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【第百六十四話】進撃のフロッピ
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ムーちゃんとカトキンが歩いていると、後ろから猛スピードの自転車が二人を追い越し、急ブレーキで止まった。
「どこ行ってたんだよ!カトキン!そろそろ会社の社員番号教えろ」
「そんなもん聞いてどうすんだよ!」
「覚えるに決まってるだろ!」
フロッピとカトキンの言い合いが続く。
呆然と見ているだけのムーちゃん。
「あ、そういえば」とフロッピが言う。
「お前、小五の時にカッパを探す!って言って家出したけどカッパは見つかったのか?」
カトキンが目を泳がせる。
「カッパなんているわけねえだろ」
「どこ行ってたんだよ!カトキン!そろそろ会社の社員番号教えろ」
「そんなもん聞いてどうすんだよ!」
「覚えるに決まってるだろ!」
フロッピとカトキンの言い合いが続く。
呆然と見ているだけのムーちゃん。
「あ、そういえば」とフロッピが言う。
「お前、小五の時にカッパを探す!って言って家出したけどカッパは見つかったのか?」
カトキンが目を泳がせる。
「カッパなんているわけねえだろ」
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