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【第百四十八話】ムーちゃん、親知らずを抜く②
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呼ばれて目が覚める。
手術前と同じ治療用の椅子に座っている。
先生が手術の成功を報告してくるが、意識が朦朧としていて頭に入ってこない。
「まだ麻酔が効いてるからいいだけど、そのうち痛くなるから。痛くなったらためらわずに痛み止めを飲んでください」
治療台のトレーに抜いた歯が転がっている。
頭の部分に比べて、根がやたらと長い。
こんなものを抜くのは大変だっただろうと他人事のように思う。
行きと同じ看護師さんが車椅子で病室まで連れてってくれる。
「(漏らさなくてよかった)」
手術前と同じ治療用の椅子に座っている。
先生が手術の成功を報告してくるが、意識が朦朧としていて頭に入ってこない。
「まだ麻酔が効いてるからいいだけど、そのうち痛くなるから。痛くなったらためらわずに痛み止めを飲んでください」
治療台のトレーに抜いた歯が転がっている。
頭の部分に比べて、根がやたらと長い。
こんなものを抜くのは大変だっただろうと他人事のように思う。
行きと同じ看護師さんが車椅子で病室まで連れてってくれる。
「(漏らさなくてよかった)」
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