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第1章
悪魔の玉はどこだろう
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~悪魔の玉探索チーム~ メンツ:りん、るか、こうせい
私たちは話し合いが終わるともう1度集まった。
「どうすんの?」
「どうするって言われても、探索魔法でしょ。」
「探索魔法か。やり方分かるの?」
「大丈夫でしょ。やってみよ。」
「そうだね。じゃ私やるね。」
「よろしく、りんり。」
「Διάβολος μπάλα Αναζήτηση。」
何も変化が起こらない。
「あ・・・。」
「え?りんりわかった?」
「どうした?」
「いや、ここ世界違うなと気づいた。」
「あ・・・。そうじゃん世界違うから探索できないじゃん。」
「向こう行かなきゃだね。」
「だね。準備して外集合ね。」
「りょーかーい。」
...........................................................................
剣など、装備を整えて外に出ると2人が先にいた。
「ごめん、遅れた~。」
「大丈夫だって。よし行こう。」
「うん。」
「Ανοικτή」
ワープしたら人目の少ないところへ行く。
「よし。もう一回やってみる。」
「わかった。」
「Διάβολος μπάλα Αναζήτηση。」
探索の呪式を唱えると、頭の中に何か流れ込んでくる感覚がした。目をつむってみると頭の中で映像が流れる。ここから東にずっと進んで行き、大きな洞窟が見えたる。その中に悪魔の玉がある。映像はそこで終わった。
「何かわかった?」
「んーとね、ここから東にまっすぐ行った大きい洞窟の中。多分結構遠い。」
「大きい洞窟か・・・。特徴は?」
「森の中にあった。あと、岩穴って感じ。洞窟じゃないかも。」
「わかった。」
「遠いかもしれんけど移動どうすんの?」
「移動か~。」
「馬はうまく乗れる自信がない。」
「魔物の鳥とか乗れたらかっこいい。」
「魔物の言葉が分かるんだから、言葉を使う魔物なら乗れるんじゃない?」
「まっどっちにしろ最初は徒歩だね。」
「だね。」
「歩こう。」
「うん。」
3人で東に向かって歩き始める。
「魔物倒して採取した物をさ、売りたいんだけど転送魔法とかあるのかな?」
「あるらしいよ。実は家を探索してたとき、偶然図書館みたいなところ見つけてね、魔法について書かれた本見つけたんだよ。」
「え、るーそんなの見つけてたの。」
「うん。言うの忘れてた。」
「忘れんなよ。」
「それで、転送魔法のやり方なんだけどね、転送したいところと、したいものに同じ印をつけるんだって。それで転送ってすればいいんだけど、印がないと別のところに行っちゃうらしい。」
「知らずに転送しなくてよかったね。」
「うん。」
「印はつけてきたの?」
「うん。倉庫っぽいとこの床につけといた。印はTに○。」
「おっけ。転送したいものに印ってどう付けるの?」
「指でなぞる感じでいいらしい。対応する印があれば痕跡が見えるらしいから。あと転送するとそれは消えるらしいよ。」
「ふ~ん。魔法って便利だよね。」
「ほんと便利。」
「張り切って魔物討伐しながら進みましょ!」
「「おー!」」
私たちは話し合いが終わるともう1度集まった。
「どうすんの?」
「どうするって言われても、探索魔法でしょ。」
「探索魔法か。やり方分かるの?」
「大丈夫でしょ。やってみよ。」
「そうだね。じゃ私やるね。」
「よろしく、りんり。」
「Διάβολος μπάλα Αναζήτηση。」
何も変化が起こらない。
「あ・・・。」
「え?りんりわかった?」
「どうした?」
「いや、ここ世界違うなと気づいた。」
「あ・・・。そうじゃん世界違うから探索できないじゃん。」
「向こう行かなきゃだね。」
「だね。準備して外集合ね。」
「りょーかーい。」
...........................................................................
剣など、装備を整えて外に出ると2人が先にいた。
「ごめん、遅れた~。」
「大丈夫だって。よし行こう。」
「うん。」
「Ανοικτή」
ワープしたら人目の少ないところへ行く。
「よし。もう一回やってみる。」
「わかった。」
「Διάβολος μπάλα Αναζήτηση。」
探索の呪式を唱えると、頭の中に何か流れ込んでくる感覚がした。目をつむってみると頭の中で映像が流れる。ここから東にずっと進んで行き、大きな洞窟が見えたる。その中に悪魔の玉がある。映像はそこで終わった。
「何かわかった?」
「んーとね、ここから東にまっすぐ行った大きい洞窟の中。多分結構遠い。」
「大きい洞窟か・・・。特徴は?」
「森の中にあった。あと、岩穴って感じ。洞窟じゃないかも。」
「わかった。」
「遠いかもしれんけど移動どうすんの?」
「移動か~。」
「馬はうまく乗れる自信がない。」
「魔物の鳥とか乗れたらかっこいい。」
「魔物の言葉が分かるんだから、言葉を使う魔物なら乗れるんじゃない?」
「まっどっちにしろ最初は徒歩だね。」
「だね。」
「歩こう。」
「うん。」
3人で東に向かって歩き始める。
「魔物倒して採取した物をさ、売りたいんだけど転送魔法とかあるのかな?」
「あるらしいよ。実は家を探索してたとき、偶然図書館みたいなところ見つけてね、魔法について書かれた本見つけたんだよ。」
「え、るーそんなの見つけてたの。」
「うん。言うの忘れてた。」
「忘れんなよ。」
「それで、転送魔法のやり方なんだけどね、転送したいところと、したいものに同じ印をつけるんだって。それで転送ってすればいいんだけど、印がないと別のところに行っちゃうらしい。」
「知らずに転送しなくてよかったね。」
「うん。」
「印はつけてきたの?」
「うん。倉庫っぽいとこの床につけといた。印はTに○。」
「おっけ。転送したいものに印ってどう付けるの?」
「指でなぞる感じでいいらしい。対応する印があれば痕跡が見えるらしいから。あと転送するとそれは消えるらしいよ。」
「ふ~ん。魔法って便利だよね。」
「ほんと便利。」
「張り切って魔物討伐しながら進みましょ!」
「「おー!」」
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