66 / 85
第6章 煙の如き狂猿
65: 駄目だろう、それは
しおりを挟む
「零さん許して、エッチなリョウを許してください。いやらしいリョウを許してください。」
リョウは今にも泣き出しそうなくらいに、感情が妙な具合に高まっているようだった。
エレベーターが1階に着き、リョウは零に肩を抱かれるようにしてエレベーターを降りた。
零は1階ホールの、人目の届かない柱の陰にリョウを連れていく。
零がやさしい声色で、リョウに話し掛ける。
リョウ、気を付けろ、零の心には優しさなど一欠片もない。
奴にあるのは、人を操る為の手管だけだ。
「リョウ、私を見て。」
その声にリョウは泣きそうな顔をあげた。
「リョウの泣き顔って本当に可愛いね。もっともっと泣かせたくなっちゃうよ。」
「零さん.....」
「どうして、約束を破ったの?」
「そ、それは、、」
零の表情は、嘘をついたら承知しないと言っていた。
「リョウ、零はちゃんと言ったよね。女装外出中はオナニーするなって」
「ご、ごめんなさい、、」
「約束を守れないなら、零はここで帰るよ。ほら、これが部屋の鍵。一人で歩いて帰れるでしょ?誰かに女装が見つかったてオタオタしないでね。」
「ごめんなさい、零さん....」
零はすでに出口に向かって歩きはじめた。
リョウが必死になって零の腕にしがみついた。
「い、いやです、零さん。ごめんなさい。もう絶対に約束を破ったりしません。だから許して、お願い、お願いです!」
零が冷たい視線をリョウに向ける。
「約束を破った子が罰を受けるのは当然だけど」
「いや、いや、いやです。」
「でも約束を破った以上、なにか罰は受けなくちゃいけない。それはわかるよね?」
「、、」
「リョウ、ここでショーツを脱ぎなさい。」
「えっ!」
「いま穿いているショーツはいやらしいので汚されたやつでしょ。女の子はそんなものを穿き続けはしないよ。」
「で、でもショーツを脱いだら」
「スカートの中はノーパンになっちゃうよね。そう、私はリョウに、帰りはノーパンで街中を歩いてみたらと言ってるのよ。」
「それだけは許してください。」
「それとも、鱧公園のまんなかで『この子は女装してトイレでオナニーした変態だよ』と大きな声でいってやろうか?いやらしい親父たちが、いっぱい集まってきて、リョウがお望みの変態プレイを満喫させてくれるよ。零はどっちでもいいんだげど。」
この言葉は、脅しではなさそうだった。
零ならこういった事を、簡単にやってのける。
リョウにしてみれば、どっちを選んでも、恥ずかしいことには違いない。
しかしリョウは、どちらかを選ぶしか、道がなかったようだ。
「ショ、ショーツを、、脱ぎます、、」
「そう、リョウはノーパンで歩く方を選んだわけだ。じゃ、今すぐここで脱ぎなさい。」
「零さん、せめておトイレで」
「だめ。リョウをトイレにやったら、どうせいけない事しちゃうのに決まってる。ほら、早くなさい。」
「零さん、、。」
「早く脱がないと、今すぐ、オカマ大好きな親父達が、とぐろ巻いてる公園に引っ張っていくよ!」
リョウは覚悟を決め、一階のホールの柱の陰で自分のスカートの中に手を入れた。
零が自分の身体を衝立にして、そんなリョウを庇った。
こういうところはやさしい。
だがそれも「嘘」だ。
リョウはショーツに指を掛けて、小きざみにお尻を動かしながらショーツを下ろした。
零がくすくす笑いながらそれを見ている。
パンプスを履いたまま、ショーツから足を抜くと、リョウは零にショーツを取り上げられた。
零はリョウの温もりのあるショーツを広げて言う。
「あーあ、ショーツの前のところをこんなに濡らして。あっ、ここなんかヘンな汁がベットリ付いてるよ。ほんとに変態だねえ、リョウは、、。」
「零さん、もういじめないで。もう、許してください。リョウは反省します。お願い、お願いですから、何でも零さんの言うことを聞きますから、もういじめないでください。」
リョウは零に抱きついて泣いている。
「心の底から反省してる?」
「はい、、」
こんな光景を見るとは、、、俺は無意識の内に、零に屈服させられるリョウを望んでいるのか?
いやそんな事は、絶対にあり得ない。
キザに言えば、良くある台詞だが、俺は全世界を敵にまわしてでも、リョウを守ると誓った男なのだから。
なら一体、この「黒いリョウ」の有様は、何なのだろう?
「ノーパンでホテルに帰ることができたらトイレでオナニーしちゃったことは許してあげる、わかった?」
「はい、僕、がんばります....」
ミニスカートの中の空気が、リョウのペニスとお尻を撫でている。
リョウはショーツのありがたみを感じていた。
ノーパンが、こんなに恥ずかしいなんて。と。
まあそれは、男だって恥ずかしい、、いや元からリョウは男か。
西錦町の前の広場を足早に歩く零のあとから、リョウは頬を紅潮させてついて行く。
リョウは、ビル風でスカートがめくれるのが恐ろしいようで、歩幅が小さくなっている。
「れ、零さん、待って、、」
リョウはともすれば脚の速い零に置いて行かれそうになっている。
ただ、リョウにして見れば、どんなに零に意地悪をされても、ノーパンで一人になりたくはないのだろう。
「リョウ、もっと大股で歩きなさい。」
「は、はい。でも、、」
「これは罰なんだから、我慢しなくちゃね。それともここでスカートめくりしてあげようか。こんな可愛い女の子がノーパンで、しかもおちんちんがついてたら、みんなビックリだよね。」
「ああ、歩きます、歩きますから」
リョウは、まだ人が大勢いる広場の真ん中で、零にスカートをめくられる自分の姿を想像したようだ。
女装姿で、すっぽんぽんの下半身を他人にさらすなんて、それ以上はない恥辱だろう。
それは絶対いやだと思ったのか、リョウはスカートのすそを気にしながら、懸命に零についていく。
二人は地下鉄の歌舞伎錦町駅に着いた。
零がリョウの為に切符を買ってやる。
リョウは上気した顔で切符を受け取った。
ここまで来るうちにも、リョウは何度も羞恥のあまり泣きだしそうになっていたようだ。
自分の太股に、数えきれないくらいの男たちの視線を感じて、それがスカートを透してノーパンの股間にまで届くような気持ちだったかも知れない。
『自分が男だってわかったら、みんなどう思うだろう、、』
そんなことを考えているうちに頭の中がぼうっとしてきて、それが又、興奮を促す、そういう羞恥プレイのサイクルに陥っているのだろう。
リョウのスカートがタイトミニだったら、きっと前の方がふくらんでしまっていた筈だ。
チェックのミニスカートの中で、ペニスを勃起させている女の子。
それがいまのリョウだった。
天球儀ホテルのある、本町行きの電車は空いていた。
零が、「リョウ座る?」と聞くと、リョウは「ううん、いいえ立っています」と返事をした。
座るとミニスカートの前が持ち上がってしまい、恥ずかしいことになるのだ。
リョウは零とドアのそばに並んで立った。
リョウはドアの方を向いて、乗客にスカートの前が見えないようにしている。
はあ、、、とため息をつくリョウを、零がおかしそうに見つめた。
零が手を伸ばして、リョウのスカートの前に触れた。
ビクンとリョウの体が反応した。
零がふふっと笑った。
「やっぱりだね、、」
「、、」
零の指がスカートの上からリョウの股間の膨らみを握る。
『う、、ああ、、』
ゆっくり零が手を動かすと、リョウに、腰が砕けてしまう程の快感が発生したようだ。
『や、やめて、、零さん、、』
リョウと零の近くには、誰もいない。
零のエッチな行為も、リョウの快感に耐える表情も人に見られる心配はなかったようだ。
しかし、電車の中である事には変わりはない。
零がリョウの反応を確かめながら手でリズムを刻みた。
『あん、、ああ、、』
リョウは声が出ないように唇をかみしめた。
『こ、これも罰ですね、、ああ、、』
リョウはうっとりと目を閉じて快感に身をゆだねている。
『いや、、、ああ、どうしたらいいの、、』
あと少しで爆発するというその寸前、零が手をはなした。
『ああ、、』
行き場を失ったリョウの快感は、切なさに変わっていった。
零の冷静な視線が、リョウをさらに羞恥の淵に追いこみはじめた。
まるでリョウは、零の操り人形のようだ。
零がリョウのスカートの前をめくり始めた。
『い、いや!今度はなに?』
リョウの下半身の前が剥き出しにされる。
『、誰かに見られる、、』
零がプリーツスカートのすそをリョウのペニスに掛けた。
零は、リョウが自分の勃起したペニスでスカートをめくりあげる格好にしてしまったのだ。
『ひどい、零さん、、』
零がリョウのさらされたペニスを見下ろしている。
「立派だねえ、リョウの男のオチンチンって...」
と、零がリョウの耳元でささやきた。
リョウは気が遠くなりそうな思いがしただろう。
「それとも、女の人のって言って欲しいの?」
リョウは真っ赤になって、いやいやと首を振った。
ピンと零がリョウのペニスを指で弾いた。
「う!」
「どっちがいいの? おちんちん、女の人のどっち?言わないと、お尻の方もスカートを捲りあげちゃうよ!」
もちろんリョウは、そんなことをされたくはなかっただろう。
リョウは必死の思いで小さい声で答えた。
「お、おんなの人のです、、」
「やっぱり女の子になってるね。でも、女の子はあそこをこんなに大きくしたりしないよ。リョウはあそこでスカートをめくりあげているじゃない。本当にエッチなことが好きなんだよね?」
「は、はい、リョウはエッチなことが好きです。」
「オナニーは好き?」
「は、はい、リョウはオナニーが大好きです」
「露出プレイは?」
「リョウは、露出プレイが、だ、大好きです」
リョウはそう応えざるを得ない所まで追い込まれている。
それが零のいつもの手口だった。
とうとうリョウは泣きだしてしまった。
声を押し殺して体を震わせていると、零がミニスカートのすそを元どおりに直す。
零がやさしくリョウの肩を抱く。
「リョウ、がんばったから、もう許してあげるよ。もういじめないから泣かないでいいよ。すごくかわいいし、セクシーだよ」
リョウは甘えるように零の肩に頭を乗せた。
もちろん、涙をこぼしながら。
「さ、ホテルに戻りましょうか....。お楽しみはこれからよ.....。」
おいリョウ、、駄目だ。
そんな奴に、屈服しちゃ駄目だ。
駄目だ、、ろう、それは、、、。
リョウは今にも泣き出しそうなくらいに、感情が妙な具合に高まっているようだった。
エレベーターが1階に着き、リョウは零に肩を抱かれるようにしてエレベーターを降りた。
零は1階ホールの、人目の届かない柱の陰にリョウを連れていく。
零がやさしい声色で、リョウに話し掛ける。
リョウ、気を付けろ、零の心には優しさなど一欠片もない。
奴にあるのは、人を操る為の手管だけだ。
「リョウ、私を見て。」
その声にリョウは泣きそうな顔をあげた。
「リョウの泣き顔って本当に可愛いね。もっともっと泣かせたくなっちゃうよ。」
「零さん.....」
「どうして、約束を破ったの?」
「そ、それは、、」
零の表情は、嘘をついたら承知しないと言っていた。
「リョウ、零はちゃんと言ったよね。女装外出中はオナニーするなって」
「ご、ごめんなさい、、」
「約束を守れないなら、零はここで帰るよ。ほら、これが部屋の鍵。一人で歩いて帰れるでしょ?誰かに女装が見つかったてオタオタしないでね。」
「ごめんなさい、零さん....」
零はすでに出口に向かって歩きはじめた。
リョウが必死になって零の腕にしがみついた。
「い、いやです、零さん。ごめんなさい。もう絶対に約束を破ったりしません。だから許して、お願い、お願いです!」
零が冷たい視線をリョウに向ける。
「約束を破った子が罰を受けるのは当然だけど」
「いや、いや、いやです。」
「でも約束を破った以上、なにか罰は受けなくちゃいけない。それはわかるよね?」
「、、」
「リョウ、ここでショーツを脱ぎなさい。」
「えっ!」
「いま穿いているショーツはいやらしいので汚されたやつでしょ。女の子はそんなものを穿き続けはしないよ。」
「で、でもショーツを脱いだら」
「スカートの中はノーパンになっちゃうよね。そう、私はリョウに、帰りはノーパンで街中を歩いてみたらと言ってるのよ。」
「それだけは許してください。」
「それとも、鱧公園のまんなかで『この子は女装してトイレでオナニーした変態だよ』と大きな声でいってやろうか?いやらしい親父たちが、いっぱい集まってきて、リョウがお望みの変態プレイを満喫させてくれるよ。零はどっちでもいいんだげど。」
この言葉は、脅しではなさそうだった。
零ならこういった事を、簡単にやってのける。
リョウにしてみれば、どっちを選んでも、恥ずかしいことには違いない。
しかしリョウは、どちらかを選ぶしか、道がなかったようだ。
「ショ、ショーツを、、脱ぎます、、」
「そう、リョウはノーパンで歩く方を選んだわけだ。じゃ、今すぐここで脱ぎなさい。」
「零さん、せめておトイレで」
「だめ。リョウをトイレにやったら、どうせいけない事しちゃうのに決まってる。ほら、早くなさい。」
「零さん、、。」
「早く脱がないと、今すぐ、オカマ大好きな親父達が、とぐろ巻いてる公園に引っ張っていくよ!」
リョウは覚悟を決め、一階のホールの柱の陰で自分のスカートの中に手を入れた。
零が自分の身体を衝立にして、そんなリョウを庇った。
こういうところはやさしい。
だがそれも「嘘」だ。
リョウはショーツに指を掛けて、小きざみにお尻を動かしながらショーツを下ろした。
零がくすくす笑いながらそれを見ている。
パンプスを履いたまま、ショーツから足を抜くと、リョウは零にショーツを取り上げられた。
零はリョウの温もりのあるショーツを広げて言う。
「あーあ、ショーツの前のところをこんなに濡らして。あっ、ここなんかヘンな汁がベットリ付いてるよ。ほんとに変態だねえ、リョウは、、。」
「零さん、もういじめないで。もう、許してください。リョウは反省します。お願い、お願いですから、何でも零さんの言うことを聞きますから、もういじめないでください。」
リョウは零に抱きついて泣いている。
「心の底から反省してる?」
「はい、、」
こんな光景を見るとは、、、俺は無意識の内に、零に屈服させられるリョウを望んでいるのか?
いやそんな事は、絶対にあり得ない。
キザに言えば、良くある台詞だが、俺は全世界を敵にまわしてでも、リョウを守ると誓った男なのだから。
なら一体、この「黒いリョウ」の有様は、何なのだろう?
「ノーパンでホテルに帰ることができたらトイレでオナニーしちゃったことは許してあげる、わかった?」
「はい、僕、がんばります....」
ミニスカートの中の空気が、リョウのペニスとお尻を撫でている。
リョウはショーツのありがたみを感じていた。
ノーパンが、こんなに恥ずかしいなんて。と。
まあそれは、男だって恥ずかしい、、いや元からリョウは男か。
西錦町の前の広場を足早に歩く零のあとから、リョウは頬を紅潮させてついて行く。
リョウは、ビル風でスカートがめくれるのが恐ろしいようで、歩幅が小さくなっている。
「れ、零さん、待って、、」
リョウはともすれば脚の速い零に置いて行かれそうになっている。
ただ、リョウにして見れば、どんなに零に意地悪をされても、ノーパンで一人になりたくはないのだろう。
「リョウ、もっと大股で歩きなさい。」
「は、はい。でも、、」
「これは罰なんだから、我慢しなくちゃね。それともここでスカートめくりしてあげようか。こんな可愛い女の子がノーパンで、しかもおちんちんがついてたら、みんなビックリだよね。」
「ああ、歩きます、歩きますから」
リョウは、まだ人が大勢いる広場の真ん中で、零にスカートをめくられる自分の姿を想像したようだ。
女装姿で、すっぽんぽんの下半身を他人にさらすなんて、それ以上はない恥辱だろう。
それは絶対いやだと思ったのか、リョウはスカートのすそを気にしながら、懸命に零についていく。
二人は地下鉄の歌舞伎錦町駅に着いた。
零がリョウの為に切符を買ってやる。
リョウは上気した顔で切符を受け取った。
ここまで来るうちにも、リョウは何度も羞恥のあまり泣きだしそうになっていたようだ。
自分の太股に、数えきれないくらいの男たちの視線を感じて、それがスカートを透してノーパンの股間にまで届くような気持ちだったかも知れない。
『自分が男だってわかったら、みんなどう思うだろう、、』
そんなことを考えているうちに頭の中がぼうっとしてきて、それが又、興奮を促す、そういう羞恥プレイのサイクルに陥っているのだろう。
リョウのスカートがタイトミニだったら、きっと前の方がふくらんでしまっていた筈だ。
チェックのミニスカートの中で、ペニスを勃起させている女の子。
それがいまのリョウだった。
天球儀ホテルのある、本町行きの電車は空いていた。
零が、「リョウ座る?」と聞くと、リョウは「ううん、いいえ立っています」と返事をした。
座るとミニスカートの前が持ち上がってしまい、恥ずかしいことになるのだ。
リョウは零とドアのそばに並んで立った。
リョウはドアの方を向いて、乗客にスカートの前が見えないようにしている。
はあ、、、とため息をつくリョウを、零がおかしそうに見つめた。
零が手を伸ばして、リョウのスカートの前に触れた。
ビクンとリョウの体が反応した。
零がふふっと笑った。
「やっぱりだね、、」
「、、」
零の指がスカートの上からリョウの股間の膨らみを握る。
『う、、ああ、、』
ゆっくり零が手を動かすと、リョウに、腰が砕けてしまう程の快感が発生したようだ。
『や、やめて、、零さん、、』
リョウと零の近くには、誰もいない。
零のエッチな行為も、リョウの快感に耐える表情も人に見られる心配はなかったようだ。
しかし、電車の中である事には変わりはない。
零がリョウの反応を確かめながら手でリズムを刻みた。
『あん、、ああ、、』
リョウは声が出ないように唇をかみしめた。
『こ、これも罰ですね、、ああ、、』
リョウはうっとりと目を閉じて快感に身をゆだねている。
『いや、、、ああ、どうしたらいいの、、』
あと少しで爆発するというその寸前、零が手をはなした。
『ああ、、』
行き場を失ったリョウの快感は、切なさに変わっていった。
零の冷静な視線が、リョウをさらに羞恥の淵に追いこみはじめた。
まるでリョウは、零の操り人形のようだ。
零がリョウのスカートの前をめくり始めた。
『い、いや!今度はなに?』
リョウの下半身の前が剥き出しにされる。
『、誰かに見られる、、』
零がプリーツスカートのすそをリョウのペニスに掛けた。
零は、リョウが自分の勃起したペニスでスカートをめくりあげる格好にしてしまったのだ。
『ひどい、零さん、、』
零がリョウのさらされたペニスを見下ろしている。
「立派だねえ、リョウの男のオチンチンって...」
と、零がリョウの耳元でささやきた。
リョウは気が遠くなりそうな思いがしただろう。
「それとも、女の人のって言って欲しいの?」
リョウは真っ赤になって、いやいやと首を振った。
ピンと零がリョウのペニスを指で弾いた。
「う!」
「どっちがいいの? おちんちん、女の人のどっち?言わないと、お尻の方もスカートを捲りあげちゃうよ!」
もちろんリョウは、そんなことをされたくはなかっただろう。
リョウは必死の思いで小さい声で答えた。
「お、おんなの人のです、、」
「やっぱり女の子になってるね。でも、女の子はあそこをこんなに大きくしたりしないよ。リョウはあそこでスカートをめくりあげているじゃない。本当にエッチなことが好きなんだよね?」
「は、はい、リョウはエッチなことが好きです。」
「オナニーは好き?」
「は、はい、リョウはオナニーが大好きです」
「露出プレイは?」
「リョウは、露出プレイが、だ、大好きです」
リョウはそう応えざるを得ない所まで追い込まれている。
それが零のいつもの手口だった。
とうとうリョウは泣きだしてしまった。
声を押し殺して体を震わせていると、零がミニスカートのすそを元どおりに直す。
零がやさしくリョウの肩を抱く。
「リョウ、がんばったから、もう許してあげるよ。もういじめないから泣かないでいいよ。すごくかわいいし、セクシーだよ」
リョウは甘えるように零の肩に頭を乗せた。
もちろん、涙をこぼしながら。
「さ、ホテルに戻りましょうか....。お楽しみはこれからよ.....。」
おいリョウ、、駄目だ。
そんな奴に、屈服しちゃ駄目だ。
駄目だ、、ろう、それは、、、。
0
お気に入りに追加
71
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
前略、旦那様……幼馴染と幸せにお過ごし下さい【完結】
迷い人
恋愛
私、シア・エムリスは英知の塔で知識を蓄えた、賢者。
ある日、賢者の天敵に襲われたところを、人獣族のランディに救われ一目惚れ。
自らの有能さを盾に婚姻をしたのだけど……夫であるはずのランディは、私よりも幼馴染が大切らしい。
「だから、王様!! この婚姻無効にしてください!!」
「My天使の願いなら仕方ないなぁ~(*´ω`*)」
※表現には実際と違う場合があります。
そうして、私は婚姻が完全に成立する前に、離婚を成立させたのだったのだけど……。
私を可愛がる国王夫婦は、私を妻に迎えた者に国を譲ると言い出すのだった。
※AIイラスト、キャラ紹介、裏設定を『作品のオマケ』で掲載しています。
※私の我儘で、イチャイチャどまりのR18→R15への変更になりました。 ごめんなさい。
【完結】「心に決めた人がいる」と旦那様は言った
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
「俺にはずっと心に決めた人がいる。俺が貴方を愛することはない。貴女はその人を迎え入れることさえ許してくれればそれで良いのです。」
そう言われて愛のない結婚をしたスーザン。
彼女にはかつて愛した人との思い出があった・・・
産業革命後のイギリスをモデルにした架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。
----
初めて書いた小説で初めての投稿で沢山の方に読んでいただき驚いています。
終わり方が納得できない!という方が多かったのでエピローグを追加します。
お読みいただきありがとうございます。
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
婚約者に消えろと言われたので湖に飛び込んだら、気づけば三年が経っていました。
束原ミヤコ
恋愛
公爵令嬢シャロンは、王太子オリバーの婚約者に選ばれてから、厳しい王妃教育に耐えていた。
だが、十六歳になり貴族学園に入学すると、オリバーはすでに子爵令嬢エミリアと浮気をしていた。
そしてある冬のこと。オリバーに「私の為に消えろ」というような意味のことを告げられる。
全てを諦めたシャロンは、精霊の湖と呼ばれている学園の裏庭にある湖に飛び込んだ。
気づくと、見知らぬ場所に寝かされていた。
そこにはかつて、病弱で体の小さかった辺境伯家の息子アダムがいた。
すっかり立派になったアダムは「あれから三年、君は目覚めなかった」と言った――。
【完結】「政略結婚ですのでお構いなく!」
仙桜可律
恋愛
文官の妹が王子に見初められたことで、派閥間の勢力図が変わった。
「で、政略結婚って言われましてもお父様……」
優秀な兄と妹に挟まれて、何事もほどほどにこなしてきたミランダ。代々優秀な文官を輩出してきたシューゼル伯爵家は良縁に恵まれるそうだ。
適齢期になったら適当に釣り合う方と適当にお付き合いをして適当な時期に結婚したいと思っていた。
それなのに代々武官の家柄で有名なリッキー家と結婚だなんて。
のんびりに見えて豪胆な令嬢と
体力系にしか自信がないワンコ令息
24.4.87 本編完結
以降不定期で番外編予定
【完結】え、別れましょう?
須木 水夏
恋愛
「実は他に好きな人が出来て」
「は?え?別れましょう?」
何言ってんだこいつ、とアリエットは目を瞬かせながらも。まあこちらも好きな訳では無いし都合がいいわ、と長年の婚約者(腐れ縁)だったディオルにお別れを申し出た。
ところがその出来事の裏側にはある双子が絡んでいて…?
だる絡みをしてくる美しい双子の兄妹(?)と、のんびりかつ冷静なアリエットのお話。
※毎度ですが空想であり、架空のお話です。史実に全く関係ありません。
ヨーロッパの雰囲気出してますが、別物です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる