37 / 177
【 旅と温泉グルメ しゃぶれどもしゃぶれども(中国編) 】
10: プレイバックpart3 「出雲、、神無月を過ぎても 3」
しおりを挟む「境港行きストレート道路(R431)」だけが、かっ飛ばし道路ではなかったのです。
宍道湖の周回道路の北側(実はここも国道431の続き)も、地元の車が、飛ばす飛ばす、しかも遠くで雷鳴が鳴り響き、時折、雹が降りしきるという天候の中でですよ。
宍道湖に向いた道祖神も海を見てるんじゃなくて、何故かこちらに背中を向けてるって感じでした。
こんな天候の中、駐車場が本館から離れているルイス・C・ティファニー庭園美術館(松江市と業者間で色々あったみたいで2007年3月に閉館)への訪問は、ちょっと辛かったです。
この美術館の存在は、以前から知ってたんだけど、なんだか名前から受ける感じが胡散臭くて、以前の旅程から外していた美術館でした。
実際、展示のメインになるティファニー氏のステンドグラスは正直言ってあまり好みじゃなかったなー。
(好きな人は好きなんだろうけど)
この施設も足立美術館と同じで、庭園と宍道湖自身を借景として取り入れた美術館自身の美しさが売りみたいですね。
でもティファニー氏のガラス花瓶だけは気に入ったな、、。
特に首長タイプは、花瓶自身が内側から発光する不思議な透明の花みたいな造形で。
そうそう、ここの隠れた主役は「広重」とパンでしょうね。
ホントに広重の浮世絵の構成力って凄いモノがありますね。
現代の第一線のグラフィックデザイナーだって、広重のシャープな空間感覚にはかなわないんじゃないかな。
そしてパン、、って館内にあるカフェ横のベーカリーなんだけど、、ここのパンの美味しさはちょっと普通じゃない。
ベーカリーでパンを購入しカフェに持ち込んで、コーヒーだけ注文って事も可能だから一度お試しアレ。
(※今となっては、もう無理ですが、このパンだけは本当に残念。)
美術館を後にして、次は同じく宍道湖湖畔にある松江フォーゲルパークへ移動。
この頃には天候がますます酷くなって、雷鳴がかなり間近に、、。
松江フォーゲルパークは基本的にベゴニア園や熱帯の鳥が売りの場所なんだけれど、この日は、山の尾根伝いにある温室形状のバードゲージの天井からは雨が漏れてくるし、、渡り廊下には横殴りの雨に寒風が吹き込み、、、やれやれ、熱帯気分はどこへやらって感じでした。
そんな中、気分的に和らいだのは、フクロウの飛行ショーやってる調教師の女の子達の一生懸命さを見た時かな。
彼女たち、多分、本業はフクロウの世話で、飛行ショーはおまけみたいな感じなんでしょうね。
トークも素人ぽくたどたどしいんだけどそれが又良い。
ほんと頑張ってるなーって感じで。
でも、鳥類飼育に限らず、どうして「こんな場面」の中に、若い男の子がいないんだろう、、TVのドキメントなんかでも「動物の飼育で頑張ってる若者紹介」とかなると大抵、女の子、、これ不思議ですね。
0

お気に入りに追加
74
あなたにおすすめの小説


ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ふと思ったこと
マー坊
エッセイ・ノンフィクション
たまにはのんびり考えるのも癒しになりますね。
頭を使うけど頭を休める運動です(笑)
「そうかもしれないね」という納得感。
「どうなんだろうね?」という疑問符。
日記の中からつまみ食いをしてみました(笑)
「世界平和とお金のない世界」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる