転生皇子の新生活 高等部編

𝐍 𝐢 𝐚🐾

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高等部編

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「うっ、んん! あっ、も、3本、入ったぁ……?」


「入りました。ですがもう少し解しましょう」


 ルーカスの後孔はすんなりとリヴァイの指を3本飲み込んだ。今まで入念に解していたことが役立ったのだろう。


 しかしリヴァイの陰茎を入れるにはまだ解す必要がある様でリヴァイは3本入った後もまだ指を抜くことは無かった。


「リヴぅ、もういいよ……早くちょうだい」


 うぅ、中がムズムズする……。


「いけません。シアンが確実に痛い思いをせぬよう、最善を、、」


 リヴァイが断りそう答えようとするが、四つん這い状態のルーカスは、後ろを振り向きリヴァイの顔を引き寄せると口付けをして言葉をさえぎった。

 するとリヴァイは体を支える為に後孔から指を抜きベッドに手を付く。


「っ、! 殿下……!」


 ルーカスは、リヴァイの陰茎を優しく持つと自身の後孔に宛てがい、中に入れようとする。


「っ、くそっ……! おやめ下さい、殿下!」


 しかしリヴァイはルーカスの手を掴みそれを止めると、ルーカスを叱るように眉をひそめて彼を見つめた。


「何故このような無茶を……!」


「中が、辛、いんだ……」


「っ……?」


 予想外の言葉に、リヴァイは驚き困惑したような表情となる。だがルーカスは顔を隠しながら続けた。


「勝手に動いてごめんね。けれど、長い時間の刺激に中が麻痺したのか、凄く、、ムズムズ、するんだ……」


 ルーカスは申し訳なさそうに顔を背ける。するとリヴァイは驚きのあまり固まってしまった。


「……気が付けず申し訳ございません。ですが、やはりまだ、挿入するには尚早かと……」


「少しなら、痛くても平気だよ……?」


「しかし……」


 ルーカスの言葉にリヴァイは酷く躊躇いながら断った。しかしルーカスはどうしても後孔にくるムズムズが不快のようだ。


「……1度試してみよう? 耐えられなければちゃんと伝えるから」


「……分かり、ました。必ず、お伝え下さい」


 念入りに注意するリヴァイに、ルーカスはこくりと頷いた。


「体への負担が少ない為、このまま後ろから挿入しましょう」


「分かった……」


「では、上半身を落としておしりを突き出すようにして下さい」


 リヴァイの指示に、ルーカスは従順に従った。体の力を抜き、おしりだけ突き上げた体制は、リヴァイからはルーカスの後孔や陰茎までもが見えている。


 リヴァイは一度深呼吸をすると、潤滑剤を陰茎に塗り滑りを良くした。


「シアン、力を抜いていて下さい」


 そう言うと、ルーカスの腰を掴み自身の陰茎の先端を彼の後孔へと宛てがった。


「ゆっくり入れていきますが、痛ければ即座にお伝え下さい」


「うん……」


 ルーカスが返事をすると、リヴァイは言葉通りゆっくりと慎重に挿入を始めた。


「ふ、ぅぁ……」


 本当に、入って来てる……。


「痛っ、、!!」


「っ! 抜きま、、」


 結構な激痛がきたようで、珍しくルーカスが声を上げて呻いた。それにリヴァイは直ぐにルーカスの中から抜こうと体をゆっくり引いたが、ルーカスが制止するように手を握る。


「抜か、ない、で……? 痛いのは、少しだけ、だから。リヴのが入っていて、嬉しい」


 ルーカスは辛そうに眉を困らせながらも、心底嬉しそうに笑みを浮かべて振り返った。

 その表情に、リヴァイは何も言えなくなり、動かない様に体を固めた。


「今も、痛いですか?」


「ううん、動かなければ、痛くないよ」


「では、このまま慣れるまで待ちます」


「ありがとう」


 そうしてリヴァイが動かないまましばらくたった。


「リヴ、もう平気」


「では、少しずつ進めて行きます」


 リヴァイは先程以上にゆっくりと、ルーカスの中を進んでいく。


「痛みは、どう、でしょうか?」


「んっ、へい、き」


 少し動かず慣らしたのが良かったのか、ルーカスは殆ど痛みを感じずにリヴァイの陰茎が奥へと進んでくる。

 そして漸く、リヴァイの進行が止まり、ルーカスは奥へとんとぶつかる感覚がした。


「入っ、たぁ?」


「はい、入りましたよ。少しこのまま休憩しましょう」


 リヴァイがそう酷く優しい声で言い、また暫く2人は休憩をする。


「……ねえ、リヴ」


「なんでしょうか?」


「君の顔を見たい」


「……分かりました。ゆっくり体を上に向けて下さ、、っふ、ぅ」


「あ、ごめ、、!」


 ルーカスが上向きになろうと体を起こすと、力が入って中にあるリヴァイの陰茎を締め付けてしまったようだ。


「大丈夫です。動かれて構いません」


 ルーカスはリヴァイに支えられながら、ゆっくりと体を上に向けた。
 するとリヴァイにぎゅっと抱きついて心底嬉しそうに言う。


「リヴ、大好き。この世の誰よりも、僕が一番君を愛してる」


「私もでございます。貴方への愛は、誰にも負けないと自負しております」


 互いに愛を伝え合うと、2人は嬉しそうに笑いあったのだった。






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