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死んで起きたら白い空間….?
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第三十六番目の世界が終わる数兆年前ーー
「こ、ここは何処だ?」
見渡す限り、白、白、白。
白い世界が何処までも広がっている。
これは、所謂死後の世界、か?
だが、おかしいな…。俺の姿が見えない。意識はあるが、身体がない。目も頭もないのに考えたり見ることは出来る。…どうなっているんだ?というか、どうして俺はこんなところにいるんだ?
しばらく考えたあと、思いついた。
そうか…。俺は、死んだのか。
どうやって死んだのかは分からない。だか、俺は確実に死んだんだ。何故かそれだけは本能的に分かる。
それにしても、死んだら神かなんかがいて、転生させてくれるもんだと思っていたが、どうやら違うらしい。…なんでもラノベ通りには行かないか。
ここらで気づいたかもしれないが、俺は生前、ラノベが大好きな、ラノベオタクであった。書店に行ってはライトノベルを見つけ次第、買い漁っていたほどだ。
まぁそれはいい。だが、俺はこれからどうすればいいんだ?なんか説明してくれなきゃわからんのだが。世界の管理者がいるのかはわからんが、居るとしたら、奴ら、絶対雑な人種、いや、管理者だったら神種か?
そんな下らないことを考えていると、急に頭の中(?)で声が響いた。
((いやぁ、すまない。少々遅くなってしもうた。))
「うぉっ、びっくりしたぁ。」
ってあれ?俺、声も出てるんだ。…ってことは、耳もあるのか?
((残念じゃが、今のお主に実体はないのぅ。いわば、魂だけの存在じゃ。))
へぇ、ってか、心読まれてんじゃん。あ、まぁ、神様だし、頭(?)に、いや、この場合は魂に直接語りかけてきてる時点で有りうるか。
((分かってくれたようで嬉しいわぃ。じゃ、今からお主と喋れるようにそっち行くから待っとるのじゃぞ。))
え、必要なくない?
「こ、ここは何処だ?」
見渡す限り、白、白、白。
白い世界が何処までも広がっている。
これは、所謂死後の世界、か?
だが、おかしいな…。俺の姿が見えない。意識はあるが、身体がない。目も頭もないのに考えたり見ることは出来る。…どうなっているんだ?というか、どうして俺はこんなところにいるんだ?
しばらく考えたあと、思いついた。
そうか…。俺は、死んだのか。
どうやって死んだのかは分からない。だか、俺は確実に死んだんだ。何故かそれだけは本能的に分かる。
それにしても、死んだら神かなんかがいて、転生させてくれるもんだと思っていたが、どうやら違うらしい。…なんでもラノベ通りには行かないか。
ここらで気づいたかもしれないが、俺は生前、ラノベが大好きな、ラノベオタクであった。書店に行ってはライトノベルを見つけ次第、買い漁っていたほどだ。
まぁそれはいい。だが、俺はこれからどうすればいいんだ?なんか説明してくれなきゃわからんのだが。世界の管理者がいるのかはわからんが、居るとしたら、奴ら、絶対雑な人種、いや、管理者だったら神種か?
そんな下らないことを考えていると、急に頭の中(?)で声が響いた。
((いやぁ、すまない。少々遅くなってしもうた。))
「うぉっ、びっくりしたぁ。」
ってあれ?俺、声も出てるんだ。…ってことは、耳もあるのか?
((残念じゃが、今のお主に実体はないのぅ。いわば、魂だけの存在じゃ。))
へぇ、ってか、心読まれてんじゃん。あ、まぁ、神様だし、頭(?)に、いや、この場合は魂に直接語りかけてきてる時点で有りうるか。
((分かってくれたようで嬉しいわぃ。じゃ、今からお主と喋れるようにそっち行くから待っとるのじゃぞ。))
え、必要なくない?
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