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嫉妬
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今日は朝から部活のため学校に来ていた。体育館に入ると京子先輩と琴葉先輩と飛鳥先輩が入口前に居たので声を掛けた。
優希「おはようございます!」
先輩「「「おはよう」」」
優希「先輩たち早いですね!」
飛鳥「私はいつも通りだよ~」
京子「琴葉が謎のやる気を出してるから・・・」
琴葉「なんか早く目が覚めたの!」
優希「京子先輩と琴葉先輩は家が近いんですか?」
琴葉「幼馴染みだよ!小さい頃から一緒!」
優希「え!そうだったんですね!」
京子先輩と琴葉先輩は幼馴染みらしく帰りはよく一緒に帰っているのを見かけたので方向が一緒なのかなとしか思っていなかった。私は3人しか居ないのを見て聞いてみた。
「あの、照先輩来ていないんですか?」
「照はあそこにいるよ」
飛鳥先輩がそう言って体育館の前方にあるステージを見る。私もステージの方を見るとステージ上で横になっている照先輩が居た。
優希「照先輩、何やってるんですか?」
飛鳥「不貞腐れてるだけだよ」
優希「え?」
京子「この間の事があるから飛鳥が照に今日はステージから降りたらダメって言ったんだよ。そしたらあれ」
琴葉「あははは、照って馬鹿だよね~」
京子「あんたの方がばかでしょ」
琴葉「そんな事ないよ!!」
照先輩は飛鳥先輩にステージから降りないように言われて不貞腐れていた。私は練習の準備をしてみんなが集まるのを待った。練習が始まり基礎練習からやっていき休憩をしていると琴葉先輩が近付いてきた。
「優希ちゃん!」
「琴葉先輩、どうしたんですか?」
「来て来て!」
そう言って琴葉先輩が私の手を取りステージの上へとやってきた。ステージの上には照先輩がいて暇そうにコートを眺めているその横に座った。
琴葉「照!」
照「なに?」
琴葉「優希ちゃんが、照先輩暇そうですね!って言ってたから連れて来たよ!」
優希「えっ!?!?い、言ってないですよ!?」
照「へぇー」
優希「え、照先輩!?ちょ!?」
琴葉先輩が照先輩に話し掛けたと思ったら言ってもないことを照先輩に言いそれを聞いた照先輩が私の上に乗りかかって来た。琴葉先輩を見るとニヤニヤとしていて照先輩は無表情だったので何を考えているのか分からなかったが照先輩が左手を私の脇に持って行った。まさかと思ったがその瞬間に照先輩は指を動かして私をくすぐって来た。
「あはっ、あははは、ちょ、て、照先輩、あはは、や、やめっ」
「暇そうな先輩に付き合ってくれんとー?」
「や、やめっ、はっ、あははは、て、照先輩、ほ、本当に、ひうっ、や、やめっ、あははっあははは」
照先輩にくすぐられている私の横で琴葉先輩はケラケラ笑いながら見ていて、誰も助けてくれない!と思っていたら照先輩が後ろから叩かれた。
飛鳥「照!後輩を虐めない!」
照「いった!!」
飛鳥「優希ちゃん大丈夫?」
優希「はぁ、はぁ、だ、大丈夫です。あ、ありがとうございます。」
飛鳥「もぉー!照も琴葉ちゃんも何してるの!」
琴葉「照が暇そうだったからー!」
照「暇だったし」
照先輩は私が言っていない事を分かっていたみたいだったが暇だったため悪ノリしていただけだった。照先輩と琴葉先輩は飛鳥先輩に怒られていて私はステージを降りて笑い疲れたので水を飲んで休んでいたら詩音がやって来た。
「優希、大丈夫?」
「大丈夫だよ」
「ねぇ、優希」
「うん?なに?」
「照先輩と飛鳥先輩が付き合ってるって知ってても流石に嫉妬するよ?」
「え!?」
「だから、後で覚えていてね」
詩音はそう言って私から離れて行った。詩音は前に照先輩と私が仲がいいため、照先輩に宣戦布告をするくらいだったなと思いさっきのじゃれ合いが詩音を嫉妬させたのかなと思いながらその後の練習をした。
優希「おはようございます!」
先輩「「「おはよう」」」
優希「先輩たち早いですね!」
飛鳥「私はいつも通りだよ~」
京子「琴葉が謎のやる気を出してるから・・・」
琴葉「なんか早く目が覚めたの!」
優希「京子先輩と琴葉先輩は家が近いんですか?」
琴葉「幼馴染みだよ!小さい頃から一緒!」
優希「え!そうだったんですね!」
京子先輩と琴葉先輩は幼馴染みらしく帰りはよく一緒に帰っているのを見かけたので方向が一緒なのかなとしか思っていなかった。私は3人しか居ないのを見て聞いてみた。
「あの、照先輩来ていないんですか?」
「照はあそこにいるよ」
飛鳥先輩がそう言って体育館の前方にあるステージを見る。私もステージの方を見るとステージ上で横になっている照先輩が居た。
優希「照先輩、何やってるんですか?」
飛鳥「不貞腐れてるだけだよ」
優希「え?」
京子「この間の事があるから飛鳥が照に今日はステージから降りたらダメって言ったんだよ。そしたらあれ」
琴葉「あははは、照って馬鹿だよね~」
京子「あんたの方がばかでしょ」
琴葉「そんな事ないよ!!」
照先輩は飛鳥先輩にステージから降りないように言われて不貞腐れていた。私は練習の準備をしてみんなが集まるのを待った。練習が始まり基礎練習からやっていき休憩をしていると琴葉先輩が近付いてきた。
「優希ちゃん!」
「琴葉先輩、どうしたんですか?」
「来て来て!」
そう言って琴葉先輩が私の手を取りステージの上へとやってきた。ステージの上には照先輩がいて暇そうにコートを眺めているその横に座った。
琴葉「照!」
照「なに?」
琴葉「優希ちゃんが、照先輩暇そうですね!って言ってたから連れて来たよ!」
優希「えっ!?!?い、言ってないですよ!?」
照「へぇー」
優希「え、照先輩!?ちょ!?」
琴葉先輩が照先輩に話し掛けたと思ったら言ってもないことを照先輩に言いそれを聞いた照先輩が私の上に乗りかかって来た。琴葉先輩を見るとニヤニヤとしていて照先輩は無表情だったので何を考えているのか分からなかったが照先輩が左手を私の脇に持って行った。まさかと思ったがその瞬間に照先輩は指を動かして私をくすぐって来た。
「あはっ、あははは、ちょ、て、照先輩、あはは、や、やめっ」
「暇そうな先輩に付き合ってくれんとー?」
「や、やめっ、はっ、あははは、て、照先輩、ほ、本当に、ひうっ、や、やめっ、あははっあははは」
照先輩にくすぐられている私の横で琴葉先輩はケラケラ笑いながら見ていて、誰も助けてくれない!と思っていたら照先輩が後ろから叩かれた。
飛鳥「照!後輩を虐めない!」
照「いった!!」
飛鳥「優希ちゃん大丈夫?」
優希「はぁ、はぁ、だ、大丈夫です。あ、ありがとうございます。」
飛鳥「もぉー!照も琴葉ちゃんも何してるの!」
琴葉「照が暇そうだったからー!」
照「暇だったし」
照先輩は私が言っていない事を分かっていたみたいだったが暇だったため悪ノリしていただけだった。照先輩と琴葉先輩は飛鳥先輩に怒られていて私はステージを降りて笑い疲れたので水を飲んで休んでいたら詩音がやって来た。
「優希、大丈夫?」
「大丈夫だよ」
「ねぇ、優希」
「うん?なに?」
「照先輩と飛鳥先輩が付き合ってるって知ってても流石に嫉妬するよ?」
「え!?」
「だから、後で覚えていてね」
詩音はそう言って私から離れて行った。詩音は前に照先輩と私が仲がいいため、照先輩に宣戦布告をするくらいだったなと思いさっきのじゃれ合いが詩音を嫉妬させたのかなと思いながらその後の練習をした。
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