仮 弐

其の九 淫獄転生 其の弐 淫蕩遊戯 其の児獣（）

　……処で、そんな神聖ヴラド公国の吸血鬼族達は、回転装填式魔法短銃（マナ・リボルバー）や、遠距離狙撃魔法長銃（マナ・ライフル）と云った、魔法の呪文攻撃に特化した魔法生物、無色透明な銃蟲（オフェンサーワーム）を密（ひそ）かに開発していたのです。
　……神聖ヴラド公国内の、屍姦鬼達の霊園市国（ネクロポリス）の東ユレヒト墓地大学の魔素工学研究所では、金属製の肘掛け椅子に腰掛けた全裸の淫魔族の美青年の腰の上に、全裸の人間族の少年や少女が交代で座らされて、銃蟲の実験が繰り返されていたのでした。
　……其の、銃蟲開発実験用の金属椅子に、全裸で腰掛けた研究員の男淫魔（インキュバス）の前に、人間族の全裸の少年か少女が一人立つと、一礼してから男淫魔に背中を向け、透明な催淫剤の軟膏を塗って、固く勃起（ぼっき）させた魔族の股間の男根（ペニス）の上に、幼い腰を下ろしたのです。
　……人間族の全裸の子供は、慎重に、男淫魔の全裸の美青年の勃起した男根の先端の、亀頭（グランズ）が自分の幼い肛門（アヌス）に挿入される様に、ゆっくりと小さな腰を下ろして行ったのでした。

　……やがて、人間族の全裸の子供の肛門の中へ、自分の勃起した男根が、付け根まで深々と挿入されて仕舞うと、全裸の男淫魔の美青年は両手で、腰の上に乗せて幼い肛門に挿入した其の子供の両足を、左右に大きく開かせて、全裸の子供の、幼い性器を他の研究員達の視線に曝（さら）したのです。
　……羞恥に、真っ赤に為って、両手で顔を覆い隠した全裸の子供の、幼い股間の前に跪（ひざまず）くと、白衣の研究員の一人が透明な円筒形の硝子容器の蓋を開け、其の容器の開いた口を、目の前の子供の性器（セックス）へ近付けたのでした。

　……すると、其の容器の中から、透明な巨大芋虫の様な、冷たい銃蟲が、素早く飛び出して、無防備な子供の生殖器（セックス）へ寄生したのです。
　……実は、透明な銃蟲には雄と雌がいて、雄（オス）の銃蟲は、人間族の女児達の女陰（われめ）から膣の中へ、頭部から、男根の様に深々と潜り込み、雌（メス）の銃蟲は、頭部の口を大きく広げて、人間族の男児達の幼い陰茎（ペニス）を、丸ごと呑み込んだのでした。
　……人間族の、全裸の子供は鋭敏な性器へ、冷たい蟲に寄生されて、可愛（あい）らしく身悶え、直腸に挿入された男淫魔（インキュバス）の男根（ペニス）を、幼い肛門（アヌス）でキュッと締め付けたのです。
　……すると、自分の勃起した男根の付け根を、全裸の子供に、其の幼い肛門で締め付けられた、美青年の全裸の男淫魔は、片手で透明な銃蟲を掴むと、ゆっくりと蟲の体を前後に動かして、子供を犯し始めたのでした。

　……処で、そんな銃蟲の透明な体には、魔法の呪文詠唱用の、微細な唇（コア）が幾つも有り、一般的には二から八唇、戦略級の巨大な大砲蟲だと百二十八唇以上もの唇で、同時並列詠唱して、其の威力は一つの街を蒸発させる程だったのです。
　……実は、銃蟲には、呪文の圧縮と解凍を瞬時に行う、人工知能（フロントエンドプロセッサー）が組み込まれており、複数の唇で同時に呪文を詠唱する、同時並列詠唱（マルチスペル）に依る、呪文の圧縮詠唱を行っていたのでした。