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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(中部編) 】
44: 静岡 御殿場アウトレット・クレマチスの丘・浅間大社・由良港 その二
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「クレマチスの丘」の後は、三嶋大社へ行こうって考えていたんですけど、三嶋大社に至る前の幹線道路が激混み、ここで相当、時間をロスしたので、今回はパスしました。
沼津のホテルにチェックインした後の夕食は、噂に聞く「流れ鮨」を戴きに、「イーラde」へ。
(最近の再開発複合商業ビルって、こういうオシャレ?な名前が多いんですよね。だから旅行者からすると、仕入れていた情報と、訪れた時の現実感がかなり違うので戸惑う事が多い。)
「流れ鮨」と「回り鮨」はどう違うか!?って程でもないんですけどね、そこには興味がありましたよ。
最近は、商品を客に運ぶための回転レーンと直行レーンを併設した「回り鮨」が定番になっちゃったので、そういう意味で言うと、注文したものがドーンと直行で「流れ」て来ても驚きはあまりないので。
それでも「流れ鮨」!!と言うからには、何か理由があるはずだと。
多分、このお店を作った創業者としては、その当時はこの「流れ鮨」システムを使うことによって、俺達は並の「回り鮨」とはちょっと違うんだぜ、って心意気を見せたかった筈で、それが同時に「鮨」の値打ちであったりしたんでしょうね。
で場所が沼津でしょ。
それなりに『俺っちの鮨が美味しくなくってどうすんだ!?』みたいな。
ご馳走様でした。
ネタが新鮮で、ボリュームがあって、、、お腹に持たれる(笑)。
ちなみにアンが凄く気になったのは、店内にあった「鮨道場」の案内なんですよね。
『学費を払って学ぶのではなく、給料をもらいながら、一年間の学びが仕事になる。それが「鮨道場」です。もちろんプロの鮨職人が指導します。』
こういうのを企画するなんて、すごいな「流れ鮨」さん。と思う、一方、結果、出来上がって来る「鮨」は、アンが今口にしてる、こんな「鮨」なんだろうなと。
ホントはね。
アンが好きなのは、和菓子で凄く職人さんのワザが光ってて芸術品みたいなのがあるでしょ、ああいうお鮨なのよね。
ちっちゃいけど「んまー!」みたいな、「お高いけど値打ちあるわー!」みたいな(笑)。
漁業の盛んな港に近づけば近づくほど、「この海鮮丼と、このでかい握り寿司の差は、一体どこにあるの?」っていう現象見ません?
まあ、この話は、これでおいときますが(笑)。
でこの旅の二日目のメインは、お寿司から一転して、B級グルメ探訪です。
沼津を後にして、富士山本宮浅間大社へ。
いえ別に、アンが信心深いからではありません。
噂に聞く「富士宮やきそば」を食べる為です。
そんな不信心者ですから、富士山本宮浅間大社に到着してから、この神社が富士山を神体山として祀るものである事を始めて知りました。
バリ島のウブド山みたいなものですね。
そう言えば、富士山麓の都市にいると、何処からでも雄大な富士山が見えて、これはバリのウブド山の感じと良く似ているなーと。
ごめんなさいね、これは富士山が常に見えない関西の人間の感覚かも知れませんね。
関東だと、富士山が信仰対象になる感覚ってごく普通のものなのかも。
実際、関西の人間でも、富士山が間近に迫って見える幹線道路を走っていると、富士山を見て「凄い、、キレイ、、」って気圧されますもんね。
あれは他の山には感じない感覚です。
浅間大社では湧玉池(富士の伏流水!何故か、テンション上がる!)とかを見て回って、いそいそと「お宮横丁」へ。
途中、境内を振り返って見ると、辛うじて残っていた桜の木の花びらが風に煽られ富士山を抱いた青空にヒラヒラと、それでもお腹の虫はグーと鳴く。
修験道とかあったもんじゃありませんね(笑)。
富士宮やきそば学会さんで、待望の「富士宮やきそば」とご対面。
うーん、お味は、、、。
すまねぇ、勘弁してくんな、流れ者のおいらにゃ所詮縁のない、、、って、この時ほど、自分が大阪出身であることを、呪った事はありません。
アン的には、チェーン店で言うと鶴橋風月の焼きそばが一番美味しいと思ってるし、大阪じゃ、個人経営店でも、焼きそばって、「お好み焼き」とタメを張る味のクォリティとバラエティと誇る店が、目白押しなんですよね。
そういう店は、麺の拘りとかソースの味付けがハンパない。
だから、Bグルメチャンピオンの「富士宮やきそば」とか言われても、ふーんそうなんだぁとしか、、、。
焼きそばにイワシの削り節のだし粉をまぶすのも、大阪では今は少なくなったけど、昔は下町焼きそばで結構あったしなー、、。
正直言って、あれやられると、何だか食感がモゾモゾして、安っぽい感じがするのよね。
あっいや、Bグルメチャンピオンのブランド詐欺だとか言ってる訳じゃないですよ。
それなりに懐かしく美味しく戴いたんですが(笑)。
そんなこんなで、浅間大社を出発して大阪への帰路へ。
早い目に切り上げたのは、帰りは国道メインにしたいからでした。
お目当ては、由良港の「桜エビ」のかきあげ。
桜エビの春漁は3月中旬~6月初旬まで、漁がもう始まってます。
どこまで食いしん坊なんだと言われそうですが、旬には旬の美味しいものが。
行ってきましたよ、噂の「浜のかきあげや」さん。
丁度1号線の真下にあるので、アプローチにちょっと戸惑いましたが。
長蛇の列でした。
基本、待つのが嫌いなアンなんですが、さすがにここまで来て、本場の旬の桜エビのかきあげはパスできません。
「桜エビなんて静岡に行ったら何処でも食べられる」、、判ってるんですよ、だって昨夜の「流れ鮨」のメニューにもこれはあって、おそらく、この漁協直営さんのお店ものと「流れ鮨」さんのものとの差が、そんなにないだろうと言うこともね。
でもビルの一室でバーベキューを食べても、それがバーベキューなのかと言われるとね(笑)。
そういう事なんです。
で味の方なんですが、これがよく判らない。
確かに新鮮な大粒の桜エビを凄いボリュームで食べてるんだけど、これ本当に美味しいのか?って。
てか桜エビって、グルメ対象の食材じゃないよね、あれは。
春のイカナゴと一緒だな。
イカナゴも「ウンマー!!!」ってうなる程の食べ物じゃない。
つまり何に感激してるのかって、桜エビ漁の地元で新鮮なものを大量に安く食べてる自分に感激してるって事だなーー(笑)。
それと日本の四季折々の伝統食文化よ、有り難う!って部分かな。
沼津のホテルにチェックインした後の夕食は、噂に聞く「流れ鮨」を戴きに、「イーラde」へ。
(最近の再開発複合商業ビルって、こういうオシャレ?な名前が多いんですよね。だから旅行者からすると、仕入れていた情報と、訪れた時の現実感がかなり違うので戸惑う事が多い。)
「流れ鮨」と「回り鮨」はどう違うか!?って程でもないんですけどね、そこには興味がありましたよ。
最近は、商品を客に運ぶための回転レーンと直行レーンを併設した「回り鮨」が定番になっちゃったので、そういう意味で言うと、注文したものがドーンと直行で「流れ」て来ても驚きはあまりないので。
それでも「流れ鮨」!!と言うからには、何か理由があるはずだと。
多分、このお店を作った創業者としては、その当時はこの「流れ鮨」システムを使うことによって、俺達は並の「回り鮨」とはちょっと違うんだぜ、って心意気を見せたかった筈で、それが同時に「鮨」の値打ちであったりしたんでしょうね。
で場所が沼津でしょ。
それなりに『俺っちの鮨が美味しくなくってどうすんだ!?』みたいな。
ご馳走様でした。
ネタが新鮮で、ボリュームがあって、、、お腹に持たれる(笑)。
ちなみにアンが凄く気になったのは、店内にあった「鮨道場」の案内なんですよね。
『学費を払って学ぶのではなく、給料をもらいながら、一年間の学びが仕事になる。それが「鮨道場」です。もちろんプロの鮨職人が指導します。』
こういうのを企画するなんて、すごいな「流れ鮨」さん。と思う、一方、結果、出来上がって来る「鮨」は、アンが今口にしてる、こんな「鮨」なんだろうなと。
ホントはね。
アンが好きなのは、和菓子で凄く職人さんのワザが光ってて芸術品みたいなのがあるでしょ、ああいうお鮨なのよね。
ちっちゃいけど「んまー!」みたいな、「お高いけど値打ちあるわー!」みたいな(笑)。
漁業の盛んな港に近づけば近づくほど、「この海鮮丼と、このでかい握り寿司の差は、一体どこにあるの?」っていう現象見ません?
まあ、この話は、これでおいときますが(笑)。
でこの旅の二日目のメインは、お寿司から一転して、B級グルメ探訪です。
沼津を後にして、富士山本宮浅間大社へ。
いえ別に、アンが信心深いからではありません。
噂に聞く「富士宮やきそば」を食べる為です。
そんな不信心者ですから、富士山本宮浅間大社に到着してから、この神社が富士山を神体山として祀るものである事を始めて知りました。
バリ島のウブド山みたいなものですね。
そう言えば、富士山麓の都市にいると、何処からでも雄大な富士山が見えて、これはバリのウブド山の感じと良く似ているなーと。
ごめんなさいね、これは富士山が常に見えない関西の人間の感覚かも知れませんね。
関東だと、富士山が信仰対象になる感覚ってごく普通のものなのかも。
実際、関西の人間でも、富士山が間近に迫って見える幹線道路を走っていると、富士山を見て「凄い、、キレイ、、」って気圧されますもんね。
あれは他の山には感じない感覚です。
浅間大社では湧玉池(富士の伏流水!何故か、テンション上がる!)とかを見て回って、いそいそと「お宮横丁」へ。
途中、境内を振り返って見ると、辛うじて残っていた桜の木の花びらが風に煽られ富士山を抱いた青空にヒラヒラと、それでもお腹の虫はグーと鳴く。
修験道とかあったもんじゃありませんね(笑)。
富士宮やきそば学会さんで、待望の「富士宮やきそば」とご対面。
うーん、お味は、、、。
すまねぇ、勘弁してくんな、流れ者のおいらにゃ所詮縁のない、、、って、この時ほど、自分が大阪出身であることを、呪った事はありません。
アン的には、チェーン店で言うと鶴橋風月の焼きそばが一番美味しいと思ってるし、大阪じゃ、個人経営店でも、焼きそばって、「お好み焼き」とタメを張る味のクォリティとバラエティと誇る店が、目白押しなんですよね。
そういう店は、麺の拘りとかソースの味付けがハンパない。
だから、Bグルメチャンピオンの「富士宮やきそば」とか言われても、ふーんそうなんだぁとしか、、、。
焼きそばにイワシの削り節のだし粉をまぶすのも、大阪では今は少なくなったけど、昔は下町焼きそばで結構あったしなー、、。
正直言って、あれやられると、何だか食感がモゾモゾして、安っぽい感じがするのよね。
あっいや、Bグルメチャンピオンのブランド詐欺だとか言ってる訳じゃないですよ。
それなりに懐かしく美味しく戴いたんですが(笑)。
そんなこんなで、浅間大社を出発して大阪への帰路へ。
早い目に切り上げたのは、帰りは国道メインにしたいからでした。
お目当ては、由良港の「桜エビ」のかきあげ。
桜エビの春漁は3月中旬~6月初旬まで、漁がもう始まってます。
どこまで食いしん坊なんだと言われそうですが、旬には旬の美味しいものが。
行ってきましたよ、噂の「浜のかきあげや」さん。
丁度1号線の真下にあるので、アプローチにちょっと戸惑いましたが。
長蛇の列でした。
基本、待つのが嫌いなアンなんですが、さすがにここまで来て、本場の旬の桜エビのかきあげはパスできません。
「桜エビなんて静岡に行ったら何処でも食べられる」、、判ってるんですよ、だって昨夜の「流れ鮨」のメニューにもこれはあって、おそらく、この漁協直営さんのお店ものと「流れ鮨」さんのものとの差が、そんなにないだろうと言うこともね。
でもビルの一室でバーベキューを食べても、それがバーベキューなのかと言われるとね(笑)。
そういう事なんです。
で味の方なんですが、これがよく判らない。
確かに新鮮な大粒の桜エビを凄いボリュームで食べてるんだけど、これ本当に美味しいのか?って。
てか桜エビって、グルメ対象の食材じゃないよね、あれは。
春のイカナゴと一緒だな。
イカナゴも「ウンマー!!!」ってうなる程の食べ物じゃない。
つまり何に感激してるのかって、桜エビ漁の地元で新鮮なものを大量に安く食べてる自分に感激してるって事だなーー(笑)。
それと日本の四季折々の伝統食文化よ、有り難う!って部分かな。
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