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カフェで飛鳥先輩が照先輩との付き合い方を結菜さんに相談していて、結菜さんが昔の話をしていた。
結菜「私ね、中1からしーちゃんと正式に恋人になったんだけどね。高校2年の頃に別れようかと思った時があってしーちゃんに言ったことがあるの」
飛鳥「え!?そうなんですか!?」
結菜「うん、ちょっと色々あって自分に自信が無かったのとしーちゃんが何考えてるかも分からなかったのが重なってね。しーちゃんが私の家に遊びに来てた時に『私はしーちゃんに釣り合わないし、このまま一緒に居てもしーちゃんを幸せに出来ないから別れよう』って言ったんだよね。そしたら、しーちゃんはどうしたと思う?」
飛鳥「え?わ、分からないです」
結菜「だよね!しーちゃんね、無言で部屋から出て行ったんだよ!酷くない!?」
優希・詩音「え!?」
飛鳥「む、無言ですか?」
結菜さんが話をして志希さんがどういう行動をしたのか問題にして来たが分からなくて答えられなかった。結菜さんが答え合わせのように志希さんは無言でその場を去ったと聞いて驚きしか出なかった。結菜さんはそのまま話を続けた。
結菜「心の中では止めて欲しかったんだと思うけど無言で立ち去られて、ベッドに倒れて泣いていたんだよねぇ。そしたら、1時間も経ってないくらいで急に部屋のドアが開いてねびっくりして見ると息を切らせて肩で息をしてるしーちゃんが立ってたんだよね~」
優希「戻って来たって事ですか?」
結菜「そう、私がね『何しに来たの!もう来ないで、出て行って』って言ったんだけどしーちゃんは無視してズカズカと入って来てベッドの前に膝を付いて座ってね。私がベッドの上からしーちゃんを見下ろす形になって本当に何しに来たんだろうって思うよね~」
飛鳥「思いますね」
結菜「だよね!でね、ベッドの前に座ってしーちゃんがポケットから小さい箱取り出して、箱を開けて私に見せるように渡してきたの」
詩音「え、それって」
結菜さんの言葉を聞いて詩音が言っていたが私も多分飛鳥先輩ももしかしてと思っただろうなと考えていたら、結菜さんが続きを話した。
結菜「うん、指輪が入っててね。見せながらこう言ってきたんだよ『今更ユイなしの生活とか考えられんのやけど!責任取れ!』ってムード台無しじゃない!?」
飛鳥「えぇぇ?台無しですね・・・」
指輪が入っていたと聞いてやっぱり!と思ったがその後、志希さんが言ったらしい言葉が台無し過ぎて何も言えなくなった。
結菜「私なんでこの人好きになったんだろうって思ったよ・・・でも、好きなんだよね。だから決めたんだよ!もう考えるのやめよう!って八つ当たりしても、何してもしーちゃんが何とかしてくれるかなって勝手に決めて思ってる!飛鳥ちゃんも照ちゃんの事好きなんでしょ?」
飛鳥「はい」
結菜「なら、もう照ちゃんを信じて自分の気持ちぶつけちゃえばいいよ!照ちゃんもしーちゃんも似た者同士だから多分同じように解決案を出してくれるよ!それが気に食わなかったらまた言えば、また考えてくれるよ!」
飛鳥「そう、ですかね?」
結菜「うん、この先まだ長いし私としーちゃんだって人生の半分もまだ生きてないよ!今不安なのはしょうがないけど先はまだ長いんだから気楽に行かないとね!これは優希ちゃんと詩音ちゃんにも言えることだからね!」
優希・詩音「はい」
前に先輩たちにぶつかる事もあると言われたがまだ高校生で人生の半分も行ってないんだと思うと長いなという思いとまだ一緒に入れる時間が沢山あるんだと思いがあった。
結菜「結局、飛鳥ちゃんが言っていた照ちゃんとの付き合い方だけどざっくり簡単に言うと1度気持ちをぶつけちゃえ!だよ!その後どうするかは2人の問題かな」
飛鳥「分かりました!帰ったら言ってみます!」
結菜「まぁこれからも楽しむしかないよね!」
そんな話をしながら4人で話をしていた。人生の先輩でもある結菜さんには相談も言いやすく私も詩音も飛鳥先輩も色々と相談に乗ってもらった。
結菜「私ね、中1からしーちゃんと正式に恋人になったんだけどね。高校2年の頃に別れようかと思った時があってしーちゃんに言ったことがあるの」
飛鳥「え!?そうなんですか!?」
結菜「うん、ちょっと色々あって自分に自信が無かったのとしーちゃんが何考えてるかも分からなかったのが重なってね。しーちゃんが私の家に遊びに来てた時に『私はしーちゃんに釣り合わないし、このまま一緒に居てもしーちゃんを幸せに出来ないから別れよう』って言ったんだよね。そしたら、しーちゃんはどうしたと思う?」
飛鳥「え?わ、分からないです」
結菜「だよね!しーちゃんね、無言で部屋から出て行ったんだよ!酷くない!?」
優希・詩音「え!?」
飛鳥「む、無言ですか?」
結菜さんが話をして志希さんがどういう行動をしたのか問題にして来たが分からなくて答えられなかった。結菜さんが答え合わせのように志希さんは無言でその場を去ったと聞いて驚きしか出なかった。結菜さんはそのまま話を続けた。
結菜「心の中では止めて欲しかったんだと思うけど無言で立ち去られて、ベッドに倒れて泣いていたんだよねぇ。そしたら、1時間も経ってないくらいで急に部屋のドアが開いてねびっくりして見ると息を切らせて肩で息をしてるしーちゃんが立ってたんだよね~」
優希「戻って来たって事ですか?」
結菜「そう、私がね『何しに来たの!もう来ないで、出て行って』って言ったんだけどしーちゃんは無視してズカズカと入って来てベッドの前に膝を付いて座ってね。私がベッドの上からしーちゃんを見下ろす形になって本当に何しに来たんだろうって思うよね~」
飛鳥「思いますね」
結菜「だよね!でね、ベッドの前に座ってしーちゃんがポケットから小さい箱取り出して、箱を開けて私に見せるように渡してきたの」
詩音「え、それって」
結菜さんの言葉を聞いて詩音が言っていたが私も多分飛鳥先輩ももしかしてと思っただろうなと考えていたら、結菜さんが続きを話した。
結菜「うん、指輪が入っててね。見せながらこう言ってきたんだよ『今更ユイなしの生活とか考えられんのやけど!責任取れ!』ってムード台無しじゃない!?」
飛鳥「えぇぇ?台無しですね・・・」
指輪が入っていたと聞いてやっぱり!と思ったがその後、志希さんが言ったらしい言葉が台無し過ぎて何も言えなくなった。
結菜「私なんでこの人好きになったんだろうって思ったよ・・・でも、好きなんだよね。だから決めたんだよ!もう考えるのやめよう!って八つ当たりしても、何してもしーちゃんが何とかしてくれるかなって勝手に決めて思ってる!飛鳥ちゃんも照ちゃんの事好きなんでしょ?」
飛鳥「はい」
結菜「なら、もう照ちゃんを信じて自分の気持ちぶつけちゃえばいいよ!照ちゃんもしーちゃんも似た者同士だから多分同じように解決案を出してくれるよ!それが気に食わなかったらまた言えば、また考えてくれるよ!」
飛鳥「そう、ですかね?」
結菜「うん、この先まだ長いし私としーちゃんだって人生の半分もまだ生きてないよ!今不安なのはしょうがないけど先はまだ長いんだから気楽に行かないとね!これは優希ちゃんと詩音ちゃんにも言えることだからね!」
優希・詩音「はい」
前に先輩たちにぶつかる事もあると言われたがまだ高校生で人生の半分も行ってないんだと思うと長いなという思いとまだ一緒に入れる時間が沢山あるんだと思いがあった。
結菜「結局、飛鳥ちゃんが言っていた照ちゃんとの付き合い方だけどざっくり簡単に言うと1度気持ちをぶつけちゃえ!だよ!その後どうするかは2人の問題かな」
飛鳥「分かりました!帰ったら言ってみます!」
結菜「まぁこれからも楽しむしかないよね!」
そんな話をしながら4人で話をしていた。人生の先輩でもある結菜さんには相談も言いやすく私も詩音も飛鳥先輩も色々と相談に乗ってもらった。
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