【R18】アンタは俺を好きになる★ワケあり男女の恋物語★〜最後はオレに辿りつきゃイイんだよ〜

keco

文字の大きさ
5 / 38

何者なの?

しおりを挟む
 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 隣人さんとベランダでの会話


「俺の正体は…気になります?」


 ワケがあって
 顔を出せないと言ってた
 それなら…関わらない方がいい


「いいえ!」

「即答…かよ…」


「じゃあ、おやすみなさい」
 そう言って 私は部屋に戻った



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 ~802号室~


「ホントに興味無さそうだな…(º▽º )ハハッ」


『仁のこと、知らないって?』

 アイツは普段から 伊達メガネくらいで
 あまり変装せず歩いている…
 結構 テレビにも露出してんのに…?

「まぁ…いいや…」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 ~803号室~


 ベランダから部屋に入ると
 スマホが震えていた

「お?」

 …彼女が寝ている時間なのかな?
 てつくんからのメッセージ

 ── "アミに 会いたいよぉ…"

 "最近 帰りが遅いの…"

 ── "そろそろ 合鍵、欲しいなぁ~"

 "むーりー"

 ── "え~!!"


 キミはセフレ、彼氏じゃない…



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 連日、新商品の企画会議続きで
 帰りも遅くて 身体も疲労蓄積中…

「疲れたぁ…」

 今日は、いつもより
 遅めの電車で帰路に着く

 
 夜食も作るのも面倒で
 コンビニのおにぎり続き…
 そろそろ飽きてきた

『生姜焼き、食べたーい(*´ヘ`*)ムー!!!』
 そう心の中で叫びながら
 マンション近くのコンビニから出た


 ジジイ、どうしてるかな?
 毎朝の電話の生存確認だけで
 顔も見ていない…

 年齢も年齢だから、ちょっと心配で
 何かあったとき用に
 管理人室の鍵は携帯しているけど
 使うことは ほとんどなかった

 20時くらいには寝てしまうジジイ…
 帰りが遅い時は
 エントランスに入って
 管理人室が消灯してるのを
 目視するのが日課

 今日は管理人室に入って
 確認してみようかなぁ…


 ブブッ…
 スマホが震えた

「お、サトだ…」

 ──"明日バイト休みだよ!
 姉ちゃんのご飯が食べたい♡"


(*´°`*)ハゥ…何て可愛いの?!?!


 "わかったよ!
 仕事早く終わらせるから おいで!"

 ──"やった!
 明日ジジイのとこで待ってるね!"

 "りょ!"


 明日こそ、早く帰るんだ!ε-(`・ω・´)フンッ



 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆



 サトとのやり取りが終わり
 マンションに近づくと
 後ろから足音…


 コツコツコツコツ…


 カマキリ…かな?(*°∀°)・∴ブハッ!!w

 …いや、ヒールの音だ
 女性か…?


 クルっと振り返ってみる


 キョロキョロしながら歩いてる女性…

 グラサン掛けてるしィィ…(´-ω-`)
 夜なのに そんなの掛けて見えんの?…
 絶対に怪しい…(  ㅎ.ㅎ)ジー


 もしかして…
メスカマキリが オスを探しに来た…〗
 とか…?

 なんつって…(* ̄m ̄)プッ


 一瞬で色々考えて
 方向転換してマンションから離れる

 その女性は、案の定
 まっすぐ【STRING CHIMNEY】へ…


 あんな住人、いたかな…



 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆



 ジジイが管理している
【STRING CHIMNEY】…
 契約する時に
 入居する人と
 主に出入りする関係者等の顔写真を
 預かることになっている

 以前

 "次期管理人のアミにも 
 見せておいた方が良いと思ってよ…"

 "いつ次期管理人になった?((´∀`*))"

 って言いながら
 全世帯の写真を
 見せてもらったことがある

 各階、3世帯ずつ
 2世帯は単身向け、
 1世帯はファミリー仕様

 まだ お隣さんの写真は見てないけど…


 自動ドアの前で、
 マンション内を覗き込む女性…

「何か、御用ですか?」
 後ろから
 少し大きめの声で話しかけた…


「えっ…あ、いや…」

 めっちゃ、怪しい…
 私がカバンからスマホを取り出すと
 その女性は、通報されると思ったのか
 足早に逃げて行った


 女性が見えなくなったのを確認して
 鍵を差し込んで自動ドアを開けると


「いや~助かったよ!」
 後ろから声が聞こえ

「わぁ!Σ(・ω・ノ)ノ!!」

「あ、また びっくりさせちゃった?」

 物陰からひょっこり現れて
 何?いきなりタメ口って?…

 がっちり変装中の、このお方…

「カマキリ!」

「俺、須賀すがから
 カマキリに改名しようかな(´▽`*)アハハ」

「助かったって、何ですか?
 あの女性、知り合いなんですか?」

「知り合い…になるのかな~
 ほら、俺…ワケありだから(´▽`) '` '` '`」

 予感的中…( ・∇・)・・・

「あ~ぁ…そうでしたね!」
 話は半分聞き流して…


 ジジイが心配だったから
 管理人室の鍵を開け
 寝ているジジイが
 呼吸しているかどうかを確かめた


「えっ、そこに入れるの?」
 エントランスで待ってたカマキリが
 不思議そうにしてたので

「管理人は、私の祖父なんです…」

「そうなんだ~!
 面白いよね、管理人さん」

 そう話しながら
 一緒にエレベーターへ…


 8階に着くと
 万が一…のことを考えて

「ちょっと止まって下さい!」

「え?」

 エレベーターから
 歩き出そうとしたカマキリを静止させ
 部屋に向かう廊下、
 玄関ドアの反対側の窓から
 マンション正面の広場が見える…

 下の方に目をやった  |ω・)チラ

「こっち見てます…
 …いますよ、さっきの女性」

「げっ!マジか…」


 マンションから少し離れたところで
 グラサンを外し、
 こちらを見上げてる女性
 ちょっと怖いな…

「…しゃがめますか?」

「え?…うん」

「しゃがみながら 歩けます?」

「…こ、こう?」
 やって見せた

「…そのまま進んでください」

「おぉ…結構キツいな…」


 背の高いカマキリ…
 しゃがめば、
 外からこちらを見上げる女性の目線では
 私の足元は見えないはず…


「止まらないでください…」

「え?」


 ここでドアを開ければ
 カマキリが住んでる部屋が
 バレる可能性がある…
 自室802の前で止まった彼を
 私の部屋の前まで来させた


「一時避難です…」

「あ、なるほど…!」


 鍵を開け、しゃがみ歩きで入らせ
 ドアを閉めた



「うわぁ…きっつぅ~!」
 須賀さんは 立ち上がって
 膝の曲げ伸ばしをしていた

「誰なんですか?あの女性は!
 ストーカーですか?…」

「まぁ…そんなようなものかな…」

「だったらすぐにでも警察に…!
 っていうか、アナタ何者?!」

「お?興味持ってくれた?」

「違います!こういうの続くと
 ここに住んでる人たちや
 ジジイに迷惑かけるでしょ?」

「ジジイ?」

「あぁ…、管理人の…」

「ジジイって…アハハハ!」

「小さい頃からそう呼んでますから…!」
 ちょっとムッとした顔
 出ちゃったかな~

「早速、迷惑かけてすみません…」

 普通に話してる分には…
 そんなに怪しい人ではないと思う

 興味は 無い!
 無いけど…グラサンの奥…
 どんな表情をしているんだろう…


「部屋、あがらせてくれないの?」
 ん?靴を脱ごうとしてる?

「はぁ?!あげませんよ!」

「な~んだ…つまんねぇ~アハハハ!」


 玄関ドアを少し開けて
 廊下の窓から見下ろす…|ω・)チラ
 あの女性は…

「もう、居ないみたいですよ」

「諦めたか?ヨシヨシ…
 ありがとう、助かったよ!」

「…気をつけてくださいね」

「はい…」


 玄関ドアを閉めた



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 ~802~


「はぁ(。´-д-)
 また…引っ越さないとダメかな(ボソッ)」

「お!帰ってきた!遅かったな!」

「…あの女、また来たよ」

「え?」

「撒いたんだけど 
 わかっちゃったかもなぁ…」

「警察にも言っておくよ…」

「おぅ!…ってか、
 毎日ココに来てるよな」

「一度 撮られただけで
 事務所の前でウロウロ…
 勘違いされて…こっちも参ってるよ」

「メイクの子?大変だな…」

「恋多き俳優 木村仁、
 そろそろ本命見つけようかな…(´▽`*)アハハ」

「…お、頑張れ!(*´꒳`*)」

「何その顔…嬉しそうじゃん」

「え?…本命いれば
 俺のとこに入り浸らなくていいだろ?」

「あらやだ♡ゆうが本命だってばぁ…♡」

「アハハハ!キモっ!
 ほら!もう帰れ!俺は寝る…」

「おう、寝ろ寝ろ!
 あ!あの曲OKだってよ!じゃあな!」


 …バタンっ


「OKもらったか…ふふっ(​ *´꒳`*​)」


 お姉さんに、いつ…お礼言おうかな…
しおりを挟む
感想 84

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

橘若頭と怖がり姫

真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。 その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。 高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。

お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?

すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。 お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」 その母は・・迎えにくることは無かった。 代わりに迎えに来た『父』と『兄』。 私の引き取り先は『本当の家』だった。 お父さん「鈴の家だよ?」 鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」 新しい家で始まる生活。 でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。 鈴「うぁ・・・・。」 兄「鈴!?」 倒れることが多くなっていく日々・・・。 そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。 『もう・・妹にみれない・・・。』 『お兄ちゃん・・・。』 「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」 「ーーーーっ!」 ※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。 ※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。 ※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

役立たず霊能者の私が、警視庁怪異特殊対策室に拾われた話 ~そこはヤンデレだらけのイケメンハーレムだった件~

季未
恋愛
ブラック企業で万年ビリの社畜、月島 零(24)。 彼女には昔から、他人の呪いや怪異が視えてしまう不遇な体質があった。 そのせいで会社を理不尽にクビになった金曜日の夜。 新宿駅の地下で最悪の怪異空間に引きずり込まれた彼女を救ったのは、最高級のスーツを着た漆黒の男——警視庁特殊怪異対策室の室長・神宮寺だった。 「お前の眼には価値がある」 命の保証と引き換えに、月給100万の専属鑑定士兼・囮役(!?)として強制契約を結ばされる零。 配属先は、ドSで俺様な神宮寺室長をはじめ、狂犬ハッカー、解剖マニアの変態ドクターなど、顔面偏差値だけは異常に高いハイスペック異常者たちの巣窟で……!? 「俺以外の痕がついているのが気に入らん。次は一秒で助ける」 命がけの怪異事件を解決するたび、逃げ場のない溺愛と執着はエスカレートしていく! 現代オカルト×限界突破の溺愛ホラーサスペンス!

処理中です...