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キノコの菌糸体を頭脳にして動く「バイオハイブリッドロボット」が誕生 著者牡丹堂 2024年9月22日
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カラパイア 不思議と謎の大冒険 パルモ 様
サイエンス&テクノロジー
キノコの菌糸体を頭脳にして動く「バイオハイブリッドロボット」が誕生
著者牡丹堂
2024年9月22日公開
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生物の組織と機械を組み合わせたバイオハイブリッドロボットは続々と開発されているが、今回「脳」として機能させているのはキノコだ。
コーネル大学の研究チームは、キノコの一種、エリンギの菌糸体を用い、ロボットを動かすことに成功した。
生きている菌糸体は、周囲の環境を感知して、さまざまな電気信号を生じさせる。
これをセンサーとして利用することで、光や化学物質のような外部の刺激から、事前にはわからない未知の信号にも、柔軟に反応するロボットができるという。
なぜキノコなのか?菌糸体の優れたメリット
新しいバイオハイブリッドロボットを設計するにあたり、研究者は生き物からたくさんのインスピレーションを受けてきた。
動物の動き、環境を感知するシステム、汗で温度を調整する仕組みなど、どれもすばらしいヒントだ。
中には筋肉組織やカエルの心臓細胞のような生体素材を利用したロボットもある。
こうした生きた素材は性能は優れていながらも、それが機能するよう健康なまま生かしておくのが難しいという課題もある。
その点、キノコの「菌糸体」にはいくつものメリットがある。
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菌糸体とは、キノコの地下に根っこのように伸びている糸状の部分のことだ。
じつはキノコ自体は胞子を飛ばすために地上に作り出される花のようなもの(子実体という)で、キノコのいわば本体はこちらの菌糸体だ。
その菌糸体のメリットはまず、とてもタフで過酷な環境でも成長できることだ。
さらに外部からの化学的・生物学的シグナルをいくつも感知し、それらに反応することができる。
しかもそうしたシグナルは、接触・光・熱といった想定内のものに限られない。人間にとっては想定外の未知のシグナルにも対しても、菌糸体は反応するはずだ。
この性質を利用すれば、事前に予測できない環境であっても、柔軟に対応するロボットを作り出すことができる。
※エリンギャー・ロボ?(エリンギャー・Aとエリンギャー・7とか)vs菌糸帝国
動物の脳に寄生して操るゾンビ茸(マタンギャー?)
菌糸ニューラル・コンピュート(菌糸機械帝国)
菌糸バイオメカ・ロボ
粘土ロイド(
ゴワッパー5 ゴーダム
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https://ja.wikipedia.org › wiki › ゴワッパー5_ゴーダム
『ゴワッパー5 ゴーダム』(ゴワッパーファイブ ゴーダム)は、1976年4月4日から同年12月29日まで、朝日放送(ABC)やNETテレビで全36話が放送された、タツノコプロ制作の ...
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じつはキノコ自体は胞子を飛ばすために地上に作り出される花のようなもの(子実体という)で、キノコのいわば本体はこちらの菌糸体だ。
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しかもそうしたシグナルは、接触・光・熱といった想定内のものに限られない。人間にとっては想定外の未知のシグナルにも対しても、菌糸体は反応するはずだ。
この性質を利用すれば、事前に予測できない環境であっても、柔軟に対応するロボットを作り出すことができる。
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