162 / 177
【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(番外編) 】
08: 記憶を巡る旅 神戸でパンを食べる②
しおりを挟む
「パンを食べに神戸に行こう。きっと幸せな気持ちになれるから。」
・・・な~に?どこかの宣伝みたいって?でもこれがアンの本音(笑)。
雨の日曜日、相方を誘い出して神戸に行って来ました。
ホントに、神戸とアンって相性がいいのよねぇ。
雨の日だって、神戸の場合、街並みが素敵に見えるんだから。
でも日曜日のドライブは、勘弁って所があるなぁ、だって相対的には交通量が減っているにも関わらず、トラブル遭遇率はぐっと上昇するんだもの。
道路には、サンデードライバーだとかが、うじゃうじゃ湧いて出てきて、普段のドライバー同士の暗黙ルールがことごとく無視されるから、運転が怖くて仕方がない。
まあそれでも、大阪の衛星都市から2時間ほどでメリケンパークの駐車場に到着してるんだから、こんなものか。
メリケンパークから北上して、元町の中華街の入り口付近を通過、観音屋によって情報誌を広げて、これから行くお店の位置確認。
しかし観音屋って、観光客だけじゃなしに、地元の叔父さん達にも人気があるんですね。
確かに、お店の雰囲気は、過度にお洒落過ぎないし、昭和の珈琲専門喫茶店って感じがしないでもない。
ここでゆっくりくつろいでいたかったけど、残念ながら今日は時間がない。
競馬新聞広げながら珈琲を啜ってる叔父さんを横目にみながら、そそくさと出発しましたよ、今日のお目当ての「Hahn Hof(ハーン ホフ)」さんへ。
だってハーン ホフって、人気のお店らしいから、早い目に行かないと長蛇の待ちになるってことだし。
場所は元町の旧居留地32番地。「旧居留地」って名前だけでも良いよね(笑)。
大丸の裏側の筋を少し海に向かって歩いた所で、明海ビルのB1Fに到着。
店名の「Hahn Hof」は、「オンドリの館」という意味らしく、店内の内装もヨーロッパの田舎にある納屋ぽいと言えばそんな感じもしないでもない。
ランチは、神戸洋食的なメニューで、メインディッシュをみてもそんなに「すごぉーい!」って思うようなものじゃない。
すべてのランチに、スープ・サラダと、お替り自由の自家製窯だしパン(約20種類)・デザート・ドリンクのバイキングがついていて各\1,000~\1,500のリーズナブルな価格。
なんたってハーン ホフさんの魅力は、お代わり自由な自家製窯だしパンですね。
一つ一つのパンが、小さいかカットしてあるので、色々な種類の味が楽しめます。
アン達は勿論だけど、圧倒的に多い女性客もお代わりすること、すること。
パンの陳列テーブルには、可愛い籐編みのプチ駕籠を手にパンを品定めに移動する人でいつも一杯。
アンのお勧めは、オレンジを生地に練り混んだ食パンです。
相方はお菓子パンに近いのを好んでましたが、、。
この日はお仕事が待っていたので、早く帰る必要があったんだけど、相方がどうしても老祥記の豚マン買って帰ると言い出したので、お付き合い。
昼間、パン食べたばっかりなのに(笑)。
でもこの日は雨だったので、晴れでお昼時なんかは南京街広場に待ち人が渦をまいている状況は、ちょっとばかりまし、、それに、なんとそこで高校時代の友人と偶然遭遇!!
勿論、向こうはアンの事、見ても判らなかったみたいだけど、こっちは懐かしさのあまりガンガン喋りかけたので、舞い上がってましたよ、彼(笑。
ちなみに老祥記の豚マンって、普通の豚マンから見ると4分の1ぐらいの大きさで、男性なら一口でパクリかな。
豚バラのミンチがみっちり詰まっていて、食べると肉汁がジュワー、、。
でも皮は表面もっちりしてても、包み身の方がワサワサしてるので、この肉汁ジュルジュルが丁度いい感じになるんですね。
・・・・・・・・・
当時の記事は、上にて終了。
老祥記さんの方は、今も神戸の名物店として健在です。
でもハーン ホフさんは、イグレック・プリュスさんと同じで、もうありません、、。
・・・豚まんも、パンも、小麦粉の恵みですね。
小麦は人類最古の作物のひとつ、今から約1万年前には、すでにその栽培が開始されてました。
でパンの誕生は、約5千年前の古代エジプト。
石臼で小麦を挽いて、それに水を加えてよくこねあげたもの焼いていたみたいです。
今でも発酵を抑えた生地のパン(ピザ)があるけど、あんな感じかな?
それからパン類は、それぞれの国の文明や土地柄を反映しながら生まれ変わり、今に至っているんでしょうけど、日本の場合は特に、パンの出自が海外であるが故に、その変化が大きいようです。
パンの取り込まれかたは、日本のその時々の国内情勢を大きく反映してきたみたいですね。
最初は軍隊食だったり、西洋菓子扱いだったり。
今ではトースターなんて、あって当たり前のような気がしますが、考えてみれば、パン食が日本に浸透したからトースターがあるわけで、日本でこのトースターが広まり始めたのが昭和30年代以降なんですよね。
それと、今の日本では、価格の幅が広いのもパンかな、、、ちょっと購入に気合いが居るような高価格のものから、これがあるから食いつなげるみたいな存在まで。
いくら工場ラインで大量生産するとはいえ、1斤100円以下の売値で食パンをどうやって作るんだろ?って思うし、この需要層が少なからずあるこの国って、、、。
そういう意味でも、なんだか、凄いですよね、パンって。
・・・な~に?どこかの宣伝みたいって?でもこれがアンの本音(笑)。
雨の日曜日、相方を誘い出して神戸に行って来ました。
ホントに、神戸とアンって相性がいいのよねぇ。
雨の日だって、神戸の場合、街並みが素敵に見えるんだから。
でも日曜日のドライブは、勘弁って所があるなぁ、だって相対的には交通量が減っているにも関わらず、トラブル遭遇率はぐっと上昇するんだもの。
道路には、サンデードライバーだとかが、うじゃうじゃ湧いて出てきて、普段のドライバー同士の暗黙ルールがことごとく無視されるから、運転が怖くて仕方がない。
まあそれでも、大阪の衛星都市から2時間ほどでメリケンパークの駐車場に到着してるんだから、こんなものか。
メリケンパークから北上して、元町の中華街の入り口付近を通過、観音屋によって情報誌を広げて、これから行くお店の位置確認。
しかし観音屋って、観光客だけじゃなしに、地元の叔父さん達にも人気があるんですね。
確かに、お店の雰囲気は、過度にお洒落過ぎないし、昭和の珈琲専門喫茶店って感じがしないでもない。
ここでゆっくりくつろいでいたかったけど、残念ながら今日は時間がない。
競馬新聞広げながら珈琲を啜ってる叔父さんを横目にみながら、そそくさと出発しましたよ、今日のお目当ての「Hahn Hof(ハーン ホフ)」さんへ。
だってハーン ホフって、人気のお店らしいから、早い目に行かないと長蛇の待ちになるってことだし。
場所は元町の旧居留地32番地。「旧居留地」って名前だけでも良いよね(笑)。
大丸の裏側の筋を少し海に向かって歩いた所で、明海ビルのB1Fに到着。
店名の「Hahn Hof」は、「オンドリの館」という意味らしく、店内の内装もヨーロッパの田舎にある納屋ぽいと言えばそんな感じもしないでもない。
ランチは、神戸洋食的なメニューで、メインディッシュをみてもそんなに「すごぉーい!」って思うようなものじゃない。
すべてのランチに、スープ・サラダと、お替り自由の自家製窯だしパン(約20種類)・デザート・ドリンクのバイキングがついていて各\1,000~\1,500のリーズナブルな価格。
なんたってハーン ホフさんの魅力は、お代わり自由な自家製窯だしパンですね。
一つ一つのパンが、小さいかカットしてあるので、色々な種類の味が楽しめます。
アン達は勿論だけど、圧倒的に多い女性客もお代わりすること、すること。
パンの陳列テーブルには、可愛い籐編みのプチ駕籠を手にパンを品定めに移動する人でいつも一杯。
アンのお勧めは、オレンジを生地に練り混んだ食パンです。
相方はお菓子パンに近いのを好んでましたが、、。
この日はお仕事が待っていたので、早く帰る必要があったんだけど、相方がどうしても老祥記の豚マン買って帰ると言い出したので、お付き合い。
昼間、パン食べたばっかりなのに(笑)。
でもこの日は雨だったので、晴れでお昼時なんかは南京街広場に待ち人が渦をまいている状況は、ちょっとばかりまし、、それに、なんとそこで高校時代の友人と偶然遭遇!!
勿論、向こうはアンの事、見ても判らなかったみたいだけど、こっちは懐かしさのあまりガンガン喋りかけたので、舞い上がってましたよ、彼(笑。
ちなみに老祥記の豚マンって、普通の豚マンから見ると4分の1ぐらいの大きさで、男性なら一口でパクリかな。
豚バラのミンチがみっちり詰まっていて、食べると肉汁がジュワー、、。
でも皮は表面もっちりしてても、包み身の方がワサワサしてるので、この肉汁ジュルジュルが丁度いい感じになるんですね。
・・・・・・・・・
当時の記事は、上にて終了。
老祥記さんの方は、今も神戸の名物店として健在です。
でもハーン ホフさんは、イグレック・プリュスさんと同じで、もうありません、、。
・・・豚まんも、パンも、小麦粉の恵みですね。
小麦は人類最古の作物のひとつ、今から約1万年前には、すでにその栽培が開始されてました。
でパンの誕生は、約5千年前の古代エジプト。
石臼で小麦を挽いて、それに水を加えてよくこねあげたもの焼いていたみたいです。
今でも発酵を抑えた生地のパン(ピザ)があるけど、あんな感じかな?
それからパン類は、それぞれの国の文明や土地柄を反映しながら生まれ変わり、今に至っているんでしょうけど、日本の場合は特に、パンの出自が海外であるが故に、その変化が大きいようです。
パンの取り込まれかたは、日本のその時々の国内情勢を大きく反映してきたみたいですね。
最初は軍隊食だったり、西洋菓子扱いだったり。
今ではトースターなんて、あって当たり前のような気がしますが、考えてみれば、パン食が日本に浸透したからトースターがあるわけで、日本でこのトースターが広まり始めたのが昭和30年代以降なんですよね。
それと、今の日本では、価格の幅が広いのもパンかな、、、ちょっと購入に気合いが居るような高価格のものから、これがあるから食いつなげるみたいな存在まで。
いくら工場ラインで大量生産するとはいえ、1斤100円以下の売値で食パンをどうやって作るんだろ?って思うし、この需要層が少なからずあるこの国って、、、。
そういう意味でも、なんだか、凄いですよね、パンって。
0

お気に入りに追加
74
あなたにおすすめの小説


ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ふと思ったこと
マー坊
エッセイ・ノンフィクション
たまにはのんびり考えるのも癒しになりますね。
頭を使うけど頭を休める運動です(笑)
「そうかもしれないね」という納得感。
「どうなんだろうね?」という疑問符。
日記の中からつまみ食いをしてみました(笑)
「世界平和とお金のない世界」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる