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高等部編
31 ※
しおりを挟むルーカスが抱き着く腕を緩め顔を見ると、リヴァイは色慾を含んだ瞳でルーカスを見下ろしていた。
「ぁ、、リヴ、動いていいよ? 待っていてくれてありがとう。もう痛くないから、君の好きなようにして」
「っ、ゆっくり、動かせて頂きます……」
そう言うとリヴァイは、ルーカスをベッドに寝かせ覆い被さるように上半身を倒しキスをした。
そしてゆっくりと腰を動かし陰茎を引いていく。
「ふっ、ぅん」
「……痛く、ありませんか?」
「う、ん……気持ち、いい、、」
そう答えルーカスはリヴァイの顔を引き寄せ口付けをし舌を入れた。するとリヴァイもルーカスの頭の下に手を回し自身の方へ引き寄せながら、ゆっくりと律動を始める。
「ぁあ、、、んっ!」
リヴァイは口付けをしながら腰を優しく打つと、ルーカスの陰茎に向けて手を伸ばした。それに触れた瞬間、ルーカスの体は驚き軽く跳ねる。
しかしリヴァイはそのまま陰茎を扱き始め、律動も少しずつ早くしていく。
「ぅ、はっ、、はぁっ……」
息が、続かない……。
ルーカスは少し息苦しくなったのか、リヴァイの胸をどんどんと叩き伝える。するとリヴァイはルーカスへの刺激を慌てて止めた。
「痛かったでしょうか……!?」
「、ううん。気持ち良くて、息が上がってしまって……」
「あ、そう、でしたか」
リヴァイは少し驚いたあと安堵したようにそう言った。
「気持ち良くなると、いつも呼吸を忘れてしまうんだ。もう少し慣れたら、平気だと思うから」
「私も気付けるように致します」
「うん。……リヴ、気持ちいい?」
「はい、とても、、」
「そう、ならいい。もっと、激しく動いて、僕も君も、気持ち良くなろう?」
そのルーカスの発言に、リヴァイは息を飲み努めて落ち着こうと努力する。しかしそんなリヴァイに追い討ちをかけるが如く、ルーカスは中を締め、腰をひねり耳元で囁いた。
「たくさん突いて……」
リヴァイは心臓が酷く脈打つのを感じたと同時に、ルーカスの肩に強く噛み付いた。
「んっ、は……」
そしてルーカスの手首を両手で押さえ付けると顔を上げて一気にルーカスの奥まで突き上げた。
「ぅ、、ぁ……っ!!」
なに、これ……背筋が、ビリビリする……!
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「あまり煽るな!!」
リヴァイは口元にルーカスの真っ赤な血を付け、怒鳴るようにそう言いルーカスを睨み付けた。しかしその瞳からは欲望がひしひしと感じられる。
「((ボソッ…リヴ、かっこいい……」
そのルーカスが思わず呟いた言葉を聞き逃さなかったリヴァイは、彼の腕を強引に引き2人の体を起き上がらせた。
これ、重力で勝手に……!
重力により2人の意志とは関係なくずぶずぶと中へと入ってくるリヴァイの陰茎に、ルーカスは彼の首に必死に抱き着き体が落ちないよう掴まった。
しかし先程の刺激により力の入らないルーカスの腕では、いくら軽いとはいえ全体重を支えることは出来ず、ずるずると体は落ちていく。
「ぁ、ぁあ……中、入って、くる……」
「っ、シアン、お願いです。私を、煽らないで、下さい……」
「違っ、煽ってな……っあぁ!!」
否定しようとそう言ったルーカスだが、リヴァイはルーカスが言い終える前に彼の腰を掴み思い切り下から奥まで突き上げた。
「((ボソッ…すみません、シアン」
そして謝罪をつぶやくと、その体制のままリヴァイはごつごつとルーカスの最奥を何度も突き始めた。
「ぅ、、あ゙っ、や、だ、、! リヴ、それ、やだぁ……!!」
リヴァイは腰を打ちながらルーカスの首筋に鬱血痕を付けると、苦しそうな声で言う。
「シアン、嫌だと言わないで、私を、拒絶しないでください……」
「んっ、して、ない……! やじゃない! でも、だめ、なの……!」
「っ、くくっ、だめ、ですか?」
ルーカスの言葉にリヴァイは、可笑しそうに笑いを堪えてそう尋ねた。そして先程よりも激しく腰を振り始めると、ルーカスは言葉を打ち消す程の嬌声を上げ続ける。
も、無理だよ。なにか来る……! いつもと違うのが……!
ルーカスはリヴァイの首にぎゅっと抱きつくと、必死にそれを伝えようとするが、言葉を紡げず抱き着くだけになった。
そしてルーカスの嬌声はどんどんと大きくなる。
「ゔっあ゙、、だ、、、く、る……っぁああ゙、、っ!!」
「っ、ぅ゙……!」
ルーカスが全身を震わせて絶頂すると、中がしまった刺激でリヴァイも達したのだった。
ぁ、、リヴの、流れてきてる……。
「……シ、アン、大丈夫、ですか?」
「んっ……へいき、、気持ちよかった、よ……」
そう言うとルーカスはそのまま気を失うように眠りについた。
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