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【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(中部編) 】
17: 岐阜高山 ②奥飛騨温泉郷(湯巡り出張デート)
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今回の地方出張の目玉に「湯巡り」があって(顔を作っている立場からいうとちょっとヤバいんだけど、、結構、スッピンにも自信あるし、、エヘヘ。)、いわば湯巡りデート。
この「湯巡り」の一番目だったのが、奥飛騨温泉郷の入り口でもある平湯温泉。
「ひらゆの森」っていう日帰り温泉があるんだけど、最初の入浴はここだったわけ。
大体、こういう日帰り温泉施設だと、夫婦とかカップルは、休憩室で待ち合わせをするじゃない。
そこでさ、ちょっといい光景を見ちゃった。
足を引きずった女性を優しくエスコートしてる男性を発見したの。
女性を庇うような大袈裟な動きはしないのに、ちゃんと相手を気遣ってる、そのさりげない仕草がね、とっても力強くて自然で年季入ってるって感じ。
たぶん、今までその足のために、いろんな事してきて、平湯にもリハビリを兼ねて来てるんじゃないかな。
アンは、こういうのに「男らしさ」を感じてしまうんだよね。
「らしさ」と思わず書いちゃったけど、この場合の「らしさ」は、「魅力」だと思う。
男の属性を、きっちりプラス方向に伸ばす。
女の属性を、きっちり豊かに伸ばす。
そうすると俗に言う「いい女」に「いい男」が出来上がる。
逆にそれぞれの「性の属性」を無節操にのばすと、ロクでもない存在になる。
ゆるゆるの薄汚れた媚びしか売れない性格ブスは、けっ飛ばしたくなるけど、そういうのに引っかかる低ランクの男もいて、これが俗にいう「割れ鍋に閉じ蓋」なのかなと思うんだけど、あまりこういう奴らとは付き合いたくないんだよね。
・・・ってアンなんかは、どちらかの男か女にニアミスせざるを得ないんだけど(笑)。
・・・お湯で溶けた顔は作り直したのかって?
平湯の次は、すぐに新穂高温泉に行くからって、お互い髪の毛は洗わない約束したからね、、。
補修工事程度でOKなのよ。
で、新穂高温泉では、殿方の提案で昔懐かしいおもちゃたちと出会ってきた。
奥飛騨おもちゃ博物館、、地方のこの手のミュージアムって、あまり期待しない方がいいんだけど、やっぱり展示してあるものが、「懐かしさ」を刺激するブツだから、ハズレようがないのよね。
入館していきなり現れるダイハツミゼット見て、大の男が目を潤ませていましたよ。
「これってこんなに小さかったかなぁ~。」
『貴男が小さかったから、大きく見えたんでしょ。』とそっと答えたら、腑に落ちたような顔をしてたけど、その顔がちょっと寂しそうだった。
でも俺は「永遠の少年」なんて、そんな虫のいいこと考えないでネ(笑)。
・・・・・・・・・
最近、隠れ里のような温泉地が好きになって来ている。
観光名所がすぐ側にあって、旅館自体が一大アミューズメントの様相を帯びていたりと、至れり尽くせりの「温泉」もいいけれど、一日中巣籠もりをするような感じの「温泉」もいい。
周囲にあるのはただ「飛騨」の山懐の光景、、アン達が泊まった福地温泉は、奥飛騨温泉郷の中でも奥座敷を思わせる温泉だ。
アンにとっては、今年初めての雪を見ながら貸し切りの露天に入る。
少し前ならすぐに身体の芯まで暖かくなったものが、最近ではちょっと時間がかかる。
頑なな身体と心。
夜と流れよ。
朝には殿方と一緒に、宿の裏手にある朝市に出掛けた。
飛騨と言えば赤蕪。
朝の光の中の店先で、新聞紙にくるまって横たわっている赤蕪の姿が決まり過ぎている。
野草に降りた霜、小川の木橋にキラキラとまぶされたような霜。
長い風雪で顔を失った地蔵。
昔、日本のそこかしこにあったものが今、人々を慰めてる。
奥飛騨温泉郷旅行の最終日は、実に平凡なものだった。
もちろん、アン達の目的は観光地巡りの方じゃないので全然問題ないんだけど(笑)。
奥飛騨クマ牧場に立ち寄って幽閉された熊たちの怠惰な肢体と生活を覗き込んで思わず、殿方と二人で、生あくびを噛みしめる。
お客さんたちが熊に餌をやっている様子を見てると、池の鯉に餌を投げ込んでいるのと差がない。
熊の方だって鯉と同じなんだけど、口元から離れた投げ込み餌に目もくれないのは、体重が重すぎるのと、うっちゃっていても次の餌がくるからだ。
観光地には、よくこんなロケーションがある。
それ自体は、たいした魅力も持っていないのに、たまたま観光ルートの上にあるとか、時間の調整の加減で立ち寄らざるを得ないとか、そんなこんなで、このクマ牧場も寂れる一歩手前で持ちこたえているって感じだ。
でもな~、ここ、土産の中心が今日日「熊の肝油」だぜー。
そう言えば、園内の自動販売機に「熊力」とかいうドリンクがあったっけ、、、誰も買った様子がないのが寂しかったけれど。
それでもって、このドリンクのキャッチフレーズが「期待されて新登場!!」なんだからな~。
これ見ながら「飲んで見ます?」と擽ったら、殿方、何を思いだしたのか苦笑いしてたっけ。
帰りは、定番の飛騨高山に立ち寄るコトにした。
こういう場所は、個人で何回も来てるし、でも殿方にはそういう表情を見せられないから、もううんざりなんだけど、ハズレ感がないのだけは確かだ。
つまりリピーターが獲得出来る「タフな観光地」(笑)。
高山市内に入る直前に「板蔵ラーメン」に寄る。
実は既に、有名な峠の蕎麦屋で、またまた十割蕎麦を食べているので、お断りしたんだけれど、「ラーメンは別腹」なんだそうで(勿論、別腹は誰にもあるけど、麺×麺はアンの場合ちょっと、、、でもこれ半分お仕事なんだよね。)立ち寄らざるを得なかったのだ。
「飛騨の水と、この縮れ細麺が肝なんだよ。」
見ていると気持ちよさそうに一気にラーメンをすする殿方。
アンのほうは「なーにこれ、チキンラーメンの麺の固いのじゃん。」とかタワケた事を思いつつ、見てくれはお上品に「とても美味しいんだけど、お腹一杯でぇ、、」という顔で半分以上を残してしまう。
ここのラーメン、決して、まずくはないけれど、正直言って、これぐらい人を集められるほどの味なのかどうかは判らない。
祭りに行くと、出店の食べ物を食べるのと一緒だな。
食後は「板蔵ラーメン」の製造過程を見たり、何故か館内にある「西部警察コーナー」を二人で冷やかす。
まあこんなのがあるから、単純なラーメン店としてじゃなく、立ち寄りスポットとして成立してるんだろうけど、、(実際、先のクマ牧場の四倍以上の活気と人手がある)。
それにしても「西部警察」恐るべし。
殿方、興味がないふりして、ちらちらとスタッフジャンパーとか館ひろしのオートバイに乗ったスチール写真を見てました。
確かに男は何時までも、こどもなのかも、、。
ラーメンの後は、昼下がり二時間ほど、高山の目抜き通りをぶらつく。
三連休だったので夕食前のスーパーみたいな感じの人出だったけど、やはり高山は、カメラで撮るには魅力のある街だった。
この頃は、まだ「写真」に凝っていた頃で、周囲の光景を撮りたくて仕方がなかった。
殿方の手前、遠慮してカメラを取り出してたんだけど、こういう場面では、やっぱり高画素のお洒落なのがいるなーと実感。
ってか普通こんな場面では、殿方に「ポーズを決めた自分入りの光景」を撮って貰うか、こっそりセルフで、二人の不倫ぽい写真を撮るもんだよ(笑)。
トモダチの「オタクぽいからそういうの止めなよ。」の忠告が胸にチクチクの秋の日だった。
(※ 現在はこういう事はしません。上の記事は若気の至りです。公私混同は駄目!お仕事なんだから。あくまでも総ての面で、殿方に満足して貰う事が第一!)
この「湯巡り」の一番目だったのが、奥飛騨温泉郷の入り口でもある平湯温泉。
「ひらゆの森」っていう日帰り温泉があるんだけど、最初の入浴はここだったわけ。
大体、こういう日帰り温泉施設だと、夫婦とかカップルは、休憩室で待ち合わせをするじゃない。
そこでさ、ちょっといい光景を見ちゃった。
足を引きずった女性を優しくエスコートしてる男性を発見したの。
女性を庇うような大袈裟な動きはしないのに、ちゃんと相手を気遣ってる、そのさりげない仕草がね、とっても力強くて自然で年季入ってるって感じ。
たぶん、今までその足のために、いろんな事してきて、平湯にもリハビリを兼ねて来てるんじゃないかな。
アンは、こういうのに「男らしさ」を感じてしまうんだよね。
「らしさ」と思わず書いちゃったけど、この場合の「らしさ」は、「魅力」だと思う。
男の属性を、きっちりプラス方向に伸ばす。
女の属性を、きっちり豊かに伸ばす。
そうすると俗に言う「いい女」に「いい男」が出来上がる。
逆にそれぞれの「性の属性」を無節操にのばすと、ロクでもない存在になる。
ゆるゆるの薄汚れた媚びしか売れない性格ブスは、けっ飛ばしたくなるけど、そういうのに引っかかる低ランクの男もいて、これが俗にいう「割れ鍋に閉じ蓋」なのかなと思うんだけど、あまりこういう奴らとは付き合いたくないんだよね。
・・・ってアンなんかは、どちらかの男か女にニアミスせざるを得ないんだけど(笑)。
・・・お湯で溶けた顔は作り直したのかって?
平湯の次は、すぐに新穂高温泉に行くからって、お互い髪の毛は洗わない約束したからね、、。
補修工事程度でOKなのよ。
で、新穂高温泉では、殿方の提案で昔懐かしいおもちゃたちと出会ってきた。
奥飛騨おもちゃ博物館、、地方のこの手のミュージアムって、あまり期待しない方がいいんだけど、やっぱり展示してあるものが、「懐かしさ」を刺激するブツだから、ハズレようがないのよね。
入館していきなり現れるダイハツミゼット見て、大の男が目を潤ませていましたよ。
「これってこんなに小さかったかなぁ~。」
『貴男が小さかったから、大きく見えたんでしょ。』とそっと答えたら、腑に落ちたような顔をしてたけど、その顔がちょっと寂しそうだった。
でも俺は「永遠の少年」なんて、そんな虫のいいこと考えないでネ(笑)。
・・・・・・・・・
最近、隠れ里のような温泉地が好きになって来ている。
観光名所がすぐ側にあって、旅館自体が一大アミューズメントの様相を帯びていたりと、至れり尽くせりの「温泉」もいいけれど、一日中巣籠もりをするような感じの「温泉」もいい。
周囲にあるのはただ「飛騨」の山懐の光景、、アン達が泊まった福地温泉は、奥飛騨温泉郷の中でも奥座敷を思わせる温泉だ。
アンにとっては、今年初めての雪を見ながら貸し切りの露天に入る。
少し前ならすぐに身体の芯まで暖かくなったものが、最近ではちょっと時間がかかる。
頑なな身体と心。
夜と流れよ。
朝には殿方と一緒に、宿の裏手にある朝市に出掛けた。
飛騨と言えば赤蕪。
朝の光の中の店先で、新聞紙にくるまって横たわっている赤蕪の姿が決まり過ぎている。
野草に降りた霜、小川の木橋にキラキラとまぶされたような霜。
長い風雪で顔を失った地蔵。
昔、日本のそこかしこにあったものが今、人々を慰めてる。
奥飛騨温泉郷旅行の最終日は、実に平凡なものだった。
もちろん、アン達の目的は観光地巡りの方じゃないので全然問題ないんだけど(笑)。
奥飛騨クマ牧場に立ち寄って幽閉された熊たちの怠惰な肢体と生活を覗き込んで思わず、殿方と二人で、生あくびを噛みしめる。
お客さんたちが熊に餌をやっている様子を見てると、池の鯉に餌を投げ込んでいるのと差がない。
熊の方だって鯉と同じなんだけど、口元から離れた投げ込み餌に目もくれないのは、体重が重すぎるのと、うっちゃっていても次の餌がくるからだ。
観光地には、よくこんなロケーションがある。
それ自体は、たいした魅力も持っていないのに、たまたま観光ルートの上にあるとか、時間の調整の加減で立ち寄らざるを得ないとか、そんなこんなで、このクマ牧場も寂れる一歩手前で持ちこたえているって感じだ。
でもな~、ここ、土産の中心が今日日「熊の肝油」だぜー。
そう言えば、園内の自動販売機に「熊力」とかいうドリンクがあったっけ、、、誰も買った様子がないのが寂しかったけれど。
それでもって、このドリンクのキャッチフレーズが「期待されて新登場!!」なんだからな~。
これ見ながら「飲んで見ます?」と擽ったら、殿方、何を思いだしたのか苦笑いしてたっけ。
帰りは、定番の飛騨高山に立ち寄るコトにした。
こういう場所は、個人で何回も来てるし、でも殿方にはそういう表情を見せられないから、もううんざりなんだけど、ハズレ感がないのだけは確かだ。
つまりリピーターが獲得出来る「タフな観光地」(笑)。
高山市内に入る直前に「板蔵ラーメン」に寄る。
実は既に、有名な峠の蕎麦屋で、またまた十割蕎麦を食べているので、お断りしたんだけれど、「ラーメンは別腹」なんだそうで(勿論、別腹は誰にもあるけど、麺×麺はアンの場合ちょっと、、、でもこれ半分お仕事なんだよね。)立ち寄らざるを得なかったのだ。
「飛騨の水と、この縮れ細麺が肝なんだよ。」
見ていると気持ちよさそうに一気にラーメンをすする殿方。
アンのほうは「なーにこれ、チキンラーメンの麺の固いのじゃん。」とかタワケた事を思いつつ、見てくれはお上品に「とても美味しいんだけど、お腹一杯でぇ、、」という顔で半分以上を残してしまう。
ここのラーメン、決して、まずくはないけれど、正直言って、これぐらい人を集められるほどの味なのかどうかは判らない。
祭りに行くと、出店の食べ物を食べるのと一緒だな。
食後は「板蔵ラーメン」の製造過程を見たり、何故か館内にある「西部警察コーナー」を二人で冷やかす。
まあこんなのがあるから、単純なラーメン店としてじゃなく、立ち寄りスポットとして成立してるんだろうけど、、(実際、先のクマ牧場の四倍以上の活気と人手がある)。
それにしても「西部警察」恐るべし。
殿方、興味がないふりして、ちらちらとスタッフジャンパーとか館ひろしのオートバイに乗ったスチール写真を見てました。
確かに男は何時までも、こどもなのかも、、。
ラーメンの後は、昼下がり二時間ほど、高山の目抜き通りをぶらつく。
三連休だったので夕食前のスーパーみたいな感じの人出だったけど、やはり高山は、カメラで撮るには魅力のある街だった。
この頃は、まだ「写真」に凝っていた頃で、周囲の光景を撮りたくて仕方がなかった。
殿方の手前、遠慮してカメラを取り出してたんだけど、こういう場面では、やっぱり高画素のお洒落なのがいるなーと実感。
ってか普通こんな場面では、殿方に「ポーズを決めた自分入りの光景」を撮って貰うか、こっそりセルフで、二人の不倫ぽい写真を撮るもんだよ(笑)。
トモダチの「オタクぽいからそういうの止めなよ。」の忠告が胸にチクチクの秋の日だった。
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