炊事と温弁当勉

淀川 乱歩

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228 / 291
synthesizer (Euro rack)

4ms ※ EnvVCAシリーズ

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4ms 
Shuffling Clock Multiplier + (SCM+)
\31,900 (税抜 \29,000)
ゲートによる様々な変調が可能なクロックマルチプライヤー
Clock Multiplier
Format: Eurorack
Width: 12HP
Depth: 24mm
Current: 52mA@+12V, 15mA@-12V
Manual PDF (English)
※ Shuffling Clock Multiplier +は、8つのゲート出力と複雑なビート操作機能を備える定番のクロック・マルチプライヤー' SCM 'のアップデート版です。
オリジナル版よりもタイトなタイミングでクロックの乗算とシフトを実行できる本機では、SCM Breakoutモジュールの機能も一台に統合されました。
ブレークアウト部分のCV入力により、出力に様々な変調を行うことができ、本体からのゲートをパッチしてクリエイティブなリズムを生み出すことも可能です。
8つのクロック出力は着信クロックを2倍から8倍で乗算
Shuffle, Slip, Skip, Rotateを使った複雑なリズムを作成
CV入力を備える5つのノブ
Rotate: 乗算結果を出力するジャックを変更
Slip: 特定のパルスが遅延する時間をコントロール
Shuffle: Slipに影響を受けるパルスを選択
Skip: パターン内の特定のパルスをミュート
Pulse Width: 出力パルスの幅をコントロール
Slip/Shuffle/SkipのカウンターをトリガーでリセットするResync入力
すべての出力を停止するMuteボタンとゲート入力
最後に保存されたテンポを電源投入時に復元するSave Clock機能
パワーバス経由で外部モジュールからテンポを受信できるClock Busジャンパー
外部クロックなしでモジュールを作動させるFree Runジャンパー
LEDの明るさを変更できるトリムポット
HOW TO USE
コントロール詳細
Clock Inputジャック
最低2.5Vの上昇エッジでトリガーします。
入力されたクロック信号に合わせてLEDが点滅します。
Clock Outputジャック
ゲート信号を生成する8つの出力ジャックは、エンヴェロープまたはファンクション・ジェネレータ、ドラムモジュール、シーケンサー、 サンプラーなど、トリガーまたはゲート、クロック信号を受け付ける様々なユーロラック・モジュールに使用できる他、VCAを開いたり、 レゾナント・フィルターの' Ping '用途に、または原始的なlo-fiのオーディオ信号として使用することができます。
' x '出力ジャック(x1, x2, x8)は、3つの安定型クロック出力で、これらはSlip/Shuffle/Skip パラメータの影響を受けません。
各ジャックに付随するLEDは、出力クロック信号に合わせて青色に点滅します。
' S '出力ジャック(S3, S4, S5, S6, S8)は、Slip/Shuffle/Skipの影響を受ける5つのクロック出力で、それぞれが 入力クロック周波数の乗算値に基づいた信号を生成します(それぞれx3, x4, x5, x6, x8)。
各ジャックに付随するLEDは、出力クロック信号に 合わせて緑色に点滅します。
パラメータ詳細
Resync
このジャックに2.5V以上のトリガーを入力することで、ビートパターンを再スタートします。 
ビートパターンは、Skip, Slip, Shuffleの各パラメータによって確立されます。 
Resyncは、典型的な"リセット"とは異なります。 
クロック・マルチプライヤーには、専用のリセット入力ジャックがありません。
これは、クロックの入力パルス毎にリセットされるためであり、 メインの' In 'ジャックがクロックを受信するたびにパターンが始めからやり直されることを意味します。 
SCM PlusのResyncジャックは、ビートパターンの位相をシフトさせることで、クロックパルス間の中間でパターンを(再)スタートさせることができます。
パッチ例
この機能を簡単に確認する方法は、クロック' In 'ジャックに非常に遅いクロックをパッチします(パルス間で4秒など)。 
続いてSkip, Slip, Shuffleをそれぞれ適当にランダムな値に設定し、マニュアル・ゲートをResyncジャックに接続します。
S8ジャックをモニターし、ビートパターンを覚えます。
Resyncをトリガーすることで、ビートパターンが即座に再スタートされるのが確認できます。
' In 'ジャックに次のクロックパルスが送られることで自身を通常の動作に再同期させるため、新しいビートパターンが演奏されるのは1小節未満となります。
Rotate
Rotateジャックとノブは、すべての出力ジャックのクロックの倍率を回転させます。
回転なしの場合(ノブ最小値でCVの適用なし)、' x1 'ジャックは入力クロックと等倍のクロックを出力、' x2 'ジャックは入力クロックのテンポの2倍速のクロックを、' S3 'ジャックは入力テンポの3倍速に基づくクロックを、最大の' x8 'ジャックでは、入力テンポの8倍速のクロックを出力します。
ノブを操作する、またはジャックにCVを入力することで回転が適用されると、各ジャックの乗算量が下にシフトし、1倍の後は8倍に戻ります。 
したがって、ノブ値を少し上げた場合、' x1 'は8倍のクロックを出力し、' x2 'は等倍を、' S3 'は2倍のテンポに基づくクロックを、最大の' x8 'は7倍のクロックを出力します。 
回転の量が増えると、' x1 'は7倍を、' x2 'は8倍を、' S3 'は等倍を出力し、回転量が最大の場合では、' x1 'が2倍を、' x2 'は3倍を、' x8 'は等倍を出力することになります。
ジャックにパッチがない場合は、ノブで回転の量を設定します。
ジャックにケーブルがパッチされた場合は、ノブはジャックへのCV信号のアッテネータとなります。
この場合、ノブを最小値にすることでジャックへのCV信号を完全に減衰できます。
ノブを最大値に設定した場合は、3VのCV信号で最大の回転量を得ることができます。
なお、適用された回転量に関係なく、' x 'ジャックは常に安定したクロックを、' S 'ジャックは常にSlip/Shuffle/Skipが適用された信号を出力します。
Slip
Slipノブとジャックは、すべての' n 'ビートを時間的に先に移動させます。
' n 'の値はShuffleパラメータで設定し、各ビートが遅れる量はSlipパラメータで設定します。
例えば' n=2 'の場合は、ビート2, 4, 6といった、1つおきのビートが遅れて演奏されます。
Slipがゼロの設定(ノブ値最小、CV入力なし)では、' S '出力ジャックもスリップやシャッフルのない、' x ' 出力ジャックと同様に動作します(Skipによりビートが間引かれる可能性はあります)。
ノブ値を上げるか、ジャックにCVを送ってSlipの値を上げることで、いくつかのビートがわずかに遅れて演奏されます。
ノブ値を最大にするか、最大のCVを送った場合、いくつかのビートは後続のビートの直前に演奏されます。
ジャックにパッチがない場合は、ノブでスリップの量を設定します。
ジャックにケーブルがパッチされた場合は、ノブはCV信号のアッテネータとなります。
この場合、ノブを最小値にするとCVは適用されず、最大値にした場合は3.3Vの信号で最大のスリップ量を得ることができます。
モジュール内部には、各ビートをスリップさせるか否かを追跡するカウンターがあります。
このカウンターは、各入力パルス毎に自身をリセットします。
例えば、モジュールに安定したクロックが入力されており、ビートをひとつおきにスリップさせた場合、S5出力ジャックのビート2と4が遅れて演奏されます。
ビート6が演奏される前に入力クロックが着信した場合はカウンターがリセットされ、ビート6がビート1になり、ビート1がオンタイムに、ビート7と9が遅れることになります。
Resyncジャックは、このカウンターをリセットします。
Note: パルス幅(PW)は、どの程度スリップが発生するかに影響します。
パルス幅は著しく広い場合、ビートの終点と次のビートの始点の期間がとても狭くなるため、ビートを先に移動する余地がほとんどなくなります。
PW設定を狭くすることで、より劇的なSlipの効果が得られます。
Shuffle
Shuffleジャックとノブは、Slipパラメータと組み合わせて使用します。
Slipが特定のビートが時間的に先に移動される量をコントロールするのに対し、Shuffle はスリップが適用されるビートをコントロールします。
デフォルトの設定は、1つおきのビート(Shuffleは最小値)です。
Shuffleの値を上げると、3ビートごとにスリップし、続いて4ビートごと、5つ、6つと増え、ノブの操作範囲の特定の位置では7ビートごとにスリップが適用されます。
この地点から最大値の範囲では、Shuffleは単一のビートではなく、ビートのグループを先にスリップさせるようになります。
したがって、2つのビートのグループがスリップし、続いて3つのグループ、のようになります。
ノブはオフセットを設定し、ジャックへの信号はノブの値に加算されます。
ノブが最小値の場合、ジャックへの0Vから5Vの信号でShuffle パターンの範囲全体をカバーできます。
ノブが最大値の場合は、0Vから-5Vの信号で全範囲をカバーします。
Skip
Skipジャックとノブは、各小節からビートを間引くコントロールです。
ここでの小節の概念は、8ビートに基づいています。
' x8 '未満を出力するジャックは、小節の始めの' n 'ビートと見なされます(例:S5ジャックは小節の始めの5ビートとして考慮されます)。 
Skipが最小値の場合は、全てのビートが演奏されます。
Skipノブの値を上げる、または正極のCVを適用することで、より多くのビートが間引かれます。
間引かれるビートのパターンは、SCM Plusのコード内のルックアップ・テーブルによって決定されます。 
電圧ごとにルックアップ・テーブルの特定のパターンに対応しています。
テーブルには128の項目があり、ビートのドロップ無しから8ビートのいずれかのドロップがそれぞれ、2ビートがドロップされる置換のそれぞれ、3ビートがドロップされる置換のそれぞれ、 8ビートの小節から4ビートがドロップされる置換の(ほぼ)それぞれの範囲です。
8ビート全てをドロップするには、機能面で同一となるMuteを使用します。
ノブはオフセットを設定し、ジャックへの信号はノブの設定値に加算されます。
ノブが最小値の場合、ジャックへの0Vから5Vの信号で Skipパターンの範囲全体をカバーできます。
ノブが最大値の場合では、0Vから-5Vの信号で全範囲をカバーします。
Pulse Width
PW(Pulse Width)ジャックとノブは、8つの出力ジャックすべてに作用します。 
PWが最小値の時、各ジャックは極めて細いパルスを出力します(1kHz以下の周波数では1ミリ秒)。
これは大半の外部モジュールをトリガーできる十分なパルス幅です。
PWノブが中央位置の設定でのパルス幅は50%、矩形波となります。
この状態は、波形が低い期間と高い期間が同一となります。
最大値の設定ではパルス幅はとても太くなり、波形が低くなるのは約300マイクロ秒だけになります。
これは機能的に反転トリガーとなります。
このように太いパルス幅を使用する場合、Slip/Shuffleパラメータの影響はわずかなものとなります。
これはSlip/Shuffleが、パルス幅を変更せずにビートを時間的に先に進めるためです。
したがって信号の幅がとても太く、パルスの間隔が相応に短い場合は、パルス間のギャップを完全に閉じずに動かす余地がなく、Slipの発生も少なくなります。
PWを50%、またはそれ未満にキープすることで、Slip/Shuffleの効果が確認しやすくなります。
逆の考え方として、PWはSlipパラメータそのものを変更することなく、Slipの量を減らす方法と言えます。
ノブはオフセットを設定し、ジャックへの信号はノブの設定値に加算されます。
ノブが最小値の場合、ジャックへの0Vから5Vの信号でPWの範囲全体をカバーできます。
ノブが最大値の場合では、0Vから-5Vの信号で範囲全体をカバーします。
4x Fast
4x Fastジャックはとボタンは、すべての出力の動作を4倍に速めます。
この機能が有効の状態の時は、常にボタンがオレンジ色に照光します。
4x Fast機能の状態を切り替えるには、ボタンを押すか、ジャックに2.5V以上の信号を入力します。
ボタンがoffの場合、ジャックへの低い電圧が4x Fast機能を無効化し、高い電圧で有効化できます。
ボタンがonの場合は、高い電圧で4x Fastを無効化し、低い電圧で有効化します。
つまり、ボタンが押されるたび、またはジャックへの電圧の高低が変わるたびに、4x Fast機能の状態が切り替わります。
4x Fastのパッチ例:
SCM Plusの出力のひとつを4x Fast入力にパッチします(例としてx2出力)。
ジャックがハイになることで、現在4x Fastジャック自身に送っている信号を含む、全ての出力の速度が上がり、信号が低くなると全てが遅くなります。
この方法を使って、とても簡単にカオティックなリズム・パターンを作成することができ、PWを調整することでパターンを劇的に変更できます。
Mute
Muteジャックとボタンは、すべてのジャックをonにならないようにします。
この機能が有効な時は、ボタンがオレンジ色に照光します。
すでにハイの信号を出力中のすべてのジャックは、各々の通常のタイミングで動作を続けますが、出力信号がローになると、Mute機能が解除されるまでローに留まります。
Muteの状態を切り替えるにはボタンを押すか、ジャックに2.5V以上の信号を入力します。
ボタンがoffの場合、ジャックへの低い電圧でMuteを無効化し、高い電圧で有効化できます。
ボタンがonの場合は、高い電圧でMuteを解除し、低い電圧で有効化します。
つまり、ボタンが押されるたび、またはジャックへの電圧の高低が変わるたびに、Mute機能の状態が切り替わります。
Muteのパッチ例:
Muteの適用は、SCM Plusを使用しない時にモジュールの' 光のショー 'を停止する最も簡単な方法ですが、SCM Plusの出力のひとつをMuteジャックにパッチした場合、リズミカル、かつ反決定論的な方法でビートを間引く、興味深い効果を作成できます。
このパッチでは、ジャックがハイになると出力が停止し、ジャックがローになると通常の演奏が再開します。
SCMの動作
SCM Plusは、直近の2パルス間の時間を測定し、その値を使って各出力ジャックの周波数を計算します。
安定したクロックを使用した場合、x1ジャックでは同じ周波数のクロックを、x2ジャックは2倍の周波数のクロックを、x8ジャックでは8倍の周波数のクロックを生成します。
後述のFree Runジャンパーがインストールされている場合は、単純に2つのクロックパルスをクロック入力に送ることで、モジュールはそのテンポで恒久的に動作します。
この' タップテンポ 'のアプローチには、本来、多少のテンポのずれが存在します。
SCM Plusを他のクロックに同期したい場合は、共通の入力クロックを使用することが推奨されています。
SCM Plusは、高速で変化するクロック信号も扱うことが可能であり、これには不規則な間隔で2.5Vの境界を交差するような、複雑な波形も含まれます。
ジャックのうち3つ、x1, x2, x8はそれぞれ、入力クロックの倍数で常に通常のクロックパルスを生成します。
これらのジャックはSlip, Shuffle, Skipの効果の影響を受けません。
残る5つのジャック(S3, S4, S5, S6, S8)もまた、入力クロックの倍数でクロックを生成しますが、これらのジャックはビートに' ラグ 'を適用したり(Slip/Shuffle)、いくつかのビートを間引いたりします(Skip)。
モジュールにはS7ジャックがなく、このパターンはRotateノブまたはジャックを使うことでのみ作成できます。例えば、後記の表' Multiply-by Amounts At Each Jack 'では、Rotateジャックに0.6Vを加えるとS6ジャックがS7を出力すること、または2.9V以上を加えるとS8ジャックがS7のパターンを出力し、x8がx7を出力することを確認できます。
S7が実装されなかった理由は、S8とx8のためのスペースを確保するためです。
Slipの適用されたクロックと適用されないクロックを同時に演奏すると、特にSlipをゆっくりと変調して両方の出力を並行で聴いた場合、魅力的なフェイジングと可変シフトの効果が得られます。
クロックの保存
演奏中のテンポは保存し、次回の電源投入時に復元することができます(要Free Runジャンパー)。
現在のテンポを保存するには、ボタンを押す間隔が0.5秒を超えないように、次の手順を実行します。
ミュート機能は無効化し、Muteおよび4x Fastジャックのパッチは外します。
Muteを押して離し、Muteを有効化します。
4x Fastを押して離します。
再度、4x Fastを押して離します。
Muteを押して離し、Muteを無効化します。
Free Runジャンパーがインストールされた状態でモジュールの電源を入れると、最後に保存されたテンポが復元されます。
なお、Inジャックにクロックがパッチされている、またはクロック・バス上で有効なクロックが動作している(およびClock Busジャンパーがインストールされている)場合は、そのクロックが保存されたテンポを上書きします。
Free Runジャンパー
モジュール背面には、Free Runとラベルされたジャンパーがあります。 
このジャンパーがインストールされている場合、SCM Plusは外部クロック入力がなくても、Muteされていない限り動作します。 
これはInジャックのパッチを外す、またはクロックを停止しても、モジュールが最後に受信したテンポの倍数のクロックを生成し続けることを意味します。
これはオリジナルのSCMモジュールのデフォルトの動作です。
Free Runジャンパーがインストールされていない場合、 入力クロックパルスがない状態が2周期経過すると、クロック出力が停止します。
つまり、入力されるクロックが小節を示すために一秒ごとのパルスを持つ場合は、クロックが無い2小節(2秒)の経過で、モジュールのクロック出力が停止します。 
このように、Free Runジャンパーがインストールされていない場合は、入力クロックの停止からSCM Plusが停止するまで、常に2小節の遅れが生じます。
このラグが問題になる場合は、上流側のクロックが停止するたびにMuteジャックにトリガーを送ってください。
LEDの明るさを調整する
モジュールの背面にあるトリムポットを使って、LEDの明るさを設定できます。
調整の際には小さなドライバーを用い、部品に損傷を与えないように慎重にトリマーを回します。
Clock Busジャンパー
クロック・バスは、ユーロラックの電源バスのGateピン上で動作する1:1のクロックです。
この機能を使うことで、対応するモジュールが電源バスを介してクロック信号を送ることが可能となり、一台、または複数台のモジュールをこのクロックに同期できるようになります。 
4msのMini PEG, DLD, QCDは、いずれもクロック・バス経由でクロックを送信することができます。
Malekko Varigate 8+など、クロック・バスのクロックを出力できる他社製のモジュールも互換性がある可能性があります。
SCM Plusの背面には、クロック・バス経由でのクロック受信を有効化するジャンパーがあります。
このジャンパーがインストールされている場合、クロック・バス上のクロックパルスが、モジュールのInジャックに直接パッチされているかのように入力されます。
Inジャックにケーブルがパッチされると、クロック・バスからの信号は 無効となります。
Multiply-by Amounts At Each Jack


4ms 
Mini PEG
\27,900 (税抜 \25,364)
コンパクトなライブシステムにフィットする人気エンヴェロープ・ジェネレータの最新版
Clock Divider Clock Multiplier Envelope Generator LFO
Format: Eurorack
Width: 8HP
Depth: 25mm
Current: 55mA@+12V, 30mA@-12V
Manual Pdf(English)
※ Mini PEGは、同社の高機能エンヴェロープ・ジェネレータ' Pingable Envelope Generator (PEG) 'の主要機能を限りなく残しながらダウンサイジングしたシングルチャンネル版です。
クロックに同期し、ループ可能な9つの異なるエンヴェロープ形状を滑らかにクロスフェード可能で、CVコントロールにも対応します。
クロックに同期するエンヴェロープ/LFO
タップテンポとクロック入力
/32からx16までのクロック分割と乗算
9つの波形間を滑らかにクロスフェード
メイン出力に作用するアッテヌバーター(Scale)とオフセット・コントロール
専用の+5Vエンヴェロープ出力
他の同期イベントに使用できるEOF出力 
Mini PEGは、パルス(ping)間の時間の長さでエンヴェロープの時間を設定する、'Ping'可能なエンヴェロープ・ジェネレータです。
Pingボタンをタップするか、またはPingジャックに外部クロックをパッチすることで、テンポを設定することができます。
次にこの'ping'クロックは、Div/MultノブとCVの設定値によって32分割から16倍までの値で徐算または乗算されます。
生成されるエンヴェロープは、この徐算/乗算されたクロックの周期の長さとなり、ShapeノブとCVを使って様々な波形を選ぶことができます。
また、このエンヴェロープはScaleとOffsetの各ノブを使ってスケーリングしたり、反転やオフセットの設定も可能です。
単発のエンヴェロープを作成するには、Triggerジャックにトリガーを送ります。
Cycleボタンでサイクルを有効化するか、 Cycleジャックにゲート=ハイが入力された場合はエンヴェロープを連続的に生成するため、Mini PEGはLFOとしても機能します。
Interface 
コントロール詳細
Ping
タップ・テンポ
Pingボタンを2回タップすることで、Pingクロックの周期を設定します。
3回目のタップが実行された場合は、最初の2タップとの平均値となります。 
3回目のタップが設定するタイミング周期が最初の2タップと大きく異なる場合は、2つ目と3つ目のタップが使用されます。 
タッピングに応じた視覚的フィードバックを利用したい場合は、Div/Multノブを' = 'の位置に設定します。
これにより、タッピングと同じテンポで Pingボタンがフラッシュします。
外部クロックへの同期
外部クロック、またはゲート信号への同期にはPingジャックを使用します。 
このジャックが最後に受信した2つのパルス間のタイミングがpingクロックを設定します。 
Pingボタンとは異なり、Pingジャックは着信パルスを平均化せずにシンプルに最終2パルス間の周期を取得します。 
Pingジャックにマニュアルトリガー/ゲートのようなモジュールを接続して2回だけタップした場合、 それ以上のトリガーパルスを送らなくてもpingクロックはそのテンポで動作し続けます。 
なお、System Modeでは、このfree-running機能を無効化することも可能です。 
無効化した場合は、2つの外部パルスで単発のエンヴェロープを出力して停止する動作となります。 
詳細は後記System Modeセクションを参照してください。
Pingジャックにゲート信号が入力された場合、タップテンポのクロックは無効になります。 
この場合、Pingボタンがタップされることで、外部クロックが上書きされます。 
Pingジャックに遅いクロックが入力された状態で、早いテンポをタッピングしてみてください。 
即座に早いテンポが採用されますが、ジャックが次のクロックパルスを受信することで遅いテンポに戻ります。
テンポのクリア
タップテンポをクリアするには、Pingボタンを2秒間押し続けます。 
ボタンの点灯が消え、エンヴェロープが停止します。
また、外部ユニットがパルスの送信を停止するかパッチが外された場合は、 外部で生成されたpingをクリアできます。
Div/Mult Control
pingクロックが確立したら、Div/Multノブとジャックを使ってテンポを32分の1の速度から16倍の速度で、 整数単位で徐算または乗算します。
この結果のクロックがエンヴェロープ出力の長さを定義し、 徐算/乗算されたpingクロックの周期でPingボタンが点滅します。 
Mult/Divノブは19の各位置で戻りどめ機構となっており、Div CVジャック に入力されるあらゆるCVがノブの設定値に加算されます。
エンヴェロープの動作中に徐算/乗算の値を変更した場合、即座にエンヴェロープのスロープが変更されます。 
モジュールがSyncまたはAsyncモードのどちらかによって、エンヴェロープはpingクロックに再び同期される場合があります。 
詳細は後記の同期モードと非同期モードのセクションを参照してください。
Trigger Jack
入力されたトリガー信号でエンヴェロープを起動します。 
デフォルトでは即座にエンヴェロープが開始し、モジュールは非同期モードになります。 トリガーをハイに保った場合も効果はありません。システム・モードでは、このジャックをQuantizedジャックとして構成できるため、 トリガーを受信した時に次のpingクロックでエンヴェロープが出力されるようになります。 この使い方の場合、モジュールはトリガーを受信したときに同期モードになり、Triggerジャックがハイに保たれた場合、ローに戻るまで エンヴェロープがサイクルします。 このジャックは、'Async Gate'ジャックとして構成することもできます。これはデフォルトの動作(Async Trigger)と同じですが、 上昇フェーズの終点(End of Rise)を過ぎてもゲートがハイに保持されている場合、エンヴェロープが持続します。 ゲートがローに戻ると、下降フェーズが開始します。 非同期モードでは、すでに動作中のエンヴェロープを再トリガーすることができますが、Quantizedモードでは出来ません。 後記の同期モードと非同期モードおよびSystem Modeのセクションも併せてご覧ください。
Shape Control
Shapeノブとジャックは、エンヴェロープの傾き(skew/上昇と下降時間の比率)と波形(対数形/線形/指数形)の選択の両方をコントロールします。 
波形の連続的なスペクトルが存在する一方で、その範囲は3つのゾーンに分割することができます。
最初のゾーンは最も左から9:30程度までです。
ノブを時計回りに回すと、エンヴェロープは指数形の上昇ノコギリで始まり、 徐々に線形の上昇ノコギリ形状になります。
第一ゾーンから第二ゾーンへの遷移は、線形の上昇ノコギリから、10:00の辺りでバランス型の指数形状(均等のRise/Fall時間)となります。 
第二ゾーンはこの形状で始まり、ノブの中央位置でバランス型のリニア形状へ、次に2:00程度でバランス型の対数形状へと変化します。
第三ゾーンへの遷移は、バランス型の対数形状が2:30辺りで線形の下降ノコギリに変形します。
第三ゾーンは第一ゾーンの形状を反転したもので、 線形の下降ノコギリから始まって指数形の下降ノコギリ形状となります。
専用のCV入力の入力レンジは-5Vから+5Vです。
Shift
Cycleボタンを押しながらOffsetノブを操作することで、Shift量をコントロールできます。 
これはOffsetに似ていますが、オフセットとスケールが適用されたエンヴェロープの後に適用されます。 
Shift量のDCレベルは、Scaleノブがエンヴェロープを減衰させたり反転させたりする中心線となります。 
Shiftは、基本的にスケーリング/オフセットされたエンヴェロープを上下にシフトし、-9.4Vおよび+9.4Vレールでクリッピングを発生させます。 
デフォルトではShiftは0Vで、最も直感的な設定です。
Mini PEGが生成できる、あらゆるエンヴェロープ電圧(振幅とオフセット)は、Shiftを調整することなく作成できます。 
しかしながら、DCオフセット、振幅、反転、クリッピング、を正しく理解すれば、Shiftを調整することで、 Scaleノブが0V意外の電圧でエンヴェロープを反転させることができ、特殊なケースで有用となります。 
EOF Jack
End-of-Fall(EOF)ジャックは、エンヴェロープの下降フェーズが終了した時にハイになるゲートを出力します。 エンヴェロープが停止した場合、ジャックはハイの状態を維持します。
このジャックがローになるのは、上昇フェーズが終了し、サスティンまたは下降フェーズが開始した時のみです。 システム・モードでは、このジャックを' End-of-Riseジャック '、' Half-Riseジャック '、または' Tap Clock出力ジャック 'として構成することができます。 
End-of-Riseは、下降フェーズの開始でハイとなり(停止した場合はハイを維持)、上昇フェーズの開始でローになり(サスティンした場合はローを維持)ます。 
Half-Riseでは、上昇フェーズが半分終了した時にハイになり、サスティン期間はハイを維持、下降フェーズが半分終了した時にローになります。 
Tap Clockは、エンヴェロープが動作していない時でも制限なく動作し、Pingボタンでタップした、徐算/乗算される前の生のpingクロックを、 外部クロックの影響を受けずに出力します。
詳細はタップ・クロック出力のセクションを参照してください。
EOFジャックはデフォルトで矩形波を出力しますが、システム・モードでは代わりにトリガーを出力するように設定できます。
クロック周期の最大値と最小値
Mini PEGは、入力されるクロックを処理して最高で約4kHzのエンヴェロープ信号を出力しますが、幾らかのジッター、グリッチ、および不正確さを伴います。 
500Hz以上の周波数を出力する場合、その出力に含まれるノイズとグリッチの量が増加しますが、実質的な基礎周波数と波形は維持されます。 
Mini PEGはオーディオレートでも動作できることから、原始的なローファイのハーモナイザー(サブオクターブ・ジェネレータ)としても使用することが可能です。 
このようにオーディオ・ジェネレータとして利用する場合、入力されたクロックのわずかなジッターが、出力では顕著な、知覚できるディストーションとグリッチを 生じさせることに留意してください。
エンヴェロープの最長時間はおおよそ29時間(1750分)です。
最大pingクロック周期もまた約29時間で、仮に1日に1度、Pingジャックにクロックパルスを 送った場合のDiv/Mult設定は' = 'に、または精密な出力を得るために乗算する必要があります。
同期モードと非同期モード
Mini PEGは、Sync(同期)モードまたはAsync(非同期)モードで動作することができます。 
ほとんどの場合、この2つのモード間の違いは重要ではなく、モードの変更は直感的な方法で自動的に行われます。 
Syncモードでは、エンヴェロープは常に徐算/乗算されたpingクロックに同期して開始し終了しますが、 Asyncモードでのエンヴェロープはどの地点でも開始できます。 
このように、Syncモードはエンヴェロープの位相と徐算/乗算されたpingクロックを固定するのに対し、 Asyncモードでは位相差を作成できます。
SyncとAsyncモードの変更
Syncモードに設定するには、' Quantized Trigger Jack 'として設定されているTriggerジャックにトリガーを送るか、' Enter Sync Mode 'に設定されているCycleジャックにトリガーを送ります。 
各ジャックの構成方法は後記のSystem Modeセクションを参照してください。
Asyncモードに設定するには、' Async Trigger 'または' Async Gate Jack 'に設定されているTriggerジャックにトリガーを送ります。
Cycleボタンを押したままPingをタップし、Cycleボタンを離すことでもモードを切り替えることができます。
SyncモードではPingボタンがシアンに、AsyncモードではPingボタンがホワイトに点滅します。
上図Fig.1は各モードでのエンヴェロープを示しています。
SyncモードでMini PEGがサイクルを始めると、pingクロックパルスに同期してエンヴェロープが開始します。 Triggerジャック(Async TriggerまたはGateモード)がトリガーを受信すると、エンヴェロープは即座にリセットされ、pingクロックと位相がずれた状態でサイクルを続けます。 
これでモジュールは自動的にAsyncモードに変更されたことになります。
SyncとAsyncモードでのCycleボタン
Cycleボタンを使用する際、モジュールがどちらのモードで動作しているかを理解しておくと良いでしょう。 SyncモードでCycleボタンをonにすると、エンヴェロープは即座にpingクロックと同位相で出力を開始します。 これはエンヴェロープが常にpingクロックに同期して動作していて、Cycleボタンでそのミュートを解除するようにイメージすることができます。
Fig.2が示すように、これによって幾つかの中断が生じますが、エンヴェロープは常にpingクロックに同期状態となります。 
Cycleをoffにすると、現在のエンヴェロープが終了した後に出力が停止します。 
AsyncモードでCycleボタンをonにすると、エンヴェロープは即座にゼロから出力を開始します。 
ひとつ、または複数の完全なエンヴェロープが常に出力されますが、これらはpingクロックではなく、Fig.3のようにCycleボタンの操作に同期します。
SyncとAsyncモードでのDiv/Multの変調
エンヴェロープの動作中にDiv/Multの量を変更した場合、モジュールの応答は選択中のモードに依存します。 
どちらのモードでも、エンベロープのスロープは、量が変化し続ける限り、Div/Multの量に追従します。 
Syncモードでは、Div/Multの変更が50ミリ秒間無い場合、エンヴェロープは新しいDiv/Multの値に基づいてpingクロックに再同期します。
Fig.4では、Div/Multノブが黒い矢印の地点で' /2 'から' = 'に変更されています。
エンヴェロープは黒い矢印と赤い矢印の間でpingクロックに同期した新規エンヴェロープに 素早く移行しています。
エンヴェロープの長さを変更した場合でも、すべてのエンヴェロープがpingクロック上でどのように開始し、終了するかを確認できます。 
Asyncモードでは、エンヴェロープがpingクロックに同期する必要が無いため、再同期することなく波形間をスムースに移行することができます。
Fig.5では、エンヴェロープはDiv/Mult量の変更に追従しますが、pingクロックへの再同期が必要ないことを示しており、 エンヴェロープが必ずしもpingクロック上で開始/終了するものではないことがわかります。
各モードでのトリガージャックの使用
Triggerジャックが' Quantize 'に構成され、トリガーが入力されると、 モジュールは徐算/乗算された次のpingクロックを待ってからエンヴェロープを開始します(Fig.6)。 
Triggerジャックが' Async Trigger 'または' Async Gate 'に構成されている場合は、pingクロックが同時に存在しているかに関係なく、 トリガーの受信で即座にエンヴェロープが開始します(Fig.7)。
Quantizeに構成されたTriggerの再位相
Syncモードでは、Div/Multが分割に設定され、Cycleボタンがonの時、Quantizeに設定されたTriggerジャックにトリガーを送ることで エンヴェロープは次に着信するpingクロックで再スタート(再位相)されます。 
例えば、Div/Multが' /4 'に設定されている場合、pingクロックは4分音符を表し、小節を' 1-2-3-4-1-2-3-4 'のようにカウントできます。 
エンヴェロープは' 1 'で開始し、' 3 'でピークに達し、次の' 1 'の発生で終了します。 
もしも' 2 'と' 3 'の間でQuantizeのTriggerジャックにトリガーを送った場合、エンヴェロープは再位相され、' 3 'で開始します(Fig.8)。
タップ・クロック出力
EOFジャックは、タッテンポのクロックを出力するよう設定できます。 
この設定は後記のSystem Modeで行います。
タップ・クロックに設定されると、タップしたテンポに応じたクロックがEOFジャックから出力されます。 
EOFジャックを' End of Rise ', ' End of Fall ', ' Half-Rise 'に設定した場合と異なり、Div/Multパラメータはこのジャックの出力テンポに影響しません。 
また、もしもMini PEGを異なるテンポの外部クロックで動作させた場合でも、タップしたテンポが出力され続けます。 
この機能により、PingボタンとEOFジャックを半独立のタップテンポ・サブモジュールとして使用することが可能になります。 
PingボタンのタッピングはEOFジャックのテンポのみを変更、エンヴェロープのテンポを変更しません。
Busクロック
Clock Busは、ユーロラックのパワーバスのゲート・ピンで動作する1:1のクロックです。 
この機能により、対応するモジュールがパワーバスを介してクロック信号を送ることが可能になり、複数のモジュールがこのクロックに同期することができます。 
4msのMini PEG, DLD, QCDはすべてClock Busを介したクロックの送受信に対応しており、RCDとSCM Plusは受信のみに対応しています。 
Malekko Varigate 8+など、他社製のClock Busを送信できるモジュールも互換性がある可能性があります。
Mini PEGの背面には、Clock Busを介したクロックの送受信の設定を行うジャンパーがあります。
ジャンパーが' RECV '位置に挿入されている場合、Clock Bus上のクロックパルスが、ジャックに直接パッチされている場合と同様にPingジャックに送られます。 
フロントパネルのPingジャックにケーブルが接続された場合は、Clock Busの信号は無効となります。
ジャンパーが' SEND '位置に挿入されている場合、徐算/乗算される前のpingクロックがClock Busを介して送信されます。 
例えば、Pingボタンでテンポをタップする、またはPingジャックに外部クロックをパッチすると、このテンポが1:1でClock Busに送られます。 
Div/Mult量の変更は、Clock Busの信号に影響しません。 
Mini PEGを使ってクロックを送信する場合は、他のモジュールが同じClock Bus上でクロックを送信するように設定されていないことを確認してください。 
同一のClock Bus上にクロックを送信するモジュールが複数台存在する場合、誤動作や故障など、予期しない結果を引き起こす可能性があります。
Clock Busの使用を無効化したい場合は、ジャンパーを挿入せずに取り除きます。
例えば、1本のピンだけにジャンパーの片側だけを挿入して保管しておくことができます。
SYSTEM MODE
Cycleボタンを3秒間押し続けてアクセスするシステム・モードでは、Mini PEGの様々な動作を変更できます。 
ボタンのLEDが点滅してシステム・モードに入ったことを確認したら、ボタンを離します。
システム・モードからはどの段階でも抜けることが可能で、 退出するにはPingボタンかCycleボタンを3秒間押し続けます。 
Cycleボタンで退出した場合、行った変更は適用されますが保存されず、モジュールの電源を落とした後は以前に保存した値が復元されます。 
Pingボタンで退出した場合は変更が保存されます。
Cycleボタンがonの状態でシステム・モードに入った場合、システム・モード中はエンヴェロープがサイクルを続けますが、 パラメータを調整することはできません。
Clock周期とCycle状態の保存
pingクロックの周期、およびCycleボタンの状態は保存可能で、次回モジュールの電源を投入した際に保存した値を読み込みます。
Pingジャックに外部クロックをパッチしている、またはClock Busを介してクロックを受信している場合は、これらのクロックのテンポが保存されます。 
Pingボタンでテンポをタップした場合は、このテンポが保存されます。 
どちらの場合でも、Div/Multの値が適用される前のテンポが保存されます。
また、モジュールがサイクル状態であるか否かも保存されます。
システム・モードに入った際にCycleボタンが照光状態の場合は、 次回モジュールの電源を入れた際にもCycleがonの状態となります。
システム・モードには6つのパラメータがあり、Cycleボタンをタップすることでパラメータを順次切り替えます。 パラメータの値を変更するには、Pingボタンをタップします。
1. Triggerジャックの機能
EOF LEDが点灯、ENV OUT LEDは赤色です。
PingボタンはTriggerジャックの機能を示します。 
Pingボタンで機能を切り替えます。
2. Cycleジャックの機能
Cycleボタンが点滅し、他のLEDは消灯します。
Cycleボタンの色がCycleジャックの機能を示します。 
' Gate Toggle 'に設定した場合、ジャックへのゲート信号でサイクルをon/offします。 
' Trigger Toggle 'に設定した場合は、トリガー毎にサイクルの状態が変わります。 
また、ゲート受信による' Sync 'の有効化もここで選ぶことができます。
Pingボタンで機能を切り替えます。
3. EOFジャックの機能
EOF LED、およびPingボタンが点灯、他のLEDは消灯します。 
Pingボタンの色がEOFジャックの機能を示します。
Pingボタンで機能を切り替えます。
4. EOFジャックのトリガー/ゲート
EOF LEDが点滅し、Pingボタンを除く他のLEDは消灯します。 
Pingボタンの色、およびEOF LEDの点滅パルス幅により、EOFジャックがゲートとトリガーのどちらを出力しているのかが示されます。 
' Gate 'に設定した場合、EOF LEDは均等の周期でon/offを繰り返します。 
' Trigger 'に設定した場合は、EOF LEDが瞬間的に点滅します。
Pingボタンで機能を切り替えます。
5. Pingのフリー・ランニング
Pingボタンが白色または赤色に点灯し、他のLEDは消灯します。 
Pingボタンの色により、Pingジャックに外部クロックがパッチされた場合にpingクロックが動作を続けるか否かが示されます。 
機能を切り替えるにはPingボタンを押します。
6. Skew Limit
ENV OUT LEDが青色に、Cycleボタンを除く他のLEDは消灯します。 
Cycleボタンの色により、最大スルー時間が制限されるか否かが示されます。 
スルーが制限されない場合、Mini PEGをVCAと使った場合に短いノイズが聴こえる場合があります。 
スルー・リミティングは、RiseまたはFallの初動時間を制限することでこれを防ぎます。 
エンヴェロープの周期がオーディオレートの場合、Skewは制限されません。 
機能を切り替えるにはPingボタンを押します。


4ms 
EnvVCA
\26,900 (税抜 \24,455)
VCAを内蔵するコンパクトなエンヴェロープ・ジェネレーター/LFO
Envelope Follower Envelope Generator LFO Slew Limiter Trigger Delay/VC Gate/Burst Generator VCA
Format: Eurorack
Width: 8HP
Depth: 25mm
Current: 85mA@+12V, 85mA@-12V
Manual Pdf 
※ EnvVCAは、低ノイズ設計の指数形VCAを内蔵するアナログファンクションジェネレーターで、パッチングにより LFO, スルーリミッター、VCA、エンベロープジェネレーター、トリガーディレイ、風変りなフィルターやオシレーターとしても動作します。
各スライダーと3ポジションのスイッチを使ってRise/Fall Timeを12ミリ秒から20分の間でコントロール
リニア形状のエンヴェロープを生成(ランプ/三角波)
Rise TimeとFall TimeのCVコントロール用に個別のアッテヌバーターを装備
Triggerジャックによるワンショット波形の生成、またはゲート入力でon/offできるCycleジャック
Followジャックに信号が入力されると、それを追いかけるような電圧が出力されます。
これによりスルーリミティングやASR、ユニークなフィルタリング効果を可能にします。
End of Rise Gate出力
オーディオとVCAレベルとは独立してEnvジャックの出力レベルをコントロールできるレベル・スライダー
コントロール電圧の処理もできるDCカップリング設計

4ms 
Dual EnvVCA
\36,900 (税抜 \33,545)
モダンなセットアップに適応するデュアル・チャンネルのVCA内蔵エンヴェロープ/LFO
Envelope Follower Envelope Generator LFO Slew Limiter Stereo / Panning Trigger Delay/VC Gate/Burst Generator VCA
Format: Eurorack
Width: 16HP
Depth: 25mm
Current: 156mA@+12V, 131mA@-12V
Manual Pdf 
※ Dual EnvVCAは、低ノイズ設計の指数形VCAを内蔵するアナログファンクションジェネレーターで、パッチングにより LFO, スルーリミッター、VCA、エンベロープジェネレーター、トリガーディレイ、風変りなフィルターやオシレーターとしても動作します。
Dual EnvVCAではEnvVCAにいくつかの機能を加え2チャンネルとなり、ステレオ信号を柔軟に処理することもできるようになります。
Envジャック出力のフル・コントロールを提供するLevelとOffsetノブ
チャンネル毎に内蔵エンヴェロープにノーマライズされた個別のVCA CV入力を装備。
各チャンネルのループ状態を制御する共用のCycleジャック
両チャンネルのピークを組み合わせた信号を生成するAnalog OR出力
各スライダーと3ポジションのスイッチを使ってRise/Fall Timeを12ミリ秒から20分の間でコントロール
リニア形状のエンヴェロープを生成(ランプ/三角波)
Rise TimeとFall TimeのCVコントロール用に個別のアッテヌバーターを装備
Triggerジャックによるワンショット波形の生成、またはゲート入力でon/offできるCycleジャック
Followジャックに信号が入力されると、それを追いかけるような電圧が出力されます。
これによりスルーリミティングやASR、ユニークなフィルタリング効果を可能にします。
End of RiseとEnd of Fall、2つのGate出力
オーディオとVCAレベルとは独立してEnvジャックの出力レベルをコントロールできるレベル・スライダー
コントロール電圧の処理もできるDCカップリング設計

4ms 
Shaped Dual EnvVCA
\52,900 (税抜 \48,091)
https://clockfacemodular.com/products/4ms-shaped-dual-envvca?utm_campaign=newsletter-custom-ff840d4b79ee4613a05f9e1f8276c2dc&utm_medium=email&utm_source=seguno
デュアルモジュレーション、ウェーブシェイピング機能を備えるEnvVCAシリーズの最上位モデル
Envelope Follower Envelope Generator LFO Slew Limiter Trigger Delay/VC Gate/Burst Generator VCA
Format: Eurorack
Width: 20HP
Depth: --mm
Current: 255mA@+12V, 230mA@-12V
Manual Pdf 
※ Dual Shaped EnvVCAは、低ノイズ設計の指数形VCAを内蔵するアナログファンクションジェネレーターで、パッチングにより LFO, スルーリミッター、VCA、エンベロープジェネレーター、トリガーディレイ、風変りなフィルターやオシレーターとしても動作します。
EnvVCAシリーズの最上位モデルに位置する本機では、エンヴェロープ形状のシェイピング能力やトリガーモードの変更機能、 専用の5Vリニア出力などがチャンネル毎に追加されており、繊細なサウンド・メイキングのための必須機能がパッケージングされています。 
ShapeスライダーとCV入力を介したアナログのウェーブ・シェイピングはRiseやFall時間を一定に保ったまま変化することが可能です
Trigger ModeスイッチでTriggerジャックの機能をAR、ASR、Cycleから選択可能
独立した5Vのリニア出力を装備
Envジャック出力のフル・コントロールを提供するLevelとOffsetノブ
チャンネル毎に内蔵エンヴェロープにノーマライズされた個別のVCA CV入力を装備。
各チャンネルのループ状態を制御する共用のCycleジャック
両チャンネルのピークを組み合わせた信号を生成するAnalog OR出力
各スライダーと3ポジションのスイッチを使ってRise/Fall Timeを12ミリ秒から20分の間でコントロール
リニア形状のエンヴェロープを生成(ランプ/三角波)
Rise TimeとFall TimeのCVコントロール用に個別のアッテヌバーターを装備
Triggerジャックによるワンショット波形の生成、またはゲート入力でon/offできるCycleジャック
Followジャックに信号が入力されると、それを追いかけるような電圧が出力されます。
これによりスルーリミティングやASR、ユニークなフィルタリング効果を可能にします。
End of RiseとEnd of Fall、2つのGate出力
オーディオとVCAレベルとは独立してEnvジャックの出力レベルをコントロールできるレベル・スライダー
コントロール電圧の処理もできるDCカップリング設計
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