子じゃなかったんだけどなあ……」
てきぱきとテーブルを片付け始めたパトリシアを眺め、首を捻っていると。
「絶体絶命の危機を助けられたわけだから、ルーシェに惚れるのも仕方ねーだろ。ま、ルーシェはオレのだからやらねーけど」
ジオはジオでさらりと凄いことを言ってくれた。
「………そ、そう……」
ルーシェは頬を赤らめてオムレツを切り分けた。
他の客たちの会話を聞くともなしに聞き、オムレツを頬張る。
ややあってジオが口を開いた。
「そういえばさ。ユリウスとエマは近いうちに婚約するぜ」
「えっ? 待って、わたしそんな話聞いてないんだけど。誰に聞いたの? ユリウス本人? それともバートラム様? スザンヌ様?」
驚きのあまり、ルーシェは軽く身を乗り出した。
(まさか、わたしにだけ内緒にされてたわけじゃないよね?)
もしもそうだとしたら、激しくショックだ。
お前は信用に値しない人間だと暗に言われたも同然である。
「いや、誰も言ってねーけど雰囲気でわかるじゃん」
飄々とした態度で言いながらジオは付け合わせの野菜を口に運んだ。
(わからないわよ! なんなのその異常な観察力!?)
しかし、ジオが言うなら本当にそうなる。
不思議なことに、彼はこういう勘は絶対に外さないのだ。
「婚約かあ……プレゼントとか贈ったほうがいいのかな? でも欲しいものがあったら自分で買うわよね。でもせっかくだし、何か贈りたいなあ……何がいいかなあ……形の残らないもののほうが良いかな……」
サラダを食べながら、あれこれ考えてみるが、どの案もいまいちぱっとしない。
「皆で料理でも作るか? オレらの中に料理出来ねー奴いねーじゃん」
「あ、それ楽しそう。採用!」
ユリウスは現在リュオンの手を借りてエマに会いに行っているため、ユリウスが帰ってくるまでジオは暇なのだ。
そこでルーシェはジオをデートに誘った。
たまには街で一緒にご飯を食べない? と。
武器の手入れをしていたジオは二つ返事で頷いた。
ルーシェたちは見回りを兼ねて街を散策し、先日開店したばかりの『揚羽亭』に入った。
昼時の『揚羽亭』は大盛況で、店内には美味しそうな匂いが充満している。
お洒落な制服を着た従業員たちは忙しそうにテーブルの間を歩き回っていた。
「――へえ。真面目に働いてるじゃん」
窓際のテーブルの向かいに座り、豚ヒレ肉の照り焼きを食べていたジオがふと会話を中断して、ルーシェの斜め後ろを見た。
口の中に入っていたトウモロコシのスープを飲み込み、振り返ってみれば、制服を着たパトリシアが料理を運んでいる。
通路を歩いている途中で老夫婦に声をかけられたパトリシアは「少々お待ちください」と断り、他のテーブルに料理を運んでから老夫婦の元に戻った。
胸のポケットから紙片を取り出し、注文を書き、厨房へと戻っていく。
彼女の動きはきびきびしていて、心なしか男爵令嬢だった頃より楽しそうに見えた。
すぐにパトリシアは厨房から出て来た。
ルーシェたちの近くの席がちょうど空いたため、片付けようと思ったのだろう。
通路を歩いていた彼女はルーシェたちに気づいて目を丸くした。
「ルーシェ様、ジオ様! いらっしゃいませ!」
パトリシアは慌てて頭を下げた。
ポニーテイルにした黒髪がばさりと身体の前面に落ちるほど深く。
「よお、久しぶり」
ジオの口調に敵意はなく、友人に対するような気安さがある。
《黒の森》で救出した直後はパトリシアを毛嫌いしていたジオだが、ルーシェに謝り、誠意を態度で示したパトリシアを見て最低だった評価を改めた。
ジオは竹を割ったような性格をしているので、よほどのことがない限り根に持つことはない。
ルーシェがパトリシアを許すと宣言したならつべこべいわずに自分も許す。そう決めたのだろう。
「新店舗の従業員に抜擢されるなんて凄いわね。頑張ってるのね」
ルーシェが微笑むと、パトリシアは照れたような顔をした。
「ルーシェ様のお顔を潰すわけにはいきませんから。命を救ってくださったばかりか、職場まで紹介してくださって、本当に何度お礼を申し上げれば良いか――」
「いやいや、もういいって。お礼も謝罪も聞き飽きたわ」
苦笑して手を振る。
パトリシアには酷い目に遭わされたが、ルーシェは彼女を恨んでいない。
(どこかのクソ野郎と違って、パトリシアは誠心誠意わたしに謝ったし、すっかり心を入れ替えたものね)
自分の行いを猛省したパトリシアはもう二度と人を陥れるような真似はしないだろう。
だから、それでいい。
「……ルーシェ様は本当にお優しい……私の女神です」
陶酔したようにパトリシアは胸の前で手を組んだ。
その顔はほんのり朱に染まっている。
「そうだ、ルーシェ様。奢りますので私とデートしませんか? おとついお給料を頂いたんですよ。是非一緒にお食事でも――」
「仕事中だろ。さっさと働け」
しっしっ、と虫でも払うようにジオが手を振った。
「……そうですね。時間もありませんし、本格的に口説くのはまた次の機会にします!」
「口説くって……」
決然と拳を握るパトリシアを見て、変な汗が出た。
「では!」
パトリシアはぺこっと頭を下げ、空いたテーブルへと向かった。
「……あの子、私が助けてからなんか変なスイッチ入っちゃってない? おかしいな、あんな子じゃなかったんだけどなあ……」
てきぱきとテーブルを片付け始めたパトリシアを眺め、首を捻っていると。
「絶体絶命の危機を助けられたわけだから、ルーシェに惚れるのも仕方ねーだろ。ま、ルーシェはオレのだからやらねーけど」
ジオはジオでさらりと凄いことを言ってくれた。
「………そ、そう……」
ルーシェは頬を赤らめてオムレツを切り分けた。
他の客たちの会話を聞くともなしに聞き、オムレツを頬張る。
ややあってジオが口を開いた。
「そういえばさ。ユリウスとエマは近いうちに婚約するぜ」
「えっ? 待って、わたしそんな話聞いてないんだけど。誰に聞いたの? ユリウス本人? それともバートラム様? スザンヌ様?」
驚きのあまり、ルーシェは軽く身を乗り出した。
(まさか、わたしにだけ内緒にされてたわけじゃないよね?)
もしもそうだとしたら、激しくショックだ。
お前は信用に値しない人間だと暗に言われたも同然である。
「いや、誰も言ってねーけど雰囲気でわかるじゃん」
飄々とした態度で言いながらジオは付け合わせの野菜を口に運んだ。
(わからないわよ! なんなのその異常な観察力!?)
しかし、ジオが言うなら本当にそうなる。
不思議なことに、彼はこういう勘は絶対に外さないのだ。
「婚約かあ……プレゼントとか贈ったほうがいいのかな? でも欲しいものがあったら自分で買うわよね。でもせっかくだし、何か贈りたいなあ……何がいいかなあ……形の残らないもののほうが良いかな……」
サラダを食べながら、あれこれ考えてみるが、どの案もいまいちぱっとしない。
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