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第2章 スラップスティックな上昇と墜落

14: 中央情報局jp.CIA ジッパーの介入

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 漆黒は、署長室に入ってきた捜査官の外見を見て当惑した。
 相手が、中年女性である事は、既にこの捜査官と何度かの面識のあるレオンから教えてもらっていた。
 漆黒の当惑の原因は、性別や年齢ではない。
 その強烈に自己主張する容姿にあった。
 痩せている、徹底的に痩せている。
 そして眩いような銀髪。
 レオンの肥満の対極だ。
 彼女もピュア主義者なのだろうか。
 形通り、お互いの自己紹介が行われている間中、レオンは漆黒の表情を盗み見てにやにやしている。

『どうだ。ピュア主義者は優秀だろう?』
『ふざけるな、お前達は、二人とも栄養の取り方を知らないだけさ。』
 漆黒はそういった視線を返してみたが、レオンにそれが理解できるとは思えない。

 捜査官がみんなに着席するよう指示した。
 田岡もそれに従う。
 彼にしてみてもこの場において、誰がボスなのかは十分理解していたようだ。

 捜査官は正確に表現すれば警察機構の人間ではない。
 政府直轄の中央情報局の人間であり、彼らには場合によって警察機構に上位的にリンクする権限があたえられている。
 警察が切られたトカゲの尻尾なら、彼らは決して切られる事のないトカゲの頭だった。
 口の悪い連中は、国が開けてしまった暗部を処理して回る事も多いjp.CIA中央情報局を、語呂合わせも兼ねて、ジッパーと呼んでいた。

「パーマー捜査官。打ち合わせに入る前に、質問をお許し願えますか?」
 レオンが漆黒たちに見せたことのない丁重さで、質問をパーマー捜査官に請うた。
「どうぞ。」
「漆黒刑事に撃たれたペネロペ・アルマンサの容態はどうなんでしょう?」
 他の人間がやった事の結果をレオンがわざわざ聞くのは、もちろん彼なりの思惑があるからだ。
 それに今、ペネロペ・アルマンサの身柄は、ジッパーの管轄下にある。
 捜査官の細い眉毛の端が吊り上がった。
 その動きからは彼女がその質問を、彼女の中でどう価値づけたのか伺いようもない。

「二つの側面で答えなければいけませんね。精神的な面と肉体的な面。肉体的な側面ではまったく問題ありません。バイオアップがこれほど発達した時代において、あの程度の肉体破損はなんの問題もありません。引っかかる点があるとすれば、賠償問題でしょう。これにつていは私たちのチームが引き受けます。今後もこういったケースは多発するでしょうからね、、。次に精神的な面、これも漆黒刑事の判断が正しかったのでしょう。一度目の被弾を受けて彼女のマインドコントールが半分取り払われたようです。本人に言わせると頭の片隅に追いやられた彼女がいて、その彼女が拳銃を向けられ発砲された事に酷く驚かされたと言っています。それがきっかけになって頭の中で、本来の自分がどんどん大きくなっていったとも証言しています。それでも彼女の体は、非常に大きな破壊衝動に突き動かされて前進する訳ですが、そこで二回目の被弾になります。今度は、彼女は痛みを感じたといっています。それで意識を失った。言い換えれば正常に戻ったという事です。」
 捜査官はここで少し話を切って、何か質問は?という目つきをした。
 非常に効率的なしゃべり方をする女性だった。

「俺も二つ、あります。」
 漆黒は小さく手を挙げながらいった。
 まるで自分の事を小学生のようだと思いながら、それでも質問せざるを得なかった。
 何と言っても生身の民間人に発砲したという負い目は、容易にぬぐい去れるものではなかったからだ。

「自分のとったあの時の対応が、これからの生きゾンビ対策に有効なんでしょうか?あ。つまり、緊急時において、罪のない民間人を生きゾンビ状態から助け出す方法としてはという意味です。二つ目は、彼女に後遺症が残らなければいいがという事なんですが。それは自分の責任問題になります。」
 漆黒は、生きゾンビと言ってしまってから、今のは失言だった事に気づいた。
 彼自身、報告書には、ペネロペ・アルマンサの見せたゾンビのような動きを『深い催眠状態』と書いてきた。
 それは、ラバードール殺しの背景に存在する宗教団体に対する彼自身の推測を、上層部に対して意識的に隠蔽する為の工作でもあった。
 今の所、漆黒は、自分がラバードール殺しとブードゥー教団との関係に気づいていない事にしておきたかったのだ。

「漆黒刑事。私は医者ではないので、あなたに有効な回答を差し上げることは出来ません。ですからこれからいう事は一捜査官としての感想だと思って下さい。『命を奪わない程度の物理的攻撃を加えてマインドコントロールを解く。』これは常套手段には、なり得ないでしょう。正直に言って、彼らの使用するマインドコントロールの仕組みが、私たちにはつかみ切れていないんです。私たちの中では『あれは本物の呪術だ』といった冗談があるぐらいですから。しかしペネロペ・アルマンサの場合は、あの教団レベルで考えるとマインドコントロールが非常に浅かった。これは彼女がブルーノとコンタクトした時期から逆算してわかる事です。彼らが施術するマインドコントロールは、準備あるいは施術そのものに時間がかかる。それによってコントロールの強度や複雑さが違う。これだけが今の所、確実に判っている事です。」

 パーマー捜査官の漆黒を見る目は、不思議な色を宿していた。
 好奇心?自分が相対している人間に対する強烈な関心、そういったものが奥に秘められているように感じ取れるが、決してそれを表面にはだそうとしない。

「貴方の二つ目の課題、責任問題ですね。要は誰が彼女を本当に傷つけたか?これから先、彼女は何度も悪夢に魘されるでしょうね。その場面はおそらく拳銃で撃たれるシーン。でもそれは悪夢を見る引き金や、象徴に過ぎない。彼女が本当に悩まされるのは、自らの内にわき起こったどす黒い破壊衝動の存在や、いつか又、自分自身がゾンビ化してしまうのではないかという不安感でしょうね。おわかりですか?いろいろな角度から見ても貴方には、負うべき責任が何もない、と私は判断しています。」

 説明の間中、捜査官は漆黒の瞳を直視したままだった。
 そしてふいに自分の腕時計に視線を落とした。
 その様子は、この話題を変えたいというジェスチャーというより、まさに、自分が自由に使える時間を確認している様に見えた。
 この女性には、はったりも策略も必要ないのだ。
 漆黒は、彼女の貴重な時間を奪ってしまったような気になって自分の愚かさを恥じた。

「シュミット君達と政府捜査官としての正式な打ち合わせが始まるのでしたら、この私は退席しましようか?」
 田岡が殊勝な事を言った。
 田岡も捜査官の雰囲気に飲まれているのかも知れなかった。
 又、田岡の腹の中の予想では、この事件の管轄は政府レベルに移ってしまうと読んでいたのだ。
 もしそうなら自分が下手に鼻を突っ込むとろくな事がないと考えたのだろう。

「いいえ。その必要はありません。私たちとしては、あなた方の本来の職務を優先させたいのです。この事件は、私たちとあなた方、両方が、平行して取り扱います。シュミット刑事も漆黒刑事も今の体制のまま捜査を続行してください。私が伝えたいのはその事だけです。」
 漆黒は、レオンの雰囲気が堅くなったのを感じた。
 その程度の連絡なら面談の必要は全くなかった筈だ。
 相手は「天下のジッパー」だった。
 この面談自体が、彼らへの完全なマウンティング行為の思えた。

「ペネロペ・アルマンサにマインドコントロールをかけるために接触したのは誰か?そしてその場所、あるいは背景。あのマインドコントロールの深さだと、それなりの場所で施術しているはずですからね。そこまでは、今まで担当して来た漆黒刑事の協力を仰いではというのが私たちの方針です。ただし、この件についての連絡は、今後全て私に上げてください。上げ方は問いません、但し、情報はもれなく上げてください。」
 田岡は力強く頷いたが、レオンはそうはいかなかった。

「私は、どうすればいいんです?」
 レオンは、冷たい声で訪ねた。
 相手の懐具合が判ったなら、客商売の我が身とすれば、もう必要以上に相手をもてなす必要はないと言いたげだった。

「先ほど『私たちは・あなた方・の職務を妨げない』と言ったはずです。公安は公安としての仕事を引き続き行ってください。漆黒刑事の活動範囲は刑事課として自ずと制限が出てきますが、公安課であるあなたは違うでしょう?」
 捜査官は、露骨なレオンの態度の変化にたじろぎもせず答えた。

「『あなた方の職務を妨げない。その代わり判ったことは全部連絡しろ。』 あなた方のいつものやり方を甘い言葉で言い換えただけだ。、、私は今まで一人で、ブードゥーを追い続けきた。だが今の話を聞くと、私が何週間もかけて、汗まみれになって発見した一つの事実も、あなた方にとってみれば、それは取るに足りないちっぽけで既に知っている手垢のついた事実の一つにすぎないようだ。機動力と行使できる権力の差って訳だ。でも、偶々、今回の漆黒刑事のように、瓢箪から駒のクリーンヒットを飛ばした時だけ、あなた方はやってきて、その成果だけを浚っていってしまう。そして私にも、そういったものを期待している。」

 レオンは、そこまでの辛辣な内容を、この鉄の女捜査官の視線を外さずに言ってのけた。
 おそらくレオンの中の根深い怒りが、そうさせているのだろう。
 レオンの怒りの本当の鉾先や源泉はなんであるのかは判らなかったが、同じような感情を持つ漆黒には、その怒りだけは、良く理解できた。

「、、お前はどうなんだ漆黒刑事?これからどうするつもりなんだ?」
 目の前にパーマー捜査官がいるのにも関わらず、レオンはそう聞いてきた。
 共感は出来るものの、漆黒には、レオンの怒りの意味の中身が判らない。
 政府のジッパー機関の捜査官が打ち合わせに来ると知らさせていたので、漆黒の頭の中では、ラバードール殺人事件の合同捜査が始まるのだと勝手に思いこんでいたのだ。

「よく判らないな。パーマー捜査官は、俺たちに今追っている事件から手を引けといってる訳ではないように思うが。俺はこのまま犯人を挙げるまで頑張るつもりだ。それに色々な部門との連携が取れれば、それに越した事はないように思う。」
「オメデタイ野郎だな、、。まったく。俺たちが毎日足で稼いだ事実・真実は全てデータとなって蓄積されていく。上部の方々は、それをいつでも好きな時に閲覧する事が出来る。ところがだ。俺たちの方は、『万事休す、後一歩の詰めがあれば』という時に必要な、お上のデータは全てブロックされてるぞ。これから先は警察だけの事案じゃないってのは、そういう意味だ。」
 そんな話を聞かされても、漆黒はたいして怒りを感じなかった。
 漆黒にすれば、それはしごく当たり前な、世の中の法則に思えたからだ。

 第一、警察官同士であれば、全ての情報が引き出せるはずの警察のデータベースでさえ、個々の担当官が情報の入力レベルを操作しているから、実際には高度なテクニックを使わないと、額面通りの共有効果は得られないのだ。
 それは、相も変わらず「縄張り意識」や「特権意識」が、未だにそこかしこに残存しているという事の証だった。
 だが、そういう現状は、レオンも知っている筈だった。

 そのレオンが、彼らに怒りを感じるのは、彼の中に、政府のジッパー機関も、警官と同じ仲間であり、同じ目的や志を持っているという錯覚が基本的にあるからだと、漆黒は思っていた。
 漆黒は誰も信用していない。
 『甘いのは、お前の方だ。』と漆黒は思った。
 それとも、レオンと漆黒では、煮え湯の「飲まされ方」が、違うのか、、。

 とにかく漆黒は、今までやってきた事をこれからも続けるつもりだった。
 漆黒にとって『捜査』とは、誰かが先にゴールするのが目に見えて来たからと言って、途中で放棄できるものではなかったのだ。
 漆黒は主人のいない「黒い猟犬」だ。
 そこに獲物がいるなら、他に競争相手がいようと、誰かが止めろといっても、その衝動は止まらない。

 ただ、一つだけ気がかりなのは、一つの事件に対して、いくつかの組織がそれぞれの思惑を抱いて独自に動くとなると、どこかで衝突が起こらないかという事だけだった。
 そんな邪魔くさいものに、時間を割くのは御免だった。
 猟犬は、ただ獲物の匂いを嗅いで、純粋に獲物を追いかけ続けたいのだ。
 その疾走感や獲物に辿り着いた時の充足感を得るために、漆黒は野良クローンの立場を捨て警察の犬になったのだ。
 野良クローンは闇の中で自由に生きられるが、闇の外に一旦外に出たら、警官にならない限り、狩りなど絶対出来ない。
 狩られるのは自分自身だからだ。

「捜査官。貴方は我々に『この件から手をひけ』とは仰らなかった。その点には感謝しています。俺が気がかりなのは、ただ一つです。現場において、それぞれの捜査方針が一致しない矛盾が噴出し、捜査が滞らないかという事です。」
 そう言った漆黒を、レオンは紅潮した顔で眺めた。
 『見損なったぞ、この根性なしが、権力に尻尾をふりやがって』とその顔には書いてあった。

「そうならない事を祈るばかりですわ。でも私の予測では、それは『あり得ない』事です。」
 パーマー捜査官は、又、漆黒を最初に見せた不思議な目の輝きで見つめながらそう答えた。
 パーマー捜査官はその後、いくつかの事務処理と打ち合わせを済ませて署長室を出たが、その内容は彼女のはじめの通告に比べればどれもこれも些末な事だった。

 そして暫くして今度は田岡が、捜査官から依頼された内容を、彼の陣頭指揮の元に解決せんとばかりに、「しばらく戻らないから、後は好きにしろ」と言い残して、署長室を出ていった。
 もちろんそれはポーズだ。
 単純に田岡は、この疫病神二人の側から一刻も早く離れたかっただけだ。
 元から田岡に宛がわれた部屋なのだから、事が終わってしまった今、漆黒達を追い払えば良いのだが、漆黒には次の予定が詰まっていた。

 調整の終わった精霊の受け渡しが、形式の好きなドクターマッコイによって署長のいるこの部屋に指定されていた為に、それが出来ないでいたのだ。
 ドクターマッコイは一刻も早く、調整を終了した鷲男を漆黒の元に送り届けたかったのだろう。


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