35 / 93
第4章 女装潜入警官、再び
32: 快楽の蓮華座、苦痛の蓮華座 (2)
しおりを挟む「そのたっぷり出たザーメンを手に取り不敵に微笑むゑ梨花さん。カッコイイ・・・としか言いようがなかったな。そうそう、大人かわいいワンピース姿の時のゑ梨花さんは、釣った男に少しかわいらしくて、『ねえ、あなたは何をされたいの?』って尋ねるんすよ。先輩は、こっちのゑ梨花さんの方が好みかもね?」
「な、何を馬鹿なことを言ってるんだ。」
その丑虎巡査部長の反応には答えず、戸橋巡査は話を続ける。
「『お尻をいじめてほしい』っていうM男に思い切り恥ずかしい格好をさせて、けだるくアナルの匂いを嗅いで『臭いわよ』『いいもの入れてあげる』って言って、巨大注射器を持ち出して来るんですよ。先輩、あれ見たらきっと吃驚するよ。でもさ、持ってる注射器ですら色っぽく見えるのは、ゑ梨花さんだけだよなー。例えばウチの微笑花が、そゆの手にしてたら、ビビッちゃいますよね。それで、おもむろに男のアナルに巨大注射を打つゑ梨花さん。浣腸が終わったら、今度は大人用紙おむつを男に着用させて、『恥ずかしい格好。介護のおじいちゃんみたいね』って、せせら笑ってんだ。」
戸橋巡査は、この辺りで丑虎巡査部長の女神様に対する信仰が瓦解すればいいと思ったのだが、丑虎巡査部長の表情は凍り付いたようになったままで、その内面は見えなかった。
「次は男のチンチンを露出させて、唾を垂らしてゆっくりねっとり手コキですよ。で、気持ちいいをちゃんと言わないからって、男にお仕置きって手コキをしながらアナルを刺激するんだ。アナルを刺激されると男は大声でよがってたな。すかさずゑ梨花さんが『ヘンタイチンポがたまりません、って言いなさい』って強要するんすよ。で男が、それをうまく言えると、ご褒美のまったり手コキとフェラなんですよ。このフェラが実に濃厚でねー。けだるいリズムのままフェラしている感じなんだけど、それでも適当なフェラじゃないあたりが、ゑ梨花さんの人柄がにじみ出てたなー。濃厚フェラの合間も、男のお腹を刺激することを忘れないしさ。あの一連の動きはホント、勉強になりますよ。」
「そ、そうか、勉強になるのか?しっかり勉強しろよ」
丑虎巡査部長が珍しく言葉を返して来たが、その意味は不明だった。
きっと本人も訳がわかっていないのだろう。
「ゑ梨花さんは、男の亀頭を丁寧に舐め上げて、激しく手コキしながら男のチンチンの様子を側にいる俺に実況するんだ。男が快感に酔いしれるたびに、アナルを刺激して苦しませるし、唾をたっぷり垂らして、亀頭を刺激するけどイキそうになると、寸止めなんすよ。男を四つんばいにして、アナルを刺激しながら手コキをするゑ梨花さん。男がイキそうになると『ガマンしなさい。へし折るわよ』って貫禄のある脅しをかけるんだよなー。俺、分かんないけど、M男ならこれ効くんじゃないかな。チンチンを強く下から引っ張りながらいじめてさ、男の快感と苦痛のミックスも限界寸前なわけすよ。そんな男をひざ立ちにさせて、顔を見ながら、乳首を刺激しながらゑ梨花さんが男をイカせようとするんだよなー。男が苦しそうに呻いたところで、ソファに座らせて、緩急交えた技ありの手コキ技を俺に披露してくれるんだ。寸止めを繰り返しながら射精させて、その後も手コキを続けて、男のすべての精液を搾り出す。すげえよなー。それでいて、おなかの中身は『早くトイレに行って出してきなさい』って、ゑ梨花さんが送り出すんだよね。これって優しいんすかね?」
戸橋はそう聞きながら、真っ赤な顔をしている丑虎巡査部長の顔を横目で見るのだが、立派な事にその目の方向は張りこみ先の出入り口をまだ見つめていた。
「ああ、こんなのもあったな。女装をしたひとりの中年が相手だったんだ。その時のゑ梨花さんはセクシーなベージュのワンピースを着てて、非の打ち所がない姿で、『綺麗に着れてるじゃない』って最初は相手を褒めるんだけどさ。次に、一呼吸明けて、けだるく決定的な一言をいうんだ。『でも、ブスね。』それで女装子のナルシズムを一刀両断しちゃう。まあ、ゑ梨花さんの美しさからすれば足元にも及ばないわけだけど、ちょっと気の毒になったな。でも、それで傷ついて恥じらいを感じている女装子が、ゑ梨花さんに体をまさぐられると、すぐに股間が勃起しちゃうんだよな。女装子は化粧顔をのけぞらせて感じまくってるんだ。俺も、場面が場面なら、こんななのかってびびったけど、俺の場合は、まあ大丈夫かなって。」
これは、戸橋は本気で喋っていた。
「・・まあそれで、ゑ梨花さんは相手に『女装して感じてごめんなさい』とまで言わせて、それでも執拗に股間をいじりまわすんですよ。そいつ、スカートを捲り上げるとノーパンの上に直にストッキング履きなんだよな。その汚いチンチンを刺激して、『ブサイク』ってなじりながら、さらに大きくし続けるんだ。でその内、もどかしくなったのか、ストッキングに締め付けられながら膨張を続ける女装子のチンチンを、ストッキング破いて露出させちゃったんですよ。ガマン汁ダラダラのチンチンをいじめて、『オウ』とか喘ぐ女装子に『女だったらアーンって喘ぎなさい』って厳しく指導して、今度は『このクリチンポ、すっごく生臭いんだけど』と罵倒するんですよね、ゑ梨花さんって。チンチンを舐めながら『臭い』を連発するんだ。しかも横目で俺をみながらですよ。激しいフェラをやって、キンタマを『ビラビラ』とか呼んで、そっちも刺激するんだもんな。」
「ビラビラ?」
丑虎巡査部長が聞き返す。
意味が判らなかったのだろう。
と言うことは、丑虎巡査部長は戸橋巡査の話を真剣に聞いているということだった。
「ビラビラは女性性器の一部の読替ですよ。ペニスをペニクリと読み替える意味は判りますよね。それです。あーっと、ゑ梨花さんだっけ。ゑ梨花さんは、けだるく、そして激しく手コキ&フェラ&キンタマ責めで寸止めを繰り返すんですよ。で、相手に『ブサイクなのに感じちゃってごめんなさい』をしつこく言わせるわけ、ゑ梨花さん、怖いわ。ブスブスって繰り返しながら、高速手コキでイカせようとするんだけど、これもいちいち寸止めにするんすよ。で最後に、『あたしがこのペニクリ、犯してあげる』って言って、ゑ梨花さんが女装子に騎乗位で乗っかって挿入させちゃうんだ。でもスカートだけを捲り上げて挿入させて、胸見せとか一切ナシなんだよね。あれ『おまえなんてこれで十分だ』という意思表示なんだよね。あっ、この方法、俺も使えるなって思ったけど、前提として女王様の資質がなー。俺の場合は、我が儘お嬢さまが、精一杯だから。」
この部分は戸橋巡査の本音で、丑虎巡査部長への揺さぶりではなかった。
「ゑ梨花さん、大きく足を開いて『犯されてる気分どう?』って言いながら、女装子の必要以上にでかいチンポに『ブサイクのくせに生意気ね』で自分も感じまくってるんだ。あっ、これ俺が横で見てたからかもしんないけど、とにかく呼吸が荒くなってたな。高速腰フリでチンポイカセて、寸止めの繰り返しですよ。で、『くっさいチンポ汁ぶちまけたいんだろ、ほら、いっちゃえよ』とか言って、射精を強制するんだなー。チンチンを抜いて、M字開脚でしごきながら射精に導こうとするくせに、相手がイキそうになるとチンチンを握り締めて『ガマンできるんだろ』。でそう言った後で又、挿入させる。激しい腰振りの末に、またお尻のおまんこから抜いて射精へ持って行くわけ。でゑ梨花さん、ザーメンを女装子の顔に塗りたくるんですよ。」
ちょっと刺激が強すぎるかと戸橋巡査は話の内容を少しトーンダウンする。
「責めがエスカレートすると、男言葉になるのが逆にいいんだよね。俺なんかの場合は、男の地が出たって感じなんだろうけど、ゑ梨花さんが発すると、全然違うんだよね。」
戸橋は一人で納得したように頷く。
「ベッドに男を大の字で固定したゑ梨花さんも凄かったな。こん時のゑ梨花さんは、赤と黒の攻撃的なランジェリーと蛇柄のニーハイブーツ。なんだか考えられないファッションなんだけど、それがゑ梨花さんがやると強烈に似合うんだよね。相手のチンチンを優しく撫でながら『もっといっぱいガマン汁出して』って、手コキするんですよ。そん時、俺、初めてゑ梨花さんの形のいいおっぱいを見ましたよ。でゑ梨花さん、おっぱい見せたんだから、もっとガマン汁出しなさいって命令しちゃうんだよな。男に「だらしない体」とか罵倒しながら体を叩いて、キンタマを引っ張りながら手コキを続けるんですよ。男の乳首に噛み付き、舐め、チンチンが大きくなったところでフェラチオ。それでいつもみたいに『臭い』『すっごい臭う』って罵倒しながら濃厚フェラを繰り返すんす。両手高速手コキを施してやって、イキそうになると寸止めをして、男を快感でよがらせて、膨張したチンチンを握り締めて、男を苦痛で唸らせまくる。激しいフェラ&手コキで寸止めを繰り返して、沢山悶えさせたところで『ガマンできたわねー』って、子供を褒める様に告げたかと思いきや、『じゃあ、ご褒美に、オマンコしようか』ですよ。紐Tバックをずらして、背面騎乗位でチンチンを挿入させながら、しまって形のいいお尻を揺らすんだぁ。『チンポしこしこしてるのわかる?』『エリカのおまんこの中、手よりいいでしょ』『ああ、チンポ太い・・・』って淫語を連発しながら、ゑ梨花さん、俺にセックスの様子を実況するんだ、あれじゃ、勉強になんないよなー。騎乗位のまま横向き、前向きに体勢を変えて『やらしいおまんこよく見える?』『ズボズボ聞こえるわよ』『チンポ、チンポ、チンポ、チンポ』って淫語を繰り返すんすよ。激しく腰を動かして、切ないアエギ声を上げるわ、ゑ梨花さんは、イキまくり感じまくりなんだ。俺に入っているところを、沢山見せながら、相手のチンチンを堪能して、大声を上げてイキまくりながらも、強がって、『イッてないわよ。こんなチンポでイクわけないでしょ』『しごいてやってるだけなんだから』、、」
「もういい!止めてくれ!」
とうとう丑虎巡査部長が、戸橋巡査の言葉を遮った。
その時、戸橋巡査は丑虎巡査部長の目の下がうっすら濡れている事に気付いて、少しやりすぎたかと反省した。
0

お気に入りに追加
141
あなたにおすすめの小説

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる