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事故
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平日が終わり休日になった。今日と明日は照先輩が居ないためなるべく1人にならないように気をつけながら過ごそうと思いながら練習をしていた。午前中に舞が近付いて来ていたが飛鳥先輩に仕事を任されてそのまま離れて行ったため何事もなく昼休憩に入った。
昼休憩は12時から13時までの間であったら自由時間で基本はみんなでお昼ご飯を食べて雑談をしている。私もお昼ご飯を食べて紗夜と雑談をしていたが途中でトイレに行きたくなりトイレへ向かった。トイレを終えて手を洗っていると暗い顔をした舞が入って来た。
「・・・優希ちゃん、私の事避けてる?」
「・・・ごめん、話を聞いてくれないから避けてた。」
「・・・そっか、私の事嫌いになった?」
舞はトイレの入口から少し近付いてきて嫌いになったのかと聞いてきた。
「・・・いや、その、キスとかしようとしてくるから避けてただけで、嫌いになった訳じゃないよ。」
「・・・良かった。嫌われちゃったのかと思った。」
「だから、もうあんな事しないで欲しいし、私の事諦めて欲しい。」
私は舞がしようとしている事が嫌で私の事を辞めて欲しいし、そんな事をしてくる舞を好きにはなれないと思ったので諦めて欲しいと言った。
「・・・それは、出来ないよ。好きなんだもん!諦めろって言われて分かったって納得出来ないよ!だから、どうすれば優希ちゃんは私の事好きになってくれる?好きになってくれるなら私何でもするよ?」
「納得出来ないのは申し訳ないけど、私は舞に恋愛感情を抱く事は無いし、私は別に舞になにかして欲しいって望んでる訳でもないから!」
「・・・なんで?もしかして、照先輩のせいなの?最近よく一緒に居るもんね。あの人の事が好きなの?あの人のせいで・・・」
舞は納得出来ないと言い私が舞のことを好きにならないのは照先輩のせいだと言い始めた。
「照先輩は関係ないよ!別に照先輩を好きな訳でもないし、照先輩を巻き込まないで!」
「じゃあ、なんで!なんでこんなに優希ちゃんの事を思っているのに優希ちゃんは振り向いてくれないの!?」
「それは・・・」
「やっぱり、無理矢理して意識してもらうしかないんじゃないの!?」
「そんな事しても私は舞の事を意識なんてしない!」
そう言って私は舞を避けてトイレを出ようとしたがドアを開けようとした所で舞が後ろから引っ張ってきてバランスを崩しドアに手をつこうとしたらドアが開いて頭から倒れると思い目をつぶった。頭から倒れたはずなのにどこも痛い所はなく逆に唇に柔らかい感触があり目を開けると目の前には詩音がいた。急いで起き上がり詩音に謝る。
「っ!? し、詩音!?ごっ、ごめん!?」
「・・・え?い、いや、その、え?」
詩音は驚いた顔をして片手で口を押さえて何が起こったか理解出来ていないような返事をしていた。私もあまり状況が理解出来ずにいたら後ろから舞が声を掛けてきた。
「なんで、なんで私とのキスは拒んたのに詩音ちゃんとキスしてるの!?」
「!?え?キ、キス!?」
舞に私と詩音がキスをしたと言われて詩音の方を見ると状況を理解出来た詩音が顔を真っ赤にしているのを見て、私は詩音と事故でキスをしてしまったのだと理解出来きた。
「詩音、ごめんね。」
「いや、大丈夫だよ。」
詩音に謝っていると舞がまた言い始めた。
「ねぇ優希ちゃん、詩音ちゃんとキスできるなら私とも出来るよね?」
「いや、今のは舞が引っ張るから転んでドアを開けた詩音とキ、キスしちゃっただけで別にしたいと思ってした訳じゃないから!」
そう言って私は詩音の手を引いてその場を離れた。舞が付いてきていない事を確認して改めて詩音に謝った。
「詩音、ごめんね。その、事故でキスしちゃって。」
「ううん、大丈夫だよ。優希」
「本当にごめん。」
「大丈夫だって!それよりも舞ちゃんと何かあったの?なんか舞ちゃん凄いこと言ってた気がするけど。」
「・・・」
「言いたくないならいいよ!ごめんね、聞いちゃって。」
詩音は言いたくないなら言わなくていいと言ったが、会話も聞かれて事故だとしてもキスをしてしまい巻き込んでしまったので話すべきだと思った。
「あの、大丈夫だよ、その、帰りでもいいかな・・・?」
「うん、大丈夫だよ!本当に言いたくないなら言わなくていいからね?」
「うん、大丈夫、巻き込んじゃったし話ときたいかな。」
「そっか、分かった!じゃあ帰りね!」
「うん。」
帰りに話す約束をして昼休憩は終わり午後の練習が始まった。午後は舞が近付いて来る気配もなく練習は終わり帰る準備をした。
昼休憩は12時から13時までの間であったら自由時間で基本はみんなでお昼ご飯を食べて雑談をしている。私もお昼ご飯を食べて紗夜と雑談をしていたが途中でトイレに行きたくなりトイレへ向かった。トイレを終えて手を洗っていると暗い顔をした舞が入って来た。
「・・・優希ちゃん、私の事避けてる?」
「・・・ごめん、話を聞いてくれないから避けてた。」
「・・・そっか、私の事嫌いになった?」
舞はトイレの入口から少し近付いてきて嫌いになったのかと聞いてきた。
「・・・いや、その、キスとかしようとしてくるから避けてただけで、嫌いになった訳じゃないよ。」
「・・・良かった。嫌われちゃったのかと思った。」
「だから、もうあんな事しないで欲しいし、私の事諦めて欲しい。」
私は舞がしようとしている事が嫌で私の事を辞めて欲しいし、そんな事をしてくる舞を好きにはなれないと思ったので諦めて欲しいと言った。
「・・・それは、出来ないよ。好きなんだもん!諦めろって言われて分かったって納得出来ないよ!だから、どうすれば優希ちゃんは私の事好きになってくれる?好きになってくれるなら私何でもするよ?」
「納得出来ないのは申し訳ないけど、私は舞に恋愛感情を抱く事は無いし、私は別に舞になにかして欲しいって望んでる訳でもないから!」
「・・・なんで?もしかして、照先輩のせいなの?最近よく一緒に居るもんね。あの人の事が好きなの?あの人のせいで・・・」
舞は納得出来ないと言い私が舞のことを好きにならないのは照先輩のせいだと言い始めた。
「照先輩は関係ないよ!別に照先輩を好きな訳でもないし、照先輩を巻き込まないで!」
「じゃあ、なんで!なんでこんなに優希ちゃんの事を思っているのに優希ちゃんは振り向いてくれないの!?」
「それは・・・」
「やっぱり、無理矢理して意識してもらうしかないんじゃないの!?」
「そんな事しても私は舞の事を意識なんてしない!」
そう言って私は舞を避けてトイレを出ようとしたがドアを開けようとした所で舞が後ろから引っ張ってきてバランスを崩しドアに手をつこうとしたらドアが開いて頭から倒れると思い目をつぶった。頭から倒れたはずなのにどこも痛い所はなく逆に唇に柔らかい感触があり目を開けると目の前には詩音がいた。急いで起き上がり詩音に謝る。
「っ!? し、詩音!?ごっ、ごめん!?」
「・・・え?い、いや、その、え?」
詩音は驚いた顔をして片手で口を押さえて何が起こったか理解出来ていないような返事をしていた。私もあまり状況が理解出来ずにいたら後ろから舞が声を掛けてきた。
「なんで、なんで私とのキスは拒んたのに詩音ちゃんとキスしてるの!?」
「!?え?キ、キス!?」
舞に私と詩音がキスをしたと言われて詩音の方を見ると状況を理解出来た詩音が顔を真っ赤にしているのを見て、私は詩音と事故でキスをしてしまったのだと理解出来きた。
「詩音、ごめんね。」
「いや、大丈夫だよ。」
詩音に謝っていると舞がまた言い始めた。
「ねぇ優希ちゃん、詩音ちゃんとキスできるなら私とも出来るよね?」
「いや、今のは舞が引っ張るから転んでドアを開けた詩音とキ、キスしちゃっただけで別にしたいと思ってした訳じゃないから!」
そう言って私は詩音の手を引いてその場を離れた。舞が付いてきていない事を確認して改めて詩音に謝った。
「詩音、ごめんね。その、事故でキスしちゃって。」
「ううん、大丈夫だよ。優希」
「本当にごめん。」
「大丈夫だって!それよりも舞ちゃんと何かあったの?なんか舞ちゃん凄いこと言ってた気がするけど。」
「・・・」
「言いたくないならいいよ!ごめんね、聞いちゃって。」
詩音は言いたくないなら言わなくていいと言ったが、会話も聞かれて事故だとしてもキスをしてしまい巻き込んでしまったので話すべきだと思った。
「あの、大丈夫だよ、その、帰りでもいいかな・・・?」
「うん、大丈夫だよ!本当に言いたくないなら言わなくていいからね?」
「うん、大丈夫、巻き込んじゃったし話ときたいかな。」
「そっか、分かった!じゃあ帰りね!」
「うん。」
帰りに話す約束をして昼休憩は終わり午後の練習が始まった。午後は舞が近付いて来る気配もなく練習は終わり帰る準備をした。
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