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第7章 生者と死者を巡る受難と解放の物語
58: ブルーこと寒楚(ハーン・チュウ) 落日の国にて (3)
しおりを挟むまた機会を見つけてハッテンバに行った。
というより無理矢理、機会を作ったと言った方がいい。
昔の私なら、人間をドール化出来る機会と、その作業を自ら放棄するなど考えられない事だった。
あのハッテンバの掲示板には、いつものように出没予告をしていた。
「ド淫乱外人Mです。○月○日(月)の朝から夕方までいます。急所(金玉)を執拗に痛めつけて雄悶絶させて欲しい。あと、全身モロ感の身体を貪ってよがり狂わせ、ケツマンコ、口マンコグチョグチョズコズコ掘りまくって、雄汁を身体中にぶち撒いてください。あと、洗ってない雄臭の激しいチンコ(チンカスついてたら最高)を顔に押しつけ、強制フェラさせられたい。複数で輪姦されるのもいい。ゴーグル&ケツ穴開きビキニ。」
日本流の書き込みも、板について来た。
朝からとは言え、そのハッテンバに入ることができたのは、午前11時ころだった。
ロッカーの前で全裸になり、“体の中をきれいにできる”シャワールームに入る時に、恰幅の良い親父さんが私をチラ見していた。
親父さんはチラ見するなりサウナに入っていった。
「多分タチだろうな」と想像しながらも、私はシャワールームに入った。
身体の中をきれいにして、私は予告通りの黒のケツ穴あきビキニ一丁で2階に上がり、ブラックライトの部屋(ここでは「白の部屋」と言っているらしい)に入り、奥の蒲団の上でゴーグルをつけて寝待ちしていた。
2階には私の他には誰もいなかった。
私は、「犯されること」「急所をやられること」を妄想しながら待っていた。
だからチンコはギンギン勃起で、黒のケツ穴開きビキニはいやらしいくらいに私のチンコの勃起ごと膨らんでいた。
5分もすると、あの親父さんが入ってきて、私のそばに座る。
親父さんは、ほどなく私の股間や乳首を弄り出した。
犯されたい気満々の私は、その慣れたエロタッチに感じまくる。
「ハァァァ。アァァァァ・・・。ンンンン・・・。」
私は淫らな喘ぎの声を漏らす。
それから、親父さんの股間に手を伸ばしてまさぐる。
中太のチンコが硬くなっている。
「誰もいねえなあ、外人のアンチャン・・・。留学生?何?私にオマンコされたくって待ってたのか?」と乳首をツンツンしながら、私に尋ねる。
「カァァァァ・・・。ハィ・・・。」
私は喘ぎ、身をよじりながら答える。
親父さんが、私の胸元に顔をうずめて左乳首をベロベロ嘗め回す。
もちろん右乳首を左手でこねくり回すことも忘れていない。
上手い。
「ハァァァァァ。アァァァァァァァ。・・・イイィィィィィィィ・・・・。」
乳首もキンキンに勃起だ。
親父さんは、乳首弄りの手をいつの間にか私の股裏に忍ばせ、アナルを指でなぞる。
「ハアァァァァァァァ。」
私は身を反らして呻く。
「アンチャン、オマンコしたいんだ・・・。」
「アァァァ・・・ハァァァァ・・・。ケツマンコに・・・チンコ・・・欲しい・・です・・。」
そう懇願するも、親父さんはまたさらにムチョムチョと乳首を舐めまくり、私のチンコと急所を摩って焦らす。
「アアア。乳首・・・。アアア。チンコ・・・。アァァ。ケツに・・・チンコ・・・欲しいッ・・・。」
私の懇願はお構いなしで、親父さんはわざと乳首弄りと私の身体のあちこちを絶妙な指遣いで攻め立てる。
「アァァァァ。アァァァァァ。イイィィィィ。イイィィィィ。・・・」
私は喘ぎ声上げまくり悶えのたうつ。
そんな喘ぐ私が背中を向けたときに、親父さんが私の両腰骨を引っ掴んで私を前のめり状態にする。
そして、私のケツ穴に指を突っ込んでこねくり回す。
「カアアアアアア。アアアアアアア。アアアアアア。ケツ。・・・アアアアア。気持ち・・・・。イイ。。・・・」
私は腰を突き出す。
親父さんが自分自身の勃起チンコを私のケツマンコにあてがう。
ズブ。
「ウアアア。」
カチカチになった太いカリが私のケツ穴から一気に突っ込んできた。
一瞬痛みが走って、腰をやや引き気味にした。
ただ、そんな痛みも束の間、すぐさま快感が体中を駆け巡った。
「オマンコ。いいか。?いいか。・アンチャン・・・。いい・・いいケツマンコだな、アンチャン。・・・早くから来てよかったゼェ・・・。」
親父さんの絶妙な腰使いに、私はすぐさま喘ぎ声を漏らす。
「ハァァア。アァァァ。イイ。イイ。ケツマンコ。イィ・・・。アァ。チンコ・・イィ。」
親父さんの勃起チンコが私のケツ穴の肉襞を擦る。
ケツ粘液が私のケツ穴の肉襞をヌルヌルにしていく。
私は体をワナワナ震わせて、思わず背後の親父さんのケツタブを両手で掴んで、親父さんを引き寄せてしまう。
親父さんの腰がグイッと入って、私のケツ穴奥深くに親父さんの勃起チンコがゴリゴリと侵入してくる。。
・・・もっと。もっと・・・。もっと犯されたい・・・。。。
私は心の中で叫んだ。
その叫びが私の親父さんを引き寄せる手に力を与えていた。
親父さんの勃起チンコが、私の前立腺の快感を見る見る目覚めさせる。
「もう少しで届きそう」という際まで、攻めて引いてを繰り返す。
だから私は余計無性に「欲しくて欲しくて」堪らなくなって、後方の親父さんの両腰骨を引っ掴んで、グイグイと私のケツマンコの奥深くに、親父さんの勃起が食い込むように持っていく。
「くぅぅぅぅぅぅぅ・・・。アンチャン。オマンコ。気持ちいいな。・・・」
そう言いながら親父さんは、私のケツマンコをズイズイと突きまくる。
「イィ。イィ。イィ。気持ちイィ。」
私は喘ぎ声を上げまくりだ。
5分もバックで突かれた頃合いで、親父さんが勃起をヌポッと引き抜き、今度は私を仰向けにして、私のギンギン勃起チンコをまさぐりながら、ベロベロブチュブチュと乳首を舐めまくる。
「ハアァァァァ。アアァァァァァァァ。乳首。乳首・・・。アァァ・・・チンコ・・・。イイ。イィィィィィィ・・・。」
感じまくりの声を上げて身をよじって喘ぐ私。
すると、いつの間にやら二人、三人と、私たちの近くにギャラリーがいる。
大股開きのところを、ベテランさんらしき男が、指をグチュッと私のケツマンコに差し込み、グチョグチョヌチョヌチョを音を立ててかき回す。
「ウアアアアア。ケ。ケ。ケツ・・・。アアアァァァァァァァ。」
すると、何やら「痛めつけてやる」オーラを漂わせた男が、私の横に座り、私の急所に手をかける。
間違いなく掲示板を見た男なのだろう。
ギュウウウウっと私の急所を握りつぶしにかかる。
「ウアアアアアア。アァァァァァァァ。急所。・・・アアァァァァァ。」
待ち望んでいた究極の男の痛み快楽。。
私のギチギチチンコが、男の痛気持ちよさでピチピチのビキニの中で激しく嘶き、メリッと亀頭部分がビキニの先端からはみ出てしまう。
すると今度はその男が、私の顔の横でしゃがみ込む。
その行為が何を要求しているのかは、すぐにわかる。
私は、横を向いて首を少しもたげて、その男の逸物にパクつく。
男のものはカリ高で、付け根に行くほどやや細の代物だ。
私はそいつをジュルジュルと音を立ててむしゃぶりつく。
「クウウ。スゲエ・・・。」
男はそう言うや否や、何と私の後頭部を片手で引っ掴んで、グイッと男の股間に私の顔を引き寄せる。
喉奥にカリ高が食い込む。
「ムグゥゥゥゥゥ。・・・ムフ。。ムフ。。」
息が詰まりそうだ。
さらに男は私の大事な急所をきつく握りしめることも忘れない。
ギュウウウウウウウウウウ。。。。。
男の5本の指が私の急所にめり込む。
口をカリ高勃起チンコにふさがれ、雄の悶え声も出せない。
私はワナワナと身震いして悶え狂う。。
そんな悶え狂う私の股では、ベテランさんが、指3本をグチョグチョ抜き差ししたかと思えば、足を広げさせ、私のケツマンコをベロベロ舐め始める。。
さらに最初に犯してくれた親父さんは乳首舐めと乳首弄り。
急所握り潰しとアナル舐めと乳首責め。
3人の男が私の身体を弄んでくれる至福のとき・・・。
私の“至福の喘ぎ”は、5分くらい続いただろうか。
私の大事な急所を散々鷲掴みして、尚且つ私に強制フェラをさせていた男が、私の顔をグイッと引き寄せたかと思った途端、スッと私から離れていった。
“発射”しそうだったからか、それとも私のことに“飽きた”からか、そこはよくわからなかった。
すると、私のケツマンコを執拗に弄っていた男も私から離れた。
その頃合いで、また親父さんが私に乗っかってきた。
「なあ。ガイコクのアンチャン。タップリ時間あるなあ。オマンコ、いっぱいできるなあ。」
そう言いながら、いきり立った竿を正常位で私のケツマンコにまたズブリと差し込む。
「ハァンンン・・・。。」
私は、その気持ちよさに又淫らな声を漏らしてしまう。
親父さんが私の両腰骨をしっかり掴んで来て、私はケツマンコ責め快楽に酔いしれた。
“あたりそうであたらない”、だからもっともっとと身も心もせがんだ。
親父さんが10分ばかり正常位での雄交尾をし尽した頃合いで、チンコを私のケツマンコから引き抜いて、また私の横に来てベロベロと乳首舐めをした。
「アァァ。乳首。イィ・・・。」
淫らに喘ぎ声を漏らす私。
すると、親父さんと反対側に太めの男が座った。
男はパシパシと私の急所を平手で叩き出す。
「アゥ。アゥ。・・・アァァァ。・・・急所・・・。イィ・・・。」
この男も掲示板を見たに違いない。
男は私の顔面横に、デップリとした下腹を持ってきた。
私はもちろん男のモノを触った。
勃起している。
だから躊躇することなく、顔を横に向けて急所を叩いてくれる男の勃起にパクついた。
すると、何とも言えない滑りを感じた。
おそらく男の恥垢だろう。
私は、もう興奮してその滑りを舌で残すことのないように舐めつくした。
ただ、どういう訳か、あの何とも言えない臭いがしなかったのが、惜しまれた。
そんな私の様子から乳首責めをしていた親父さんは“気を利かせた”のか、私から少し退いて行った。
入れ替わるように、先ほどの急所責めのチンカス男が、私の股のところに来て、勃起したチンコを私のケツマンコに突っ込んだ。
ガシガシガシガシ・・・・。
「アァ。アァ。アァ。アァ。・・・」
若干乱暴な雄交尾。
いきなりこれをされたら、痛みでケツを引いていたことだろう。
けれども、親父さんがほぐしてくれていたお蔭で、この乱暴なのも「強姦されている」感じで良く感じた。
男は私のギンギン勃起のチンコをキツク握りしめながらの雄交尾を続ける。
「アァァァァァァァァ。チンコ。・・・壊れちゃう・・・。」
私が身悶えしながら喘ぎの声を漏らすと、男は、「いいんだろ?こういうのが。ああん。?」と言いながら、ギシギシガシガシとケツマンコを犯す。
と、あの親父さんがまた乳首を指で弄ってくれる。
身を仰け反らせて喜ぶ私。
そうする内に、交尾をしていた男が私のケツマンコから勃起チンコを引っこ抜いて離れていった。
射精するのを我慢したのか・・・。
実際、男は一度射精してしまうと、蘇生するまで結構な時間がかかる。
だから、快楽を貪ることが目的でハッテンバに来るとしたら、大概は射精は我慢するんだと思う。
私も遅漏に加えて我慢する性質だ。
だからその男もそうだったのかなと思うことにした。
再び親父さんと私と二人きりのブラックライトの部屋。
親父さんは「オマンコいいよな、アンチャン。」と言いながら、私の身体を弄びエッチに耽った。
私も親父さんの責めに喘いだ。
親父さんが大の字に寝そべる。
チンコは勃起し垂直に立ったままだ。
「アンチャン、乗っかれよ。オマンコ、気持ちいいぞ。」
私は親父さんのふくよかな腹の上に両手を乗せ、親父さんの股間の上でM字開脚になる。
それから親父さんの勃起を引っ掴んで、私のケツマンコをもう片手でパックリと開いて親父さんの勃起にケツ穴を下した。
メリメリっと親父さんの勃起が私のケツ穴に入って来る。
「ハアァァ。イイィィィ・・・。」
体勢が変わったせいか、親父さんのチンコの硬さがまた増したのが分かる。
その硬いのが、私のトロトロになったケツマンコの肉壁をゴリゴリと上下する。
床から1メートルほどの高さの棚に両手をかけて、私が上下に腰を上げ下げしていると不意に親父さんが腰を突き出してズイズイと勃起ペニスを上下に動かす。
快感が脳天を突く。
「カアアァァァァァ。スッゴ。イイ。イイ。イイィィィィィ・・・。」
私は身悶えし、仰け反り、キュッと前屈みに身体を折り曲げ、親父さんのデップリとした胸板に両手をかけてよがり狂う。
「いいなあ。アンチャン。オマンコ。いいなあ。オラ。気持ちいいか。?」
「イイ。イイ。イイッ。・・・ケツマンコ。堪んない・・・。。」
私も親父さんも快楽を貪る。
親父さんのガチガチの亀頭が私の前立腺を突き上げる。
「もっともっと。」と、私も腰を激しく上下させる。
騎乗位エッチのあとに正常位、またバック・・・。
私は親父さんの勃起チンコを求め、親父さんも私の淫乱ケツマンコを貪る。
1時間以上は続いただろう。
しかし、親父さんはタフだ。
射精はしなかった。
ひとしきり雄交尾エッチに酔いしれた頃合いで、親父さんが、
「アンチャン。オマンコいいなあ・・・。私少し休むわ。・・・またやろうな・・・。」
そう言うなり、ブラックライトの部屋を後にしていった。
その後しばらくして、別の男が私のケツマンコを犯した。
10分くらいの雄交尾だったと思う。
それからしばらくは、一人きりのブラックライトの部屋だった。
「もっと、犯されたい。」
「急所、めちゃくちゃ痛めつけられたい。」
いろいろな妄想をしているところに、あの疫病神のティファニータートガールがやってきた・・・。
この疫病神は、ハッテンバには余りにも不似合いな雰囲気を放っていて、本物の邪悪な妖精のように見えた。
「やっぱり、こんな事をやってたんだね。お前は海馬美園国にいた頃とは随分違うよね。」
懐かしい母国語だった。
妖精は、パーカーの首もとから伸びるフードを目深に被っているのだが、その双眸だけはキラキラと輝いているのが解る。
「お前、美馬さんの所じゃなかったのか?」
「ああ今は、ミスター美馬の所にいるよ。ミスター美馬は千の目を持ってる。だからブルーの動きも掴んでる。あの門戸とは違うよ。」
「この事を門戸に言いつける気か?」
「言いつける?ブルー、あんた何か悪いことをしたのかい?」
香革が人形の顔で悪戯そうに微笑む。
門戸の客人へのドール馴致は、私が門戸に頼み込んでやり始めた事で、その意味では別にこうやっている事が裏切り行為というわけではない。
ただ、自ら言い出したのにも関わらず、その事に情熱を失い、今は惰性でやっていると言う事に対して気まずいだけだ。
「、、いいや。しかしお前が此処に来たのは、私を罰する為だろう?」
「罰する?何を?あんたは僕に施した行為に負い目を感じているから、そう思うだけだよ。ただ僕は興味を惹かれたから、ここに様子を見に来ただけだ。それと忠告しにね。おそらくあんたは、門戸の屋敷を離れたら、ミスター美馬の元にやって来て、色々な手伝いをもっとやらされるだろう。そこで、こんな真似は許されない。それにその中には当然、僕へのメンテナンスも含まれる。なにせあんたは、あのヨンパリの代理だからね。そんなあんたにヘマをしでかして欲しくないんだ。ヘマは何処から起こるか判るかい?僕もアンタも、僕たちの国で嫌と言うほど見てきたじゃないか。それは度の過ぎた肉欲が原因だよ。ここは、あの国じゃない。一人の自堕落が許される国ではないんだ。」
「、、、。」
そのティファニータートガールの言葉に、私の頭の中が酷く冷えていくのが判った。
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