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1.ゾンビドラマを見たかっただけ! 

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 大学生ってさ、おしゃれで、楽しそうじゃん? 

 学校終わったら、週末は飲み会やって、みんなで思いつきで海とか行って、ずぶ濡れになって遊んで盛り上がるの。お前、ガキくせーって言い合うのは大人になりかけた証。なんの責任も持たずに楽しい事だけして、彼女とか出来てやりまくり……とか嘘だからな。

 新幹線も通ってない地方民が、憧れの東京生活に気合いバッチリで挑んだ結果がこれですよ。

 学内の連れは男ばっか。居酒屋バイトは厨房担当だからやっぱり男ばっか。

 飲み会は参加する時もあるけど、実はそんなに向いてないと気がついちゃった。

 だって俺そんなに酒強くねーもん。

 そもそもシラフでもおしゃべり止まらんし、酔った女の子はなんかフニャフニャしてるくせにおっかないからハプニングとか起きる前に退散したくなる。

 だからって毎日つまらんわけじゃない。

 やっぱ男同士のノリって楽。適当に喋ってもなんかおもろいし。相手の好きそうな話題とか探さなくても話はそこそこ盛り上がる。

 だからレポート終わらせなきゃいけないのにちっとも進まない。

 グループワークの課題をいつメンでやる事になったけど、各自バイトだなんだと予定があって、たまたま空いてた俺と修とで先にやっておく事になった。



「なぁ、修って休みの日何してる?」

「海外ドラマ見てる。ゾンビ×ゾンビとか」

「俺も見てるー! 何シーズンまで見た? 俺プライムで見てたけど途中から対象じゃなくなってさあ」

「分かる。どうせ課金するならと思って俺はDVD・BOX買った」

「え、めっちゃ好きじゃん。いいなー」

「見に来てもいいぞ」

「まじ? いつ行っていい?」



 ほら、こうやってすぐ横道に逸れるから課題は進まない。

 修がスマホでスケジュールを確認し始めたので、やっと俺はラップトップのロックを解除した。

 とりあえず提出用レポートのフォーマットに小林修こばやしおさむ江口守えぐちまもると名前を打ち込む。

 俺は絶対リーダーとかやりたくないから、修の名前を先にしておいた。

 コイツは口数少ないし、ぬぼっとしてるけど、何気にいつも課題はちゃんとやってるし、教授からも気に入られてる。しかもクラスの女の子からもよく話しかけられてるから羨ましくてしょうがない。俺だって彼女とか作ってキャッキャしたいんじゃ。

 じゃ、頑張れよって感じだけど、俺が大学デビューっておしゃれに張り切ったのは最初だけ。

 だって修とつるむ様になって気がついた。

 元がいい奴には敵わないって。

 髪はボサボサ、服はパーカーとか、スウェット上下とかゆるゆるなのに、修はなんか目を引く。

 背が高いせいか?

 180cmオーバーなんて反則だろ。

 並んで立つと首が痛い。

 俺は童顔だし、身長も平均よりちょい低いからおんなじ格好したら絶対高校生と間違われる。

 だから髪は高校生にはあり得ない明るめの茶髪マッシュにして、必ず綺麗目ジャケットを羽織る事にしているのに、大抵居酒屋では身分証お願いしまーすってなんなの?



「いつでもいい……今日でも」



 スマホから目を離さないまま修がボソッと言った。



「まじ? 今日でもいいの?!」



 俺声デカ過ぎ。

 カフェテリアに響いちゃって、視線が集まるけど、あぁ、アイツかって感じですぐに散っていく。

 そ。俺は声がデカ過ぎて目立つけど、別に人気者ってわけじゃないからな。



「あぁ」

「まじ? 良いの?! 最高! よっしゃ。じゃ、お前ん家行こうぜ!!」



 せっかくパソコンのロックを解除したのに、名前を入力しただけで終了。

 それより俺はドラマの続きが見たい。

 早くしないと忘れちゃうからな。



「名前しか書いてないけどいっか。これみんなにメールしとけば良い感じ?」

「俺やっとく」

「お、サンキュー! 共有のドライブに入ってる」

「夕飯、どうする?」

「修はなんか食いたいもんある? お前ん家の台所使って良いなら俺作るよ。居酒屋メニューなら一通り作れるし。材料費割り勘にすれば安くアガんだろ。お前は酒飲みながら待ってれば良いよ」

「あ、ん。……だし巻き、食いたい」

「おうおう作ってやる。後なんだ? やっぱ唐揚げか?! 今日は二十九日で、肉の日だからスーパーでセールやってんだろ。うまそうな肉探して油で揚げようぜ。あと芋な。よし。いくか!」



 修を見ればもうテーブルの上は綺麗に片付いて、カバンを背負えば出発できそうだった。

 片や俺の前はテキスト、ノート、パソコン、借りた漫画、飲み物、ペンケースが広がったまま。

 これがいつもの感じ。

 いつメンの中でも対極の修と俺だけど、なんかしっくりくる。

 気がつけば二人だ。

 彼女はいないけど、相棒はいるって感じ? 



「はい」

「わりぃな!」



 俺がカバンを開けている間に手際よくテーブルを片した修が荷物を渡してくれる。

 相棒っていうか、おかんかもな?



 修の家まで行くバスを待ってる間に宅飲みツマミのレシピを漁る。結果、豚の唐揚げが旨そうという事になり、スーパーで豚コマを1kg買うことにした。

 多いな。でも足りないの嫌じゃん。

 あとはじゃがいも、ズッキーニ、エリンギ、パプリカ、野菜色々。もちろん酒も! 



「甘そ」

「悪いかよ? 甘いの好きなんだよ!」



 俺が缶チューハイを選んでると修は広告の品らしい焼酎の大ボトルを持って戻ってきた。

 酒豪め。



「おっも! 完全に買い過ぎたな」

「だな」



 よろめいた俺から修の大きな手が買い物かごを奪っていく。



「さんきゅな」

「おう」



 エコバッグを持ち歩いてるあたり、修はできる男だと思う。

 それでも袋は足らずに買う羽目になった。

 ケチな俺は中一枚でいけると主張したが、修は無言で大一枚を追加する。



「えー」



 俺が不満に口を尖らせている間に修は会計を済ませてしまう。

「ん」

「あいよ!」



 買ったばかりのビニール袋を渡されたので、開けばポイポイとポテトチップスやら、ミックスナッツやら、次々に乾き物おつまみが大集合。

 あっという間にパンパンになってしまう。

 続いて修は持参した買い物袋に食材を詰め込み始めた。



「え! それじゃお前の重くなっちゃうじゃん! 肉持つからさ」

「背縮むぞ」

「うっせ! チビっていうな!」

「言ってない」

「…………確かに。言ってないな」

「……っふふ」

「笑い方がむっつりスケベ」

「…………」

「否定しないのかよ! あ、それ俺のカバンに入れる」



 自分が選んだ焼酎の大瓶を俺に渡すか迷っている修の手から奪い取った。

 バックパックを前に抱いて詰め込んでいると、修が手を伸ばしてきた。



「それ一応瓶だから」



 カバンに入っていた俺のパーカーで器用に瓶を包んでくれる。

 俺の背に合わせて屈んだせいで修の顔が目の前にあった。



「まつげなっが!」



 思わず口に出したら、修は一瞬動きを止め、そのままそーっと離れていった。

 修とはよく一緒にいるが、立っても座っても修は俺の遥か上にいるから、間近で顔を見たのはこれが初めてな事に気がつく。伸びっぱなしの前髪に邪魔されてよく見えない目元が実は長いまつ毛に縁取られているとは知らなかった。



「行くぞ」

「あいよ!」



 重い食材がパンパンに入ったエコバッグは子犬柄。

 でっかい男のくせに可愛い趣味をしてやがる。



「お前、犬派なの?」

「……考えた事なかったな」

「俺犬派! でっかいやつが良い。強そうで、忠実なやつがいい。あれ、警察犬とかにするやつ」

「シェパード?」

「あー! それっぽい! 修は? どんなのがいいわけ?」

「……小さいの、だな。元気の良いやつ」

「え! うるさそう!!キャンキャン鳴くやつじゃん、絶対」



 そんなことを話しているうちに修のアパートに着く。スーパーから徒歩三分。最高の立地のアパートの階段を三階まで上がった突き当たりの角部屋が修の家だ。

 窓が多くて、日当たりが良いくせに家賃は手頃なのが羨ましい。俺のアパートは西日が照りつけるだけのパッとしない部屋だ。



「いいよな、修の家。なんでこんなに好条件なのに、家賃安いの? 1Kだろ? うらやま~……え、待ってもしかして訳ありってやつなの?! 待った、事故物件とかじゃねーよな?」



 玄関の鍵を開けていた修は何故か何も答えてくれないから背筋がひんやりしてきた。



「待て待て、嘘だろ? やめてくれって! なんとか言えよ」

「なんとか」

「ムカつくな! 嘘だろ? 事故物件とかやめろ。違うって言え」

「違う」

「だぁあ! そう言うんじゃねーんだわ! あぁ……どうしよ。俺そういうの無理無理。幽霊無理」

「え? ゾンビはいいのに?」



 そんなこと言われたらゾンビもダメな気がしてきたけど、いやいや違う。



「だってゾンビは人間じゃん!」

「人間なの?」

「待て待て待て! やめろ。ゾンビは人間。だめ。ドラマの続き見たいんだからストップ。えぇ……やだ、ちょっと考えたくない。やばいこれはダメなやつ」



 俺が一人でワタワタしている間に、修はさっさとキッチンで買ってきた食材を広げていた。



「守、これ全部使うの?」

「おう。食えんだろ。俺、途中でつまみ切れるの嫌なんだよ。余ったらお前が明日食えば良いだろ?」

「わかった。あ、上着。かけてくる」

「サンキュ! 適当に道具漁って良い? 別に見られちゃまずいもんとかないだろ? エロ本とか? 彼女とのペアのマグカップとか?」

「そんなものはない」



 何故か振り返った修はいつもより不機嫌そうな目で俺を見る。



「なんだよ。冗談に決まってんだろ? お前にしばらく彼女がいないことぐらいわかってんよ。お互い様だろ」

「ん」



 さぁ、おつまみを仕込むぞ!

 でっかい丼に豚コマを入れて、適当に砂糖と醤油とちょっぴりお酢を揉み込み、生姜を多めにゴリゴリすりおろす。

 鳥唐揚げよりは少し甘めが好きだ。お酢がちょっぴり入るから、甘くてもクドくない。

 出来上がりに、後からタレを絡めるのも美味しいが、手で摘む時に汚れるから今日はナシ。

 調味料を軽く揉み込んだら、味が馴染むのを待つ間に野菜を切ってどんどん素揚げしていく。

 芋なんか油で揚げたら美味いに決まってる。

 塩をガッツリ振って、表面がキラキラ光るぐらいでちょうど良い。

 俺の切る芋はゴロゴロデカいから大丈夫。

 本当は新ジャガのあげたやつが一番好き。

 皮付きで丸ごと揚げれば、水分が多いせいで中がとろりと滑らかに仕上がる。

 皮の香ばしさがまた良いアクセント。って今日はないんだけど。



「なんか手伝うか?」

「家主は寛いでてくだせい。先に酒飲んでろよ。まず野菜揚げるから、すぐ摘めるよ」

「わかった」

「味噌ある? きゅうりにつけて食おうぜ」

「あぁ」



 三等分したきゅうりを四つに割ると、適当なマグカップにどんどん刺していく。

 はっきり言って自宅で一人飲みならこれで十分だ。

 きゅうりの青さと味噌の塩分は最高の組み合わせ。

 でも誰かいるならつまみを作って楽しく飲みたい。

 料理をすることは苦にならなかった。

 これは大学生になって初めて気がついた事だ。



「ほら」



 冷蔵庫から出してきた味噌をたっぷりつけたきゅうりを修が差し出す。



「いっただきまーす! ん、うめぇな、この味噌」

「実家から送ってきた」

「最高じゃん。うらやま」

「持ってってもいいぞ」

「うぇい! 卵黄漬けるやつ作りたい! あぁ! やばい。卵買うの忘れたじゃん」

「あ」

「だし巻き作れねー」

「…………また、今度で」

「お! いいの? じゃ、今度な! ちゃんと大根買っておろしどっさりで食おうぜ。プルンプルンのだし巻き作ってやっからよ!」

「ん」



 モサモサの髪の毛に隠れた頬が少し緩んだ。

 あんまり表情の変わらない修だから、こうやってほぐれた表情を見せると、よっしゃ、と言う気持ちになる。

 俺がもっと美味いもん食わせてやるぞ! っていう料理長的な心っていうのかな。



「よし、肉揚げる!」

「おー」



 ペラペラの肉を軽く握ると小さな塊になる。片栗粉をまぶしたら油の中に放り込む。

 塊肉と違って火の通りが良く、油もすぐ切れるから作りやすい。

 後から一味唐辛子を足しても良いし、コッテリいくならマヨも良い。

 さすが、豚コマ1kgは迫力が違う。揚げても、揚げても、まだある。



「ほら、最初のやつ冷めた」



 修の差し出す肉にかぶりつけば、思った通りの味が口いっぱいに広がる。

 ジュワッと肉汁が出るのと外側のサクサク食感が堪らない。



「んー!! うっま! 俺天才じゃね?」

「天才」

「だな!」



 1kgの豚コマだって、じゃんじゃん揚げていけば、ちゃんと終わりがやってくる。

 山盛りの揚げ物と、乾き物、そして酒をテレビの前のテーブルに並べるとちょっとしたパーティな感じ。

 ベッドを背もたれがわりにして、二人並んで座る。



「途中で結構つまみ食いしたけど、腹減ってるんだけど!!わーうまそう! 食おうぜ」

「いただきます」

「おう、いただけ、いただけ! いただきまーす! あ、ちげーよ。乾杯な、かんぱーい」

「かんぱーい」

「ンンンー!! 喉乾いてたわ! ラムネサワー好き!! うまい。揚げ物と相性最高。一生推す。心に誓う」



 大抵飲み始めの修は静かで、俺はいつも通りうるさい。他のメンツも徐々にアクセル踏んでく感じで賑やかになってくのが定番だ。



「あれ、もしかして二人で飲むの初めてじゃない?!」

「そう」

「うぇー?! 気がついてたんなら言えよぉうおうおうおーう!」

「酔うのはええ」

「あぁあん? 酔ってないわよーん! こんなのいつも通りだろ」

「や、目元赤いよ」

「うぉ」



 急に伸びてきた修の指が目尻のすぐ下をちょん、とつついてきたからびっくりする。



「おめーこそ……いや、なんも変わんねーな? 今日は酔ったところを見せてもらおうじゃねぇか!! 早く酔え、修! そうじゃないと俺が寝ちまう!!ってかあれだな、ドラマみてねーな? 俺たち」

「どこから見る?」

「どこまで見たかなんて俺が覚えてるわけねーんだわ! 最初っからで良いだろ」

「おぅ」



 DVDをセットした修はそのまま立ち上がって部屋を出るとすぐに帰ってくる。



「ほら」

「んあ?」



 次のチューハイ、生搾りオレンジが渡された。



「さんきゅー、お前優しいのな?」

「缶捨ててくるから、空けちゃえよ」

「あいあいあいよ~」



 早くも気だるい感じに仕上がった俺はむにゃむにゃしながら空き缶を修に渡す。

 こうなってくると、つまみを食べるのもめんどくさくなる。本当だったら、俺は酒にあんまり強くないから何か摘んだ方が良いのだが。

 戻ってきた修が唐揚げを摘んでいるのを見たら無性に食べたくなる、が面倒臭い。



「何?」

「うまそー」

「食えよ」

「めんどい」

「は?」

「酔ってくると、箸持って、摘んで、持ってきて、口に入れるってのが面倒なの。酒は掴んで傾けるだけだから簡単だけどさ」

「……ほら」



 呆れた顔で修はこちらに唐揚げを差し出した。

 まじか。俺、お殿様じゃん。



「あーん、ん、うま……ってうわ、ゾンビグロい……」

「やめる?」

「いや、見るよーん」



 ぶちゅぶちゅなゾンビが大暴れするのを見ながら、俺はダラダラと酒を飲み、合間合間におつまみが口に押し込まれるという最高な状態を過ごした。

 まぁ、さすがに豚コマ1kgの唐揚げを完食するわけもなく、途中で修が片付けてくれた。

 お代わりのチューハイ、初恋レモン味が渡されるが、プルタブが開けられない。



「ん」

「ん?」

「開かない」

「はいはい」

「ありがとーママン!」

「ママンはないな」

「パパン?」

「ない」



 ふわふわ頭で見るにはゾンビドラマってのはもってこい。

 どうせどれが誰かなんてもう良くわからないし、ぶちゅぶちゅと何かがどうにかなっちゃってるのを、うぐっ、げ、とか言いながら見てるだけで楽しい。

 そのうち夢中になって見てたら、ゾンビが警察の懐中電灯に照らされるシーンになった。

 あまりに画面が眩しくて、目を逸らすと修の横顔が飛び込んできた。

 いつも顔にかかってるモサモサの髪が邪魔なのか、ヘアバンドであげている。

 丸見えになった顎のラインは男らしい硬い線を描いていた。画面を見る目は普段より潤んで、画面のチラチラ揺れる光を映す。俺の知らない顔をした修だった。

 どれだけ見ていたのかわからない。視線に気がついた修はこちらを見て声もなく首を傾げる。

 どうした? と声もなく問う表情はなぜか甘い。胸の奥が少しムズムズするような不思議な感覚を振り払うようにブンブンと首を振ってドラマに視線を戻した。

 途切れ目なく次々に新しい話を再生し続ける大容量DVDのお陰で、俺たちは仲良く並んだままゾンビのぶちゅぶちゅに釘付けだった。

 ベロベロに酔った俺はいつの間にか修に寄りかかっていて、徐々に瞬きが長くなっていく。

 起きてる起きてる、と思いながら、テレビと夢を行ったり来たりしていた。



「守……?」



 聞いたこともない甘い声で俺を修が呼んだのは夢だったらよかったんだけど、耳元をくすぐる湿っぽい息がリアルすぎた。

 声を出せずに、目も開かない状態で意識だけが浮上する。

 もう少しで目が開きそう、と思った瞬間だった。

 ふにゅ、と柔らかな濡れた感触が口元に押し当てられる。

 薄目を開けても何も見えない。

 だって修が俺に覆い被さっていたから。

 いつの間にか肩に回された手が熱い。

 すっかり覚醒して、おいおいおいおいおい! って叫びたかったが、じっとしていた。

 だって俺の唇塞がれてるんだよ? 修の唇で。

 なんだこれ? どういう状況? 

 あれか! 修は酔うとキス魔ってこと?! 



 酔っ払いがパニックになるとどうなるか知ってる? 

 脳がキャパオーバー。  

 そう、寝落ちです!!



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