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嫁
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照先輩の従姉妹である志希さんとお互いに自己紹介をすると店員さんは結菜さんと言い志希さんの嫁だと自己紹介していた。志希さんはパッと見男性だが照先輩が照先輩のお父さんのお兄さんの娘と言っていたので女性で違いないはずだし、店員さんはどっからどう見ても女性なので私は『そういう事なの!?』と考えていた。
志希「なんで言うのさ!」
結菜「いいじゃん!嘘は言っていないし!」
志希「そういう問題じゃない!」
結菜「しーちゃん、何か問題でもあるの?」
志希「・・・ない」
照「夫婦喧嘩はその辺にしてくださいよ~」
志希さんと結菜さんが言い合っていたが嘘ではないらしく照先輩も茶化すように夫婦喧嘩と言っていたのでそうなんだと思っていた。それによく見ると志希さんと結菜さんは左手の薬指に指輪をはめていた。
志希「茶化すな、もう戻っていいか?」
飛鳥「志希さん話しましょうよ!」
志希「今、カフェ営業中なんやけど?」
結菜「人居ないしいいじゃん!私は飛鳥ちゃんたちと話したいよ!」
志希「じゃあユイだけ話せばいいよ」
志希さんはそう言うと奥の方へと行って結菜さんは飛鳥先輩の横に座った。
結菜「えっと、優希ちゃん?だったよね?」
優希「は、はい!」
結菜「良かった!もう1人の子は?」
詩音「あ!笠原 詩音です!」
結菜「詩音ちゃんね!」
急に結菜さんに名前を呼ばれて少し驚いた感じで返事をしてしまった。その後、詩音の事を聞いていた。
照「2人に言っちゃって良かったんですか?」
結菜「まぁ、私この前の聞いちゃったからねぇ」
優希「え?」
飛鳥「この前ですか?」
この前と言われてもこのカフェに来たのは回目で1回目に来た時は先輩たちに詩音と付き合い始めたと報告した時だったのでもしかして聞かれていたのかと思った。
結菜「うん、優希ちゃんと詩音ちゃんが恋人になったみたいな話してたでしょ?」
優希「え!き、聞かれて!?」
結菜「ごめんね!このカフェあんまり人居ないからあの声量だとカウンター辺りまで聞こえるんだよね!」
照「いつ来ても人居ないですもんね~」
飛鳥「照!!」
結菜「あははは!それはそうだよ!趣味でやってるみたいなもんだからね!常連さんしか来ないよ!」
詩音と恋人になった報告は結菜さんに聞かれていたらしく恥ずかしかった。趣味でカフェ営業をしているのは凄いなと思ったが経営的に大丈夫なのかなと思っていた。
照「まぁ、志希が本業の方で稼いでますからね~」
優希「本業?」
結菜「漫画家やってるよ!『カラクリ』って漫画が有名かな?」
詩音「え!?し、知ってます!ファンです!!」
優希「私も!私もファンです!」
結菜「おー!さすがに有名だね~」
志希さんは有名な漫画家の人でアニメや映画化している漫画の作者らしかった。色々と聞きたいことはあったが詩音が質問をしていた。
詩音「あの、結菜さんは社会人で合っていますか?」
結菜「そうだよ~、しーちゃんは漫画メインで私はこのカフェメインでやってるね!立地的にお客さんも少ないから1人でも何とかなるね~」
飛鳥「そう言えばこの間ヨーロッパ行ったんですよね?」
結菜「うん、なんかしーちゃんが日本から逃亡するって1週間くらい行ってきたよ~」
優希「逃亡・・・」
飛鳥「何かあった時に逃げるのは父方の遺伝かな?」
照「・・・」
日本から逃亡したい理由もよく分からないがかと言って海外に行く行動力も凄いなと思いつつ飛鳥先輩が言っていた事に照先輩も逃げるのかな?と思いながら5人で話を続けていた。
志希「なんで言うのさ!」
結菜「いいじゃん!嘘は言っていないし!」
志希「そういう問題じゃない!」
結菜「しーちゃん、何か問題でもあるの?」
志希「・・・ない」
照「夫婦喧嘩はその辺にしてくださいよ~」
志希さんと結菜さんが言い合っていたが嘘ではないらしく照先輩も茶化すように夫婦喧嘩と言っていたのでそうなんだと思っていた。それによく見ると志希さんと結菜さんは左手の薬指に指輪をはめていた。
志希「茶化すな、もう戻っていいか?」
飛鳥「志希さん話しましょうよ!」
志希「今、カフェ営業中なんやけど?」
結菜「人居ないしいいじゃん!私は飛鳥ちゃんたちと話したいよ!」
志希「じゃあユイだけ話せばいいよ」
志希さんはそう言うと奥の方へと行って結菜さんは飛鳥先輩の横に座った。
結菜「えっと、優希ちゃん?だったよね?」
優希「は、はい!」
結菜「良かった!もう1人の子は?」
詩音「あ!笠原 詩音です!」
結菜「詩音ちゃんね!」
急に結菜さんに名前を呼ばれて少し驚いた感じで返事をしてしまった。その後、詩音の事を聞いていた。
照「2人に言っちゃって良かったんですか?」
結菜「まぁ、私この前の聞いちゃったからねぇ」
優希「え?」
飛鳥「この前ですか?」
この前と言われてもこのカフェに来たのは回目で1回目に来た時は先輩たちに詩音と付き合い始めたと報告した時だったのでもしかして聞かれていたのかと思った。
結菜「うん、優希ちゃんと詩音ちゃんが恋人になったみたいな話してたでしょ?」
優希「え!き、聞かれて!?」
結菜「ごめんね!このカフェあんまり人居ないからあの声量だとカウンター辺りまで聞こえるんだよね!」
照「いつ来ても人居ないですもんね~」
飛鳥「照!!」
結菜「あははは!それはそうだよ!趣味でやってるみたいなもんだからね!常連さんしか来ないよ!」
詩音と恋人になった報告は結菜さんに聞かれていたらしく恥ずかしかった。趣味でカフェ営業をしているのは凄いなと思ったが経営的に大丈夫なのかなと思っていた。
照「まぁ、志希が本業の方で稼いでますからね~」
優希「本業?」
結菜「漫画家やってるよ!『カラクリ』って漫画が有名かな?」
詩音「え!?し、知ってます!ファンです!!」
優希「私も!私もファンです!」
結菜「おー!さすがに有名だね~」
志希さんは有名な漫画家の人でアニメや映画化している漫画の作者らしかった。色々と聞きたいことはあったが詩音が質問をしていた。
詩音「あの、結菜さんは社会人で合っていますか?」
結菜「そうだよ~、しーちゃんは漫画メインで私はこのカフェメインでやってるね!立地的にお客さんも少ないから1人でも何とかなるね~」
飛鳥「そう言えばこの間ヨーロッパ行ったんですよね?」
結菜「うん、なんかしーちゃんが日本から逃亡するって1週間くらい行ってきたよ~」
優希「逃亡・・・」
飛鳥「何かあった時に逃げるのは父方の遺伝かな?」
照「・・・」
日本から逃亡したい理由もよく分からないがかと言って海外に行く行動力も凄いなと思いつつ飛鳥先輩が言っていた事に照先輩も逃げるのかな?と思いながら5人で話を続けていた。
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