ゴックン、その口で食べるの? /Osaka発ドラァグドライブ、掛け違いの旅

Ann Noraaile

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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(中部編) 】

27: 信州、湖めぐり ①キュウリに味噌を付けてまるかぶり

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 車で旅行に出ると、心に沁みる曲が、カーラジオから一曲は流れて来る。
 それは新曲のJ・POPの場合もあれば、懐かしの歌謡曲の場合もある。
 今度の旅では「天空の城ラピュタ」の主題歌だった。
 「君をのせて」の、歌詞の中で、『父さんが残した』と、『母さんがくれた』の下りは、何度聞いてもジンとくる。
 総てが新緑に覆われはじめた信州でも、山の頂にはまだ雪が残っている、そんな車窓の光景を眺めながら、「天空の城」を聞きながら、幼くて切ない感情を揺さぶられるのも悪くない。
 見果てぬ夢は、こうやって、風景の中に感傷と共に塗り込まれていくのだ。
 
 今回の旅のテーマは「温泉」と「湖」。
 プラス、間に「お仕事」を挟むことになる(笑)。
 お仕事は別だが、「温泉」と「湖」については、信州は事欠かない。
 蓼科湖で、苦手な十割蕎麦を食べてマ、リーローランサンの油絵を見た。
 悪いけれど・・彼女の絵は肌に合わない。
 一応、キュビズムに属する画風のようにおもうけれど、何か中途半端、、彼女、バイセクシャルとあるが、女性が女性の耽美的な側面を抽出して、それを好んで描くのだから、そうなのだろうと思う。
 (※2019年1月14日「音楽とマリー・ローランサン」展終了をもってマリーローランサン美術館は閉館)

 ゴールデンウィークの破壊的な人波に飲み込まれそうな白樺湖ファミリーランドを無視して、自動車は車山に駆け上がっていく。
 そしてリフトを乗り継いで山頂まで。
 でも紫外線がきつすぎる。
 万全の対策を怠ってしまったアン、大丈夫か?ただでさえ色白なのに(笑)。

 でも「山」は凄いなぁ、昔の人が「山」に神を感じて来たのがよくわかる。
 とか殊勝な事を思いつつ、車山をハイクして下山する人たちを見下ろしながらリフトで降りて、今夜の宿である諏訪湖へ向かう。
 それにしても強烈に眠い。
 ハイウェイの渋滞対策にと、早起きした上に、結局、名古屋前後でのノロノロ運転の苦行ドライブが、今頃こたえているのだ。

 むにゅょむにょ、、、、でもメモだけはして置こう。
 諏訪湖の片倉館は花マル。
 ガレのガラス工芸作品大好き。
 キュウリ・トマト・味噌・米、、なんでこんなに美味しいの。
 ついでに使い込んだ極太ナスw、お腹一杯でオヤスミなさい。
 キュウリに味噌を付けてまるかぶりとか、、、なんだか、いやらしい夢を見そう。
 ・・・というか半分、現実なんだけど、そしてそれを食べるのはアンじゃないし(笑)。





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