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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(近畿編) 】
29: 滋賀 「近江の国」紀行 弐の巻 近江八幡から彦根城へ
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近江八幡のイメージって「水郷」でしょうね。
川を観光船で回る水郷巡りも有名かな。
アンも昔、どこかに遊びに行った帰り道に、この水郷巡りの立て看板をみかけ、興味をひかれ立ち寄ろうと発着場を探したんだけど見つからなかった記憶があります。
見つからなくても、まあいいやって感じでしたけど(笑)。
というかアンの中では観光地としての近江八幡のウェイトがその程度だったという事ですね。
今回は彦根に桜を見に行くまでのコーヒータイムとして、近江八幡の日牟禮ビレッジに焦点を合わせました。
まずは「かわらミュージアム」の駐車場に車を止めて、「かわらミュージアム」を見学。
えーっと正直言って、ここはあえて見る意味は・・・ですね、はい。
まあ屋根瓦ってゆーものは、戦国時代の武将達が着てる鎧みたいに、色々なパーツを組み合わせていくもので、それぞれに名称があったり、形状も微妙に違って、一つの体系を持つ世界だってことは発見出来るんですが、かわら自体が「表現」というステージに出てこれるモノではないし、色気もないので(笑)。
一定の知識を得たらそれでお仕舞いです。
何故か、日本の観光地にはこの手の施設が結構ありますね。で観光客も一応、行っておく、みたいな(笑)。
でもこの「かわらミュージアム」の非常口からは、八幡堀の終点(?)に出れるので、これはこれで便利です。
八幡堀脇の水際遊歩道を歩いて行って、日牟禮八幡宮の入り口にある橋に上がり、日牟禮ビレッジに行く、、これってなかなか効率的なコースですよ。
八幡宮のロープウェイを奥に見ながら回りを見渡すと、神社の境内の中とは、とても思えない赤煉瓦のお洒落な建物のクラブ・ハリエ日牟禮館が見つかります。
ドアを開けた途端に甘い香り、目の前にはバームクーヘン工房と売場が展開されていて、目的のカフェはこの奥から入れます。
ちょっと草花に勢いがあって、すこし雑然とした感じがないでもないを庭を眺める事が出来るオープンテラスもよさげだったけど、少し寒そうだったので屋内へ。
椅子とかテーブルがしっかりしてるので、とてもくつろげます。
メニューは色々ありましたが、相方はここのメインである焼きたてのバームクーヘンと、期間限定の桜紅茶のセット、アンはヌガーグラッセと温かいフレンチトーストの組み合わせとコーヒー。
味は花マルです。
特に、柔らかくてスポンジケーキみたいなバームクーヘンの食感は、今までのバームクーヘンのイメージを覆されます。
ここを出てから立ち寄ったのが、クラブ・ハリエの真向かいにある町家造りのお店、「日牟禮の舎」。
通称・たねや。
クラブハリエの本家は、この和菓子のお店「たねや」さんなんですね。
たねやさんを核にして、洋菓子をメインに据えた日牟禮ビレッジが、日牟禮八幡宮前に形成されているみたいです。
このたねやさん、和菓子自体の味は、老舗のそれを上回る超絶的美味っ!!!てわけではないんですけど、従業員さんの気合いというか、接客の心構えが凄いです。
よーく訓練されているというのか、マクドの接客が完成されたマニュアルなら、ここの接客はまさに「近江商人の心」、、それを体験する為だけでも、ここでお買い物する値打ちがありますよ。
アンはこの日、4月8日限定販売の花まつり・五泉(五色のねりきりをこしあんで包み薯蕷生地で巻き上げたもの)が買えて超ラッキーでした。
お昼前に近江八幡を後にして、彦根城へ。
途中、観光客でごった返す水郷巡りの発着場を発見して、今度はたねやさんのぜんざいと水郷桜を必ず体験するぞと、相方と固く誓い合いました。
湖岸道路では対向車のお知らせパッシングライトのお陰で、湖岸の林の中に潜んでいたおポリ様のおねずみ取りにも引っかからず、無事、彦根城に到着。
彦根城の桜は大半がつぼみのまま、でも城内の梅林が満開でした。
琵琶湖を北上してるんだから、この事は予想は付いたものの、トホホでしたね。
でも彦根城中濠にかかる京橋から南へ伸びる夢京橋キャッスルロードで遊べて、こちらも満足でした。
夢京橋キャッスルロードのすべての建物が、切妻屋根と白壁、格子戸などモノトーンに統一されて、江戸時代の町屋風店舗が軒を並べている姿は気合いの入った町興しパワーを感じて圧巻です。
遅くなった昼食は、このキャッスルロードにある「あゆの店きむら」で干し鮎でだしをとったあゆ雑炊と鮎の塩焼をいただきました。
あゆ雑炊は、魚がそんなに得意ではないアンには味覚的にちょっと心配だったけど、美味しかったですよ。
※ 文中に登場する、たねやグループさんが、八幡の北之庄町にある水郷巡り発着場近くに「ラ コリーナ近江八幡」をオープン(2015年)しました。
とっても素敵な施設に仕上がっています。
アンなどは、まさにこの施設が、たねやグループの経営思想の結晶ではないかと考えています。
いずれ機会があれば、そういった視点での紀行文を紹介したいと思っています。
川を観光船で回る水郷巡りも有名かな。
アンも昔、どこかに遊びに行った帰り道に、この水郷巡りの立て看板をみかけ、興味をひかれ立ち寄ろうと発着場を探したんだけど見つからなかった記憶があります。
見つからなくても、まあいいやって感じでしたけど(笑)。
というかアンの中では観光地としての近江八幡のウェイトがその程度だったという事ですね。
今回は彦根に桜を見に行くまでのコーヒータイムとして、近江八幡の日牟禮ビレッジに焦点を合わせました。
まずは「かわらミュージアム」の駐車場に車を止めて、「かわらミュージアム」を見学。
えーっと正直言って、ここはあえて見る意味は・・・ですね、はい。
まあ屋根瓦ってゆーものは、戦国時代の武将達が着てる鎧みたいに、色々なパーツを組み合わせていくもので、それぞれに名称があったり、形状も微妙に違って、一つの体系を持つ世界だってことは発見出来るんですが、かわら自体が「表現」というステージに出てこれるモノではないし、色気もないので(笑)。
一定の知識を得たらそれでお仕舞いです。
何故か、日本の観光地にはこの手の施設が結構ありますね。で観光客も一応、行っておく、みたいな(笑)。
でもこの「かわらミュージアム」の非常口からは、八幡堀の終点(?)に出れるので、これはこれで便利です。
八幡堀脇の水際遊歩道を歩いて行って、日牟禮八幡宮の入り口にある橋に上がり、日牟禮ビレッジに行く、、これってなかなか効率的なコースですよ。
八幡宮のロープウェイを奥に見ながら回りを見渡すと、神社の境内の中とは、とても思えない赤煉瓦のお洒落な建物のクラブ・ハリエ日牟禮館が見つかります。
ドアを開けた途端に甘い香り、目の前にはバームクーヘン工房と売場が展開されていて、目的のカフェはこの奥から入れます。
ちょっと草花に勢いがあって、すこし雑然とした感じがないでもないを庭を眺める事が出来るオープンテラスもよさげだったけど、少し寒そうだったので屋内へ。
椅子とかテーブルがしっかりしてるので、とてもくつろげます。
メニューは色々ありましたが、相方はここのメインである焼きたてのバームクーヘンと、期間限定の桜紅茶のセット、アンはヌガーグラッセと温かいフレンチトーストの組み合わせとコーヒー。
味は花マルです。
特に、柔らかくてスポンジケーキみたいなバームクーヘンの食感は、今までのバームクーヘンのイメージを覆されます。
ここを出てから立ち寄ったのが、クラブ・ハリエの真向かいにある町家造りのお店、「日牟禮の舎」。
通称・たねや。
クラブハリエの本家は、この和菓子のお店「たねや」さんなんですね。
たねやさんを核にして、洋菓子をメインに据えた日牟禮ビレッジが、日牟禮八幡宮前に形成されているみたいです。
このたねやさん、和菓子自体の味は、老舗のそれを上回る超絶的美味っ!!!てわけではないんですけど、従業員さんの気合いというか、接客の心構えが凄いです。
よーく訓練されているというのか、マクドの接客が完成されたマニュアルなら、ここの接客はまさに「近江商人の心」、、それを体験する為だけでも、ここでお買い物する値打ちがありますよ。
アンはこの日、4月8日限定販売の花まつり・五泉(五色のねりきりをこしあんで包み薯蕷生地で巻き上げたもの)が買えて超ラッキーでした。
お昼前に近江八幡を後にして、彦根城へ。
途中、観光客でごった返す水郷巡りの発着場を発見して、今度はたねやさんのぜんざいと水郷桜を必ず体験するぞと、相方と固く誓い合いました。
湖岸道路では対向車のお知らせパッシングライトのお陰で、湖岸の林の中に潜んでいたおポリ様のおねずみ取りにも引っかからず、無事、彦根城に到着。
彦根城の桜は大半がつぼみのまま、でも城内の梅林が満開でした。
琵琶湖を北上してるんだから、この事は予想は付いたものの、トホホでしたね。
でも彦根城中濠にかかる京橋から南へ伸びる夢京橋キャッスルロードで遊べて、こちらも満足でした。
夢京橋キャッスルロードのすべての建物が、切妻屋根と白壁、格子戸などモノトーンに統一されて、江戸時代の町屋風店舗が軒を並べている姿は気合いの入った町興しパワーを感じて圧巻です。
遅くなった昼食は、このキャッスルロードにある「あゆの店きむら」で干し鮎でだしをとったあゆ雑炊と鮎の塩焼をいただきました。
あゆ雑炊は、魚がそんなに得意ではないアンには味覚的にちょっと心配だったけど、美味しかったですよ。
※ 文中に登場する、たねやグループさんが、八幡の北之庄町にある水郷巡り発着場近くに「ラ コリーナ近江八幡」をオープン(2015年)しました。
とっても素敵な施設に仕上がっています。
アンなどは、まさにこの施設が、たねやグループの経営思想の結晶ではないかと考えています。
いずれ機会があれば、そういった視点での紀行文を紹介したいと思っています。
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