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第一章 腐れ剣客、異世界に推参
腐れ剣客は少女を助ける
しおりを挟む「くっ、数が多すぎる……!」
篝火に照らされた広間。
少女の苦しげな声が響く。
それをかき消すように次々と上がる――下卑た餓鬼どもの笑い声。
丸出しの感情。
手に持つ短剣や棍棒を地面に叩きつけるなどして囃し立て。
”それら”は少女の小さな抵抗を無意味のなものだと嘲笑っている。
「――ふむ」
その様子を。
冷静な面持ちで眺める男。
まだ動かない。
餓鬼たちの行動から少女がすぐすぐどうにかなりそうではないようなので、その間に諸々の考察を進めていたのである。
まずは餓鬼――らしきあれらの生物。
聞こえるのは『グギャ』やら『ゴギャ』やらと、明らかに人の話す言葉ではなく、どちらかと言えば獣に近い。
道具こそ使っているがただ持っているだけ。
頭の中身はそこまでよろしいわけではなさそうだ。
”人外”――その初めての存在に男的には非常に興味をそそられる。
「いやはや、見れば見るほどそっくりじゃわい。しかし――」
そして――あの少女。
異国情緒溢れる装い、素材は動物の革だろうか?
遠間からでも厚みの分かる手、足、胴。
それに加えて急所を守るように所々が金属で補強がされているように見え、重量を軽減しながらしっかりと防御のことも考えた作りとなっている。
ああいった作りのものは生憎見たことがない。
まさに革新的。
目から鱗だ。
そしてスッとした鼻筋と堀の深い顔の作り、一際目立つ金糸のような長髪。
しかもあの――蒼空を思わせる瞳。
硝子、いや宝石でもあの色調は生み出せまい。
根本からなる血の違う人種――異郷の者だと理解できる。
――にも関わらず、何故か言っていることが分かるのは、これまた如何なる采配か。
男の耳にははっきりと、少女の言っている言葉が分かる。
しっかりと、日ノ本の言葉でだ。
あの餓鬼のがとんと理解は出来ないのは当然として、本来なら少女の話す言葉もそうでなきゃおかしい。
とはいえだ。
この見知らぬ場所へ連れてこられてからというもの正気を疑うようなことの連続だが、それで不都合があるのかと言えば、そんなことはない。
餓鬼は兎も角、あの少女と話が通じそうなのはこの状況では有り難い。意思疏通に苦労する必要がなくなったと考えれば寧ろ喜ばしいことだ。
そもそも男は学者でも何でもないのだ、そんなことを考えるより今はこれからをどうするかの方がよっぽど重要である。
「くっ、またかこいつら……!」
万が一でも気付かれないよう注意を払い。
位置を変えながら戦況を観察していると、少女が洞窟の壁を背にして睨み付けている餓鬼の集団の中から一、二、三匹と。
少女の方へ徐ににじり寄っていく奴が出てくる。
剣を振るって追い払いそいつらが群れの中に戻ると、今度は別の奴が出てきて――後はそれの繰り返しだ。
どうやらとことんあの少女をなぶるつもりであるらしい。
ただ周囲に何匹かの連中の死体が転がっていることから、少女もやられっぱなしというわけらしい。
まあ、それがいつまでも続くわけがないのは――連中のあの悪辣な表情をみれば一目瞭然だが。
「……ふっ、小物といえども鬼は鬼ということか。
いやしかし、そうでなくては面白くない」
しかし男にとってみれば、それが何より――ありがたい。
奴らがそういう生き物であるならば、容赦は皆無。
寧ろ様子見は時間の無駄だった――そう思い至った男は途端にそれまでの慎重さをかなぐり捨てた。
男がこれからやろうとしていることをもし同郷の者が知ったならば、思わず眉を顰めることであろう。
しかしそれらはここにはいない。
最低限気配と足音を消しつつも地面を素早く駆けずり回り、そうして拾い集めたのは掌に収まる大きさの小石でできた山。
数十と集まったそれを見てふっと一息。
――これくらいで十分か。
そうしてその中からおもむろに一つを掴み上げ――スルリ。
緩慢な動作で弧を描くようにしてそれを放り投げた。
ゆるやかに風の切る音は餓鬼共の囃し立てる音にかき消され、石礫はそのまま誰にも気づかれることなく宙を飛び――
――――コツンッ!
「「「「っ――!?」」」」」
――と、それは再び少女の前まで来ていた三匹と集団の間に音を立てて落ちた。小さな音だったにも関わらず意識の隙間を狙ったかのようなそれに意表を突かれ、少女も含め餓鬼たちの動きが少しの間止まる。
それが男が告げる――宣戦布告の合図であった。
「シッ――!!」
無様な隙を晒す連中へ。
間髪入れず。
今度は体を大きくしならせて。
投げつける。
勢い任せでぶん投げた礫は真っ直ぐに飛び――
『――ゴギャッ……!?』
――腐るほどいる的の一つにぶち当たり、血飛沫を上げながら無惨に地面へと這いつくばる。
『――ギェギャァッ!?』
『――ギャギャア!!』
これに汚ならしい叫びを上げ騒ぎ出す餓鬼たち――。
玩具を見つけて気分よくしていたところへ予想外の襲撃。
そして突然の仲間の死。
戸惑い、怒り、恐怖など。
個々別々の感情の動きが集団の中に淀みを生んだ。
その淀みはそのまま集団の動きを鈍らせ、烏合の衆へと堕としめる。
その様を。
篝火の届かない暗がりの奥。
ほくそ笑みながら男は、更に投擲を繰り返す。
次々と。
次々と。
その度に犠牲者?
犠牲鬼?
がどんどんと量産されていく。
大の大人相手でも。
当たれば――致命傷。
肉が抉れ骨が折れるほどの威力だ。
それより体の小さい連中ならば被害はより大きく、運悪く頭に当たった奴はその悲惨な結果を地面にぶちまけている。
「んー連中そこまで頑丈ではなさそうじゃのー、もうちょい削ったら詰める――っか!」
ここまでは正直言って肩透かし――とは思いつつも攻撃の手は全く止まらない。
飛ぶぞ飛ぶぞ石礫、これでもかこれでもかと。
このままとことん。
全滅するまでやってやる。
そして次の石を拾おうとしたのだが――伸ばした手がすかる。
見ればたんまりと積み上げたはずの蓄えが一つ残らず尽きてしまっていた。
「おっと、弾切れか」
気分に任せて景気よく投げていたからな。
想定よりも早く消費してしまったようだ。
ちらと思考を働かせ――その間に立て直したらしい数匹がこっちに遮二無二突撃してくるのが見えたので――すぐさま迎え撃たんと岩場の影から姿を現そうとし――
「お前たちの相手はこっちだ、ゴブリンども!!」
――数を減らした緑の壁の向こうから声が上がった。
どうやらあの少女、ただ黙って見ていたわけではないようだ。
男の奇襲に乗じ、前に出ていた餓鬼を倒している。
更には声を張り上げ注意を集めることで男の方へと向かう数匹を引き留めてみせた
咄嗟の行動としてこれほどありがたいことはない。
というかそうか、この異形らは”ごぶりん”というのかと男は思いつつ、目はしっかりと敵を見据えている。
前後の敵どちらに行くか、判断に迷って餓鬼共の延びた列。
密でなくまばら。
こうなっては数の有利はさほどなし。
故に狙うは――各個撃破。
岩影に留めた体を低く屈ませ勢いよく前に飛び出し、近くまで来ていた集団の先頭へと襲いかかる。
「正拳突き――『赤頭』」
無手のそいつへ鋭い踏み込みから拳一閃――容易く弾ける頭部。
その結果に少々驚きながらも拳から感触が消える間もなく次の標的へ。恐れなく男の顔目掛け両手を広げ飛びかかってくる餓鬼には対の手が迎え撃つ。
「掌底打ち――『河童』」
それはまるで押し潰すように。
相手の体へとぶち当たった掌はそのままの勢いで上から下へ対象を地面に叩きつけ。
跳ねる体を足で拾いあげると思い切り蹴り飛ばし、後ろの短剣持ち諸共地面に転がす。
死に体となった異形二匹を追撃の踏みつけで同時に無力化、手放された短剣を素早く回収し重なるように迫る次の三匹の先頭へ目掛けて投擲。
「三連撃――」
小集団硬直。
隙間駆け抜け。
すれ違い様。
それぞれの急所に拳の強打を見舞い――
「――『鎌鼬』」
――確実に葬りさる。
口から血を吐きながらどさりどさりと立て続けに倒れる屍を尻目に別の短剣を奪い、いつの間にやら周りを囲んでいたゴブリンたちにジロリ――視線を飛ばす。
先行した奴らはさっきので全滅、第二陣も男の手際を見て容易く勝てる相手ではないと思ったのか、見るからに腰が退けている。
「おうおう、さっきまでの威勢はどうした? 喜び勇んで殺しに来たじゃろうが、ちょっとばかし同類が減ったからといって萎れるとは、情けない連中じゃのう」
姿勢をわざと崩し短剣の腹を肩にポンポンと当てながらそう挑発する男。言葉は伝わらずとも態度で示すそれにしかし、率先して動こうとするような奴は一匹たりとも出てこない。
「そうかぁ……それではこれで仕舞いじゃのう。
そいじゃあ貴様ら――
――疾く、死ぬがいい。それが衆生のためと知れ」
――” ゾ ゾ ン ” ! ! !――
『『『……っ……っ!!!???』』』
姿勢、表情一寸変わらず、されど濃密に放たれる――冷たい殺気。
そしてゴブリンたちの脳裏に浮かぶ――明確なまでの死の光景。
ある者は喉を裂かれ、あるものは頭を割られ、ある者は心臓が潰され――
――そしてそれが全て現実となるのに、さほど時間は掛からなかった。
抵抗らしい抵抗もさせず。
最後の一匹を処理し、とうに使い物にならなくなった短剣を放り投げ一息つく男。
その周囲はまさに死屍累々、地面一面に屍が転がる凄惨な光景ではあったが、それもまた因果応報としか言いようがない。
「んー、こんなもの、か」
そして自分が作り上げた地獄のど真ん中での第一声は――不満の混じったが呟きだった。
他人が聞けば殺りも殺ったりの癖して何が気に入らんのじゃとツッコまれるところではあったが、その肝心のツッコミ役は残念なことにここにはいない。
そして男の内心を理解できるモノもまた。
代わりといっては何だがおずおずと男の背後に近づいてくる者が一人。
「――凄まじいものだな、これは……」
言葉にならない惨状におののきながら死体を踏まないよう気を付け歩いてきたのは、先ほどまで絶体絶命の危機にあり、そしてその原因が見るも無惨に滅されていくのを固唾を飲んで見ていた少女であった。
「っと済まない、まずは礼を言うべきだったな。
私はレベッカ、この【墜界】の攻略に参加している灯士の一人だ。危ないところを助けてもらい感謝する」
男の所業に思わず言葉が漏れてしまったが、それでも礼儀を忘れず胸の前で腕を水平に構えると、その姿勢のまま名と共に感謝を告げる少女――どうやら”れべっか”というらしい。
その声に脳裏でグズグズと不満を吐いていたのをやめ、少女へ返事をする男。正直そのせいでほとんど聞き逃していて唯一名前だけが耳に届いて少し戸惑う。
「あーいやいや、そっちこそ無事でよかったわい。
こっちこそ急な横入りで驚かせてしもうた、勘弁しとくれよ」
「あ、ああ……そこについては問題ない、問題はないんだが……」
それで自分の名は――と言い出そうとした男。
だったのだが、何やら言い淀む少女をみて一旦言葉を引っ込める。
「それで……その、不躾な質問になってしまうのだが……」
「ん?」
ごにょごにょと口元で言葉を濁らせ、おずおずとした態度でようやく喋りだした――と思いきや、何が要因か頬の辺りが酷く赤らいでいる。
そんな反応をするようなことがあったかと首を傾げる男から若干視線を逸らしつつ、それでも少女は意を決したように――
「ああそうだ、感謝はしている。
それについては本当のことだ。
が――しかしだ。
あなたが誰なのかとか、あの強さは何なのかとか、どこからやってきたのかとか、色々と聞きたいことはあるがそれはまず置いて真っ先に聞きたいことがある!
あなたは、いやおまえは!!
――どうして一切、服を着ていないんだ!!!!!!」
――ビシィッ!っと立てた人差し指を、堂々と仁王立ちする男に向けて、少女は叫んだ。
そう、少女の言う通り。
男は目覚めてからここまで、一切の衣服を纏うことなく。
つまるところ――全裸だったのである。
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