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中等部4年編
6 ※失禁 最初と最後sideリヴァイ
しおりを挟むリヴァイがルーカスの陰茎を扱くと、ルーカスは酷く体を縮こめリヴァイの体を押し返す。
しかし物凄い体格差に、力の差は歴然で、リヴァイの体はビクともしない。
「リ、リヴ、本当に離して!? おしっこ出るからあ……!」
殿下の言う通り、本当に尿意なのだろう。もしも失禁させたら、この方は一体どのような反応を見せるのだろうか。……きっととても可愛らしいはずだ。
リヴァイは、ルーカスが漏らした後の反応を想像し酷く欲情していく。
「やだ、リヴ……! 出るから、トイレっ……」
ルーカスは限界を迎えたのか、魔力を動かした。その動かされた魔力をリヴァイも感じる。しかしリヴァイは避けるつもりも防ぐつもりもないらしい。
少し調子に乗りすぎたか。出来れば腕辺りにして欲しいのだが……。
リヴァイはルーカスが神力を使い自身に氷柱を刺すのだろうと考えた。しかしリヴァイに飛んできたのは、鋭い氷柱でも燃え盛る業火でもなく、拳ほどの水の塊だった。
その水の塊を頭から被ったリヴァイは酷く呆気に取られた。
「くくっ、、殿下。その半端な拒否は、ただ私の醜い欲を掻き立てるだけですよ?」
そう言ってリヴァイは酷く艶かしく口角をあげて見せ、ルーカスをベッドへと押し倒す。その水に濡れ降ろされた前髪の隙間から見える、情欲的な瞳と艶かしくあがった口角に、ルーカスの心臓は張り裂けるほど強く脈打った。
そして一気に力が抜けると、ルーカスの陰茎からはちょろちょろと尿が漏れ出てしまう。
「え、あ、、嘘っ、やだ、見ないで……!!」
ルーカスがそれに気付いた頃には、止められる訳もなく、足を閉じて隠すことしか出来なかった。
しかしその閉じた足でさえも、リヴァイの力強い手によって、簡単に開けさせられてしまう。
「ここまで狼狽えるシアンを見れるとは……。とても可愛らしいです」
「ぅ、あ……」
ルーカスは顔から肩までをも真っ赤に染めあげ、リヴァイから逃げようと顔を背け背を向ける。しかし足を掴まれている状態で、リヴァイから逃げる事は出来なかった。
その間もルーカスの陰茎からは尿が溢れ出し、ベッドのシーツを汚していた。
あぁ、愛いな……。
ルーカスの尿が全て出終わると、ルーカスは顔を真っ赤にしてリヴァイを責めた。
「えっち! 変態! すけべ!! リヴの馬鹿!!!」
お漏らしさせるなんて……!! それに、どうしてまだ勃っているんだい!?
ルーカスは急いでクローゼットまで行くと、タオルを取り出しリヴァイに向けて投げ付けた。
「ここ片付けておいて!! 湯浴みして来る!!」
そう言ってルーカスは顔を真っ赤にしたまま浴室に駆け込んだ。
ルーカスが湯浴みから上がり服を着て出てきた。リヴァイのベッドのシーツは、取り外され汚れた物は全て1つに纏められ部屋の隅へと置かれている。
リヴァイと目が合うと、ルーカスは失禁した事を思い出してしまい、恥ずかしさから顔を赤く染める。そして素っ気なく目を逸らすと自分のベッドに入り、リヴァイに背を向けて寝る体勢を取った。
「……殿下、調子に乗って貴方の嫌がることをしてしまいました。申し訳ございません」
「……リヴを止めなかったのは、僕の判断だ。君を傷付ける程の不快感はなかった。だから神力ではなく水の魔法を使った」
ルーカスはリヴァイの方へ体を向けると、布団を捲って言う。
「早くおいで」
「っ、失礼致します」
リヴァイが布団に入ると、2人は向き合う様に少し狭いベッドに寝転んだ。
「本気で止めなかった僕に、君を責める権利は無い。けれど、……お漏らしは嫌だ」
「すみません……」
恥ずかしそうにそう言うルーカスに、リヴァイは申し訳なさそうに謝った。
「……先程、勃っていたけれど処理はしたのかい?」
「い、いえ。しかし既に治まっておりますので問題は……」
「では、君を抱き枕にしても大丈夫かい? ベッドが狭いから、くまさんが下に落ちてしまったんだ」
リヴァイがベッドの下に目をやると、ルーカスがいつも寝る時に抱えている、くまのぬいぐるみが下に転がっている。
それをリヴァイは壁に立てかけ、ルーカスの方へ振り向いた。
「習慣になってしまって……だめかい?」
「いえ、構いません」
「ありがとう。少しこちらに寄ってくれるかい?」
ルーカスの言葉を聞き、リヴァイは少し移動しルーカスに近付いた。するとルーカスはリヴァイの体を抱えるように抱き着く。そして2人は密着しながら眠りについた。
「おやすみ、リヴ」
「おやすみなさいませ」
翌日の朝、ルーカスが目を覚ますと、一睡も出来なかったらしいリヴァイが目を少し充血させて、苦しそうにルーカスの顔を見つめていた。
「ん゙ん……今日も眠れなかったのかい……?」
「いえ……!」
寝起きの少し掠れた声でそう尋ねると、リヴァイは慌てて顔を背け否定する。
夜中に何度も動いていた様だけど……。
「私は水を浴びてきます」
「うん、行っておいで。今日は1日休みだから、眠たければ寝ていて構わないよ」
「はい、ありがとうございます」
……本当に大丈夫かな?
リヴァイは急いで脱衣所へ行くと、服を脱ぎすぐ様浴室に入った。そしてシャワーを付けると、固くなっている陰茎を擦り始めた。
「は、ぁ……っ、、」
リヴァイは昨夜のルーカスの姿を思い浮かべ、脳内で彼を酷く犯し、あっという間に頂点へと達する。
しかし一晩中ルーカスに抱きつかれ、欲情してしまっていた体と頭は多くの熱を持ったまま反応し続けていた。
リヴァイはまた陰茎に向かい手を伸ばし熱が治まるまでの間、ルーカスを想像しながら何度か達したのであった。
くまを捨てるのは当分先だな。
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