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番外編
美耶ヒート時のお留守番タイム♡(過去振り返り)
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産後久々に礼央とセックスして、ちょっとホッとした。なんというか、してない期間が長すぎてちゃんと出来るかなーって不安があって…
ふとまだ妊娠中の頃のことを思い出す。俺はつわりも終わってお腹が大きくなり始めた頃で…夜中結構眠れなくて目が覚めがちだった。
そんなある日、例によって夜中に目が覚めてトイレに行った。礼央はまだ寝てなかったのか、途中で起きたのかわからないけど横に寝ていなかった。
で、トイレに入ろうと思ったら電気が点いてた。ああ、礼央がトイレに起きたんだなと思って出てくるのを待ってたら中から呻き声が聞こえたんだ。
あれ?お腹壊してる?
晩御飯、当たるようなもの食べたっけ?と考えてたら今度は「美耶さん…」って小さく俺を呼ぶ声がしたんだ。
それで、俺がここに居るのに気付いてて助けを求めてるのかと思って俺はドアを開けた。
「礼央!大丈夫!?」
そしてびっくりして目を丸くした礼央と目が合った。
「あ…み、美耶さん!?」
礼央は慌てて股間を隠した。でも俺はその前に見てしまった。
礼央のそこは勃起していて、その…つまり…ひとりエッチしてるところだったんだ。
「あ!ご、ごめん!!!」
俺は慌ててドアを閉めた。
やっちゃった…!わー…ごめん礼央…見られたくなかったよね。
「美耶さんごめんなさい!」
礼央はズボンを上げてすぐに出てきた。
「美耶さんが大変な時に性欲抑えられなくて最低ですよね、変なところ見せちゃってすみません!気持ち悪かったですよね」
「え?!そんなわけないじゃん!自然なことでしょ。妻が妊娠中なんだもん仕方ないよ」
「許してくれますか?」
「うん…だって、このタイミングで浮気する人もいるくらいじゃん」
「そんなの絶対ありえないです」
あはは。礼央らしい。
本当はせめて手とか口でしてあげたいけど、まだちょっと色んな匂いが気持ち悪くて多分精液は無理…なので自分でなんとかしてもらった。
お手洗いを済ませて俺だけベッドに戻り、ふとヒートの時の自分の浅ましい姿を思い出した。
元々そこまで性的に積極的なタイプでも無い。桐谷と付き合い一緒に住んでからはヒートの時だけはセックスしていた。だけどそれ以外は自慰すらそうそうしなかった。
あまり溜めすぎるのも良くないと聞いて仕方なく出してたくらい。たとえヒート中で桐谷が居なくても、自分で慰めはするけど桐谷のことを考えたことはなかった。
でも礼央と初めてセックスしたヒートの週は、数時間離れるのもつらくて……あれはヒートの3日目くらいのことだったかな……
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
礼央は今日はどうしても外せない打ち合わせがあると出勤してしまった。それがわかってたから昨夜は遅くまで俺を抱いてくれた。それでしばらくは症状も落ち着いて、「いってらっしゃい」って言う所までは立って玄関に見送りにいけるくらいだった。
念のため、礼央の洗濯物は洗わないで置いておいてもらった。せめて匂いの付いたものだけでも手元に置いておきたくて、それをかき集めてベッドの上に運んだ。
そうやって礼央の服を持っていると、さっきまで結構大丈夫そうだと思ってたのにまた目眩がし始めた。
「いい匂い。礼央…」
衣服の山に埋もれるとまるで礼央に抱きしめられてるみたいな錯覚を起こす。
また熱っぽくなって、息が上がる。
「はぁ…ん…」
鼻に礼央の今朝まで着ていたスウェットを当てると濃い匂いで背筋がゾクゾクし、下腹部に熱が溜まった。
「あ…あぁ…だめ…礼央…」
いい匂い…気持ち良くなりたい…気持ち良くなりたい…気持ち良くなりたい…
頭の中は靄がかかったようになり、視界はボヤけてぐにゃりと歪んだ。
ああ、ダメだ。
俺は我慢できずにパジャマのウエスト部分から手を入れ、下着の上からペニスを揉んだ。そこはもう硬くなっており、グニグニと力を入れると痺れるような快感に襲われた。
「ああっ!いいっ…あん」
たまらず下着もパジャマも下ろして直接触る。礼央に触られてるところを想像しながらひたすら扱く。
「あっあっああっ、れお!」
“美耶さん気持ちいい?ここ?ここかな?”
頭の中で昨夜の礼央の声が蘇る。
「礼央、礼央、もっと…もっと触って!」
“ここ、えっちな汁がたらたら溢れてる。舐めていい?”
「舐めて…っそこ舐めてぐちゃぐちゃにしてぇっ」
舐められるのを想像しながら先っぽをクニクニと指先で揉む。
「あっ、あんっ」
“こっちはどう?ほら、もう濡れて俺のペニスを入れて欲しそうにヒクヒクしてる。やらしい穴だね”
想像の中の礼央の声に従い、俺は後ろの穴に指を入れた。ゾワッと背筋に戦慄が走り、中が擦れる感触に震えた。
「ああっ!中気持ちいいっ!」
“美耶さんのなかぬるぬるだよ…雄を受け入れたくて仕方ないんだ?そんな、エロい顔して…誘ってるの?”
ぬちぬちと指を出し入れする。
「あ…ちが…ちがう…」
“悪い子だね美耶さん。そんな子にはここをグリグリしてお仕置きしちゃおう”
ぐりっと指を曲げて前立腺を刺激する。
「ああああっ!ダメ、やあっ…!出る!イクッ!」
礼央の服を口元に当てて思い切り息を吸い込む。匂いを嗅ぎながら指をグリグリすると、ビュッとペニスから精液出た。
腰を浮かせてビクビク痙攣しながら絶頂感に浸った。
いいっ!気持ちいい…
でも、もっと長くて太いのでかき混ぜてもらいたい。
「礼央ぉ…指じゃ足りない」
匂いのせいなのか、出したのに勃起は全然治らなくて、俺はまたお尻の指を動かし始めた。
きもちいい。でもこんなんじゃダメだ…足りない…足りない…
「うぅ、礼央…礼央ぉ…早く帰ってきて…もっとおっきいの挿れてほしいよぉ…」
俺は涙を流しながらグチュグチュと濡れた後ろの穴をいじりまわした。
「ひっ…んんっ!もっと、もっと!」
何度か連続で射精して、もう出るものもなくて空イキするくらいになってやっと熱が少し落ち着いたのでこびりついた体液もそのままに礼央の服に包まれて眠った。
何時間眠っていたのか、次に目を覚ましたのは礼央に揺り起こされた時だった。
「美耶さん。美耶さーん。帰ってきましたよ」
「ん…礼央…?」
また夢の中の礼央か?と思ったけど本物だった。
「ただいま。ごめんね置いて行って。僕Ωの巣作り初めて見ました。なんか赤ちゃんが毛布吸ってるみたいで可愛い…」
知らぬ間に俺は礼央のスウェットを口に咥えていた。
「わっ!」
恥ずかしい…俺下半身丸出しで全身汗と精液だらけ…最悪…
「さ、一緒にお風呂入りましょう」
「うん。お風呂上がったらたくさんして。もう気が変になりそうだった」
泣いたせいで目が腫れぼったい。でも寝たせいかちょっと身体がスッキリしてる。とはいえ本物の礼央が帰ってきたから俺はまたきっとさっきみたいにグズグズになってしまうだろう。
礼央が俺の身体を抱きあげた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
って事があって俺も礼央にひとりエッチしたところ見られたことあるからおあいこだな。
「うん、そうだそうだ」
「何がそうなんですか?」
独り言を呟いたら、いつの間にか礼央が部屋に戻って来ていた。
「ん?なんでもな~い」
「???」
♡おしまい♡
ーーーーーー
いきなり過去話の番外編ですみません。
本編でヒートの時美耶が自慰してたのを番外編でと以前リクエスト頂いてたので書いてみました!
過去の回想という体にしてみましたがこんな感じで大丈夫でしょうか♡
ずっと妊娠中のことを書いてたのでR18なことをさせるのがなんだか気恥ずかしいですね。笑
そして新作の告知ですが『派遣Ωは社長の抱き枕~エリートαを寝かしつけるお仕事~』というお話をスタートしましたのでよければ読んでみて下さい。
美耶の話が前半ずっと痛々しかったので書くのも結構しんどくて(T-T)新作はほのぼのした話で癒されたい…と思っての抱き枕モノです♡
(とはいえ作者の趣向によりまたいじめっ子も出てきます)
では、番外編もお読みいただきありがとうございました!
次はもう少し成長した朔ちゃんの番外編を書きたいと思います。
ふとまだ妊娠中の頃のことを思い出す。俺はつわりも終わってお腹が大きくなり始めた頃で…夜中結構眠れなくて目が覚めがちだった。
そんなある日、例によって夜中に目が覚めてトイレに行った。礼央はまだ寝てなかったのか、途中で起きたのかわからないけど横に寝ていなかった。
で、トイレに入ろうと思ったら電気が点いてた。ああ、礼央がトイレに起きたんだなと思って出てくるのを待ってたら中から呻き声が聞こえたんだ。
あれ?お腹壊してる?
晩御飯、当たるようなもの食べたっけ?と考えてたら今度は「美耶さん…」って小さく俺を呼ぶ声がしたんだ。
それで、俺がここに居るのに気付いてて助けを求めてるのかと思って俺はドアを開けた。
「礼央!大丈夫!?」
そしてびっくりして目を丸くした礼央と目が合った。
「あ…み、美耶さん!?」
礼央は慌てて股間を隠した。でも俺はその前に見てしまった。
礼央のそこは勃起していて、その…つまり…ひとりエッチしてるところだったんだ。
「あ!ご、ごめん!!!」
俺は慌ててドアを閉めた。
やっちゃった…!わー…ごめん礼央…見られたくなかったよね。
「美耶さんごめんなさい!」
礼央はズボンを上げてすぐに出てきた。
「美耶さんが大変な時に性欲抑えられなくて最低ですよね、変なところ見せちゃってすみません!気持ち悪かったですよね」
「え?!そんなわけないじゃん!自然なことでしょ。妻が妊娠中なんだもん仕方ないよ」
「許してくれますか?」
「うん…だって、このタイミングで浮気する人もいるくらいじゃん」
「そんなの絶対ありえないです」
あはは。礼央らしい。
本当はせめて手とか口でしてあげたいけど、まだちょっと色んな匂いが気持ち悪くて多分精液は無理…なので自分でなんとかしてもらった。
お手洗いを済ませて俺だけベッドに戻り、ふとヒートの時の自分の浅ましい姿を思い出した。
元々そこまで性的に積極的なタイプでも無い。桐谷と付き合い一緒に住んでからはヒートの時だけはセックスしていた。だけどそれ以外は自慰すらそうそうしなかった。
あまり溜めすぎるのも良くないと聞いて仕方なく出してたくらい。たとえヒート中で桐谷が居なくても、自分で慰めはするけど桐谷のことを考えたことはなかった。
でも礼央と初めてセックスしたヒートの週は、数時間離れるのもつらくて……あれはヒートの3日目くらいのことだったかな……
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
礼央は今日はどうしても外せない打ち合わせがあると出勤してしまった。それがわかってたから昨夜は遅くまで俺を抱いてくれた。それでしばらくは症状も落ち着いて、「いってらっしゃい」って言う所までは立って玄関に見送りにいけるくらいだった。
念のため、礼央の洗濯物は洗わないで置いておいてもらった。せめて匂いの付いたものだけでも手元に置いておきたくて、それをかき集めてベッドの上に運んだ。
そうやって礼央の服を持っていると、さっきまで結構大丈夫そうだと思ってたのにまた目眩がし始めた。
「いい匂い。礼央…」
衣服の山に埋もれるとまるで礼央に抱きしめられてるみたいな錯覚を起こす。
また熱っぽくなって、息が上がる。
「はぁ…ん…」
鼻に礼央の今朝まで着ていたスウェットを当てると濃い匂いで背筋がゾクゾクし、下腹部に熱が溜まった。
「あ…あぁ…だめ…礼央…」
いい匂い…気持ち良くなりたい…気持ち良くなりたい…気持ち良くなりたい…
頭の中は靄がかかったようになり、視界はボヤけてぐにゃりと歪んだ。
ああ、ダメだ。
俺は我慢できずにパジャマのウエスト部分から手を入れ、下着の上からペニスを揉んだ。そこはもう硬くなっており、グニグニと力を入れると痺れるような快感に襲われた。
「ああっ!いいっ…あん」
たまらず下着もパジャマも下ろして直接触る。礼央に触られてるところを想像しながらひたすら扱く。
「あっあっああっ、れお!」
“美耶さん気持ちいい?ここ?ここかな?”
頭の中で昨夜の礼央の声が蘇る。
「礼央、礼央、もっと…もっと触って!」
“ここ、えっちな汁がたらたら溢れてる。舐めていい?”
「舐めて…っそこ舐めてぐちゃぐちゃにしてぇっ」
舐められるのを想像しながら先っぽをクニクニと指先で揉む。
「あっ、あんっ」
“こっちはどう?ほら、もう濡れて俺のペニスを入れて欲しそうにヒクヒクしてる。やらしい穴だね”
想像の中の礼央の声に従い、俺は後ろの穴に指を入れた。ゾワッと背筋に戦慄が走り、中が擦れる感触に震えた。
「ああっ!中気持ちいいっ!」
“美耶さんのなかぬるぬるだよ…雄を受け入れたくて仕方ないんだ?そんな、エロい顔して…誘ってるの?”
ぬちぬちと指を出し入れする。
「あ…ちが…ちがう…」
“悪い子だね美耶さん。そんな子にはここをグリグリしてお仕置きしちゃおう”
ぐりっと指を曲げて前立腺を刺激する。
「ああああっ!ダメ、やあっ…!出る!イクッ!」
礼央の服を口元に当てて思い切り息を吸い込む。匂いを嗅ぎながら指をグリグリすると、ビュッとペニスから精液出た。
腰を浮かせてビクビク痙攣しながら絶頂感に浸った。
いいっ!気持ちいい…
でも、もっと長くて太いのでかき混ぜてもらいたい。
「礼央ぉ…指じゃ足りない」
匂いのせいなのか、出したのに勃起は全然治らなくて、俺はまたお尻の指を動かし始めた。
きもちいい。でもこんなんじゃダメだ…足りない…足りない…
「うぅ、礼央…礼央ぉ…早く帰ってきて…もっとおっきいの挿れてほしいよぉ…」
俺は涙を流しながらグチュグチュと濡れた後ろの穴をいじりまわした。
「ひっ…んんっ!もっと、もっと!」
何度か連続で射精して、もう出るものもなくて空イキするくらいになってやっと熱が少し落ち着いたのでこびりついた体液もそのままに礼央の服に包まれて眠った。
何時間眠っていたのか、次に目を覚ましたのは礼央に揺り起こされた時だった。
「美耶さん。美耶さーん。帰ってきましたよ」
「ん…礼央…?」
また夢の中の礼央か?と思ったけど本物だった。
「ただいま。ごめんね置いて行って。僕Ωの巣作り初めて見ました。なんか赤ちゃんが毛布吸ってるみたいで可愛い…」
知らぬ間に俺は礼央のスウェットを口に咥えていた。
「わっ!」
恥ずかしい…俺下半身丸出しで全身汗と精液だらけ…最悪…
「さ、一緒にお風呂入りましょう」
「うん。お風呂上がったらたくさんして。もう気が変になりそうだった」
泣いたせいで目が腫れぼったい。でも寝たせいかちょっと身体がスッキリしてる。とはいえ本物の礼央が帰ってきたから俺はまたきっとさっきみたいにグズグズになってしまうだろう。
礼央が俺の身体を抱きあげた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
って事があって俺も礼央にひとりエッチしたところ見られたことあるからおあいこだな。
「うん、そうだそうだ」
「何がそうなんですか?」
独り言を呟いたら、いつの間にか礼央が部屋に戻って来ていた。
「ん?なんでもな~い」
「???」
♡おしまい♡
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いきなり過去話の番外編ですみません。
本編でヒートの時美耶が自慰してたのを番外編でと以前リクエスト頂いてたので書いてみました!
過去の回想という体にしてみましたがこんな感じで大丈夫でしょうか♡
ずっと妊娠中のことを書いてたのでR18なことをさせるのがなんだか気恥ずかしいですね。笑
そして新作の告知ですが『派遣Ωは社長の抱き枕~エリートαを寝かしつけるお仕事~』というお話をスタートしましたのでよければ読んでみて下さい。
美耶の話が前半ずっと痛々しかったので書くのも結構しんどくて(T-T)新作はほのぼのした話で癒されたい…と思っての抱き枕モノです♡
(とはいえ作者の趣向によりまたいじめっ子も出てきます)
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