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高等部編
3 ※
しおりを挟む寮に着いてから数日、二人は何度も触れ合いをする。
「後孔に触れることに、体が慣れてきたようです。今日は、陰茎には触れずにしましょう。不快感があれば仰ってください」
「う、うん……」
控えめに返事をすると、ルーカスはベッドに一糸まとわぬ状態で仰向けに寝転ぶ。そして自身の両足の膝裏を抱えると、リヴァイに後孔を差し出した。
昨日もその前も、二人は触れ合っていた為、ルーカスの身体中にリヴァイに刻まれた跡が幾つも残っている。
その真っ白な肌に紅の差し色が入った美しい姿と、一切の警戒心もなく無防備な姿を晒すルーカスに、リヴァイはごくりと喉を鳴らす。
リヴァイがルーカスの後孔に潤滑剤を垂らすと、ぬるりとした感触に反応したのか、ルーカスはびくりと身体を強ばらせる。
「冷たかったでしょうか?」
「平気。触って良いよ」
「……はい」
リヴァイはルーカスが持ち上げるもも裏にそっと触れると、擽るように優しく撫でた。
「シアン、貴方も擽りに弱い様です」
「……そんなこと、前から知っているでしょう」
膝裏を支えるルーカスの手に力が入ると、リヴァイは揶揄う様にそう言った。それにルーカスは少しむくれて返す。
リヴァイはもも裏から臀部に手を移すと、それには先程よりも力強く捏ねるように揉み始めた。
そしてルーカスの腿に顔を近付けると、まだ赤く染まっていない所に吸い付き跡を残す。
「っ、、今の僕の体には、肌の色より紅の方が多い」
「明日にはもう、貴方の白は残らないかもしれません」
「ふふ、それは困るね」
リヴァイが真面目にそう答えると、ルーカスは可笑しそうに笑い言った。
暫くリヴァイが臀部を揉みしだくと、漸く潤滑剤で艶やかになった後孔に指で触れた。
まだ中に入れず、リヴァイは指の腹で搾みを撫でる。
「っリヴ、周りを解さなくても、、もう入る……」
「……そうですね」
ルーカスの言葉に、リヴァイは指に力を入れて後孔の中へと侵入させる。そしてまた、今度は中の壁を指の腹で撫で回した。
(やはりしこりが見当たらない。もう少し奥まで入れてみるか)
「シアン、もう少し指を深く入れてもよろしいですか」
「え、、うん……」
「痛くないようゆっくり致しますので」
「分かっ、た」
ルーカスが不安そうにする為、リヴァイはなるべくゆっくり、中を解しながら指を奥へと進める。
そしてリヴァイの人差し指が、2つ目の関節よりもさらに少し入った時、指の腹に少し硬いものが当たる。
それに気付くと、リヴァイは少し強めにそれを押す。その瞬間、ルーカスは体をビクリと跳ねさせる。
「ぅあ……っ!」
な、なに、、?
ルーカスは困惑した様子でリヴァイの顔を見る。
「漸く発見致しました。少し深い位置にある様ですね」
「な、にが……?」
「シアンが、ここで感じられる場所です」
そう言いリヴァイがもう一度しこりを押すと、またもやルーカスは艶やかな声を上げた。
こ、れ、、やだ……。前を触れるのと感覚が全然違う。電気が走ったような……。
「リ、リヴ……体が、変になる」
「……慣れるまでは、ゆっくり触れるように致します」
ルーカスが少し強ばった様子で言うと、リヴァイはそれを察して落ち着かせるようそう言った。
「気が紛れるよう、胸と共に触れましょうか」
「う、ん、、ありがとう……」
ルーカスが足を下ろすと、リヴァイはしこりに強く触れないようゆっくり指を動かし、もう一方の手で胸の突起を捏ねる。
リヴァイの指が少しずつしこりを撫でると、ルーカスの体はびくびくと震える。そして胸の突起を少し抓ると、その震えは大きくなる。
「胸の、方、、いつもより、刺激が強い……」
「……しこりに触れていることで、感度が上がったのでしょう。胸に触れるのはやめましょうか」
そう言ってリヴァイが離そうとする手を、ルーカスが掴む。
「やめ、ないで……」
「っ、、貴方は本当に……」
ルーカスが制止すると、リヴァイは驚いた表情をした後そう言い、胸の突起をさらに強く抓った。
その感覚に、ルーカスの体には強い刺激が走り、身体を少し仰け反らせた。
「ひあっ……!! ん、リヴ……。やはり、辞め、、今日は終わ、り。この間のやつが良い……」
「シアン……」
「僕の、体使って……」
そう言いルーカスはまた膝裏を抱える。その言葉と行動に、リヴァイはルーカスから手を離すと、下衣脱いで陰茎を露わにする。
「もう、辞められませんよ」
「良いよ」
それを聞きリヴァイはルーカスの股の間に陰茎を差し込むと、ルーカスに激しい口付けをして腰を動かした。
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