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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(近畿編) 】
43: 滋賀 「近江の国」紀行参の巻 「ラ コリーナ近江八幡」
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『滋賀 「近江の国」紀行 弐の巻』で触れた、たねやグループさんが、水郷巡り発着場近くに「ラ コリーナ近江八幡」をオープン(2015年)しました。
施設の背後に、北之庄城址のある八幡山の山塊を控え、近江八幡の中でも隠れ山里めいた、ちょっと特異な感じの空間です。
その空間に抱かれるように、佇んでいる長大な草屋根の建物から始まるのが「ラ コリーナ近江八幡」です。
この近くには、水郷巡りの発着場以外に、ヴォーリズ記念館がありますね。
ヴォーリズ記念館は、日本名が一柳(ひとつやなぎ)米来留(めれる)というw、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の住居だったんですが、この一柳米来留さんって、凄い人なんですよね。
ある時は英語教師、その実体はキリスト教伝道師、後、近江八幡の地で建築設計事業に医療・福祉・教育事業を展開、、、。
なんでもやるんだー!
このアメリカ人実業家?のウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏と、たねやさんとは深い関係があって、ヴォーリズ氏の働きかけに、たねや8代目の当主さんが触発され洋菓子の製造を開始、これがのちの「クラブハリエ」の基となったようです。
思えば、この近江八幡という土地で、日米の二つの先進的な開拓者魂が共鳴したという事なんでしょうか。
昔の近江商人が大切にしていた商いの心得は、「売り手良し、買い手良し、世間良し」だったそうで、これを「三方良し」と呼ぶのだそうです。
ウィンウィンの関係に、もう一つ加えて、消費者も社会もウィン。
確かに「商い」の理想型ではあるけれど、今の世の中、これが凄く難しい。
この近江商人繋がりという事でもないんですが、アンが、たねやグループさんの事業展開に一番強く感じるのが、「世間良し」の部分です。
アンは、たねやグループさんとは何の関係もなく、特別ヨイショしてるわけじゃないのですが、観光地ウォッチやーとして重要なのは、この「世間良し」の部分が、実店舗で空気感として感じ取れるという部分なんですね。
それが一番良く判る形で結実した(農)商業施設が、「ラ コリーナ近江八幡」なのではないかと思っています。
その一端を知識的に知るには、Web等に沢山の情報がありますから、そちらを参照下さい(笑)。
ってことで、アンから言えることは、そこに「行ってみれば判る」という事です。
逆に言えば、「行ってみたら自ら唱っている事とは全然違う」商業施設の現実も多々あると言うことなのでしょうが。
例えば「買います」を「お売りください」に言い換えて業績を伸ばしたけれど、今のその中身は、ただ安く買いあさって、高く売りつけているだけの某企業とか、、あれも現場に行ってみれば、空気感でわかりますね。
あそこも最初の頃は、「お売りください」のコンセプトを忠実に守っていた感じでしたけどね。
「ラ コリーナ近江八幡」での個人的お勧めは、ハリエ名物のバームクーヘンメインの和・洋菓子売場(これが『草屋根』本館の中心なんですが、焼きたてバームクーヘン前なんか、吃驚するほど行列が出来ています)より、カステラを扱った別棟のカステラショップですかね。
もちろんハリエのバームクーヘンが初体験という方は『草屋根』で、バームクーヘンとか、どら焼きとかバームサブレとかが、外れなしなんですねど。
後発のバームクーヘンが、あれだけ美味しいのですから、そのじいさまに当たるカステラがまずい訳がなく(笑)というよりも、焼きたてカステラについてくる和菓子の命の小豆ですね。
小豆。小豆の餡。
カステラの方は全国津々浦々、超美味しいお店が沢山あるので、そこら頭一つ抜け出るのは難しいので、アンもここでは、たねやさんだけを強力プッシュできません(笑)。
カステラショップ内に併設のカフェで戴ける「焼きたて八幡カステラセット」がお勧め。
これは、フワフワ過ぎる焼きたてのカステラと、それに一緒に付いてくる超絶美味の「餡」が楽しめます。
この餡をカステラと一緒に食べるんです。
大した技があるとも思えないのに、コメダの小倉餡とバタートーストとの組み合わせが、あんなに美味しいんですよ。
推して知るべしです(笑)。
でもカフェにしてみると、このセットに付いてくるコーヒーの味が至って普通なのは、面白いですけどね。
そうそう「ラ コリーナ近江八幡」でのスーツのお土産は、何を買っても外れがないと思いますが、いかんせん日持ちがしないものが多いんですね。
賞味期限が本日限りとか。
ちょっと相手の方に直接手渡したいけど、暫く会えないとかのケースでは、マカロン等がいいかなー、あれ結構、可愛いし。
施設の背後に、北之庄城址のある八幡山の山塊を控え、近江八幡の中でも隠れ山里めいた、ちょっと特異な感じの空間です。
その空間に抱かれるように、佇んでいる長大な草屋根の建物から始まるのが「ラ コリーナ近江八幡」です。
この近くには、水郷巡りの発着場以外に、ヴォーリズ記念館がありますね。
ヴォーリズ記念館は、日本名が一柳(ひとつやなぎ)米来留(めれる)というw、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の住居だったんですが、この一柳米来留さんって、凄い人なんですよね。
ある時は英語教師、その実体はキリスト教伝道師、後、近江八幡の地で建築設計事業に医療・福祉・教育事業を展開、、、。
なんでもやるんだー!
このアメリカ人実業家?のウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏と、たねやさんとは深い関係があって、ヴォーリズ氏の働きかけに、たねや8代目の当主さんが触発され洋菓子の製造を開始、これがのちの「クラブハリエ」の基となったようです。
思えば、この近江八幡という土地で、日米の二つの先進的な開拓者魂が共鳴したという事なんでしょうか。
昔の近江商人が大切にしていた商いの心得は、「売り手良し、買い手良し、世間良し」だったそうで、これを「三方良し」と呼ぶのだそうです。
ウィンウィンの関係に、もう一つ加えて、消費者も社会もウィン。
確かに「商い」の理想型ではあるけれど、今の世の中、これが凄く難しい。
この近江商人繋がりという事でもないんですが、アンが、たねやグループさんの事業展開に一番強く感じるのが、「世間良し」の部分です。
アンは、たねやグループさんとは何の関係もなく、特別ヨイショしてるわけじゃないのですが、観光地ウォッチやーとして重要なのは、この「世間良し」の部分が、実店舗で空気感として感じ取れるという部分なんですね。
それが一番良く判る形で結実した(農)商業施設が、「ラ コリーナ近江八幡」なのではないかと思っています。
その一端を知識的に知るには、Web等に沢山の情報がありますから、そちらを参照下さい(笑)。
ってことで、アンから言えることは、そこに「行ってみれば判る」という事です。
逆に言えば、「行ってみたら自ら唱っている事とは全然違う」商業施設の現実も多々あると言うことなのでしょうが。
例えば「買います」を「お売りください」に言い換えて業績を伸ばしたけれど、今のその中身は、ただ安く買いあさって、高く売りつけているだけの某企業とか、、あれも現場に行ってみれば、空気感でわかりますね。
あそこも最初の頃は、「お売りください」のコンセプトを忠実に守っていた感じでしたけどね。
「ラ コリーナ近江八幡」での個人的お勧めは、ハリエ名物のバームクーヘンメインの和・洋菓子売場(これが『草屋根』本館の中心なんですが、焼きたてバームクーヘン前なんか、吃驚するほど行列が出来ています)より、カステラを扱った別棟のカステラショップですかね。
もちろんハリエのバームクーヘンが初体験という方は『草屋根』で、バームクーヘンとか、どら焼きとかバームサブレとかが、外れなしなんですねど。
後発のバームクーヘンが、あれだけ美味しいのですから、そのじいさまに当たるカステラがまずい訳がなく(笑)というよりも、焼きたてカステラについてくる和菓子の命の小豆ですね。
小豆。小豆の餡。
カステラの方は全国津々浦々、超美味しいお店が沢山あるので、そこら頭一つ抜け出るのは難しいので、アンもここでは、たねやさんだけを強力プッシュできません(笑)。
カステラショップ内に併設のカフェで戴ける「焼きたて八幡カステラセット」がお勧め。
これは、フワフワ過ぎる焼きたてのカステラと、それに一緒に付いてくる超絶美味の「餡」が楽しめます。
この餡をカステラと一緒に食べるんです。
大した技があるとも思えないのに、コメダの小倉餡とバタートーストとの組み合わせが、あんなに美味しいんですよ。
推して知るべしです(笑)。
でもカフェにしてみると、このセットに付いてくるコーヒーの味が至って普通なのは、面白いですけどね。
そうそう「ラ コリーナ近江八幡」でのスーツのお土産は、何を買っても外れがないと思いますが、いかんせん日持ちがしないものが多いんですね。
賞味期限が本日限りとか。
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