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第1章 赤と黒
12: 覗き屋
しおりを挟む排水橋といっても、地面から見れば橋自体はそれほど高い位置にはない。
その頂上は、二階建ての家の屋根の高さに満たない程度だ。
ただし橋桁の根元は地面から15メートルばかり下にあり、その周辺は溝を掘る形で細長い空き地になっている。
臨月ストリート自体が相当にヤバい場所なのだが、この薄暗い空間も、また違った意味で危険な場所だった。
ここには臨月ストリートを取り仕切るヤクザも、かっての葛星達のような下層社会からのあぶれ者達さえも滅多に近寄らない。
ここは人間ジャンクの集積場の様なものだったからだ。
葛星は、排水橋の橋桁のアーチ型の空間が並ぶのが見える位置まで降りていって、大きく叫んだ。
「ゴーファはいるか?!薄汚い、覗き屋のゴーファだよ!みんなが言ってるぞ、お前の母親は、、、、」
いくつもあるアーチの窪みを改良してその中に人間が住んでいるのであろう、それぞれのアーチの窪みの表面は、毛布や、梱包材の端キレで壁がしつらえてあった。
その壁達が、葛星の悪口が新しい単語を紡ぎ出す度に震えた。
葛星は考えられる限りの、人間の精神性にまつわる悪口を言った。
葛星にはその壁の震えが、中に潜む者達の堪えた笑いのせいなのか、それとも怒りのせいなのか、見分けがつかなかった。
しかし、数秒後に、アーチ型の洞穴の一つから、一人のボロ屑の塊のような男がキィーという甲高い声を上げ突進してくるのを見て、葛星は今、自分がどれほど危険な事をしているのかを理解した。
突進してきた男は恐らくゴーファだろう。
ゴーファは夜目にも鋭く光る短いナイフを持っておりそれを、何度も葛星に対して振りかぶった。
葛星はその対応に少しばかり手間取った。
暴力のプロである葛星が、素人相手に手間取るのは、その相手の爆ぜるような狂気に少しばかり不安を感じたからだ。
暴威や力には対抗できるが、こういった意味不明の狂気には馴染みがない。
現に葛星が、ゴーファの持った手を、ナイフ毎、後ろ手に捻り上げて関節をぎりぎりと締め上げても、ゴーファは抵抗を止めようとしない。
葛星は完全に自分の片腕一本で、ゴーファをホールド出来る体制になってから、空いた手で、拳銃の銃身を彼の口の中に無理矢理ねじ込んだ。
「腕の一本や二本はくれてやると言いたいんだな。判ったよ。それなら、お前の頭を吹き飛ばしてやる。俺は、ビニィハンターだ。殺しにはなれている。躊躇ったりしないぜ。それにお前を殺しても俺は犯罪を犯したことにならない。お前、どうせIDも抹殺されているんだろう?」
ゴーファの抵抗が少しだけ止んだ。
「俺に用事があってきたんだろう。俺を殺すのは意味がない。」
拳銃を口の中に頬張っているため、言葉ははっきりしないが、おおよそそういった事をゴーファは呻いた。
なんという切り替えの早さだ。
瞬時に沸騰する狂気は瞬時に冷える?それとも意識の奥底では狂気さえも計算しているのか?
葛星が拳銃を抜き取り、唾液で汚れた銃身をゴーファの服とは言い難いぼろキレの肩の部分でふき取ると、ゴーファは嬉しそうに言った。
「、そうら見ろ、お前は俺を殺せない。」
先ほどまでの狂気と比べて打って変わったような計算高さが、そのしゃべり口調の中にあった。
「ほう、随分と頭がいいんだな?その計算高い頭で今から俺がいう事を考えろ。一つ、お前と俺ではどちらが強い。二つ、俺がお前を失ったら、俺には次を調べる能力がないかどうか。三つ、お前はつまらないことでは殺されない値打ちのある男かどうか。どうだ。あまり時間がない。いやならいやでここで始末をするだけだ。お前もこの臨月の端くれに住んでいるんだ、狂犬・葛星弾駆の名前ぐらい聞いたことがあるだろう?俺がそうなんだよ。」
ゴーファの身体に少し痙攣が走った。
葛星は、臨月ストリートの中で、人々の手によって付け加えられ捏造された、狂犬・クズボシ・ダンクのイメージの強烈さを知っていた。
「わかった。俺になんのようだ?」
狂気から冷めたゴーファが折れた。
だが、その口調の底には、常に計算が働いている様子だった。
もしかしてこの男、自分が狂っている状態が好きなのかも知れない。
「お前、これまで何人覗いた?」
「そんなこと覚えていない。」
「これは何だ?」
葛星は拳銃の先で、ゴーファが肩から掛けていたカメラのベルトをつついた。
デジタルカメラは斑文明の今でも大衆化されているローテク製品の内にはいるのだが、この男は何故か、手に入れるのが難しいフィルムカメラを所持していた。
「見れば判るだろう。いや判らんか、珍しい機械だからな、、。」
「そんな事を聞いてるんじゃない。こいつで撮ったフィルムは脅しで使うのか?それともお前の薄汚いお楽しみに使うのか?」
「ほう、あんたは、フィルムに興味があるのか!?それなら俺の家にある。フィルムは駄目だが写真の一枚や二枚ならくれてやる。だから、もう腕を放してくれ。」
「判った。」
葛星は捻り上げていた腕を放し、ゴーファが彼に向かい合った瞬間、ゴーファの顔面を失神しない程度に銃握で殴りつけた。
頭を抱えながら地面に崩れ落ちるゴーファに拳口を向けながら葛星は言葉を浴びせた。
「これだけは言っておく。なめるなよ。俺に対して計算はするな。出し抜くなんて金輪際無理だぜ。さあ案内してもらおうか。」
葛星を見上げる血だらけのゴーファの顔には再びの狂気が張り付いていたが、それを迎え撃つ葛星の顔は完全な無表情だった。
ゴーファは力無く立ち上がると、ふらつきながら彼のねぐらに葛星を案内し始めた。
アーチ型の空間を利用したゴーファのねぐらは結構な広さがあった。
しかしその空間を照らしだす光源は、所々にしつらえてある太い蝋燭が数本のため、部屋の中は奇妙に歪んで見えた。
ラジオやテレビが部屋に置いてあるところを見ると、電気は近くから盗めないわけでもないようだったから、蝋燭はゴーファの趣味なのかも知れない。
葛星はゆらゆらと揺れる壁に所狭しと張り付けてある盗み撮りしたスナップ写真を丹念に眺めた。
「いい女ばかりだろう?」
部屋の片隅に置かれてあるくたびれた椅子に座りながらゴーファが嬉しそうに言った。
「こいつらが女なのか?みんなお釜ばかりじゃねぇか。」
「あんた。それが判るのか?」
ゴーファが同じ審美眼を持つ同好の士を見つけたように言った。
しかしそれはゴーファの手前勝手というものだ。
確かに、ゴーファが言ったように確かに写真の中には、どう見ても女としか見えない人物もいるにはいたが、ほとんどは一目で女装した男だと判るグロテスクなものばかりだった。
そこの所が、ゴーファがゴーファである所以なのだろうが。
「こっちじゃねぇ。脅しに使う方の写真はどこだ。」
「、、、、、、。」
「しらばくれんじゃねぇ。お前の食い扶持のネタだよ。ここに写っている何人かは、臨月の男娼だ。こいつらに強請は掛けられない。たとえばラブホテルから出てきたお釜好きの男とか、素人の女装者、そんなのだよ。」
ゴーファの目が瞬間的に動いて、壁際のキャビネットに移った。
葛星は直ぐにそのキャビネットを開けようとした。
鍵が掛かっていたので拳銃を取り出して銃口を向けた。
背後でゴーファが小さな悲鳴を上げた。
「待ってくれ。鍵を渡すよ。壊さないでくれ。」
「そこに座ってろ。壊されたくなけりゃ、そこから鍵を投げろ。」
ゴーファが慌てふためきながら投げてよこした鍵を使って開けたキャビネットの中には、綺麗に整理してあるアルバムファイルが何十冊としまい込まれてあった。
ファイルの背表紙には資料を収録した時期や撮影場所が、神経質な細かい字で書き込んである。
ファイルに閉じ込まれた写真の中には、盗み撮りだけではなく、恐らくゴーファが、脅しをかけて、彼自身が強姦した男?達のグロなシーンも混じっていた。
葛星はジュニアの失踪した時期のやや前のものを見つけて、そのファイルを調べた。
ゴーファのアルバムファイルは見事なものだった。
そしてそこにはローズマリーの店から出てくるジュニアの写真が何枚も写っていた。
しかも、何種類かある人口皮膚のうち五・六体を着込んだジュニアの女装スーツバリエーションも含めてだ。
葛星はその中の、シャーロットのタイプの人口皮膚を着用したジュニアの写真を抜き取ってゴーファに突きつけた。
「こいつをつけ回しただろう?」
勿論それは、当てずっぽうにしか過ぎない。
「揺するつもりじゃなかった。本当に綺麗なのは、揺すらない。つけ回して写真を撮ったり、ビデオを撮るだけだ。相手の本当の正体が知れると俺の夢が壊れて萎える。本当だ信じてくれ。」
「夢が萎えるだと?てめぇの腐れたモノが萎れると言え。」
ゴーファが信じてくれと言いたいのは、彼なりの変質行為のルールを言っているのか、犯罪を犯していないという事を伝えたいのかどちらか判らなかったが、真実味だけはありそうだった。
「こいつを最後につけたのはいつだ。」
「日にちなんて覚えてない。でも一ヶ月もたっちゃいない。」
もしかすると、このゴーファは、拉致されるまでのジュニアの最後の目撃者である可能性もあった。
「最後は、どこまでつけた。」
「ドアーズのトランスフォワーステーションだ。あそこは上品すぎて俺達みたいな人間は長くはいれないんだ。その写真は、彼女を最後に見たときの写真だ。」
葛星は自分が突き出していたジュニアの写真をもう一度眺めた。
先ほどは気にならなかったが、女装したジュニアが写っている背景は確かに、臨月ストリートに隣接しているドアーズのセンター街の一角だった。
「見失ったのか?」
「さっきも言っただろう。あそこは上品すぎて長くはいれないんだ。」
「要するにドアーズの警備員につまみ出された。そういう事だな。」
葛星はそういいながら、今度はファイルの中のジュニアの写真を全て抜き取り始めた。
その中にはなんら関係のない、写真も混ぜておいた。
後から追いついてくる同業者の目を少しでも眩ませる為だった。
それらの写真をポケットにねじ込む葛星を見てゴーファが悲鳴を上げた。
「何をするんだ。二三枚ならいいと言っただけだ。そいつは良い写真なんだ。第一俺は、ネガや電子ファイルは長くは残さない。そいつでお仕舞いなんだよ。」
「判ってるさ。素人でもこの写真を見れば、こいつの元がワントライしかできない認証デジタルものだって事はな。商売上の知恵なんだろうが、そいつが裏目にでたな。マニアはマニアらしくという事だ。」
「くそ。覚えてろ。仕返ししてやる。必ず殺してやる。」
ゴーファの瞳が再び強烈にギラギラと輝き始めた。
「そいつはかなわんな。じゃ今、俺がお前を殺さなくてはな。」
葛星は、だらりとぶら下げていた拳銃を水平になるようゆっくりと腕を上げた。
しばらくの間、葛星の目と、ゴーファの目がぶつかり合った。
「狂っているのはお前の方だ、、、。ビニィの殺しすぎたぜ。自分がまともだと思っているだけ質が悪い。俺はお前が、でかい蜘蛛の化け物に抱きかかえられて、赤むけの骸骨野郎に変身した姿でこの街を彷徨き回っているのを見たことがある、、、。狂っているのはお前の方だ。」
ついにゴーファが視線をそらせて言った。
・・こいつは俺の事を知ってやがる。
俺が名前を出した時に、こいつがビビッたのは狂犬ダンクではなく、骸骨野郎の俺のほうなんだ、と葛星は気づいた。
「有り難い忠告だな。お礼に良いことを教えてやろう。もしかすると、俺以外にお前に用事がある人間が、お前を訪れる事があるかもしれない。その時は素直に相手の言うこと聞くことだ。どうせお前に今日の事を黙っておけといっても無駄だろうしな。今度は相手に情報料だと言って金をふっかけたりしてな。でも喋ったその後は、お前消されるかも知れないぞ。みんながみんな俺みたいにやさしいとは限らない、それがイヤなら三ヶ月ほど行方を眩ませれば何とかなるかも知れないぜ。信用するもしないも、お前の勝手だがな。まぁ好きにしろよ。」
「畜生。やっぱり、あの女が訳ありなんだな。あれだけ人口皮膚をとっかえひっかえ出来るなんて、ただものじゃないと思ってたが。」
またまたお見通しだ。
この男は自分が追いかけていた幾く人かの女装趣味者が、人工皮膚を変えただけの同一人物である事を気づきかけている。
この道のマニアだからだ。
ギロチンディスクもマニアの手に渡る。
マニア達は普通の人間なら見逃す部分に興味がわく。
そうやってジュニアの事件は、キングがいくら画策を巡らそうとも、やがては人々の口にのぼっていくのだ。
葛星は自分の仕事の期限が、違う力で、短縮されかけているのを知った。
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