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ナイトプール
篠田を慰める会
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「篠田、ナイトプール行こう」
「ナイトプール?」
「うん。剣志が剣志の彼女連れて一緒に行こうって!」
「彼女…?あいつ今彼女いるんだ」
「うん!CAだって!」
この前話を聞いた美人CAと付き合い始めたって言うから会わせてくれってしつこく言ってたんだよね。
それで、この間の件でちょっと落ち込み気味の篠田を元気づけようと思ってパーッとナイトプールに繰り出そうかと。
剣志はなんだかんだ兄貴大好きだから、兄貴を元気づけるためだよって言ったら断れないよね。
しかも男3人でプールも微妙だから…って言えば、彼女連れてくるよね~。
どんな子かなぁ。
* * * * *
プールに着いて合流した剣志は嫌そうな顔をした。
「またすぐこうやって俺を巻き込む…」
「いいじゃん!こうでもしないと剣志、彼女のこと俺に紹介してくれないでしょ」
「するわけないだろ…どういうポジションのつもりなんだよ。お前のことなんだっつって紹介するんだ?」
「兄嫁?」
バーカと言って剣志は着替えを終えて更衣室から出て行ってしまった。
* * * * *
初めて会った剣志の彼女は礼儀正しくて話しやすく、見た目もさすがの美人CAだった。
俺は篠田にコソッと話しかける。
「なぁなぁ、すごいな。美人だし良い人そう」
「んー?まぁ、そうかなぁ」
なんだなんだ?妬いてんのか?
ま、羨ましいよな。俺でもちょっといーなーって思うもん。
「一樹さん、鼻の下伸びてる」
「えっ嘘!!」
俺は両手で口を覆った。
篠田がニヤッと笑う。騙しやがったな!
「剣志の彼女相手に鼻の下伸ばすわけないだろ」
ナイトプールははじめて来たけど、インスタ映え狙いの女の子だらけだった。
フラミンゴの浮き輪とか、虹色の浮き輪に乗って水着姿を見せる的な…?
まあ、俺としては篠田がイケメンかつモデル体型なのが皆の注目浴びて鼻が高いっつーね。
しかも剣志もいるから2人並ぶと迫力あるし、美人CAちゃんもまんざらでもなさそうな顔して楽しんでいるみたいだった。
そしてしばらく水の中で遊んだりプールサイドで酒を飲んだりしていて、篠田が俺の飲み物のおかわりを取りに行ってくれた。
俺はぼーっとプールの方を眺めていて、特に何を見てるでもなかったんだけどたまたま妹の美月と同じ水着を着てる子がいて「同じだなあ」って思いながら見てた。一緒に買いに行ってさんざん迷った末あの水着に決めたから覚えているのだ。
すると、俺の方にずんずん近づいてくる男に気づいた。
熊のように毛深いおっさん…と思ったけどよく見ると若者かな?
「おい、てめえ」
「…え?俺?」
ん?俺に話しかけてきたぞ???
「てめぇ俺の彼女じろじろ見てただろコラ」
「はぁ?」
俺はびっくりして目をパチパチしてしまった。
「てめぇの視線が気になってユウカが怖くて遊べねえって言ってんだよ!」
熊のような男が指さした先に、さっき俺がなんとなく見ていた美月と同じ水着の女の子がいた。
「あ、ああ…すいません。妹と同じ水着だったからつい見ちゃって」
「ああ!?んなこと言って本当はユウカの胸見てたんだろうが!?」
「え?!胸?!」
そんなわざわざ見るほどデカくもないけど??
しかも剣志の彼女と比べたら月とスッポンくらいブサ…いや普通の顔だし?!どうせ見るなら美人CAの方みるっつーの。
俺は誰か助けてくれないかなーと思ってキョロキョロしたけど、篠田はまだドリンクを取りに行ってから戻って来ないし、剣志とCAも見当たらない。
俺こういう男の人苦手なんだよなあ…おばさんクレーマーなら得意なんだけど…
「あのー、胸は見てませんけど、不快に思ったなら謝りますので。ごめんなさい」
とりあえずクレーマーに対しては謝るの一択な。
しかし、思っていた以上にガラの悪い相手に絡まれたらしい。
男は下げた俺の後頭部の髪を掴んで持ち上げた。
「お前、気持ちが籠もってねえんだよ!あ!?」
「イテテテ!や、やめろよ!」
やべー、こいつ。そろそろ周囲の人も異変に気づいて遠巻きにこちらをチラチラと見はじめた。
あーもう、めんどくさいなぁ。
そう思ったとき俺の髪の毛を掴んでいた手が離れた。
「おい、お前誰の髪掴んでんだ?」
「剣志!」
助かった!!剣志様ありがたや!
剣志は熊男の手首をギリギリと掴み上げていた。
俺はひょろいけど、いきなりがっしり体型の高身長イケメンが睨みを聞かせて登場したので熊男はひるんだ。
「こ、こいつがユウカの胸見てたから謝らせただけだよ!!離せよ!」
「ふーん。どれだよユウカって?」
熊男が指さした。それを見て剣志は鼻で笑った。
「一樹さんがあんな女に目をくれるわけねえだろ。とっとと失せろ熊野郎」
男は尻尾を巻いて逃げていった。
あースカッとする。
俺も剣志とか佑成みたいな見た目に一回なってみたいよ。
「ありがとう剣志」
「お前さあ、ちょっとは気をつけろよ?一人になった途端絡まれやがって」
「ごめん…」
「兄貴はどうしたんだよ?」
「ドリンク取りに行った…」
「はぁ。千鶴も行ったからちょうどいい。一緒にそっち行こう」
あ、千鶴ってのは剣志の彼女な。
そして俺達はバーカウンターの方に歩いていった。
「あ、いたいた」
ちょうど佑成とCAが一緒にいるところだ。
声をかけようとして異変に気づいた。
「ん?」
美人CAは明らかに、異様に佑成にすり寄っている。
見上げる顔は媚に満ちていた。
「ああ?」
俺は急に機嫌が悪くなった。
「おい剣志。あれはなんだよ?」
「………」
「おい、何だって聞いてるんだよ」
「………俺の兄貴に媚び売ってるな」
「お前の兄貴は誰のものなんだよ?」
「……一樹さんのものです」
ちっ。せっかく綺麗で感じの良い彼女だと思ったのに。
俺の男に手を出そうなんて100万年早いんだよ!
* * * * *
俺と篠田はナイトプールのあるホテルの一室にいた。
「なんか悪いな、こんな良い部屋譲ってもらっちゃって」
「ん~?そうだね。剣志たち、急に都合悪くなっちゃって残念だね」
「でもラッキーだったね。先輩もうれしいでしょ?」
「うん。篠田とまたホテル泊まれるの楽しい」
本当は剣志はプールの後CAと泊まるつもりで部屋を取っていたのだ。
しかし、CAが自分の兄貴に色目を使うのを見て泊まる気が失せて俺達に譲ってくれたのだ。
もちろん支払い済み。
落ち込み気味の兄貴へのプレゼントってことでありがたく頂戴した。
さーて、俺はこっからお兄ちゃんを元気づけるため頑張っちゃおうかな~。
「ね、しよ?」
「え~もう少し部屋を満喫しないの?」
「ええ、もう見たからいいでしょ?俺もう待てない」
「先輩どうしたの?なんか無駄にエロいね」
「だってさっき怖い目にあったしぃ」
「え?なにそれ?」
いや、お前の顔も怖いわ。
「それはまたエッチの後で説明するからさ」
俺は篠田の手を引っ張ってベッドに一緒に倒れ込んだ。
「篠田の身体って本当に見惚れるほどかっこいいよね」
俺は篠田の服の裾から手を入れて腹筋の割れ目をなぞった。
「俺も剣志も水泳部だったからね」
そうだったんだ。
「今度泳いでるとこ見せて」
「え?でも恥ずかしいよなんか」
俺は服をめくって篠田の乳首を舐めた。
「んっ、先輩、そこはしなくていいっていつも言ってるのに…」
「だって~俺は舐めるの好きなの」
篠田が嫌がるからついやりたくなっちゃうんだよね。
「だめだって言ってるでしょ」
そして篠田が俺をひっくり返してのしかかってきた。
そこからは篠田に主導権を渡した。
お尻を丹念にほぐされて、篠田の大きな物でいっぱいにされる感触を楽しんだ。
ぬぷっぬぷっぬぷっ
「あ…いいっきもちいいっああっ」
ぐちゅ、ぐぽっぐぽっ
本当は剣志と美人CAがここでやるはずだったのに、なぜか俺達がベッドで絡み合っている。
悪いな剣志。お前ももっとまともな彼女をさがせよ。
「あんっ…あっあっはぁ…」
ずちゅっずちゅっ
「あっ佑成…イキそうっもっと!もっと奥ぅっ」
「一樹さん…俺もイキそう」
俺達は翌日休みなのをいいことに夜遅くまでダラダラとくっつき合っていた。
篠田、ちょっとは元気出たかな?
剣志は逆に落ち込んでるだろうな…今度またうちに呼んで残念会しないとな。
「ナイトプール?」
「うん。剣志が剣志の彼女連れて一緒に行こうって!」
「彼女…?あいつ今彼女いるんだ」
「うん!CAだって!」
この前話を聞いた美人CAと付き合い始めたって言うから会わせてくれってしつこく言ってたんだよね。
それで、この間の件でちょっと落ち込み気味の篠田を元気づけようと思ってパーッとナイトプールに繰り出そうかと。
剣志はなんだかんだ兄貴大好きだから、兄貴を元気づけるためだよって言ったら断れないよね。
しかも男3人でプールも微妙だから…って言えば、彼女連れてくるよね~。
どんな子かなぁ。
* * * * *
プールに着いて合流した剣志は嫌そうな顔をした。
「またすぐこうやって俺を巻き込む…」
「いいじゃん!こうでもしないと剣志、彼女のこと俺に紹介してくれないでしょ」
「するわけないだろ…どういうポジションのつもりなんだよ。お前のことなんだっつって紹介するんだ?」
「兄嫁?」
バーカと言って剣志は着替えを終えて更衣室から出て行ってしまった。
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初めて会った剣志の彼女は礼儀正しくて話しやすく、見た目もさすがの美人CAだった。
俺は篠田にコソッと話しかける。
「なぁなぁ、すごいな。美人だし良い人そう」
「んー?まぁ、そうかなぁ」
なんだなんだ?妬いてんのか?
ま、羨ましいよな。俺でもちょっといーなーって思うもん。
「一樹さん、鼻の下伸びてる」
「えっ嘘!!」
俺は両手で口を覆った。
篠田がニヤッと笑う。騙しやがったな!
「剣志の彼女相手に鼻の下伸ばすわけないだろ」
ナイトプールははじめて来たけど、インスタ映え狙いの女の子だらけだった。
フラミンゴの浮き輪とか、虹色の浮き輪に乗って水着姿を見せる的な…?
まあ、俺としては篠田がイケメンかつモデル体型なのが皆の注目浴びて鼻が高いっつーね。
しかも剣志もいるから2人並ぶと迫力あるし、美人CAちゃんもまんざらでもなさそうな顔して楽しんでいるみたいだった。
そしてしばらく水の中で遊んだりプールサイドで酒を飲んだりしていて、篠田が俺の飲み物のおかわりを取りに行ってくれた。
俺はぼーっとプールの方を眺めていて、特に何を見てるでもなかったんだけどたまたま妹の美月と同じ水着を着てる子がいて「同じだなあ」って思いながら見てた。一緒に買いに行ってさんざん迷った末あの水着に決めたから覚えているのだ。
すると、俺の方にずんずん近づいてくる男に気づいた。
熊のように毛深いおっさん…と思ったけどよく見ると若者かな?
「おい、てめえ」
「…え?俺?」
ん?俺に話しかけてきたぞ???
「てめぇ俺の彼女じろじろ見てただろコラ」
「はぁ?」
俺はびっくりして目をパチパチしてしまった。
「てめぇの視線が気になってユウカが怖くて遊べねえって言ってんだよ!」
熊のような男が指さした先に、さっき俺がなんとなく見ていた美月と同じ水着の女の子がいた。
「あ、ああ…すいません。妹と同じ水着だったからつい見ちゃって」
「ああ!?んなこと言って本当はユウカの胸見てたんだろうが!?」
「え?!胸?!」
そんなわざわざ見るほどデカくもないけど??
しかも剣志の彼女と比べたら月とスッポンくらいブサ…いや普通の顔だし?!どうせ見るなら美人CAの方みるっつーの。
俺は誰か助けてくれないかなーと思ってキョロキョロしたけど、篠田はまだドリンクを取りに行ってから戻って来ないし、剣志とCAも見当たらない。
俺こういう男の人苦手なんだよなあ…おばさんクレーマーなら得意なんだけど…
「あのー、胸は見てませんけど、不快に思ったなら謝りますので。ごめんなさい」
とりあえずクレーマーに対しては謝るの一択な。
しかし、思っていた以上にガラの悪い相手に絡まれたらしい。
男は下げた俺の後頭部の髪を掴んで持ち上げた。
「お前、気持ちが籠もってねえんだよ!あ!?」
「イテテテ!や、やめろよ!」
やべー、こいつ。そろそろ周囲の人も異変に気づいて遠巻きにこちらをチラチラと見はじめた。
あーもう、めんどくさいなぁ。
そう思ったとき俺の髪の毛を掴んでいた手が離れた。
「おい、お前誰の髪掴んでんだ?」
「剣志!」
助かった!!剣志様ありがたや!
剣志は熊男の手首をギリギリと掴み上げていた。
俺はひょろいけど、いきなりがっしり体型の高身長イケメンが睨みを聞かせて登場したので熊男はひるんだ。
「こ、こいつがユウカの胸見てたから謝らせただけだよ!!離せよ!」
「ふーん。どれだよユウカって?」
熊男が指さした。それを見て剣志は鼻で笑った。
「一樹さんがあんな女に目をくれるわけねえだろ。とっとと失せろ熊野郎」
男は尻尾を巻いて逃げていった。
あースカッとする。
俺も剣志とか佑成みたいな見た目に一回なってみたいよ。
「ありがとう剣志」
「お前さあ、ちょっとは気をつけろよ?一人になった途端絡まれやがって」
「ごめん…」
「兄貴はどうしたんだよ?」
「ドリンク取りに行った…」
「はぁ。千鶴も行ったからちょうどいい。一緒にそっち行こう」
あ、千鶴ってのは剣志の彼女な。
そして俺達はバーカウンターの方に歩いていった。
「あ、いたいた」
ちょうど佑成とCAが一緒にいるところだ。
声をかけようとして異変に気づいた。
「ん?」
美人CAは明らかに、異様に佑成にすり寄っている。
見上げる顔は媚に満ちていた。
「ああ?」
俺は急に機嫌が悪くなった。
「おい剣志。あれはなんだよ?」
「………」
「おい、何だって聞いてるんだよ」
「………俺の兄貴に媚び売ってるな」
「お前の兄貴は誰のものなんだよ?」
「……一樹さんのものです」
ちっ。せっかく綺麗で感じの良い彼女だと思ったのに。
俺の男に手を出そうなんて100万年早いんだよ!
* * * * *
俺と篠田はナイトプールのあるホテルの一室にいた。
「なんか悪いな、こんな良い部屋譲ってもらっちゃって」
「ん~?そうだね。剣志たち、急に都合悪くなっちゃって残念だね」
「でもラッキーだったね。先輩もうれしいでしょ?」
「うん。篠田とまたホテル泊まれるの楽しい」
本当は剣志はプールの後CAと泊まるつもりで部屋を取っていたのだ。
しかし、CAが自分の兄貴に色目を使うのを見て泊まる気が失せて俺達に譲ってくれたのだ。
もちろん支払い済み。
落ち込み気味の兄貴へのプレゼントってことでありがたく頂戴した。
さーて、俺はこっからお兄ちゃんを元気づけるため頑張っちゃおうかな~。
「ね、しよ?」
「え~もう少し部屋を満喫しないの?」
「ええ、もう見たからいいでしょ?俺もう待てない」
「先輩どうしたの?なんか無駄にエロいね」
「だってさっき怖い目にあったしぃ」
「え?なにそれ?」
いや、お前の顔も怖いわ。
「それはまたエッチの後で説明するからさ」
俺は篠田の手を引っ張ってベッドに一緒に倒れ込んだ。
「篠田の身体って本当に見惚れるほどかっこいいよね」
俺は篠田の服の裾から手を入れて腹筋の割れ目をなぞった。
「俺も剣志も水泳部だったからね」
そうだったんだ。
「今度泳いでるとこ見せて」
「え?でも恥ずかしいよなんか」
俺は服をめくって篠田の乳首を舐めた。
「んっ、先輩、そこはしなくていいっていつも言ってるのに…」
「だって~俺は舐めるの好きなの」
篠田が嫌がるからついやりたくなっちゃうんだよね。
「だめだって言ってるでしょ」
そして篠田が俺をひっくり返してのしかかってきた。
そこからは篠田に主導権を渡した。
お尻を丹念にほぐされて、篠田の大きな物でいっぱいにされる感触を楽しんだ。
ぬぷっぬぷっぬぷっ
「あ…いいっきもちいいっああっ」
ぐちゅ、ぐぽっぐぽっ
本当は剣志と美人CAがここでやるはずだったのに、なぜか俺達がベッドで絡み合っている。
悪いな剣志。お前ももっとまともな彼女をさがせよ。
「あんっ…あっあっはぁ…」
ずちゅっずちゅっ
「あっ佑成…イキそうっもっと!もっと奥ぅっ」
「一樹さん…俺もイキそう」
俺達は翌日休みなのをいいことに夜遅くまでダラダラとくっつき合っていた。
篠田、ちょっとは元気出たかな?
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