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【第二十話】草むしりの対価
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カヨちゃんの家で草むしりを手伝うことになったムーちゃん。
黙々と土から草を引き抜いている。
「うちは男手がないから助かるわ」
お茶を持ってきたカヨちゃんの母親が言う。
カヨちゃんは顔に砂がかかるのも気にせず、草と格闘している。
柴犬のソントクが監視するようにムーちゃんから目を離さない。
夕方、庭にはむしった草の山ができた。
「わたし一人だと草むしりで土日つぶれちゃうのよ」
あんまり人に頼りたくないんだけど、ありがとう。
帰り際にカヨちゃんの母親からポチ袋を渡される。
ムーちゃんは必死に首を振るが強引さに負けて受け取ることになる。
帰り道でポチ袋を開けると、中から出てきたのは千円札。
黙々と土から草を引き抜いている。
「うちは男手がないから助かるわ」
お茶を持ってきたカヨちゃんの母親が言う。
カヨちゃんは顔に砂がかかるのも気にせず、草と格闘している。
柴犬のソントクが監視するようにムーちゃんから目を離さない。
夕方、庭にはむしった草の山ができた。
「わたし一人だと草むしりで土日つぶれちゃうのよ」
あんまり人に頼りたくないんだけど、ありがとう。
帰り際にカヨちゃんの母親からポチ袋を渡される。
ムーちゃんは必死に首を振るが強引さに負けて受け取ることになる。
帰り道でポチ袋を開けると、中から出てきたのは千円札。
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